「SEOに強いタイトルの付け方がわからない」
「最適な文字数がわからない」
「そもそもタイトルって何のために付けるの?」
このような疑問をお持ちの方はいるのではないでしょうか。
SEO対策においてコンテンツ制作は重要です。特にトップページからサービスページ、コラムページにおいてタイトルの最適化は欠かせません。
そこで本記事では、SEOにおけるタイトル付けの基本からコツまで詳しく解説しています。
本記事で説明している内容を取り入れれば、初心者の方でも簡単にSEOに最適化されたタイトルを付けられるようになるでしょう。
また、タイトルに関するよくある質問や、タイトル以外に行うべきSEO施策についても解説していますので、そちらも参考にしてください。
この記事の内容
SEOのタイトルタグ(titleタグ)とは?【重要】
そもそもタイトル(title)タグとは、記事のタイトルを表すものです。
検索窓にキーワードを入力し検索したユーザーに、記事の内容を端的に伝える役割を持ちます。
SEOの視点から見ても、検索順位に大きな影響をもたらす非常に重要な要素の1つであり、タイトルを少し変更するだけで、記事の順位が上昇したり、閲覧数が2倍に増えるといった実例もあります。
次の章では、そんなタイトルの付け方をわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
SEOに強いタイトルの付け方5ステップ
早速、SEOに強いタイトルの付け方を見ていきましょう。
わかりやすいように、以下の5つのステップに分けて説明していきます。
- メインキーワードを含める
- サジェストキーワードを含める
- 競合サイトよりも魅力的なワードを追加する
- キーワード同士を自然な文面でつなげる
- 文字数を確認する
順番に解説していきます。
鳥越 凌
タイトル付けのコツや細かいテクニックは、後の章で解説します!
まずは基本を理解しましょう。
ステップ1.メインキーワードを含める
まず、上位表示を狙うメインキーワードを決定しましょう。
今回は、この記事で上位表示を狙うキーワード「SEO タイトル」を例にタイトルを付けていきます。
SEOタイトルと実際に検索して、競合のタイトルを確認してみます。
そうすると、「SEOに強いタイトルの付け方が知りたいんだ」とわかります。
ですから、タイトル欄に「SEOに強いタイトルの付け方」と入力しましょう。
またこの際、メインキーワードはなるべく左端に入れることを意識してください。SEOでは左端にするほど上位表示しやすく、右端に含めると検索結果に表示されない可能性があるからです。
もちろん、その他の細かいニーズ(キーワード)もあるのですが、全てをタイトルで網羅しようとすると文字数が足りません。
そのため、細かいニーズは、記事内のh2タグやh3タグに盛り込んでいくようにしましょう。
ステップ2.サジェストキーワードを含める
サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを入力したときに自動的に表示される検索候補のことを指します。
あくまで検索エンジンが判断しているため、必ずではありませんが、入力したキーワードと関連性のあるキーワードだとされています。
このサジェストキーワードをタイトルに含めることで、サジェストキーワードも一緒に上位表示を狙う事も可能なのです。
また、サジェストキーワードに盛り込めそうな情報がない場合は、検索画面下部に表示されている「関連性の高い検索」という箇所から情報を持ってくる方法もあります。
今回は、文字数や記事の構成上、メインキーワードのみを入れたタイトルで進みます。
鳥越 凌
ステップ3.競合サイトよりも魅力的なワードを追加する
次に、競合サイトよりも魅力的なワードを追加していきます。
魅力的なワードは様々ですが、簡単な方法として「数字を入れる」というテクニックがあります。
今回は文字数の都合上入れませんが、例えばタイトル冒頭に、【3分でできる】といったワードを追加してみましょう。
鳥越 凌
数字を追加しただけですが、目を引くタイトルになったのがわかるかと思います。
ステップ4.キーワード同士を自然な文面でつなげる
タイトルの大枠はできましたが、少し不自然だと感じる場合は、自然な文面に修正しましょう。
今回は問題ないため、このまま進みます。
鳥越 凌
声に出して読み上げると、自然か確認しやすいです。
上位表示したいキーワードを入れつつ、記事の内容を簡潔にまとめられました。
ステップ5.文字数を確認する
最後に、タイトルの文字数が適切か確認しましょう。
タイトルの長さについては、様々な意見がありますが、基本的に以下の文字数を参考にすれば良いでしょう。
- PCユーザーメインのサイト:32〜34文字
- SPユーザーメインのサイト:55〜60文字
- デバイスが明確でない:38文字
文字数が長すぎるとSEO的に悪影響を受ける可能性があるほか、タイトルが途中までしか表示されない可能性があります。
ただ、上記の文字数はあくまで参考値であり、少し超過してもSEOで悪影響を受けることは考えづらいです。
そのため、文字数を意識しすぎて不自然なタイトルになるくらいであれば、多少超過してでも自然なタイトルにする方が良いでしょう。
※文字数については長くなるので、後ほど詳しく解説します。
鳥越 凌
タイトル付けの基本は以上の通りです。
次の章では、さらにSEOに強いタイトルを付けるコツを解説していきます。
SEOに強いタイトルを付けるためのコツ5つ
タイトルの付け方の基本がわかったところで、よりSEOに強いタイトルを付ける上で重要なコツや注意点を見ていきましょう。
- キーワードを過剰に詰め込まない
- 他の記事タイトルをそのまま真似しない
- 感覚で頻繁にタイトルを変更しない
- メインキーワードは左寄せにする
- タイトルに具体的な数字を入れる
順番に解説していきます。
1.キーワードを過剰に詰め込まない
SEO初心者の方がやってしまいがちな間違いの中でも、特に多いのがキーワードを過剰に詰め込んでしまうことです。
メインキーワードをタイトルに含める事は非常に重要ですが、過剰に詰め込むとかえって順位が下がる可能性すらあります。
あくまで人間目線で見て、適切にキーワードが入っていて魅力的なタイトルになっているかという点に注意してタイトルを付けましょう。
目安ですが、同じキーワードはタイトル中で最高2回までの使用が良いとされています。
2.他の記事タイトルをそのまま真似しない
慣れていないうちは、競合のタイトルを参考にすることが多いでしょう。
しかし、参考にするあまりほぼ同じ文言になってしまうという点には注意してください。
完全一致じゃなくとも、8割ほど一致しているのであれば、検索エンジンに重複コンテンツと判断される可能性があります。
重複コンテンツと判断されると、上位表示がかなりしづらくなってしまうデメリットがありますし、運良く上位表示したとしても、似たようなタイトルだとクリック率が下がる事も懸念されます。
あくまで、競合サイトのタイトルは参考にする程度で、自身の頭でユーザーのニーズを考えることが大切だと忘れないで下さい。
また、「自分じゃいいアイディアが出せない」という事であれば、「ChatGPT」といったAIを活用してもいいでしょう。
鳥越 凌
指示を出すとタイトル案を出力してくれます。
自分じゃ思いつかない魅力的なアイディアが見つかる可能性があるので、ぜひ試してみて下さい。
3.感覚で頻繁にタイトルを変えない
タイトルを変える際は、必ず根拠を持って変更しましょう。
SEO初心者の方によくある失敗が、なんとなくタイトルが微妙だからと変更してしまうケースです。
もしかしたら、変更前のタイトルで成果が出ている可能性があります。タイトルを変更する際は、必ず現状のタイトルのパフォーマンスを数値で確認しましょう。
数値の確認は、「Google Search Console」でできます。
鳥越 凌
クリック率の目安ですが、1位であれば25%以上が目安です!
また、初心者の方は1〜2日で頻繁にタイトルを変えてしまうことがありますが、あまりおすすめできません。
頻繁にタイトルを変更することは、SEOの面で悪影響が出る可能性がありますし、なによりタイトルを変更して成果が出ているのか判断しづらいです。
1週間に最高で2回までにしておきましょう。
4.記事内容と異なる情報を記載しない
当たり前ですが、記事の内容と異なる情報を記載するのはNGです。
ついユーザーにクリックしてもらいたいという思いから大袈裟に表現したくなる気持ちもあるでしょう。しかし、誤った情報を記載すると、思わぬ炎上につながりかねません。
あくまで記事内容と一致する情報から魅力的なタイトルを付けましょう。
5.タイトルに具体的な数字を入れる
クリック率を上げる目的で、タイトルに数字を入れるというテクニックは非常に有効です。
実際に2つのタイトル例を挙げて説明します。
①:新宿の激安居酒屋を一挙紹介!コスパ最高の居酒屋はどこだ!
②:【ALL200円】新宿の激安居酒屋を紹介!満足度100%の超穴場店です!
勿論、人によって魅力的に感じる点は異なるため、①のタイトルの記事をクリックするユーザーも居るでしょう。
ただ、なんとなく下のタイトルの方が目を引くという点はおわかりいただけたのではないでしょうか?
この他にも、「10選」「1分で解決」といったように、幅広い数字の活用方法があります。
このテクニックはすぐに実践できるので、タイトルを付ける際に試してみましょう。
SEO記事タイトルの文字数目安
先ほどもSEOのタイトルの文字数について触れましたが、この章ではより詳しくタイトルの長さについて解説していきます。
タイトルの長さは、SEO初心者の方がつまずきやすい問題のため、ここで理解しておきましょう。
結論、タイトルの適切な文字数は、ターゲットとするデバイスにより異なります。
デバイスというと、PCとSPの2つが挙げられ、適切とされる文字数は以下の通りです。
- PC:32〜34文字以内
- SP:55〜60文字以内
- デバイスが明確でない:38文字以内
それぞれ解説していきます。
※これから解説する文字数はあくまで目安です。少し超過してもSEOで悪影響を受ける事はほとんどないため、文字数は目安として魅力的で自然なタイトルを付けましょう。
PCユーザーがメインのサイトなら32〜34文字以内
PCユーザーをメインとするサイトであれば、32〜34文字を目安にタイトルを付けると良いでしょう。
ただ、実際に32文字以内でタイトルを付けるとわかるのですが、32文字はかなり短いです。
キーワードを盛り込むと簡単に超過してしまうため、SP画面用のタイトルと比較して、よりユーザーに刺さるワードを簡潔にまとめる必要があります。
スマホユーザーがメインのサイトなら55〜60文字以内
SPユーザーをメインとするサイトであれば、55〜60文字を目安にタイトルを付けると良いでしょう。
SP画面はPC画面と比較してタイトルが長めに表示されるため、PCメインのタイトルよりも長くなっても構いません。
タイトル左側にメインキーワードや伝えたい情報を入れ込む事は変わらず、タイトル後半部分にもユーザーに刺さる文言を考え盛り込みましょう。
鳥越 凌
また、余談になりますがスマホユーザーがメインのサイトの場合、必ずモバイルフレンドリーなサイトにしておきましょう。
詳しくは、以下の記事をご覧になって下さい。
使用デバイスが明確でないなら38文字以内
必ずしもPCかスマートフォンどちらかに特化したタイトルをつける必要はありません。
記事によっては、PCとスマートフォンのユーザーが半々の可能性がありますし、両デバイスで訴求できたほうがいいでしょう。
そういった場合は、38文字を目安にタイトルを付けてみてください。PC画面では少し文字数を超える可能性がありますが、大半が問題なく表示されます。
鳥越 凌
タイトルの文字数については以上です。
最初は悩むことが多いと思いますが、タイトルの前半に重要な情報を入れることは忘れないで下さい。
SEO記事タイトルの作成例3つ
SEOに強いタイトルの付け方がわかったところで、実際にタイトルを作成してみましょう。
「カフェ 渋谷」のSEO記事タイトル例
1つめの例は、「カフェ 渋谷」というキーワードです。
先ほど説明した5つのステップの順序で作成していくのですが、タイトルを付ける前に、このキーワードを調べるユーザーがどんな状況にあるのか、自身の頭で考える事をおすすめします。
なぜなら、いきなり検索結果を確認してしまうと、検索結果の情報に流され本当のニーズが見極めづらくなる可能性があるからです。
私はこう想像しました。
場所 | すでに渋谷にいる |
---|---|
デバイス | 出かけ先なのでSP |
ニーズ | 1.インスタ映え重視 2.勉強や仕事をできる環境重視 3.安さ重視 |
ある程度イメージできたら、先ほど説明した5つのステップの通りにタイトルを調整してみましょう。
- メインキーワードを含める
- サジェストキーワードを含める
- 競合サイトよりも魅力的なワードを追加する
- キーワード同士を自然な文面でつなげる
- 文字数を確認する
全て説明すると長くなるため、完成したタイトルを下に記載しておきます。
タイトルが完成したら、下記の「渋谷カフェの完成タイトル」をクリックして、作成したタイトルと比較してみて下さい。
鳥越 凌
SEOに最適化された魅力的なタイトルができたでしょうか?
最初は難しいと思いますが、何度か繰り返してみましょう!
「リスティング広告 効果」のSEO記事タイトル例
2つめの例は、「リスティング広告 効果」というキーワードです。
こちらも先程と同様の手順で作成していきましょう。
場所 | 社内 |
---|---|
デバイス | PC |
ニーズ | 1.広告で集客をしたいけど効果がでるか心配 2.最適な集客方法を知りたい 3.効果がなかった事例を知りたい |
完成したタイトルを下に記載しておきます。
タイトルが完成したら、下記の「リスティング広告 効果の完成タイトル」をクリックして、作成したタイトルと比較してみて下さい。
「営業 コツ」のSEO記事タイトル例
3つめの例は、「営業コツ」というキーワードです。
こちらも先程と同様の手順で作成していきましょう。
場所 | 家 |
---|---|
デバイス | SP |
ニーズ | 1.営業で成果を出したい 2.商談が怖い 3.難しくなくて実践しやすいテクニックを知りたい |
完成したタイトルを下に記載しておきます。
タイトルが完成したら、下記の「営業コツの完成タイトル」をクリックして、作成したタイトルと比較してみて下さい。
SEOタイトルに関するよくある質問
SEOのタイトルに関するよくある質問をまとめました。
タイトルについてまだ不明点のある方は、以下に回答がないか確認してみましょう。
- titleタグとh1タグの違いは何ですか?
- SEOタイトルの変更タイミングはいつですか?
- WordPressでのSEOタイトルの付け方を教えてください
- SEOタイトルに区切り文字などの記号を使用しても良いですか?
- タイトルタグに共通でサイト名を表示させる必要はありますか?
順番に解説していきます。
Q.titleタグとh1タグの違いは何ですか?
titleタグとh1タグには、役割や表示される場所の違いがあります。
ただ、基本的にはtitleに設定した文言をそのまま、h1タグに設定すれば良いです。
また、h1タグは原則1ページにつき1つというルールがあります。
SEO初心者の方が執筆した記事を確認すると、h1タグが複数個あるケースがみられますが、SEOに悪影響が出てしまいます。
h1タグを最初に設定したらその後は、h2タグから設定するようにして下さい。
Q.SEOタイトルの変更タイミングはいつですか?
Google Search Consoleで現状のタイトルの数値を確認してから変更してください。
順位に対してクリック率が低い場合や、タイトル変更によって順位上昇が見込める場合に変更すると良いでしょう。
また、Google Search Consoleにデータが溜まるまで、記事が上位表示してから約1ヶ月かかる点に注意してください。
Q.WordPressでのSEOタイトルの付け方を教えてください
画像内赤枠で囲った箇所にテキストを入力することで設定できます。
WordPressの記事編集画面に移動し、実際に設定してみましょう。
また、タイトルを変更した際は、更新することを忘れないように注意してください。
Q.SEOタイトルに区切り文字などの記号を使用して良いですか?
はい。使用して問題ありません。
実際に上位表示しているサイトを確認すればわかりますが、タイトル中で「〇〇|2023年版」といった形で、記号を使用しているサイトは多くあります。
しかし、使い過ぎると読みづらくなってしまうため、適度に使用するのが良いでしょう。
Q.タイトルタグに共通でサイト名を表示させる必要はありますか?
サイト名は、タイトルに必ずしも表示させる必要はありません。
運営サイトがそのキーワードのジャンルにおいて権威性が高い場合、クリック率が上昇したり、上位表示がしやすくなる可能性はあります。
しかし、タイトルの文字数を圧縮してしまうデメリットがあるため、基本的には表示しなくていいでしょう。
タイトル以外で取り組みたいSEO施策6選
SEOにおいてタイトル決めは、非常に重要な施策の一つです。
しかし、SEOはタイトルだけに力をいれれば成果が出るほど甘くはありません。
行うべき施策が多くありますが、この章では初心者の方でもすぐに出来て、成果が見込める6つの施策を紹介します。
- 運営者情報を記載する
- メタディスクリプションを設定する
- h2タグにキーワードを盛り込む
- 内部リンクを設置する
- 被リンクを獲得する
- SEOに最適化されたテーマを使用する
どれも今すぐにできる施策ばかりなので、本記事の説明を参考に実際に行ってみましょう。
1.運営者情報を記載する
近年のSEOにおいて、「この記事を書いた人物は誰か」という情報は非常に重要になっています。なぜなら、情報が溢れすぎており「その情報は本当に信頼できるのか」という点が重視されているからです。
イメージしやすいように、1つ具体例を交えて説明します。
例えば、新型コロナウイルスの治療方法について解説した記事があったとしましょう。
①執筆を担当した医者の情報が記載してある記事
②執筆者情報が一切ない記事
読者はどちらの記事を信頼するでしょうか?
無論、①の執筆者情報が明記された記事でしょう。
これは、検索エンジンも同様で、①の記事を信頼し上位表示する傾向があります。
また、執筆者の名前を記載するだけでなく、TwitterやFacebookといったSNSとリンクすることでより信頼性が向上につながるでしょう。
設定は、WordPress編集画面の「ユーザー」からすぐにできますので、実際にやってみましょう。
2.メタディスクリプションを設定する
キーワードを検索したユーザーが、閲覧する記事を決定する上でタイトルと同じくらい重要な要素が1つあります。
それは、「メタディスクリプション」です。
メタディスクリプションとは、記事の内容を120文字ほどで要約した文章のことを指します。
また、メタディスクリプションを設定する際も、タイトルと同様に文字数やキーワードの入れ方に注意する必要があります。
基本的にタイトル同様、メインキーワードをできるだけ前半に入れ、文字数は120文字以内が良いとされています。
使用しているWordPressテーマによって、設定方法は異なりますが、基本的に記事編集画面のページ下部から設定できます。
3.h2タグにキーワードを盛り込む
タイトルに上位表示したいキーワードを含める事は前提として、記事内のh2タグにも含める事も重要です。
タイトルのみにキーワードを含めただけでは、検索エンジン側が記事内容を正しく理解できない可能性が高く、高品質な記事を作成しても上位表示しないリスクがあります。
そのため、基本的にh2タグにはタイトル同様、上位表示を狙うキーワードを入れることを意識してください。
ただ、全てのh2タグに無理やりキーワードを含める必要はありません。
あくまで必要な場合にキーワードを含めつつ魅力的な見出しを設定しましょう。
また、イメージしやすいように実例を引用して説明します。
以下の画像は、「SEO 札幌」というキーワードで上位表示を狙っている記事です。
見出しを抜き出してみたので、どのようにキーワードが含まれているのか見てみましょう。
赤枠で囲っていますが、タイトルやh2タグにキーワードがバランス良くちりばめられていることがわかります。
このような自然な形でh2タグにキーワードを入れることができれば、より上位表示が目指せるでしょう。
4.内部リンクを設置する
内部リンクとは、運営サイト内にある別記事へのリンクのことです。関連性のある記事へと内部リンクをつなぐことで、SEOで好影響があります。
しかし、むやみやたらに内部リンクをつなぐことはかえって逆効果です。
あくまで関連性のある記事につなぐことを意識してください。
例として、「化粧水 おすすめ」というキーワードで上位表示しているサイトを例に説明します。
参照元:mybest
「化粧水 おすすめ」と調べるユーザーは、
- 20代前半のユーザー
- 30代以上のユーザー
- 脂性肌のユーザー
- 乾燥肌のユーザー
- 混合肌のユーザー
など、幅広い悩みを持ったユーザーがいるでしょう。
それぞれのユーザーの悩みに対して個別に説明をしていくと膨大な文字数になり、ユーザーが本当に欲しい情報を見つけにくくなってしまいます。
そこで、個別のニーズに対して解説した詳細記事へリンクを遷移させることで、ユーザーの利便性向上が期待できます。
5.被リンクを獲得する
被リンクとは、他サイトからリンクを自社サイトに繋いで貰う事を指します。
被リンクのメリットは多くありますが、ざっくり「サイトが強くなる」という認識で構いません。
強さとは具体的に「DR(ドメインランク)」というサイトの強さを指した数値のことを指します。被リンクを貰うと、このDRが上昇し上位表示がしやすくなるのです。
ただし、他サイトから被リンクをもらう難易度は非常に高いです。
そのため、最初のうちは、自社のSNS(Twitter、Instagram、Facebook)のプロフィールページに自社サイトのURLを設置すると良いでしょう。
被リンクとしての効果は低いですが、やれることから始めるのがSEOでは非常に重要です。
鳥越 凌
被リンクついてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧になってください。
6.SEOに最適化されたテーマを使用する
WordPressテーマは、有料・無料のものを合わせて無数にありますが、適当に選ぶ事はおすすめしません。
何故なら、テーマによってはSEOに強く作成されていないものがあるからです。
そこで、私の経験を元にSEO初心者におすすめのWordPressテーマを3つ紹介します。
- SANGO(有料)
- SWELL(有料)
- Cocoon(無料)
3つともとても使いやすく、SEOに最適化されているため安心してサイト運営ができます。
WordPressテーマとは、サイト全体のデザインを変更・調整するために作成されたファイルのまとまりのことです。
通常、サイトのデザインを変更するには、HTML・CSSというプログラミング言語のスキルが必要になります。しかし、テーマを活用することで誰でも簡単にサイトのデザインを変更することが可能になるのです。
SANGO(有料)
参照元:SANGO公式HP
SANGOは、月間PV250万PVのメディアを運営するサルカワさんが開発した、有料のWordPressテーマです。
丸くて可愛いデザインが特徴で、個人ブログから企業サイトまで幅広く利用されています。
SEOにも最適化されていることは勿論、アップデートも頻繁に行われているため、最新の機能も盛り沢山です。
SWELL(有料)
参照元:SWELL公式HP
SWELLは、有料のWordPressテーマです。WordPressテーマの中でもTOPクラスの人気を誇り、圧倒的な使い心地と機能性が特徴です。
デザインはとてもシンプルで、どんなサイトにも馴染みやすいです。
SEOの面でも最適化されており、サイト運営に必要な機能は全て網羅しているといって過言ではないでしょう。
Cocoon(無料)
参照元:Cocoon公式HP
Cocoonは、多くの方に利用される無料のWordPressテーマです。
無料のテーマと思えないほど機能が充実しており、SEOにも最適化されています。
SWELL同様シンプルなデザインが特徴で、業界・業種を問わずどんなサイトにも使用することができます。
有料のテーマを買う余裕のある方は、SANGOやSWELLの購入がおすすめですが、メディア運営初心者の方はCocoonで機能不足に悩むことはないでしょう。
まとめ:SEOに強いタイトルをつけて上位表示につなげよう
SEOにおいて、タイトルの設定は多くの施策の中でも非常に重要とされる施策です。
一見簡単に見えますが、実はかなり奥が深いとわかったのではないでしょうか。
タイトルを変更するだけで、記事の検索順位が上がるだけでなく、流入数が爆発的に増加することもあるのです。
SEOを始めたばかりのときは、タイトル付けのコツが分からず少し時間がかかってしまうかもしれませんが、本記事で説明した内容を元に何度も繰り返してみましょう。
徐々にタイトル付けのコツが分かってくるはずです。
また、本メディアを運営する「and media株式会社」は、法人様向けにSEO対策の支援を提供しております。メディア運用や被リンク施策、記事制作など、SEOに関するお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
\SEOメディアのお悩み解決します!/ |
- HPを作ったはいいが全然集客に繋がらない
- SEO記事を作成したがリード獲得に繋がらない
- そもそも何から始めたらいいかわからない
このようなお悩みがあればぜひandmediaへご相談ください。
どんなSEOのお悩みにもプロが丁寧にお答えさせていただきます。
問い合わせ後のしつこい営業は一切しませんので、ぜひお気軽にご連絡下さい。