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dofollowとは?nofollowとの違いや6つの獲得方法を解説

SEO対策において重要な施策の一つである被リンクの獲得ですが、リンクには種類があるということご存じでしょうか。

実は、外部から自サイトへ貼られたリンクでも、SEO効果のあるものとないものがあります。

SEO効果を発揮するのは「dofollow」属性のリンクであり、その他の属性が付与されていれば効果が引き渡されず、自衛の意味でもこの属性の理解はとても重要です。

そこでこの記事では、dofollowとはなにか、nofollowとの違いや獲得方法などについて解説します。dofollowリンクに関するよくある質問についてもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

Torikoshi-Ryo

記事の監修者

鳥越 凌

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andmedia(株)代表取締役

成果報酬思考のSEOマーケター

SEOに9年(1万時間以上)捧げたマーケター。アフィリエイトサイト・事業会社での経験を元に本質的なSEO支援を行う。オウンドメディアのSEO集客とCVR改善が得意です。

dofollowとは掲載元ページの効果を引き渡すリンクのこと

dofollowとは、掲載元ページの効果を引き渡すリンクのことです。

自サイトから他サイトに貼るリンクの属性は以下の4種類があり、dofollowはそのうちの一つです。

dofollow属性 掲載元ページの効果を引き渡すリンク
nofollow属性 掲載元ページの効果を引き渡さないための属性値
sponsored属性 掲載元ページの効果を引き渡さないための属性値
広告系のリンクに設定
ugc属性 掲載元ページの効果を引き渡さないための属性値
「user generated content」の略で、ブログのコメント欄のリンクなどに設定

dofollowは、nofollowと対になる存在のリンクになります。SEOで効果のあるリンクはdofollowと覚えておきましょう。

基本的に、設定したリンクはdofollow属性となりますが、自動的にnofollow属性になるリンクも存在します。

その例として、SNSの投稿によるリンクや、広告に用いられるリンク、ブログのコメントなどが挙げられます。運営サイト側でリンクパワーの管理が難しいなどの理由により、nofollowリンクになるように設定されています。

dofollowとnofollowとの違い

dofollowとnofollowの違いは、掲載元ページの効果を渡すか渡さないかという部分にあり、記述方法も異なります。

nofollowは、aタグ内に「rel=”nofollow”」と記述して掲載元ページの効果をリンク先に与えないようにする属性です。

世の中のWebサイトは、すべてが良質なものであるとは限りません。そこでnofollowを設定することで、リンクジュースやGoogleのクロールの受け渡しを防ぎます。

関連性の薄いとみなされるサイト同士でのリンクの場合も、評価に影響する恐れがあるため、nofollowを活用されるケースもあります。

SEOの被リンク施策におけるdofollowの必要性

SEOの被リンク施策において、dofollowの必要性について解説します。

間違った設定をしてしまうと正しい施策が進行できない可能性があるため、しっかり理解しておきましょう。

ドメインパワーを高めるため

まず、良質な被リンクを獲得してドメインパワーを高めるためです。

そもそもドメインパワーとは、サイトの強さを表す一つの指標です。Googleが公式に定めているものではありませんが、検索結果で上位表示される可能性を高める一要素になっているとされています。

ドメインパワーを高めるにはいくつかの方法がありますが、その一つが被リンク獲得です。dofollow属性の被リンクを獲得することで、そのサイトから評価を受けているという見方がされ、信頼性の向上につながります。

ただし、どのような被リンクでもいいというわけではありません。相手のサイトとの関連性が高く、評価も高くなければ、良い効果は期待できないでしょう。

良質かつ信頼のおけるリンクでない限りは、dofollowリンクにするのは避けてください。

ペナルティによるサイト評価の低下を防ぐため

過度なリンクや、低品質なリンクはペナルティ(懲罰)の対象となり、サイト評価が低下してしまいます。

良質な被リンクならdofollowリンクでも評価が下がらないため、リンク先がアクセス数を持っていて関連したトピックであるかを確認したうえでリンクを設定しましょう。

SEO施策で被リンクが重要視される理由は、正しい使い方をすればサイト評価を高められるためです。

ただリンクが多ければサイトが評価されるわけではないため、高品質かを重視して自社サイトにふさわしいリンクであるかを判断しましょう。

コンテンツの質が高いサイトでも、質の低いリンクがあるだけで悪いサイトとしてみなされる恐れがあります。そこでGoogleガイドラインを確認してペナルティの対象となるケースをチェックしておきましょう。

dofollowかnofollowリンクかの確認方法

dofollowかnofollowリンクかを確認する方法は、大きく2つあります。

  • ソースコードを直接確認する
  • 被リンクチェックツールを用いる

まず、ソースコードを直接確認する方法について紹介します。

ソースコードを確認するには、ブラウザを右クリックして「ページのソースを表示」をクリックしましょう。

そして、該当リンクのaタグ内を確認してください。

dofollow
<a href=”URL” target=”_blank” rel=”noopener”>テキスト</a>

nofollow
<a href=”URL” target=”_blank” rel=”nofollow noopener”>テキスト</a>

rel属性にnofollowの記載がなければ、dofollowと判別できます。

また、Google Chromeの拡張機能であるNofollowを導入すれば、ソースコードを見ることなく判定できます。

PRTIMESを例に挙げると、nofollowで設定されたリンクが赤い点線で囲われているのがわかります。

このように、リンクの確認は手軽に行えますので、試してみるといいでしょう。

その他の被リンクチェックツールに関しては、下記記事で詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてください。

被リンクチェックツールおすすめ10選!チェックすべき理由も解説

dofollowリンクの獲得方法6選

ここからは、dofollowリンクの獲得方法についてご紹介します。

具体的には、以下の6つの方法が挙げられます。

  1. 寄稿する
  2. 相互リンクを依頼する
  3. 被リンク獲得を目的としたコンテンツを制作する
  4. 引用されやすいコンテンツを制作する
  5. プレスリリースを実施する
  6. SNSの運用で拡散を狙う

寄稿する

SEO対策の一環として、有名サイトに記事を寄稿するという方法があります。

寄稿とは、自社商品・サービスと関連性の高い有名サイトに自社で作成した記事を掲載してもらい、その記事の中の監修者や執筆者欄にプロフィールを記載してもらうことを指します。

自ら書いた記事を提供するため、記事の内容は他より理解度が高いものとなり企業やサービスへ興味を持ってもらいやすくなります。
そのため、認知度向上や自社メディアへの流入へつなげられる可能性があります。

寄稿はまず企画や提案を準備する段階から始まり、他サイトへのアプローチなど時間と労力のかかるものとなりますが、その対価として認知度をアップさせて被リンク獲得を目指すというのが主な目的です。

しかし、自社の企業・ブランドの知名度が低い場合は、相手サイトにメリットがないと判断されて寄稿の依頼が断られる可能性があります。

ユーザーに有益な情報を発信しているサイトであると認識してもらえるように、品質を高めていきましょう。

相互リンクを依頼する

外部メディアに相互リンクを依頼するのも一つの手段です。

相互リンクとは、2つのWebサイト同士がお互いのリンクを設置し合うことを指します。

相互リンクを設置すると、両サイトにメリットがあり、お互いに良質なリンクが獲得できて双方の検索エンジンの評価が上昇します。

相互リンクを依頼する場合、依頼先は自社と関連するジャンルのサイトにしましょう。

質の高いリンクを獲得するためには、良質なコンテンツであり同じ分野の記事からのリンクであることが重要です。

全く異なるジャンルの場合、ペナルティの対象となる可能性もあるため、細心の注意を払って選びましょう。

また、寄稿と同様に、自社サイトが良質であると判断されないと相互リンクは断られる可能性が高いです。

まずは、自社サイトのコンテンツの質を高めてください。

被リンク獲得を目的としたコンテンツを制作する

被リンク獲得を目的としたコンテンツを制作することで、被リンクされやすくなります。

例えば、人材派遣事業を営む企業のサイトなら、下記のような記事で関連性が高い被リンク獲得が見込めるでしょう。

  • 地域別のコワーキングスペース紹介記事
  • ITツールのおすすめ紹介記事

このような記事を作成して、検索結果の上位に表示されれば、検索経由からの利用や登録につながるかもしれません。こちら側から相手にメリットを提示してあげることで、そのお返しとして被リンクを付与してくれる可能性がグッと高まります。

このように、「返報性の法則」を駆使し、ユーザーが読みたいと思える良質なコンテンツを制作すれば、被リンクを獲得しやすくなるでしょう。

引用されやすいコンテンツを制作する

引用されやすいコンテンツを制作することでも、dofollowを獲得しやすくなります。

引用されやすいコンテンツとは、アンケート調査結果や独自の調査・検証結果を公開している記事や、海外著名人の発言の翻訳文を掲載した記事などです。

複雑でわかりにくい情報を解説している記事や図解している記事のことです。

データを示しても、そのデータの出所が不明の場合は説得力を持たせられないため、記事の信頼性を高めるために他サイトから正確なデータを引用するケースがあります。

独自の調査データは、そういった場合に引用されやすいため、特におすすめです。

自社の業界では、どういったデータが引用されやすいかを調査して、コンテンツを制作するといいでしょう。

プレスリリースを実施する

プレスリリースを実施することで、被リンク獲得が期待できます。

たとえば、プレスリリースする文章に自社サイトのURLを記載することで、プレスリリースメディアからの被リンクが獲得できる可能性があります。

さらに、プレスリリースメディアが引用した情報を閲覧した事業者からの被リンクも獲得できるかもしれません。

プレスリリースからどんどん広まっていき、うまくいけばいくつものメディアでdofollowリンクが獲得できる可能性があります。

SNSの運用で拡散を狙う

SNSを運用し、情報の拡散を狙うのもdofollowリンク獲得に有効な手段です。

SNSの投稿に記載されたリンクはnofollowリンクとなってしまいます。しかし、間接的にdofollowリンクの獲得が狙える可能性があります。

また、SNSを運用して多くの人の目に触れられれば、知名度がアップしフォロワーやファンが生まれやすくなります。

SNSを通じて自社のサービス・製品に興味・関心を持ってもらえれば、関連するサイトが取り上げてくれるかもしれません。

多くの人に認知されるには、時間をかけてフォロワーを増やしていく必要があります。すぐに効果が表れるわけではないことは理解しておきましょう。

dofollowリンクに関するよくある質問

dofollowリンクに関するよくある質問をまとめました。

dofollowリンク獲得からSEO効果を発揮するまでの期間はどれくらいですか?

数日ですぐにSEO効果を発揮する場合もあれば、数か月かかる可能性もあり、その期間はまちまちです。

その理由は、被リンクを掲載してくれたサイトの強弱によって左右されるためです。

dofollowリンクは、検索エンジン(Googleなど)のクローラーが相手サイトのコンテンツをクロールし、リンクを認知して初めてSEO効果が発揮されます。

相手サイトが強力なドメインパワーを持っていれば頻繁にクロールされているため、数日のうちに自社サイトへのdofollowリンクを認知してくれる傾向にあります。

しかし、立ち上げから日が浅い貧弱なサイトからのdofollowリンクであれば、Googleが認知するまでに時間がかかることから、SEO効果を発揮するまで数か月かかるケースもあります。

同じサイトから獲得した複数のdofollowリンクには効果がありますか?

基本的にdofollowリンクは同じサイトから複数獲得するよりも、複数のサイトから1つずつ獲得したほうが効果的です。

dofollowリンクで考慮されるのは、リンクの数ではなくリンク元のドメインの数だからです。

リンク元のドメインが分散していれば、リンクが少なくてもSEOに良い影響を及ぼし検索順位が上昇しやすくなります。

X(旧Twitter)からdofollowリンクを獲得できますか?

X(旧Twitter)からdofollowリンクは獲得できません。

X(旧Twitter)に投稿されたポスト(ツイート)のリンクはnofollow属性のため、被リンク効果もありません。

しかし、ポスト(ツイート)が拡散されてサイトへのアクセスが増える可能性もあるため、間接的なSEO効果が発揮される場合もあります。

また、Tumblr(タンブラー)という、SNSやブログなどを融合させたような特徴を持つサービスではdofollowリンクとなるため、拡散によるdofollowリンクを獲得したいならTumbirを利用するのもおすすめです。

SEOで大切な被リンク施策ならand media株式会社

会社名 and media株式会社
設立 2019年4月15日
所在地 〒151-0062
東京都渋谷区元代々木町27-14
電話番号 03-4500-9407
URL https://andmedia.co.jp/

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まとめ:dofollowリンクを獲得してサイトの評価を高めよう

dofollowリンクの獲得は検索順位上昇のための要因の一つのため、dofollowリンクを獲得してサイトの評価を高めましょう。

しかし、dofollowリンクであればなんでもいいわけではなく、低品質なリンクだとかえって評価が落ちる恐れもあるため、正しく活用する必要があります。

低質な被リンクは削除するか、否認するなどの対策を講じなければなりません。

良質なdofollowリンクを獲得するために、まず良質なサイトを運営し、対策を進めていきましょう。

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