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オウンドメディアの集客ガイド!7つの戦略とポイントを紹介

オウンドメディアを活用して集客を行いたいと考えている企業は、年々増えてきています。
インターネット社会の中、オウンドメディアは必須といってもいいほど集客において重要な役割を持ちます。

しかし、オウンドメディアの集客にはさまざまな手法があり、ただ闇雲に取り組めば人が集まるわけではありません。

そこでこの記事では、オウンドメディアの集客戦略やポイントをわかりやすくご紹介します。コンテンツ制作手順についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Torikoshi-Ryo

記事の監修者

鳥越 凌

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andmedia(株)代表取締役

成果報酬思考のSEOマーケター

SEOに9年(1万時間以上)捧げたマーケター。アフィリエイトサイト・事業会社での経験を元に本質的なSEO支援を行う。オウンドメディアのSEO集客とCVR改善が得意です。

オウンドメディア集客のメリット

オウンドメディアは、目的に応じて柔軟に運用方法を決められます。そのため、集客方法としても優れており、多くのメリットを享受できるのが魅力です。

オウンドメディア集客のメリットは、具体的には以下の3つが挙げられます。

  1. 広告コストが削減できる
  2. ブランディング効果が期待できる
  3. リードやファンを獲得できる

まず、オウンドメディアは、しっかりと対策すれば広告費をかけずに、検索結果に自然と表示されます。よってコストの削減につながります。

オウンドメディアなら、費用対効果を高められるでしょう。

また、コンテンツを通じての発信内容によって、ブランディングもできます。「〇〇といえばコレだ」といったコンセプトを浸透させられて、企業の認知度やブランドイメージも定着していくでしょう。

さらに、リード獲得やファン化が期待できるのもメリットの一つです。

リードとは、将来的にサービスを利用してくれるかもしれない見込み客のこと。見込み客がいなければ売上にもつながりません。よって事業を伸ばす上でもオウンドメディアは、良い影響をもたらしてくれます。

オウンドメディア集客のデメリット

オウンドメディア集客には、メリットだけでなくデメリットも存在します。
具体的には、以下の3つが挙げられます。

  1. 人的リソース・運用コストが必要
  2. 効果的な施策を行わなければ集客効果が薄い
  3. 効果が表れるまでに時間がかかる

まず、オウンドメディアはサイトを運営・管理する人的リソースと運用コストが必要です。

日々コンテンツを作成・更新していく必要があるため、リソースとコストが継続的にかかります。

また、施策の的を得ていないと成果は得られません。リソースとコストが取られてしまい、結果として費用対効果は低くなるでしょう。

さらに、有効な対策をしてもすぐに効果が得られるわけではありません。目安として最低でも3ヶ月、半年から1年ほどはかかるため、長期的に更新を続ける必要があります。長い目でみて焦らずに運営していくことが大切です。

オウンドメディアの集客フローは大きく2種類

オウンドメディアの集客フローは、大きくわけて以下の2種類があります。

  1. 認知獲得に向けたオウンドメディア集客
  2. ファン化に向けたオウンドメディア集客

1.認知獲得に向けたオウンドメディア集客

まず、自社のことをまだ知らない人をターゲットに、検索エンジンからメディアに流入させ、認知を獲得することを目的にします。

オウンドメディアにおいて、最も一般的な運用方法です。

自社を認知していない見込み客は、会社名で検索されることはありません。それ以外の方法で幅広くアプローチしていくこととなります。そのためには、お役立ち系コラムや特定の分野のノウハウを伝える記事など、SEOコンテンツを発信する必要があります。

ただし、この場合だとまだユーザーは商品やサービスを購入するまでに至らない可能性も高いです。コンテンツ内で商品やサービスの紹介を自然な流れで行うと、興味を持ってもらいやすくなります。

メルマガやSNSなどの他のチャネルと組み合わせれば、購入フェーズに育成できる場合もあるため、いかに工夫して構成できるかがポイントとなります。

2.ファン化に向けたオウンドメディア集客

次に、認知を得た状態でコアなファンを育成する目的での集客方法です。

SNS経由での流入を狙うのが最もスムーズで、SNSなどからのアクセスに対し自社の魅力を伝えることで顧客とのつながりを強化します。

従業員の人柄や、サービス・商品にかける思い、社内の価値観などを発信し、コアなファンを生み出しましょう。

製造や商品開発に際しての裏話なども好評を得やすいです。

ファンが生まれると、この企業の製品だからという理由で購入してくれるようになり、他社と比較せず継続的に利用し続けてくれます。

一方で、認知獲得に向けたオウンドメディア集客ほどの検索流入は見込めない点がデメリットとして挙げられます。

そのため、多くのフォロワーがいる他のチャネルを持っていることが前提となります。

有名企業で元々固定ファンが多い場合や、フォロワー数の多いSNSアカウントを有している場合などを除き、難易度が高い運用方法といえます。

Webマーケティングをゼロから始めるなら、まずは認知獲得から着手しましょう。

オウンドメディアの有効な集客方法7選

それでは、オウンドメディアの有効な7つの集客方法を紹介します。

  1. SEO対策(検索エンジン最適化)
  2. SNS運用(Twitter・Facebook・Instagramなど)
  3. 動画サービスの運用(YouTubeなど)
  4. Web広告の運用
  5. プレスリリース
  6. メールマガジン
  7. 協業企業・インフルエンサーからの集客

SEO対策(検索エンジン最適化)

まず、オウンドメディアを運営する際に必ず取り組みたいのがSEO対策です。

SEO対策とは、検索エンジン最適化という意味で、検索エンジンの上位に自社のWebページが表示されるようにするための施策です。

良質なコンテンツを作成するためのキーワード選定はもちろん、土台となるオウンドメディア自体に適切なSEO対策を行わなければなりません。

具体的には内部対策といい、検索エンジンにインデックスされやすくするための対策であったり、順位が上がりやすくなるようにする対策などを講じましょう。

また、他サイトから評価されるための外部対策も重要となります。
Googleは被リンクが貼られているサイトを評価するため、外部対策もしっかり行うことで検索順位が上がりやすくなります。

SNS運用(X(旧Twitter)・Facebook・Instagramなど)

X(旧Twitter)・Facebook・InstagramなどのSNSを運用することで、オウンドメディアの集客効果を高められます。

オウンドメディアとの相性が良く、拡散されれば一気に認知拡大できる可能性を秘めています。

ユーザー数(※) 年齢層(※) 特徴
X(旧Twitter) 4,500万人 10代〜40代 ・拡散されやすい
・文字での訴求に最適
Facebook 2,800万人 20代〜40代 ・ビジネス目的で利用するユーザーが多い
・実名登録が必要
Instagram 3,300万人 10代〜30代 ・写真での訴求に最適
・女性への訴求に強い
LINE 9,500万人 10代〜60代 ・幅広い世代に訴求可能
・公式アカウントは運営費用がかかる

※ユーザー数は日本国内におけるもの
※参照:X|Japan公式アカウント
※参照:フェイスブック ジャパン長谷川晋代表が語る、Facebook&Instagram2019年の展望 (1/5):MarkeZine(マーケジン)
※参照:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破 | Metaについて
※参照:LINEのユーザーはどんな人? – LINEキャンパス
※参照:総務省|令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書

X(旧Twitter)はユーザー数が多く、シェア機能も充実しているため多くのユーザーに情報を伝えられます。

投稿がシェア(リポスト)されれば、たちまち多くの人に自社が認知されるきっかけとなるでしょう。

Facebookは実名での登録となり、ユーザーからの信頼を得やすいのが特徴的です。

20〜40代のユーザーが多いSNSで、ターゲットが30代以上の顧客となる場合はFacebookを活用するといいでしょう。

Instagramは若い人が多く使用しているSNSです。インフルエンサーから情報を発信してもらえれば、集客数を大きく伸ばせる魅力もあります。

20〜30代の若い顧客が多いサービスであったり、認知を拡大させたい場合などに活用しましょう。

動画サービスの運用(YouTubeなど)

YouTubeなどの動画サービスを運用するのも、集客方法として優秀です。

近年は、YouTubeチャンネルを持つ企業も増えており、オウンドメディアと組み合わせることで大きな集客効果を生みます。

YouTubeの場合は、映像と音声で豊富な情報での訴求が可能です。

YouTubeチャンネルを運用するなら、クリックしてもらいやすいサムネイルづくりや、タイトル・概要欄の工夫など、独自の戦略が必要となります。

興味を持たせるタイトルやサムネイルを作成するなど、効果的な集客を行いましょう。

文字を読むのが苦手なユーザーは、YouTubeを利用することが多いと考えられ、より幅広く顧客を集められます。

Web広告の運用

Web広告の運用を行うことで、オウンドメディアを閲覧してもらいやすく出来ます。

Web広告には、主に以下の4種類があります。

リスティング広告 検索エンジンの検索結果に表示される広告
ディスプレイ広告 Webサイトの広告枠に表示される広告
SNS広告 X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSのタイムラインに表示される広告
動画広告 YouTubeなどのサイトで、動画の再生前・再生中などに再生される広告

Web上で表示されたり再生される広告は嫌悪する人も多いですが、オウンドメディアのコンテンツを紹介する広告であれば受け入れられやすいです。

ただし、Web広告は配信するには費用がかかるため費用対効果を考えて運用しましょう。

プレスリリース

プレスリリースで報道機関に情報を告知・発表すれば、他メディアで報道される可能性があります。

現在では、報道関係者以外の一般人でもプレスリリースは閲覧でき、より広く情報発信できるようになりました。

主なプレスリリースサービス

  • PR TIMES
  • @Press
  • ValuePress!
  • 共同通信PRワイヤー
  • Dream News
  • News2u
  • Digital PR Platform
  • イノベーションズアイ
  • PressWalker
  • ぷれりり
  • PR-FREE
  • ツナググ
  • WEB PR

しかし、プレスリリースには費用が発生するため、日ごろから頻繁に利用するとコストがかかります。オウンドメディアの立ち上げ時や、特別なプロモーションのコンテンツを公開するときなど、注目の情報を発信するときに活用しましょう。

メールマガジン

メールマガジンは、企業からユーザーに情報を直接届ける集客方法の一つです。

ファンとのつながりを保ちながら、継続的な集客につなげられます。

オウンドメディアのコンテンツを新たに投稿・更新したときや、新商品の紹介などに配信することが望ましいでしょう。

メールマガジンを配信するうえで重要なのは、遷移先のサイトにアクセスしたくなるように工夫することです。

画像を掲載したり、記事の内容をわかりやすくまとめた文章を載せることで、魅力を感じてアクセスしてもらいやすくなります。

協業企業・インフルエンサーからの集客

協業企業やインフルエンサーと協力して集約を行う方法も効果的です。

コンテンツ作成時に関わった取材対象者や協業企業が、コンテンツの公開に合わせてSNSで発信協力してくれれば、新たなユーザーとのつながりが生まれるきっかけになります。

インフルエンサーが集客に協力してくれれば、そのフォロワーから一気に情報が拡散される可能性もあり、発信を依頼するのも効果的です。

オウンドメディアの集客効果を最大化するポイント

オウンドメディアを運用するにあたって、集客効果を最大化するポイントは以下の3つです。

  1. 構築段階からSEO対策を考慮する
  2. 複数の集客チャネルを活用する
  3. コンテンツリサイクルをする

構築段階からSEO対策を考慮する

まず、オウンドメディアを構築する段階からSEO対策を考慮することが重要です。

良質なコンテンツを発信することはもちろん大切ですが、それ以前にSEOに強いメディア作りの土台がなければ、せっかくのコンテンツが埋もれてしまう可能性があります。

SEO対策を考慮した構築を行えば、ページがインデックスされやすくなり、検索順位も質のいいコンテンツと合わされば上位に上がりやすくなります。

ページエクスペリエンス(ページの利便性を図る指標)が考慮されているページなら、よりGoogleから評価されやすいです。

これからオウンドメディアを立ち上げる場合は、SEO対策についても事前に学んでから始めましょう。

複数の集客チャネルを活用する

複数の集客チャネルを活用すれば、オウンドメディアの効果も最大限に高まります。

集客チャネルは、X(旧Twitter)・Facebook・InstagramなどのSNSや、メルマガ、YouTubeなどが挙げられます。

これらの各チャネルの特徴を把握して、上手く活用すればさらなる集客につなげられます。

例えば、コンテンツを公開した際に、Instagramで商品の使用イメージを紹介したり、メルマガでは商品の販売情報を告知したりと、さまざまな活用方法があります。

コンテンツ作成時に集客チャネルの設計も考えておくことで、テキスト・撮影素材などを有効に活用できます。

コンテンツリサイクルをする

コンテンツリサイクルとは、既存のコンテンツを再利用して更新することです。一から作るのではなく、リライトするという感覚に近いです。

コンテンツリサイクルを行うことで、Webサイトが持続的に成長し、ユーザーエンゲージメントの向上にも寄与します。

それまで公開していたコンテンツがいい結果が出なかったということは、どこかに欠点があるということなので、内容を精査して別のコンテンツに作り替えます。

新たにコンテンツを作成するよりもコストは安く済みますし、かつ新鮮で関連性のあるコンテンツということにもなります。トラフィックが増加する効果も期待できます。

SEO対策としても有効なため、コンテンツリサイクルは積極的に行っていきましょう。

オウンドメディアの集客効果を高めるコンテンツ制作手順

オウンドメディアの集客効果を高めるためのコンテンツ制作手順は、以下の3ステップです。

  1. 集客したいユーザーのペルソナを明確にする
  2. コンテンツを入念に企画する
  3. 企画をもとにコンテンツを制作する

集客したいユーザーのペルソナを明確にする

まずは集客したいユーザーのペルソナを明確にしましょう。

ペルソナとは、マーケティングにおける架空の人物像のことで、自社製品・サービスを利用すると想定されるターゲットの人物像を明文化したものです。

ペルソナ設定の例

  • 年齢:26歳
  • 性別:女性
  • 家族構成:実家で両親と3人暮らし
  • 仕事:化粧品メーカー
  • 趣味嗜好:休日は友人とショッピング
  • 利用SNS:Instagram
  • 意識:悩んだ時はまずGoogle検索を利用する

上記のように情報を細かく設定し、「この人物ならこういう悩みを抱えているはず」と想定することで、コンテンツ作成の方向性を企画しやすくなります。

ターゲット設定が曖昧のまま進めると、コンテンツの質が低くなり思うように集客できないことになる恐れもあるため、しっかり設定しておきましょう。

コンテンツを入念に企画する

ターゲットのペルソナが決定すれば、心理や行動などを想定し、それを元にコンテンツを企画していきます。

企画の際は、AIDMA(アイドマ)モデルを活用しましょう。

Attention(注意) まだユーザーが何も知らない状況。知ってもらうためのアプローチをする。
Interest(関心) 知っているけど興味がない状態。商品を理解してもらい興味を引く。
Desire(欲求) 興味はあるが欲しいとは思っていない状態。欲しいと思わせるために競合との優位性を訴求する。
Memory(記憶) 欲しいけど買う動機がない状態。購買理由を訴求する。
Action(行動) 行動に至っていない状態。購買機会を提供する。

設定したペルソナが、上記の各フローにおいてどんな行動をするか想像し、どんな媒体やメディアを使用し、何を検索するかなどを書き出します。

そこからどんなアプローチが有効かを考えて、目的が達成できるコンテンツを企画しましょう。

企画をもとにコンテンツを制作する

企画が終わったら、その企画をもとにコンテンツを制作します。

コンテンツ制作は、おおまかには以下のように進めます。

  • ペルソナの悩みからどういうワードで検索するか考え、キーワードを設定する
  • キーワードから検索意図を考え、全体の構成を作成する
  • 構成に沿ってライティングする

コンテンツ制作は、何も考えずにライティングを進めてはいけません。ユーザー目線で考えてから進めれば、的を得たコンテンツがスムーズに制作できます。

また、構成ができていない段階でライティングを進めると、記事全体の話の流れがおかしくなる場合もあるため、構成を先に作成しましょう。

オウンドメディア集客・運用代行ならand media株式会社

会社名 and media株式会社
設立 2019年4月15日
所在地 〒151-0062
東京都渋谷区元代々木町27-14
電話番号 03-4500-9407
URL https://andmedia.co.jp/

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問い合わせや資料請求など、目的から逆算しての支援が得意ですので、オウンドメディアの集客でお悩みの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

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まとめ:オウンドメディア集客で効率的に顧客を獲得しよう

オウンドメディアは、上手に運用すれば高い集客効果を発揮します。オウンドメディアでの集客を成功させれば、効率的に顧客を獲得できるでしょう。

しかし、この記事でご紹介したことを実践しても、すぐに結果は出ません。中長期的な視点で継続することで結果が得られます。

試行錯誤を繰り返しながら継続的に集客できるように、自社に合った正しい施策を取り入れてください。

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