自宅にサウナを設置したいけど、「いくらかかるのか」「どんな種類があるのか」がよくわからないという方はいらっしゃいませんか?
自宅にサウナがあれば、自由にいつでも入れるといった様々なメリットを得られます。
本記事では、自宅用サウナの費用相場や設置するメリット・デメリット、後悔しないためのサウナの選び方などについて解説していきます。自宅でもサウナを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。
※最近流行りのバレルサウナの設置に興味のある方は、「sa!una(サ・ウーナ)」への相談がおすすめです。
運営会社 | 株式会社TSWORLD |
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設置費用 | 29万円~ |
施工事例 | https://barrelsauna.jp/cace/ |
公式サイト | https://barrelsauna.jp/ |
この記事の内容
自宅用サウナを設置する費用相場|種類別
自宅用サウナにはいくつかの種類があり、費用相場も異なります。以下の表が、それぞれの種類ごとの費用相場です。
設置したいサウナのタイプや予算を決める際に、参考にしてみてください。
サウナの種類 | 設置費用 |
---|---|
バレルサウナ | 100万円~ |
サウナ傘 | 2,000円~ |
組み立て式サウナボックス | 2万円~ |
ドームサウナ | 7万円~ |
テントサウナ | 20万円~ |
据え置き型サウナボックス | 40万円~ |
サウナ小屋 | 100万円~ |
リフォームによるミストサウナ | 120万円~ |
リフォームによる埋め込み型サウナ | 500万円~ |
バレルサウナ:100万円〜
設置費用 | 100万円~ |
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設置に最適な居住形態 | 庭やガレージのある戸建て |
商品例 | sa!una BASE BARREL【屋外用】 |
バレルサウナとは、木製の樽形サウナで断熱性能に優れているのが特徴の自宅用サウナです。
木製のデザインがおしゃれで木の香りも楽しめるため、機能性とデザインの両方を追い求めるサウナ愛好家から高い人気を誇っています。
しかし木製のためカビが発生しやすく、こまめにメンテナンスをしなければなりません。使用後に室内を乾燥させたり定期的に清掃を行うことで、長く清潔にバレルサウナを満喫できるでしょう。
おしゃれなデザインで、機能性にも優れたバレルサウナを設置したいという方には、「sa!una」がおすすめです。本記事では、「sa!una」についても紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
- 屋外にサウナを設置したい人
- おしゃれなサウナを満喫したい人
- 機能性にもこだわりたい人
サウナ傘 :2,000円〜
設置費用 | 2,000円~ |
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設置に居住形態 | どの住宅でも対応可能 |
商品例 | CHURACY サウナ傘 |
サウナ傘は安く手軽に設置できる自宅用サウナの1つです。
費用相場は2000円〜と低コストで設置できるのが魅力で、浴室で傘を開くだけで使用できるため手軽にサウナを楽しめるでしょう。
ただサウナ傘では一般的なサウナのような高温の環境は作りにくいので、あくまでも自宅で簡単にサウナ気分を味わいたいという方におすすめです。
組み立て式サウナボックス:2万円〜
設置費用 | 2万円~ |
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設置に居住形態 | どの住宅でも対応可能 |
商品例 | 遠赤外線家庭用サウナボックス Fisast |
組み立て式サウナボックスは、どのタイプの住宅でも家の中に設置できる自宅用サウナです。
設置相場は2万円〜で、低価格で簡単に本格的なサウナ空間を作り出せます。
組み立て式のため設置には多少の時間と手間が必要となりますが、使用後は畳んで片付ければコンパクトにまとめられるので、収納スペースを確保しやすいというのが特徴です。
- 手軽に自宅用サウナを設置したい人
- 設置費用を抑えたい人
- 設置スペースが限られている人
ドームサウナ:7万円〜
設置費用 | 7万円~ |
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設置に居住形態 | どの住宅でも対応可能 |
商品例 | 遠赤外線ヒートマット ブラウン |
ドームサウナは、全身を包み込む形の自宅用サウナです。
費用相場は7万円〜とややコストはかかりますが、熱効率が高く短時間でサウナを楽しめます。
手軽に設置できるため人気のあるタイプですが、その分耐久力には注意が必要です。そのため、ドームサウナを選ぶ際には、断熱性の高いモデルや耐久力が高いモデルを選ぶと安心して使用できるでしょう。
- 合間時間にサウナを利用したい人
- ボックス型を設置するスペースがない人
- 安く手軽にサウナを楽しみたい人
テントサウナ:20万円〜
設置費用 | 20万円~ |
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設置に居住形態 | ベランダや庭のある住居 |
商品例 | AMBER サウナテント |
テントサウナは、庭やベランダなど外でも使える便利な自宅用サウナです。
設置費用にはまとまった金額が必要ですが、自宅の庭やベランダだけでなく、キャンプなどでアウトドアのアクティビティとしても使用できるのが魅力です。
またテントサウナは室内を密閉でき、蒸気を逃がさない構造になっているので、本格的なサウナを自宅で再現できるでしょう。
- 安く本格的なサウナを自宅で楽しみたい人
- 屋外にサウナを設置したい人
- 複数人でサウナを利用したい人
据え置き型サウナボックス:40万円〜
設置費用 | 40万円~ |
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設置に居住形態 | どの住宅でも対応可能 |
商品例 | 家庭用サウナ1人用 |
据え置き型サウナボックスを設置すれば、自宅で本格的なサウナ気分を味わうことができます。
このタイプのサウナは快適性と機能性の高さ両方を兼ね備えており、複数人での利用やロウリュなどにも対応しています。
ただし、設置にはスペースと取り付け作業が必要なことやサウナの温度で部屋の温度が上昇するといったデメリットもあるので、注意が必要です。
- 室内にサウナを設置したい人
- 快適性と機能性の両方を求めている人
- ロウリュも楽しみたい人
サウナ小屋:100万円〜
設置費用 | 100万円~ |
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設置に居住形態 | 庭のある戸建て |
商品例 | BIGBOX Finnish Sauna Hut Kit ESPOO |
サウナ小屋は庭に設置するタイプで、サウナにこだわりのある方におすすめです。
設置には多額のコストと工事が必要となりますが、おしゃれでリラックスできるサウナ空間を実現できます。
しかし屋外の設置に限られてしまうため、利用する際には周囲の環境や水風呂の場所、天候には注意が必要でしょう。
- サウナの質にこだわりたい人
- 屋外にサウナを設置したい人
- おしゃれなデザインのサウナを設置したい人
リフォームによるミストサウナ:120万円〜
設置費用 | 120万円~ |
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設置に居住形態 | リフォームできる住居であれば対応可能 |
商品例 | ミストサウナ付き浴室乾燥機 ミスティ |
このタイプは、自宅のバスルームをリフォームしてミストサウナを設置するという方法です。
ミストサウナは一般的なサウナと違い湿度が高いので、肌に優しく体への負担を抑えてサウナを楽しめます。またこのタイプのミストサウナは、浴室の換気扇にセットになっており、設置のためにスペースを確保する必要がないのも特徴です。
一般的な費用相場は120万円〜ですが、住宅の規模やミストサウナの種類などによってリフォーム費用は変動するので、設置を検討する際には注意しましょう。
- ミストサウナを設置したい人
- サウナ用のスペースを確保できない人
- 屋内にサウナを設置したい人
リフォームによる埋め込み型サウナ:500万円〜
設置費用 | 500万円~ |
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設置に居住形態 | リフォームできる住居であれば対応可能 |
商品例 | totonou 家庭用サウナ |
リフォームによる埋め込み型サウナは、設置することで屋内に本格的な空間でサウナを楽しめるでしょう。
自宅の間取りや水風呂への動線など全てを考慮した上で設置するため、自分自身の理想とするサウナを実現できるのが魅力の1つです。
ただ設置のためには工事が必要で、相当な時間と費用を確保しなければなりません。また長くこのタイプのサウナを使用するためには定期的なメンテナンスが必要不可欠で、維持には手間がかかるのがデメリットです。
- 屋内にサウナを設置したい人
- 本格的なサウナを楽しみたい人
- 自宅の雰囲気を崩したくない人
自宅用サウナを設置を後悔しないための選び方
自宅用サウナを設置する際に後悔しないためのポイントは、主に以下の3つです。
- 予算やスペースに合わせたサウナを選ぶ
- 設置費用だけでなく維持費も考慮しておく
- 水風呂や外気浴などサウナ周辺の環境も整える
予算やスペースに合わせたサウナを選ぶ
サウナの種類 | 設置費用 | 最適な居住形態 |
---|---|---|
サウナ傘 | 2000円~ | どの住宅でも対応可能 |
組み立て式サウナボックス | 2万円~ | どの住宅でも対応可能 |
ドームサウナ | 7万円~ | どの住宅でも対応可能 |
テントサウナ | 20万円~ | ベランダや庭のある住居 |
据え置き型サウナボックス | 40万円~ | どの住宅でも対応可能 |
サウナ小屋 | 100万円~ | 庭がある戸建て |
リフォームによるミストサウナ | 120万円~ | リフォームできる住居であれば対応可能 |
リフォームによる埋め込み型サウナ | 500万円~ | リフォームできる住居であれば対応可能 |
バレルサウナ | 100万円~ | 庭やガレージのある戸建て |
予算やサウナのために確保できるスペースを考慮して、設置する自宅用サウナを選びましょう。
予算に関しては言わずもがなですが、欲しい自宅用サウナの価格やサウナのための周辺設備の価格を合わせて計算しておくと、いざ購入するという際に安心です。
また自宅のスペースや設備を正確に把握しておかないと、購入した後に後悔することになりかねません。
スペースの広さを見誤ると設置ができなかったり、設置できても使い勝手が悪いと感じてしまう場合があります。そのため事前にサウナ用に確保できるスペースを計測し、水風呂や外気浴の動線なども確認しておきましょう。
設置費用だけでなく維持費も考慮しておく
維持費の内訳 | 料金/月 |
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電気代 | 3000円 ※1時間あたりの電気代が50円、毎日2時間使用した場合の料金 |
水道代 | 600~1200円 ※水1Lあたりを0.1~0.2円、浴槽1杯を200Lとし、毎日使用した場合の料金 |
メンテナンス費用 | 数百円 |
消耗品費用 | 数百円 |
自宅用サウナを設置するための初期費用だけでなく、維持していくための費用についても事前に考えておきましょう。
電気代や水道代は毎日サウナを利用したと仮定したとしても、合わせて数千円程度だと考えられます。またその他にも、サウナ自体の塗装や清掃などにかかるメンテナンス費用やサウナで使用する消耗品費用がかかりますが、それらの金額は一月分に換算すると数百円程度でしょう。
これらの維持費を全て合計しても5000円〜6000円程度に抑えられ、毎日サウナ施設に通うのに比べると圧倒的に低コストで済みます。しかしこの費用に加えて、日々の生活費が加わると予想外に家計を圧迫する場合があるので、具体的にどれくらいの維持費がかかるのか計算しておくことが重要です。
水風呂や外気浴などサウナ周辺の環境も整える
サウナをより楽しむためには、水風呂や外気浴などのサウナ周辺の環境を整えておくことも重要です。
どんなに良い自宅用サウナを設置しても、水風呂がぬるかったり外気浴をする場所がないと、いまいちサウナ効果を感じられないことがあります。
満足度の高いサウナを実現するためには、以下のような周辺環境をあらかじめ準備しておきましょう。
- 水風呂:十分に冷えた冷水を張れる浴槽やシャワーを用意する
- 外気浴エリア:屋外やバルコニーなどに快適なイスやハンモックを置いて、リラックススペースを作る
- プライバシー保護:屋外に設置する場合、周囲からの視線を隠せるようにフェンスや植物を利用し工夫する
バレルサウナを自宅に設置するなら「sa!una」がオススメ!
運営会社 | 株式会社TSWORLD |
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設置費用 | 29万円~ |
施工事例 | https://barrelsauna.jp/cace/ |
公式サイト | https://barrelsauna.jp/ |
バレルサウナを自宅に設置したいという方には、バレルサウナシリーズ「sa!una(サ・ウーナ)」がおすすめです。
株式会社TSWORLDが提供している「sa!una」は、以下のポイントから多くの人に選ばれています。
- 豊富な設置実績
- 高品質な木材
- 自由にカスタマイズできる豊富なオプション
- 高い加工技術
- 低価格でも設置できる
製品には高品質な木材が使用されており、断熱性や耐久性など優れた機能を備えているのはもちろんのこと、おしゃれなデザイン性も兼ね備えているのが特徴です。
また29万円〜と低価格での設置も可能でオプションも多数用意されているため、予算に限りがある場合でも自由度の高いカスタマイズができるでしょう。
自宅におしゃれなサウナを設置して、サウナを楽しみたい方はぜひ詳細を問い合わせてみてください。
自宅用サウナを設置するメリット・デメリット
自宅用サウナを設置する主なメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット・デメリットを十分に考慮して、自宅用サウナの設置を検討してみてください。
メリット | デメリット |
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時間を問わず利用できる 毎回の利用料金を抑えられる 混雑することがない 周囲の人を気にする必要がない |
設置までのハードルが高い 水風呂の確保に手間がかかる サウナの温度を上げるのに時間がかかる サウナ施設のようにうまくととのえない 室内の気温が上昇してしまう 設置するには、法に則った製品でないといけない |
自宅用サウナを設置するメリット
時間を問わず利用できる
一般的にサウナを利用するためには、サウナ施設に足を運ぶ必要があります。しかしサウナ施設の営業時間や移動距離などを考えると、気軽に行けないこともあるでしょう。
そこで、自宅にサウナを設置することで、昼夜問わずいつでも利用できるようになります。
自宅で仕事をする人が増えている昨今では、仕事の合間や気分転換として利用できるため、それぞれのライフスタイルに合わせて利用できるのが魅力です。
毎回の利用料金を抑えられる
サウナの種類 | かかる料金の目安/1回 |
---|---|
大人数が利用できる一般的なサウナの場合 | 1000円程度 |
個室サウナを利用した場合 | 5000~1万円程度 |
自宅用サウナ利用した場合 | 100~300円程度 |
サウナ施設に通う場合、一般的な施設でも1回1000円前後の利用料がかかってしまいます。ましてや個室サウナに通うのなら1回数千円単位の出費は覚悟しなければなりません。
一方で自宅にサウナを設置すれば、初期費用にはコストがかかるものの、電気代など諸々踏まえても1回数百円程度で済みます。
これは頻繁にサウナを利用する人にとっては大きなメリットであり、長い目で見れば初期費用を踏まえても総合的にコストを抑えられるでしょう。
混雑することがない
サウナ施設では、特に休日や夕方以降は混雑していて利用しづらい場合があります。混雑していると、待ち時間が長くなってしまい、限られた時間を有効に使えないこともあるでしょう。
ただ自宅サウナであれば、そのような心配をすることなく、いつでもゆったりとサウナを楽しめます。
周囲の人を気にする必要がない
サウナ施設には他にも利用者がいるため、周囲を気にする必要があります。周りに大声で話す人がいたり、長時間サウナを独占する人がいたりすると、ストレスになってしまいます。
自宅サウナでは、周囲の環境からのストレスを感じることもなく自分自身が気を遣う必要もなくなるので、リラックスして利用できるでしょう。
また友人達でサウナを利用したい場合も、時間や騒音を気にすることなく、最大限楽しむことができます。
自宅用サウナを設置するデメリット
設置までのハードルが高い
自宅用サウナを設置するには、設置費用や設置するスペースをあらかじめ確保しておく必要があります。
設置費用は設置するサウナの種類によって異なりますが、場合によっては数百万円以上かかる場合があるので、入念な準備が必要でしょう。
また日本の住宅は床面積が狭い傾向があり、設置スペースの確保が難しいのが現状です。賃貸の住宅においては契約上サウナの設置が禁止されていることもあり、自宅にサウナが欲しいという人はあらかじめ契約内容を確認しておきましょう。
水風呂の確保に手間がかかる
自宅ではサウナ施設とは違い、水風呂の確保にも手間がかかってしまいます。
自宅でも風呂の浴槽に水を張ることで、水風呂を用意することはできます。しかし家族がいる場合、水が張ってある間周囲の人間は入浴できなくなるので、サウナを利用するタイミングが限られてしまうでしょう。
また夏は水温が上がってしまうため、十分に温度の低い水風呂を用意するのは困難です。冷却装置や氷を用意しておけば水温を下げることはできますが、サウナを利用する度にそういった準備をするのは大きな負担になるでしょう。
サウナの温度を上げるのに時間がかかる
サウナの温度はすぐには上がらないため、事前にスイッチを入れてから適温になるまで数十分待つ必要があります。
自宅用サウナの使い方に慣れるまでは待ち時間を長く感じたりスイッチを押し忘れたりなど、使いにくいと感じてしまうこともあるでしょう。
サウナ施設のようにうまくととのえない
自宅用のサウナや水風呂では設備が不十分で、サウナ施設のようにうまくととのえない場合があります。
水風呂やサウナ内の温度をうまく調節するのは難しく、適切な温度に調節できていないとサウナ特有の満足感を十分に感じられないこともあるでしょう。
またコンパクトなサイズの自宅用サウナを設置した場合、中に入ると窮屈に感じてしまいリラックスしきれないこともあります。
室内の気温が上昇してしまう
室内に設置するタイプの自宅用サウナを利用する際には、室内の気温が上昇してしまうことを頭に入れておきましょう。
サウナ自体に断熱材が施されているかによっても変わりますが、基本的にサウナ内の温度を上昇させている間、それと共に室内の気温も上がってしまいます。これにより、暑いのはもちろんですが、湿度や温度の上昇でカビの発生を助長してしまうこともあるので注意しましょう。
設置するには、法に則った製品でないといけない
設置するサウナを選ぶ時には機能面や価格面だけでなく、法に則った製品であるかも確認する必要があります。
昨今はサウナが流行しており、自宅用サウナに関しても国内外で多種多様な種類が販売されています。魅力的な製品が多い中で海外製のサウナを選んで購入する際には、日本の消防法に則っているかに十分注意しましょう。もし消防法の基準をクリアしていなければ、そのサウナは自宅に設置できなくなってしまいます。
また海外製だけでなく日本国内で製造されたサウナでも、PES認証を受けていないケースがあります。
PESとは「電気用品安全法」のことを指し、電気用品の安全性を保証するための制度です。自宅用サウナに搭載されている電気式のサウナストーブは、このPES認証の取得が必須であり、この認証がない製品の輸入及び販売は違法とされています。
自宅用(家庭用)サウナは高い!お風呂で自作するという選択肢も
自宅用サウナが欲しいと思っていても、設置費用が高くてなかなか手を出せないという方も中にはいらっしゃるでしょう。実はお風呂を工夫して利用すれば、自宅で簡単にサウナを楽しむことができます。
ここで解説していくサウナを自作する方法は、自宅用サウナを設置するよりも低コストで実現できるので、ぜひ試してみてください。
お風呂でサウナを自作する方法は、以下の通りです。
- 浴室のドアと窓を閉めて密閉し、換気扇を止めて熱気が逃げない環境を作る
- 浴室にお湯を張り、暑い湯気を発生させる(お湯の温度は45~50℃程度)
- お好みで発汗作用のある入浴剤を入れてもよい
- 20分ほど浸かった後、水風呂の代わりにシャワーで冷水を浴びるか、冷たいタオルで体を冷やす
- 水分補給を十分に行いつつ、数回繰り返す
この方法は「温冷交代浴」というもので、サウナと水風呂の温度差を熱いお湯と冷水シャワーで再現しています。自宅用サウナとは異なり、基本的に事前準備はお湯を張るだけなので圧倒的に手軽なのが魅力でしょう。
またお風呂に浴室暖房が付いている場合、温冷交代浴を行う際に暖房で室温を上げることで、よりサウナ効果を高めることができます。
ただし温冷交代浴も入りすぎると、体に負担がかかり脱水症状などを引き起こす場合があるので、こまめな水分補給ややりすぎには注意しましょう。
自宅用(家庭用)サウナに関連する質問
Q.自宅用サウナはどれくらいの頻度で掃除するべきですか?
自宅用サウナの本格的な掃除は年に数回程度行うのがおすすめです。
基本的にはサウナを使用した後に、水分を拭き取るだけで掃除としては十分です。ただしサウナは高温多湿でカビが発生しやすい条件が揃っているので、メンテナンスの意味も込めて年に何回かは隅々まで掃除しましょう。
Q.自宅用サウナの耐用年数はどれくらいですか?
耐用年数はサウナの種類や材質などによって異なりますが、一般的には5〜10年程の製品が多くなっています。
ただボックス型のサウナなどで金属製の場合、15年程度利用できるものもあるようです。
耐用年数はあくまでも目安程度なので、故障や不具合がある場合はパーツ交換あるいはサウナ自体の交換をおすすめします。
Q.サウナのメリット・デメリットを教えて下さい
メリット | デメリット |
---|---|
疲労回復 ストレス解消 安眠効果 筋肉の緊張緩和 ダイエット効果 自律神経が整う |
心臓や血管に負担になる 熱中症や脱水症状に陥ることがある 逆に疲労をためてしまうこうがある |
サウナは入ることでリラックス効果が期待でき、日々の疲労やストレスの解消に繋がります。また汗を大量にかいて老廃物を流すことで、ダイエット効果があるとも言われていて、人気に拍車をかけています。
ただしデメリットもいくつかあり、高温のサウナと低温の水風呂の温度差は心臓や血管に負担をかけてしまいます。さらに長時間サウナに入っていると気がついたら脱水症状を引き起こすケースもあるので、十分に注意しましょう。
Q.毎日サウナに入るのは危険ですか?
毎日サウナに入っても基本的には問題ありませんが、入り方は注意する必要があります。
毎日長時間入ると体への負担が大きくなるので、逆に疲労をためてしまいかねません。また最近ではサウナ特有の「ととのう」という感覚に依存してしまうサウナ依存症が増えており、毎日サウナに入ると依存症になるリスクを高めることに繋がるので気をつけましょう。
Q.激安で設置できる自宅用サウナはありますか?
サウナ傘であれば、数千円で利用できます。サウナ傘では物足りないという場合は、組み立て式サウナボックスがおすすめです。
1万円程度で設置できるものもあり、高くても数万円程度にコストを抑えられるので、コスパよく自宅でサウナを楽しめるでしょう。
Q.おうちdeサウナの電気代はいくらですか?
おうちdeサウナの電気代は、1時間につき20〜25円程です。
この料金は電気会社によって多少の差異がありますが、おうちdeサウナは設置後のコスパに優れており、電気代などランニングコストを安く抑えられるのが特徴です。
まとめ:自分に合った自宅用サウナを選んで設置しよう
本記事では、自宅用サウナの費用相場や設置するメリット・デメリット、後悔しないためのポイントなどについて解説してきました。
サウナの種類 | 設置費用 |
---|---|
バレルサウナ | 100万円~ |
サウナ傘 | 2,000円~ |
組み立て式サウナボックス | 2万円~ |
ドームサウナ | 7万円~ |
テントサウナ | 20万円~ |
据え置き型サウナボックス | 40万円~ |
サウナ小屋 | 100万円~ |
リフォームによるミストサウナ | 120万円~ |
リフォームによる埋め込み型サウナ | 500万円~ |
自宅用サウナは利用する際の自由度が高く、いつでも自分の好きなように入れるのが大きなメリットです。しかしサウナ施設のような環境を整えるのは難しく、思うようにととのえないなどデメリットもいくつかあるので注意しましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
時間を問わず利用できる 毎回の利用料金を抑えられる 混雑することがない 周囲の人を気にする必要がない |
設置までのハードルが高い 水風呂の確保に手間がかかる サウナの温度を上げるのに時間がかかる サウナ施設のようにうまくととのえない 室内の気温が上昇してしまう 設置するには、法に則った製品でないといけない |
価格やスペース、機能など様々な面を考慮して、自分に合った自宅用サウナを選んで見てください。
また、記事で紹介した「sa!una(サ・ウーナ)」では、流行りのバレルサウナの設置を依頼できます。興味のある方は、相談してみると良いでしょう。