- プログラミングスクールを卒業後、フリーランスとして独立する方法が知りたい。普通は会社に一旦就職してから独立すると思うんだけど、いきなり独立するパターンもあるのかな?
今回はこういった疑問に答えていきます。
結論、プログラミングスクール卒業後にフリーランスとして独立する方法は2つあります。今回はこの2つの方法について、実際の事例も出しながら具体的に解説をしていきます。
簡単に僕のことを紹介すると、プログラミングスクール卒業後に個人で仕事を請けて仕事をしています。
転職エージェントなど他事業も並行してやっているので純粋なフリーランスというわけではないですが、個人で仕事を請けてやっているので、広義の意味でフリーランスとして話を進めて行きます。
Contents
プログラミングスクール卒業後にフリーランスエンジニアとして独立する2つの方法
結論、以下の2つです。
プログラミングスクール経由でフリーランスになる2つのルート
- 開発会社に就職→実務経験を積んでから独立する
- 就職を挟まずに最初から独立する
それぞれ解説をしていきますね。
1. 開発の会社に就職→実務経験を積んで独立する
こちらはメジャーな方法ですね。
プログラミングスクール卒業後、実務経験を実際に2年ほど積んで、フリーランスとして独立するパターンです。多くの人が、この方法を選んでいます。
最近だと就職支援付きのプログラミングスクールがありますから、こういったプログラミングスクールを使えば、未経験からでもエンジニアやプログラマーとして就職・転職することができます。
ですので、この道を選ぶ方は、就職支援付きプログラミングスクールを使って勉強し、そのまま就職サポートを受けると良いです。
実務経験の必要年数は明確には決まっていませんが、周囲で独立したエンジニアをみていると、だいたい2年ほど実務経験を積んで独立している方が一番多く、ボリュームゾーンです。
ですので、目安は2年後として置き、そこに向かって日々会社を利用してスキルアップしていくと良いです。
もちろん、1年頑張ってスキルを磨き、そこでチャレンジしてもOKです。結局は人それぞれかなと。
ちなみに、3-5年も会社での下積み期間は必要ないというのが僕の意見です。集中して2年もやれば独立して案件をこなす実力はつきますから。
早く実践に飛び込んだほうが実績もできるので、一定レベルになったらフリーランスに移行するのがおすすめです。
2. 就職を挟まずに最初から独立する
もう一つが、就職を挟まずに最初から独立してフリーランスになるパターンです。
少数派ですが、この方法を取っている方も存在します。僕も就職せず案件を請けているので広義の意味ではこちらです。
この方法はすぐにフリーランスになれるので、会社の就職なんて挟まず、一刻も早くフリーランスになりたい人はチャレンジしてみると良いと思います。
ただし、ハードルは就職するパターンよりも上がります。なぜなら、実務経験がない人に仕事をくれる人や会社は圧倒的に少ないからです。
実績がない人は、どこで仕事を獲得すればいいの?
じゃあどうやって実績のない人はどこで案件を獲得するか?方法は以下の3つです。
- クラウドソーシングでスモールスタートする
- フリーランス系求人に応募する
- 友人に紹介してもらう
1. クラウドソーシングでスモールスタートする
クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサイトに登録し、そこに出ている案件からスモールスタートする方法です。稼げるお金は多くはないですが、案件を請けることができれば副業程度なら稼げますし、実績は積んでいくことができます。
例えばクラウドワークスには簡単なワードプレスサイト作成の案件がありますが、1案件で5万円〜10万円/月程度です。
これを1件請けるだけでも、ちょっとした副収入としては十分ですよね。Wordpressサイト構築であれば、TechAcademyのWordPressコースあたりを受ければスキル習得できますし、初心者でもやりやすい部類です。
こんな感じで、お金をもらいながらスモールスタートを切って、だんだんと案件規模を拡大させていくことが一つの方法です。お金をもらいながらスキルアップできて一石二鳥ですし、チャレンジしてみることはアリだと思います。
2. フリーランス系求人に応募する
ハードルは上がりますが、フリーランス系求人に応募することです。今はレバテックフリーランスや【midworks】などフリーランスが自分で営業をすることなく、仕事を紹介してもらえるエージェントが充実しています。こういったエージェントから仕事を請ける方法です。
この方法がおすすめなのはやはり単価が高いことです。実際、こういったエージェントを使えばいきなり月収60万円の案件がもらえたりします。
会社員エンジニアが独立して収入がいきなり3倍になるケースは、このエージェント経由の仕事の報酬単価が高いからです。
会社員エンジニアって、実際かなり安い報酬で使われています。会社の外に出れば正しい価値で取引してくれる企業は多いですから、この実態を一人でも多くの会社員エンジニアは知るべきですね。
ただし前述通り、この方法は実務経験がない人だとハードルがかなり高いです。そもそも紹介してもらえないことが大半だからです。
とはいえ、僕の知人でも、小さな実績を積みつつ、このパターンで仕事を請けてステップアップできた方も一部いますので、望みが0%というわけではありません。
さすがにオリジナル制作物など実績は必要不可欠で、一定のクオリティも求められますが、そういった物を準備しつつ、チャレンジはしてみると良いと思います。
3. 友人に紹介してもらう
最後はコネです。知人が会社を経営していたりする場合、そこから仕事を振ってもらう方法ですね。相手が法人なら実績も作りやすいですし、個人的にはかなりおすすめの方法です。
ちなみに僕はこのパターンからスタートしました。僕の周囲には会社経営者が多く、その中で仕事を振ってもらい、実績を作りました。
全員が選べる方法ではないですが、選択肢として検討することをおすすめします。もし困ったら連絡ください。その時の状況にもよりますが、案件があれば紹介できるかもしれません。
プログラミングスクール経由でフリーランスになるおすすめの方法はどっち?【一度企業に入ろう】
結論、一度企業へ就職・転職し、実務経験を数年積んでからフリーランスになることです。
なぜなら、このステップの方が再現性高く、かつ高単価のフリーランスエンジニアになりやすいからです。
スクール卒業後、すぐに独立しても食べてはいける
プログラミングスクール卒業後にすぐフリーランス独立したとしても、食べていくことは可能です。
例えば前述したようなWordPressサイト制作は、個人でもできる仕事です。こういった仕事を毎月こなしていけば、それだけでも月20万円くらいは稼げるようになります。
また独立して実績とスキルを積んでいけば、独立当初と比べて、アピールできる実績やスキルもだんだんと増えていきます。そのやって経験を積んでいけば、徐々に高単価に移行することも可能です。
このようなステップで、単価を上げていくフリーランスエンジニアになっている人は、世の中には存在します。
なので、プログラミングスクール卒業後に独立することは決して不可能ではないですし、行動し続ければできると思います。
一方で、再現性は乏しい
一方で、上記のステップを誰でもできるかというと、そうでもないことが事実です。つまり再現性は乏しいんですよね。
まず、実績やスキルを培っていく過程は、泥臭く行動し続ける必要があります。仕事に応募し、断られてもまた次へ行く。実績作りのためできることを増やしていく。こういうことを地道に続けることは、誰でもできるものではないんですよね。
ですから、意思が弱いと、途中で挫折してしまう可能性があります。せっかく夢のフリーランスになれたのに、それだともったいないですよね。
企業に入れば、給料をもらいながら実績とスキルをつけていける
一方、プログラミングスクール卒業後にすぐ独立するのではなく、企業へ就職・転職をすれば、日々の仕事を通じて着実にスキルアップしていけます。
またこの方法であれば、「お金をもらいながら」スキルアップすることができるのが、最大のメリットですね。
もちろん、最初からフリーランスとしてチャレンジしても良いと思います。行動し続けられれば、その分早く理想の生活を実現できるからです。
一方で、日々貯金が減っていく心配をしながら、スキルアップや実績作りは大変です。
そういう状態に精神的ストレスを感じてしまう場合は、一度企業で働きつつ、スキルアップした方が良いと思いますよ。
フリーランスエンジニアになれるプログラミングスクール
ということで、個人的には「一度企業へ就職し、実務経験を積んでから独立」がおすすめです。その方が、エンジニアとしての年収や市場価値も上がりやすいからです。
それでも、人によっては「最初の年収は低くても、やっぱりすぐに独立したい!」と思う方もいると思います。
なので今回は、
- 開発の会社に就職→実務経験を積んでから独立する
- 就職を挟まずに最初から独立する
この2つのパターンで、それぞれ選ぶべきプログラミングスクールを紹介しますね!
結論から言うと、
フリーランスになりたい人向けスクールの選び方
- まずは実務経験を積みたい→就職支援付きスクールがおすすめ
- いや、すぐにでもフリーランス独立したい→学習のみで受講できるスクールがおすすめ(特にフリーランスに強いスクール)
上記の通りです。
1. 実務経験を積んでから独立したい場合に最適なスクール
こちらの場合は、まずは開発関係の会社に就職する必要があるので、就職支援付きのプログラミングスクールを選びましょう。
就職支援付きスクールを利用するメリットは複数ありますが、
・手厚い就職・転職支援が受けられる(書類選考・面接対策など)
・安心の就職・転職保証を受けられる(もし転職できなければ受講料全額返金など)
・「就職・転職決定率」も就職支援付きスクールの方が良い(90%以上など)
このように、安心して就職できる環境が整っているからです。
特に、最近は自社開発など人気の企業に就職できる企業も増えてきたので、「就職先の中身」の観点でも、就職支援付きスクールはおすすめです。
初心者に多く選ばれている、かつ就職支援に強いおすすめのプログラミングスクールは「就職・転職に強いプログラミングスクール5選」でまとめていますので参考にどうぞ。
ここで紹介しているスクールなら、数年後に独立して、フリーランスになることができますよ。
就職・転職支援に強いプログラミングスクール6選【現役エンジニアが解説】
2. すぐに独立したい場合に最適なスクール
こちらの場合、学習のみで受講できるプログラミングスクールを選びましょう。
最近はプログラミングスクールのカリキュラム内で「オリジナルサービス開発」の経験が積めるスクールがあります。
このようなスクールであれば、学習を通じてサービス開発する力がつくため、その後副業なり独立をする際に役立ちます。オリジナルサービス開発経験をしっかり積めるスクールは、フリーランスに強いスクールです。
こちらのパターンの場合のおすすめプログラミングスクールは「現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール5社【徹底比較】」の記事でまとめています。
上記記事では「就職支援がついたスクール」「就職支援がついていないスクール」、両方込みで本当におすすめなスクールを5社挙げました。スクール選びの参考になるかと思います。
プログラミングスクールおすすめランキング25選【2024年最新版】口コミ180件を徹底比較!
まとめ
まとめます。
- 開発の会社に就職→実務経験を積んでから独立する
- 就職を挟まずに最初から独立する
この2つが、プログラミングスクール卒業後にフリーランスとして独立する方法です。特におすすめは「一度企業に入ること」ですね。その方が再現性高く、高単価のフリーランスになれるからです。
いずれにしても、まずはプログラミングを学ぶことからスタートです。プログラミングスクールを使えばスキル習得だけでなくエンジニアの繋がりもできますし、就職サポートも受けられます。
また、プログラミングスクールにはフリーランスエンジニアをしながらスクールのメンター業をやっている方も多くいますので、そういった方に直接独立した方法を聞くことはすごく重要なことなので、早速聞いてみましょう。
プログラミングスクールはあなたが一旦就職するか、それともすぐにフリーランスを目指すかでおすすめのスクールは変わりますが、前述通り「現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール5社【徹底比較】」の記事では、どちらのパターンであっても最もおすすめな5校をまとめているので参考にしてみてください。
また、特に就職に強いところにこだわりたい場合、「就職・転職に強いプログラミングスクール5選」は就職に強いところのみ厳選しているのでこちらをどうぞ。
人気記事現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール5社【徹底比較】
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