地方在住者がエンジニアになる方法【仕事の特徴や転職方法を紹介】

地方在住者がエンジニアになる現実的な方法【仕事の特徴や転職方法を紹介】

どうも。フリーランスエンジニア兼転職エージェントのYutoです。

 

さて、最近は地方在住者の方から「地方でエンジニアになりたい」 という相談をよく受けるようになりました。

 

エンジニアの世界の場合、基本的には東京に案件が集中しているのが実情です。そのため、東京で勤務したい場合と、地方で勤務したい場合では、そもそも選べる選択肢の数が大きく異なるんですよね。

 

なので、地方から上京し、東京でエンジニアになる人も多いです。

 

じゃあ、地方だとエンジニアになることはできないのかというとそうではなく、地方在住者でも、地方でエンジニアになることは可能です。

 

そこで本記事では、地方在住者がエンジニアになるための方法について、ご紹介します。

 

僕は現在フリーランスエンジニアとして働きつつ、転職エージェントとしても仕事をしています。経験をもとに、地方のエンジニア仕事事情について解説します。

 

以下のパターンの方にも答えます

  • 地方から首都圏に上京し、首都圏でエンジニアになりたい人

 

なお、多くの地方在住者が悩む「地方→東京近郊での就職」というこのパターンについても、具体的な方法を本記事で解説しますね。

 

地方エンジニアの仕事の特徴

まず、地方のエンジニア案件と、東京のエンジニア案件は色々と異なる部分が多いです。

 

まずはこの違いについて、簡単に紹介しますね。

 

東京の仕事の特徴について

まず東京ですが、前述通り、多くのエンジニア案件は東京に集中しています。

 

例えば、IT/Web特化の最大手転職エージェントレバテックキャリアの案件数は、首都圏(東京、埼玉、神奈川、千葉)で「1,524件」となっていました。

 

首都圏案件の特徴

特に「Web系」の仕事は特に東京に密集している傾向がありますね。

 

渋谷界隈には本当に多くのWeb企業がありますが、渋谷をはじめ、東京エリアに、日本のWeb系企業の多くは密集しています。

 

言語としては、Javaが最も多く、次点でPHPやRuby、Pythonといった感じです。PHPやRubyの需要が高いことが、Web系の需要が高いことを表しています。

 

地方の仕事の特徴について

一方、地方の場合、東京含む首都圏と比較して、案件数はまだまだ少ないです。こちらもレバテックキャリアで実際の案件を見てみましたが、地方(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、福岡)で「645件」となります。

 

  1. 首都圏(東京、埼玉、神奈川、千葉)⇨1,524件
  2. 地方(大阪、京都、名古屋、滋賀、兵庫、奈良、福岡)⇨645件

 

こんな感じで、およそ2倍強の案件数の差がある、という感じですね。体感としては2〜3倍くらいなので、概ねこんな感じかなと思います。

 

地方案件の特徴

Web系の企業はまだ数が少なく、いわゆるメーカー系の仕事が多いです。ですから、利用言語もJavaが多くなる傾向にあります。

 

Javaの次点は東京と同じくPHPが続きますが、その後はC#、C++といった言語がくるのが、地方の特徴ですね。

 

首都圏で需要の強かったRubyやPythonといった言語も需要はありますが、それでも首都圏と比較すると、少し需要が落ち込むイメージです。

 

待遇面は東京に上京した方が良い

案件数もそうですが、待遇面をとっても、首都圏の企業の方が良い傾向にあります。なので、待遇面重視なら、東京に上京して、東京で就職・転職した方が、年収は高くなる傾向があります。

 

とはいえ、地方は物価が安いですよね。そこまで含めて考えると、可処分所得は地方の方が大きくなることはザラにあります。

 

というのが首都圏と地方の案件の違いです。これらを踏まえて、地方でエンジニアになるための方法を紹介していきますね。

 

地方在住者が地方でエンジニア・プログラマー就職・転職する方法

  1. プログラミングを学ぶ
  2. 転職エージェントを利用する

 

結論、この2つのステップで、地方でもエンジニアになることが可能です。

 

ステップ1:プログラミングを学ぶ

すでにプログラミングをバリバリできる即戦力人材は別ですが、そうでないなら、まずはプログラミングを学ぶことからスタートです。

 

おすすめの勉強方法

  1. プログラミング学習サイトを利用する(代表的なサービス:Progate
  2. プログラミングスクールを利用する(代表的なサービス:TechAcademy

 

この2つです。

 

基礎的なことはProgateでOK

プログラミングの基礎的なことを学ぶなら、Progateが良いですね。

 

Progateはプログラミングが学べる学習サイトでして、基礎的なコンテンツは無料で利用できます(途中から有料)。

 

本格的に学ぶならスクールがおすすめ

一方、本格的に就職や転職を見据えてプログラミングを学ぶなら、プログラミングスクールが良いですね。

 

最近は地方在住者でもオンラインで受講できるプログラミングスクールがあります。代表的なスクールだとTechAcademyですね。

 

こちらはオンライン完結でプログラミングを学べるスクールです。僕自身も受講したことがありますが、講師の質も高く、カリキュラムを通じてオリジナルサービス開発も経験できるので、就職や転職時のアピールにも利用できます。

 

また、TechAcademyは無料体験もやっています。こちらはオンラインで1週間プログラミング体験ができるものでして、プログラミングの基礎から簡単な開発工程まで、無料で体験できます。

 

PCとネット環境さえあれば無料で試せるので、気軽にトライしてみることが吉です。公式サイトには「無料説明会動画」もあるので、併せてチェックすると、よりイメージがつくかと思います。

>>TechAcademy1週間無料体験

 

興味ある方はこちらもどうぞ(TechAcademy含むおすすめプログラミングスクール)👇

【2022年度版】おすすめプログラミングスクール18選。180件の口コミを徹底比較した結果はコレ!

 

ステップ2:転職エージェントを利用する

プログラミングを学ぶと同時に、転職エージェントを利用しましょう。

 

首都圏だと「プログラミングスクール経由の就職・転職」が一般的になってきていますが、地方の場合、まだその仕組みが強固ではありません。

 

なので、まずは転職エージェント経由で転職を検討することが、地方でエンジニアになるならファーストステップです。

 

転職エージェントは「無料」で利用できる

これは意外と知られていない事実ですが、転職エージェントは「無料」で利用できるんですよね。

 

これは転職者が採用決定したタイミングで、採用企業から転職エージェントに対して「紹介料」が支払われるからです。

 

しかも、転職エージェントのサポート範囲は、転職相談〜入社まで全てです。キャリアの悩み相談、求人紹介、履歴書添削、企業との面接調整、面接対策、年収交渉まで、全てエージェントが無料でやってくれます。

 

これだけの充実したサービス、フル活用しないと勿体無いんですよね。転職エージェントからしても、あなたが入社しない限りは報酬は0円なので、利害も一致しています。

 

おすすめの転職エージェントは、実務経験者であればレバテックキャリア、実務未経験者はdodaが良いですね。詳細は以下の記事でまとめています。

 

【2022】ITエンジニア転職で本当に役立った転職サイトと転職エージェント

 

地方でフリーランスエンジニアになることもおすすめな道

エンジニア経験者であれば、企業に就職・転職せず、フリーランスエンジニアとして地方で働くことも現実的に目指せます。

 

転職エージェント同様、フリーランス志望者向けに対して、仕事を紹介してくれるフリーランス専門のエージェントがあります。こういったエージェントに登録すれば、地方の仕事を紹介してもらえるんですよね。

 

フリーランスに関しても、地方だと東京より案件数が多いわけではなく、収入面で言っても地方だと劣ります。

 

ですがそれでも月50万円くらいは十分実現可能なので、経験がある方は、フリーランスという道も検討すると良いです。

 

地方だと、大阪、京都、兵庫あたりはレバテックフリーランス、それ以外の地域はPE-BANKというエージェントがおすすめです。

 

それぞれ強いエリアが異なるので、自分の住んでいる地域、住みたい地域に合わせて使い分けると、より自分に合った案件を紹介してくれますよ。

 

こちらも独立意思が固まっていなくても無料で相談できるので、気軽に相談してみることが吉です。

 

地方在住者が首都圏でエンジニアになる方法

この場合、首都圏の就職・転職に強い転職エージェントを利用することが一般的です。

 

こちらも、前述したレバテックキャリアdodaが第一候補となります。

 

どちらも首都圏の求人にも圧倒的に強いので、地方案件を相談する際に、「首都圏にも興味があるんですけど・・」と相談すれば、案件紹介などしてくれます。

 

まとめ:地方在住者もエンジニアになれる

前述通り、エンジニアになるなら東京が、最もアツイ場所であることは事実です。ですが、地方でもエンジニアになることは可能なんですよね。

 

エンジニアとして経験を2年ほど積んでいけば、フリーランスエンジニアになることも十分可能です。そうすれば、月収50万円以上くらいは最低限確保しながら、場所に縛られずリモートで仕事をすることもできます。首都圏・地方かかわらず、自由に働くライフスタイルも実現していけますよ。

 

いずれにしても、まずは自分の可能性を知ることから。行動しながらどの道に進むか、考えてみると良いんじゃないかなと思います。

 

今回紹介したプログラミング学習サービス

  1. プログラミング学習サイト:Progate【一部コンテンツは無料】
  2. プログラミングスクール:TechAcademy【1週間のオンライン無料体験あり】

 

今回紹介した転職エージェント

  1. レバテックキャリア【経験者向け】
  2. doda【未経験者向け】

 

今回紹介したフリーランスエージェント

  1. レバテックフリーランス【大阪、京都、兵庫におすすめ】
  2. PE-BANK【それ以外の地域】

 

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