プログラミングスキルは”いま世の中で最も稼げるスキル”といっても良いほど、稼げるスキルです。
最近は20代の駆け出しフリーランスエンジニアでも年収1,000万円を実現している人がゴロゴロいますし、若くして稼ぎたいなら、プログラミングを学ぶことが一番の近道です。
本記事の内容
- プログラミングスキルを活かした稼ぎ方
- 実際の事例やリアルな収入の情報
これを書いているぼくは現在のフリーランスエンジニア。もともとはプログラミング未経験でしたが、働きながらプログラミングスクールに通ってスキルを習得しました。
ぼくも一応そうなんですが、ぼくの周囲にはプログラミングスキルを使って月収で100万円以上稼いでいる人も多くいまして、そんな彼らの稼ぎ方もこの目で見てきました。そういった具体的な事例やリアルな収入の情報も、本記事ではご紹介します。
Contents
プログラミングスキルを使った6つの稼ぎ方
- 企業に就職して働く
- フリーランスエンジニア専門エージェント経由で仕事をする
- クラウドソーシングで稼ぐ
- 自分のオリジナルサービスを使ってマネタイズする
- 顧客のサービスを作ってマネタイズする
- プログラミングを教える
この6つです。それぞれ方法や事例をご紹介しますね。
1. 企業に就職して働く
- 稼げる度:⭐⭐⭐
- 難易度:⭐
エンジニア、プログラマーとして就職する。一番メジャーな方法です。
最近はスキルなし学歴なしの未経験でも、就職・転職に強いプログラミングスクール6選【現役エンジニアが徹底比較】で紹介しているような就職支援付きのプログラミングスクールを使えば、IT企業にエンジニアとして就職・転職することができます。
なぜ未経験でもエンジニア就職ができるかというと、IT業界全体で圧倒的に経験者エンジニアが不足しているので、未経験者を採用して育てる企業が増えているからです。
エンジニアは手に職ですし、スキルを身につければ転職もしやすいです。プログラミングスキルは会社から離れても通用スキルなので、スキルさえ身につければどこでも評価されるんですよね。
就職すれば、お金をもらいながら実践を積んで、スキルアップしていけます。経験積みながらスキルアップすれば2年もあれば独立も目指していけますから、まずは就職する人が大半です。
実際の事例
転職サイトには、ITエンジニアの仕事がたくさんあります。
例えばen転職で求人を調べてみると、「サーバー・ネットワーク」の設計や運用のお仕事は、「未経験歓迎」で多く募集されていましたが、ある一つの案件は、収入は月給22万円から、最大は60万円となっていました。
ただしここで勘違いをしてはいけません。これはほとんどの人は知らないので知っておいて欲しいのですが、一般の転職サイトの収入表記が月給◯◯万円〜⚫⚫万円となっている場合、ほとんどの場合、⚫⚫万円の収入は適用されません。
これはあくまで「理論上目指せる最大の収入」を表記しているだけでして、ほとんど場合は左側の◯◯万円の収入からスタートします。
ですので上記のような求人の場合、ほとんどの人は月給22万円近くからのスタートです。
一部、優秀だと認められた方は高い収入で転職できる可能性もありますが、未経験者であればほとんどがミニマムの収入からスタートです。転職サイト経由だと、だいたい月20万円台の仕事が多いですね。
ということで、未経験からエンジニア就職・転職する場合、普通の生活を送る分には稼げるけど、ものすごく大金を稼げるわけではありません。
ですが、就職はプログラミングで稼ぐためには最も現実的な方法で、かつ就職するからこそ実務経験も積んでいけるので、入口として万人におすすめしています。
2. フリーランスエンジニア専門エージェント経由で仕事をする
- 稼げる度:⭐⭐⭐⭐⭐
- 難易度:⭐⭐⭐
前述の就職・転職と異なり、こちらはかなり稼げます。
フリーランスエンジニア専門エージェントとは、フリーランスエンジニア向けに、仕事を紹介してくれるエージェントです。
エージェントを利用すると、自分の代わりにエージェントが企業に営業をかけてくれるので、エンジニア自身が営業する必要ありません。
もちろん、エージェントは仕事を仲介をすることで手数料(マージン)を得ているので、その分エンジニアが受け取る収入は減ります。
それでも、かなり稼げるので、エンジニアとしてはフル活用すべきですね。面倒な営業をすべて任せられるのは果てしないメリットです。
実際の事例
例えば、フリーランスエンジニア向けのエージェント、レバテックフリーランスには、多くの案件が公開募集されています。
その中でも「アパレルECサイトの開発案件」などは、収入は「〜75万円/月」となっていました。
これは一例ですが、中には月100万円の案件もあります。フリーランスエンジニア向けのエージェントの場合、転職サイトとは違って、収入水準はかなり高めです。
実際の収入分布は、レバレジーズ株式会社が出している「フリーランスエンジニア向け業務委託案件の契約単価」の調査データを見るとわかります。以下が実際のデータです。
これを見ると、約60%以上の人は月収60万円以上、約97%以上の人は月収40万円以上となっています。つまり、ほぼ全ての人は月40万円以上稼げています。
このように、フリーランスエンジニアはかなり稼げます。収入が多く、エージェントを活用すれ営業も代わりにしてくれます。プログラミングで稼ぐなら、こういったエージェントを活用することですね。
3. クラウドソーシングで稼ぐ
- 稼げる度:⭐
- 難易度:⭐
プログラミングスキルがあれば、クラウドソーシングで稼ぐこともできます。
初心者でも一番取り掛かりやすい方法で、サラリーマンのちょっとした副業、主婦のパート代わりとしても使えます。
実際の事例
以下、クラウドワークスには「コーディングの案件」が多くあります。初心者でも取り掛かりやすい案件ですね。
気になる収入は1万円〜5万円/件でした。普通の経験者であれば1件数時間程度でできますので、隙間時間を使って月に5件こなせば、それだけで5万円〜25万円となります。ちょっとした副収入とすれば、十分な金額ですね。
ただ、クラウドソーシングは誰でも始められるので、大きく稼げるものではありません。大きく稼ぎたいなら、前述したフリーランス向けエージェントで仕事を取った方が稼げます。
4. 自分のオリジナルサービスを使ってマネタイズする
- 稼げる度:⭐⭐⭐⭐⭐
- 難易度:⭐⭐⭐⭐
「Webサービスを作って課金」
「スマホアプリを作って販売」
このように、自分のオリジナルサービスを作り、お金を稼ぐことも可能です。
実際の事例
Webサービスを使って課金をする方法は、大手企業も行なっています。例えば、プログラミングをネット上で学習できるサービスのProgate。
Progateは初心者向けのプログラミング 学習サイトで一部無料で使えますが、有料会員になることで、機能をフルで使えるように仕組み化されています。
このように、有料会員になることを訴求し、課金することを定期課金モデルと言いまして、収入見通しが立つ、安定した収入源です。マネタイズ方法としては最も真似したい方法ですね。
このような定期課金モデル以外にも、スマホアプリを作って有料販売をする課金モデル、ProgateのようなWebサービスを完全無料で公開し、そこに広告を載せることで収入を得る広告モデルなど、稼ぎ方は様々です。
自分でサービスを作れるようになると、販売したり、会員登録制にしたり、広告モデルにしたりと、稼ぎ方は増えます。もちろん、単価も自分で選べます。
このように、大きく稼ぎたいなら、自分でオリジナルサービスを作ることを目標にすべきですね。
5. 顧客のサービスを作ってマネタイズする
- 稼げる度:⭐⭐⭐⭐⭐
- 難易度:⭐⭐⭐⭐⭐
ちょっと特殊な方法です。自分のオリジナルサービスではなく、顧客のオリジナルサービスを代わりに作り、収入を得る方法です。
実際の事例
ぼくの仕事仲間に、顧客専用のアパレルECサイトを制作し、それに加え、アパレルECサイトへの商品出品作業なども一括代行することで、ECサイト経由であがった売上の一部を、商品が売れるごとにもらえるように仕組み化し、収益を上げている人がいます。
すでに商品を持っているけど、売る手段がわからない企業や人は、世の中にたくさんいます。そういった方々に対してWebを使って仕組みを提供し、彼らのビジネスをトータルサポートできれば、大きな収入をあげることもできます。
ちなみにこの方法だと、売上規模は数千万ならず億も狙えます。ここまで来るとWebマーケティングやリスティング広告の知識も必要になるので難易度は高いですが、一つの事例として面白いやり方ですね。
6. プログラミングを教える
- 稼げる度:⭐⭐
- 難易度:⭐⭐
プログラミングを学びたい人はたくさんいるので、彼ら彼女らにプログラミングを教えることでお金を稼ぐことができます。
実際の事例
例えばプログラミングスクールの講師ですね。
プログラミングスクールの中には、プログラミングを学んだ人を講師として採用しているスクールがあります。
プログラミングが学べて、しかもメンターとして収入ももらえる。学生であれば、かなり美味しい仕事だと思いますよ。
またプログラミングスクールには、フリーランスエンジニアとして働きながらメンター業をされている方が多くいまして、彼ら彼女らから、いろんな稼ぎ方を直接教えてもらうこともできます。
そういう意味で、これからプログラミングで稼いでいきたい人は、プログラミングスクールを活用して学習し、いろいろ方法を聞いてみることをおすすめします。
僕もはじめてプログラミングスクールを受けたときは女性のメンターでしたが、フリーランスエンジニアとして活躍されていて、仕事の受注方法などを教えてもらいました。かなり役立っています。独学だとなかなか聞けない話ですので、有効活用すると良いですよ。
人気記事現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール12社【徹底比較】
結論、初心者におすすめのプログラミングの稼ぎ方はどれ?
結論、以下のステップが良いです。
- 就職支援付きプログラミングスクールを使って、数ヶ月スキルを学んで就職
- →1〜2年ほど働いてフリーランスエンジニア向けエージェントを使って独立
- →高単価案件をこなしながら、自分のサービスを作っていく
この方法が一番現実的でおすすめです。
やはり最初は就職が一番ですね。お金をもらいながら実務経験を積めます。
2年ほど実務経験を積めばフリーランスエンジニアも目指せますから、そうなったらフリーランス向けのエージェント経由で月60万円以上の高単価案件をもらってこなしながら、年収1,000万円でもリモートワークでも週3勤務でも、なんだって目指していけます。
まずは就職に強いプログラミングスクールの通うところからスタートです。就職できるスクールについては就職・転職に強いプログラミングスクール6選【現役エンジニアが徹底比較】で厳選してご紹介しているので、まずはご覧ください。
まとめ
述べてきた通り、プログラミングスキルを身につけると、いろんな稼ぎ方があります。今回ご紹介した方法以外にも、色々な稼ぎ方を実践している方はいると思います。
いずれにしても、プログラミングは普通の凡人が比較的簡単に身につけられて、しかも安定して稼げるスキルです。だからこそ、人生逆転したい人には、プログラミングスキルを身につけることを真剣に検討するべきです。
プログラミングスキルを身につければ会社員としても生きれますし、独立・起業もしやすいです。がっつり稼ぐも良し、程よく週3日勤務で働き、月40万円程度稼ぐ生活も良いですね。
いまは世の中的にエンジニアの需要が高い一方でエンジニアが不足しているため、若ささえあれば誰でもエンジニアになれますが、これから先はわかりません。
善は急げです。一生稼げるスキルを身に付けたいなら、まずは行動を。
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