未経験からの「IT転職の難易度と攻略法」について【プロが教える】

「未経験からIT業界に転職を考えているんだけど、IT転職の難易度はどれくらいなんだろう?IT業界って特別な知識が必要なイメージだし、未経験からだとIT転職ってやっぱり難しいのかな・・。」

 

今回はこういった疑問に答えていきます。

 

本記事の内容

  • IT転職の難易度について→年齢によって分かれます。
  • とはいえ、IT転職はしやすくなっている。その理由とは?
  • 【未経験向け】IT転職の攻略法

 

簡単に僕のことをご紹介すると、現在フリーランスエンジニア兼転職エージェントという少し異色の経歴を持っています。あまり自分のことで誇れることはないですが、上記の通りIT業界にはどっぷり浸かっている立場なので、IT転職については誰よりも詳しく語れると思います。

 

今回は「IT転職の難易度」について、未経験者が気になるであろうことを全て語っていきます。5分ほどで読めますので、IT転職を少しでも検討している方は読んでみてください。IT転職の実態がわかるようになりますよ。

 

IT転職の難易度は年齢によって分かれる

未経験者からのIT転職は、年齢によって分かれます。ざっくりですが、具体的には以下のようなイメージです。

 

  • 〜25歳   :ハードル低
  • 25歳〜29歳:ハードル中
  • 30歳〜   :ハードル高

 

事例やデータをあげながら、実態を解説していきますね。

 

若いほどポテンシャルで採用されやすいのが転職の常識

当然ですが、転職では年齢が若ければ若いほど、経験やスキルがなくてもポテンシャルとして採用されやすくなります。これは転職の常識です。

 

転職は基本的には「即戦力採用」がメインです。企業としては即戦力人材ではない「ポテンシャル人材」は、中途ではなく新卒でとればいいわけですからね。わざわざ中途で費用をかけて、未経験者を取る必要は本来のところありません。

 

近年は中途のポテンシャル採用も増えている。その理由とは?

とはいえ、近年は中途であっても、ポテンシャル人材を採用する企業が増えています。なぜかというと、

 

  1. 新卒が取れない
  2. 中途でも若手が取れない
  3. 結果、若手の数が足りていない

 

これらが起きていることが大きな理由です。

 

先ほどポテンシャル人材は本来新卒で取ればいいと話しましたが、いま起きている問題は、新卒採用をやっても、新卒自体の採用ができなくなってきていることです。

 

日本は少子高齢化が進んでいます。つまり、若手の数が減ってきています。一方、会社のスタートアップが資金面でも以前より手軽になったことから、企業の数や求人数は以前より増えています。

 

つまり、

 

  • 若手の数→減っている
  • 求人の数→増えている

 

こういう逆の動きが進行しているのが、いまの転職市場です。若手を取りたいのに市場に若手がいない、そのくせライバルの企業が増えている。そんな状況なので、中途採用でポテンシャル人材を取ろうする企業が増えています。

 

IT業界は特に人材難が進んでいる

特にIT業界はこの傾向が顕著です。

 

根拠は転職の求人倍率を見れば一目でわかります。以下が実際の求人倍率のデータです↓

 

IT転職の難易度は年齢によって分かれる

引用:doda| 求人倍率レポート

 

これを見ると、「IT・通信業界」の倍率は5.96倍です。全業種の平均倍率が2.4倍でして、IT業界の倍率はあらゆる業種の中でも最も高い部類です。IT業界では前述通り転職希望者と求人数が釣り合っていないので、その実態を表す求人倍率も高くなっています。

 

このように、多くのIT企業は人材難の状態です。ポテンシャル人材の若手自体が取れていない企業がすごく多いので、その分中途の未経験者でも、ポテンシャル人材としてIT転職しやすくなっているのは確かな事実です。

 

ちなみに僕が採用を手伝っているIT企業さんもまさにこの状況でして、「新卒取れない+若手取れない+経験者も取れない」のトリプルパンチのため、最近は中途採用で未経験者を取っていたりします。

 

こういう動きをしているIT企業はいまとても多いので、未経験からIT転職を検討している人には間違いなく追い風な状況ですね。

 

30歳以降でのIT転職の成功例

とはいえ、「30歳以降はさすがに転職は厳しいんじゃない?」という声が聞こえてきそうですが、実は30歳以降でIT転職に成功された方もたくさん存在します。

 

例えば以下の方は、プログラミングスクールTechAcademy (テックアカデミー)を使い、30歳以降で初めてプログラミングを勉強し。見事IT転職に成功されています。

 

IT転職の成功例

出典:未経験からエンジニアへ転職!転職活動から1か月で内定を決めた秘訣とは?|TechAcademy公式ブログ

 

実際の転職エピソードを以下引用します↓

 

――実際の転職活動はいかがでしたか?

僕の場合、年齢がギリギリだと思ってたので少し心配だったのですが、キャリアカウンセリングをしていただいてから1か月後には内定をいただけたので、そのスピード感に驚きました。
また、IT業界というものをしっかりと理解できていなかったので、エンジニアとはいえたくさんの種類があってプロジェクトへの関わり方も違うということを、カウンセラーから教えていただいて視野が広がりましたね。当初は、エンジニアといえばコードをひたすら書いているイメージしかなかったのですが、インフラ周りにも関われると知って自分が就きたいポジションが明確になったと思います。
視野を広げることができ、自分がやりたいことが明確になっただけでもすごく価値があることだと思いましたね。

 

――内定が決定した企業に決めた理由は何ですか?

担当カウンセラーからの紹介で2社ほど面接に行きました。20社くらい求人票をいただいて、1つ1つ条件や業務内容を確認し、第一志望の企業から内定をいただけたのでうれしかったです。内定先は、実際に面接に伺った時の雰囲気の良さや人間関係の良さが印象的でした。休日にもエンジニアの方々で勉強会を開いていたり向上心があるのも魅力的でした。スキルアップをしたいので、他のエンジニアさんとコミュニケーションが取りやすいという点は本当に良かったです。

引用:TechAcademy公式ブログ

 

なんと、キャリアカウンセリングをしてから、たった1ヶ月で転職成功されています。このスピード感はすごいですね。もともとは飲食関係にいたそうで、IT業界自体にゆかりがあった訳でもない方です。それでも30歳以降で1ヶ月で内定まで勝ち取っています。

 

でもこれって、別に特別なことでもないんですね。僕の身近でも30歳を超えてからIT業界に転職している知人がいますし、未経験からIT転職することはメジャーな選択肢になってきています。

 

このように、未経験からでもIT転職を実現されている方は世の中にたくさんいます。たとえ年齢が若くなくても、IT転職に成功されている方はたくさんいるんですよ。僕はこの事実を知ってほしいと思っています。

 

結論:IT転職は誰にでもチャンスはある

ということで、IT転職は誰でにもチャンスはあります。

 

もちろん、簡単ではありません。でも、IT転職に成功されている人はどの年代にもたくさんいますので、最初から諦める必要は全くないです。

 

ですから、未経験からIT転職が実現可能な方法を知り、その方法に沿って行動を起こしていきましょう。

 

じゃあどうやってIT転職するか?その具体的な方法に移ります。

 

未経験からIT転職するためには?おすすめの方法は2つです

  1. 転職エージェント経由で転職
  2. プログラミングスクール経由で転職

 

方法としてはこの2つです。

 

1. 転職エージェント経由で転職

一番メジャーな転職方法は「転職サイト」や「転職エージェント」経由です。未経験から異業種のIT転職をする場合、コンサルタントに相談しながら転職活動を進められる「転職エージェント」を利用したほうがオススメです。

 

転職エージェント経由での転職活動の進め方としては、まずは転職エージェントに登録することからスタートです。登録しないと使えないので、まずはここが第一歩ですね。

 

転職エージェントなら、まずはdodaで無料相談をまずやってみると良いです。業界最大手の一社で求人数がとにかく豊富、かつIT転職にも強いです。転職する気がまだない段階でも、無料で相談に乗ってくれるので、まずは色々聞くことから始めましょう。

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2. プログラミングスクール経由で転職

もう一つがプログラミングスクール経由で転職することです。前述したTechAcademy [テックアカデミー]などを使って転職する方法ですね。

 

この方法の利点としては、スキルアップしながら転職できることですね。

 

全くの未経験からIT転職だと、不安に感じることも多いはず。その点プログラミングを勉強しておけば転職活動の際の自信にも繋がりますし、技術系で転職を考えている場合、何より入社後実務にスムーズに入れるのでおすすめしています。

 

個人的なおすすめのプログラミングスクールは、TechAcademy (テックアカデミー)です。実は僕もTechAcademyでプログラミングを勉強してエンジニアになりました。費用が安く、質も高く、かつオンライン完結で場所を選ばず自分のペースで学習できるので、特におすすめしています。

 

費用はコースにもよりますが、1ヶ月で13万円、2ヶ月17万円ほどです。エンジニアになれば月収50万円、100万円も目指せます。そんなスキルを学べ、しかもその後に転職サポートを無料で受けることができるので、ぜひ検討してみてください。

 

なお、迷っている人向けの7日間無料体験もあるので使ってみると良いですよ。オンライン簡潔なので、PCとネット環境さえあれば今すぐにでも自宅から無料体験可能です。

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転職支援付きコースなら無料で受けられるところもある

なお、今の時点でIT転職する意思があるなら、「学習+転職サポート」があらかじめセットになったタイプのスクールを受けると、学習から転職サポートまで一貫して無料で受けられるスクールがあります。IT転職する意思があるなら、こちらの方法のほうがお金がかからずお得に転職できます。

 

おすすめの転職支援付きスクールは現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール12社【徹底比較】の記事でご紹介しているので参考にしてみてください。

 

その他、IT転職する上で未経験者が気になりそうなこと

 

これらについては上記の記事でまとめているので続けて参考にしてみてください。

 

まとめ

 

  • IT転職の難易度は年齢によって分かれる
  • とはいえ、IT転職はしやすくなっている
  • なぜなら若手の数が減っている+求人数が増えているから
  • 未経験からIT転職するには「転職エージェント」と「プログラミングスクール」活用がキー

 

まとめると上記の通りです。

 

IT業界は良い世界です。スキルを着実に身につけていけば収入も上がりやすいですし、独立もしやすい業界です。フリーランスエンジニアになれば20代で年収1,000万円の人もゴロゴロいる世界ですから、勇気を持って飛び込んできて欲しいですね。

 

幸い、今はIT業界全体が人手不足ですので、未経験からでも転職しやすい状況です。IT転職の難易度の点でいえば、今ほど転職しやすい時期は、正直なところ、今までは本当に無かったです。それほど今は良いタイミングだと思います。

 

だからこそ、この絶好のタイミングを逃さないで欲しいですね。今なら行動さえ起こせば道が拓けます。

 

後悔だけはしないように、まずは一歩を踏み出しましょう!

 

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