どうも。フリーランスエンジニアのYutoです。
最近以下の質問をいただきました。
こんにちは。私はプログラミング初心者で、これから「Java」を学ぼうかと考えています。そこで質問ですが、Javaでできることや作れるものはどんなものでしょうか?Javaを学ぶと実現できる生活や働き方も知りたいです。
ご質問ありがとうございます。
結論、Javaは汎用的な言語の筆頭格であるため、業務システムやWebサービス、アプリなど、様々なものを作ることができます。
そこで本記事では、Javaでできることや作れる具体的なものの紹介をはじめ、Javaを学ぶと実現できる人生についても、現役フリーランスエンジニアの僕が、経験をもとにご紹介します。
僕の経歴について
現在フリーランスエンジニアとして働きつつ、転職エージェントとしても仕事をしています。
そのような背景を持つ僕が、Javaでできることや作れるもの、Javaで実現できる生活について紹介します。
Contents
Javaでできることや作れるもの【何ができるの?】
Javaで作れるものですが、一言で言ってしまうとなんでも作れます。
例えば以下のものは、Javaで作ることができます。
Javaで作れるものやできること
- 業務システム開発
- Webサービス・Webサイト開発
- Androidアプリ開発
- PCアプリ開発
- 家電製品
業務システムやWebサービスはもちろん、アプリ開発や家電まで、様々です。
それぞれ簡単に解説しますね。
業務システム開発
まずJavaを学ぶと、業務用システムを開発することができます。
業務システムとは、業務効率化を図るためのシステムであり、安定的に稼働し続けることが重視されます。Javaはまさに安定度の高い言語のため、好まれて使われているんですよね。
例えば、金融機関の会計システム
金融機関のシステム開発などは、Javaがよく使われていますね。
有名なところだと、三菱UFJなどもシステムでJavaを用いています。
Webサービス・Webサイト開発
また、Webサービスやサイト開発も、Javaを学べばできます。
Javaは特に大規模なサービスに使われることが多いですね。なぜならJavaは実行スピードが速い上に、堅牢性が高いからです。
WebサービスにはRubyが強いものの、こと大規模サービスの場合は、高速に作動するJavaの方が安定するメリットがあります。こういった場面でJavaは使われていますね。
例えば、Evernote
Evernoteは有名ですが、Evernoteも実はJavaを用いて作られています。Evernoteも世界中で利用されている大規模サービスですよね。
Javaを学べば、Evernoteのようなサービスを作ることもできるんですよね。
Androidアプリ開発
またAndroidアプリ開発は、Javaが得意とすることです。
AndroidアプリのほとんどはJavaで作られているほど、JavaはAndroidアプリに強いです。
PCアプリ開発
PCアプリ(デスクトップアプリ)開発も、Javaを学べばできます。
JavaはWindowsだけでなく、MacやLinuxなどのコンピューターを作動させることもできます。
家電製品
さらには家電製品にも、Javaは使われています。
例えば冷蔵庫やテレビ、洗濯機やBlu-rayのプレーヤーなどですね。こういったものにもJavaが使われています。
その他にも、IoT開発やAI開発、ゲーム開発等にもJavaは利用されています。プログラミング言語の中でもオールマイティさが光る言語ですね。
Javaでできないことや作れないもの
結論、全くできない分野はありません、前述通り、業務システムもWebサービスも、Androidアプリ開発もPCアプリ開発も、さらにはIoTやゲーム開発も、Javaであればできます。
汎用的にどんなことにも使える、というのがJavaの価値です。ですから、全くできないことがないんですよね。
一方で、Webサービス開発にはRubyやPHPがメインで使われていることが実情ですし、AI開発はPythonがメインで使われていることも実態です。
なぜなら、各分野ごとに開発のしやすさや、ライブラリーの充実度、学習難易度の違いもあるからです。Webサービス開発をやりたい場合は、Javaでもできるものの、RubyやPHPの方が開発しやすいですし、学習難易度も低いんですよね。
このように、Javaはできないことはない反面、「分野によっては得意・不得意はあること」が実態です。
Javaを習得すると実現できる生活や働き方
- 就職や転職、独立に困らなくなる
- 高収入を実現できる
結論、上記の通りです。それぞれ解説しますね。
就職や転職、独立に困らなくなる
まず一番は、就職や転職、独立に困らなくなることです。
なぜなら、Javaは需要がとにかく高い言語だからです。
これについては、データを見た方がイメージがつくと思いますので、
- 正社員のプログラミング言語別求人数
- フリーランスのプログラミング言語別求人数
この2つのパターンでお見せしますね。
正社員求人の約31.1%がJava【全言語の中でNo.1】
上記の通り、正社員求人では、全プログラミング言語の中でJava一つが31.1%を占めています。2位のPHPが14.9%、3位のRubyが8.2%ですから、JavaはダントツでNo.1となっています。
フリーランス求人の約29.2%がJava【こちらも全言語の中でNo.1】
次にフリーランス求人ですが、フリーランスで見ても、Javaは全体の29.2%を占めています。こちらも全言語の中でダントツNo.1ですね。
- 正社員求人:Javaは全体の31.1%
- フリーランス求人:Javaは全体の29.2%
まとめると、上記の通りで、あなたが正社員としてエンジニア転職しようと思う場合も、フリーランスエンジニアを目指す場合ま10件のうち3件はJavaということです。
このように、Javaの正社員求人はとにかく数が多いんですよね。なぜなら前述通り、需要が高いからです。
需要がない言語を学んでも、仕事がなかったら意味がありません。その点Javaは、あらゆる言語の中でも最もニーズがあります。だからこそ、一度勉強して身につけておけば、無駄にならないどころか、仕事を得続けることができるんですよね。
この仕事に困らないという点が、未来の生活や働き方に直結する、大きなメリットですね。
高収入を実現できる
またJavaを学ぶと高年収を実現することもできます。
これについても、実際のデータを見た方がイメージつくと思いますので、お見せしますね。
日経xTechが行った「プログラミング言語実態調査」で行ったアンケートによると、年収に関しては次の通りになっています。
【年収】Javaは全言語の中でNo.7
上記の通りです。世の中には100を超えるプログラミング言語がありますが、Javaは「年収573万円」で、全言語のうち「7位」の結果でした。
1位ではないものの、10位以内には入っている状態です。十分な水準ですね。
また上記データはこれは正社員やフリーランスがごっちゃになっているデータです。Javaをフリーランスエンジニアであれば年収800万円〜年収1,000万円は十分実現できますね。
事実、レバテックフリーランス所属のフリーランスエンジニアの平均年収は862万円となっています。所属のエンジニアももちろんJavaエンジニアが多いです。
サラリーマンの平均年収が400万円を切るような時代です。そんな時代において、平均でも573万円、フリーランスになれば年収800万円〜1,000万円を実現することができます。これがJavaを学ぶと実現できる未来ですね。
あなたが何を作りたいか、どんな生活を実現したいかで言語を選ぶべき
上記の通り、あなたが何を作りたいかや、どんな生活を実現したいかで、プログラミング言語を選ぶことがおすすめです。
例えば「あなたが作りたいもの観点」で言うと、Javaは汎用的でなんでもできる反面、分野によっては第一の選択となり得ないケースがあります。
前述したような、Webサービス開発ならRubyやPHP、AIならPythonのようなパターンですね。
中でもJavaは業務システム開発やAndroidアプリ開発には強いので、これらの分野をやりたい人は、Javaはおすすめです。
また「どの分野をやりたいか、明確なことが決まっていない」というパターンも、Javaは有効な選択肢の一つです。Javaを習得すればあらゆることはできますし、Javaを一度習得すれば、そこから他の言語を学んで身につけることも難しくないからです。
一方で「あなたが実現したい生活観点」で言うと、Javaは高い需要があります。そのため就職や転職、独立に困らない生活を実現できますし、年収800〜1,000万円の高い年収を得て、豊かに暮らす生活も実現できます。
Javaを学んでおけば、少なくとも老後資金2,000万円不足問題は問題なく解決できますね。年収800万円を稼ぎつつ、普通の生活水準で暮らせば、年間200万円くらいは十分貯金できます。10年経てば2,000万円で、その時点でクリアですね。20年で4,000万円もいけます。
このように、Javaを学ぶと、すぐ目の前の未来を豊かにするだけでなく、先の未来も同時に豊かさを実現することができます。それもこれも、Javaの需要が高いから実現できることです。他の大多数の言語ではできないですね。
Javaを最短最速で習得する方法
- ステップ1:プログラミング学習サイトで基礎を勉強する(期間:1週間〜2週間)
- ステップ2:プログラミングスクールで本格的に勉強する(期間:1ヶ月〜3ヶ月)
ステップは上記の通りです。
ステップ1:プログラミング学習サイトで基礎を勉強する(期間:1週間〜2週間)
Javaなどの基礎学習は、プログラミング学習サイトを使ってでもできます。
1〜2週間ほど時間を取り、自分でやってみると良いです。
なお、おすすめの練習サイトは「現役エンジニアが「プログラミング学習(練習)サイト」を5つ厳選してみた【ほぼ無料】」で紹介しています。
ステップ2:プログラミングスクールで本格的に勉強する(期間:1ヶ月〜3ヶ月)
基本をプログラミング学習サイトで学んだら、ここから本格的な学習です。
勉強法は「プログラミングスクール」が良いです。
独学だと挫折することが多い
僕は独学とスクールの両方を経験しましたが、独学で全て学ぼうとすると、ハードルはかなり高いです。
なぜなら、独学だとエラーの対処にも時間がかかる上に、そもそも自分がやっていることが正しいかもわからないことが大半だからです。
例えるなら、出口が見えない暗いトンネルを、たった一人で彷徨っているような感覚です。「この道を進んでいけば、本当に光があるのだろうか…」、そういうものに似た不安を、独学でプログラミングを勉強していたときは感じました。
特にJavaは、RubyやPHPと異なる、学習の難易度は少し高いです。そのため、完全独学だと、9割以上は挫折するかなと思います。
スクールの講師は、進むべき道と出口を照らしてくれる
その点プログラミングスクールであれば、プロの講師が、あなたが進むべき道や出口を示してくれます。
あなたの現在地はどこで、出口までの距離はどれくらいなのか。そういったことを示し続けてくれます。ですから、一人では歩めなかった暗い道であっても、正しい方向に進んでいける実感が、スクールにはあるんですよね。
もちろん前提として、自分の足で歩く必要はありますよ。ですから、プログラミングスクールをただ受けたからと言って、Javaができるようにはなりません。ちゃんと自分で時間を取理、勉強していく必要があります。
ですが、真剣にプログラミングと向き合うなら、プログラミングスクールを利用すれば、誰でもJavaは習得可能です。
だからこそ、Javaを習得してエンジニアになり、人生変えたい、いまを脱却したいと思うなら、プログラミングスクールで学びましょう。
独学とプログラミングスクールで迷っている方はこちら
独学とプログラミングスクール。この2つで迷う方は「プログラミングスクールと独学。初心者が本当に選ぶべきはどっち?【結論です】」が参考になると思います。
前述通り、僕は「プログラミングスクール」と「独学」の両方経験しましたが、そこで感じた感想や結果をまとめました。
Javaを最短で習得できるおすすめプログラミングスクール
Javaを学べるプログラミングスクールは多く存在するものの、中には質が良いスクールもあれば、質が低いスクールもあります。むしろ、世の中全体で見れば、質が低いスクールの方が多いです。
なので参考までに、本当に質が高く、最短で、無駄なく効率的にJavaを習得できるスクールを「Javaが学べるプログラミングスクールTOP5【現役エンジニア厳選】」でまとめています。
ニーズ別に、おすすめのJavaスクールの体験談や評判をまとめています。迷ったらこの5つから選べば間違いありません。
まとめ
最後に、Javaは数あるプログラミング言語の中でも、最も需要が高く、一度身につけてしまえば仕事に困らない言語です。だからこそ、いまこの段階でJavaを勉強しておけば、今後就職や転職、フリーランス独立も一気にしやすくなります。
とはいえ前述通り、Javaを独学で一人で習得することは難しいことが事実です。最短最速でJavaを習得するためには、プロの力を頼ることが良いと僕は思います。
前述通り、Javaを学ベば年収800〜年収1,000万円を実現することもできます。お金に困ることなく、豊かに暮らし続けることができます。
本記事は以上ですが、本記事を読んでもJavaはできるようにはならないですし、人生が変わることもありません。
だからこそ、まずは「小さな一歩」でも良いので、今日から行動に移すことが必要ですね。
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