どうも。フリーランスエンジニア兼転職エージェントのYutoです。
本記事ではタイトルの通り、プログラマやエンジニアの「未経験歓迎」求人は必ずしも「未経験募集」ではない、知られざる本当の理由について解説します。
簡単に、僕の経歴
冒頭の通り、現在フリーランスエンジニアとして働きながら、転職エージェントとしても働いています。
そのため、IT/Web業界の、特に「転職」や「独立」については、恐らく情報量としてはかなり多い方かなと思います。
本記事では僕の経験や知見をもとに、プログラマーの未経験歓迎求人について、実態解説をしますね。
Contents
プログラマーやエンジニアの「未経験歓迎」求人が、必ずしも「未経験募集」ではない本当の理由
一言で言うと、本来は経験者募集にも関わらず、敢えて未経験募集にしている求人が含まれているからです。
なんで経験者募集なのに、未経験歓迎としているのか?
経験者募集だと、応募数が集まらず、人材会社としては企業に顔向けできないからです。
前提として、特にエンジニアの「経験者募集」と「未経験者募集」の場合、「未経験者募集」の方が、応募数が集まる傾向が強いんですよね。
なぜなら、エンジニア経験者の数はマーケットで不足している一方、未経験からエンジニアになりたい人の数は最近特に増えているからです。
つまり、「未経験募集」にした方が「応募数」を多く稼げるんですよね。
転職サイトの料金の仕組み
そもそも転職サイトの場合、求人を出すためのお金は「前課金」が一般的です。
つまり、応募数がどの程度集まるかわからない中、企業は広告費を投資しないといけません。
ですから一般的に、人材会社の営業マンは「これくらいの応募数は集まるでしょう」と事前にシミュレーションを出し、そこに納得いただいたIT/Web企業だけが、転職サイトに求人を載せることとなります。
仮に応募数が想定より低かった場合
では、仮に想定応募数が20名だったのに対し、実際の応募数が仮に3名だったらどうでしょうか?
企業からすれば「事前の話を違うじゃないか」となりますし、人材会社の営業マンからすれば「何とか応募数を増やさないと・・」となりますよね。
ですから、応募数が集まりやすい未経験募集で求人を出し、その中で、経歴は浅いけれど、比較的戦力になれそうな方がいれば、面接に進んでもらう形を取ることが多いんですよね。
ですから未経験者の場合、この面接の土台に乗るかどうかが、今までの経歴やポテンシャルから、判断されるわけですね。
しかしここで、多くの未経験者は落ちてしまいます。なぜならもともとは経験者が欲しい企業が多く、採用基準も高いからです。
もちろん、全ての求人がそうではない
上記の通り、全ての求人がそうではないです。人材会社の営業マンでも、しっかりした提案をし、素晴らしい仕事をしている人は、僕が知っている中でもたくさんいます。
ですが、どんな業界にも一部は「不」があるものです。
ですから、これはそういうものなんだと認識した上で、自分が取るべき方法を取っていく他なしですね。
未経験者はどのようにプログラマーやエンジニアを目指せば良いか?
- 転職サイトや転職エージェントで応募し続ける(難易度高め)
- 転職支援付きのプログラミングスクール経由で転職する(難易度低め)
結論、方法は大きく2つあります。
方法1. 転職サイトや転職エージェントで応募し続ける(難易度高め)
一つ目は、上記のような事情があることを認識した上で、転職サイトや転職エージェント経由で応募し続ける、という方法です。
未経験歓迎求人の中には、本当に未経験者を募集している求人ももちろん存在します。時間と労力はかかりますが、この方法で未経験からエンジニアやプログラマーになっている人もたくさんいます。
特に20代の場合は、企業としてもポテンシャル人材として見えるケースが多いので、転職サイトの未経験求人経由で、内定を勝ち取る人は多いです。
ですが、側から見てどの求人が当てはまるかはわからないですし、30歳以上だと厳しくなるため、いずれにしても行動し続ける「覚悟」が必要です。
その覚悟があるなら、転職サイトやエージェントの利用は無料ですし、トライしてみましょう。
トライするなら、一応個人的なおすすめ転職サイトと転職エージェントを以下の記事で挙げているので、興味あればどうぞ。
参考:IT転職に強い転職サイト・転職エージェント
ということで、未経験からプログラマーやエンジニアを目指すなら、個人的にはもう一つの方法がおすすめです。
方法2. 転職支援付きのプログラミングスクール経由で転職する(難易度低め)
それは、プログラミングスクール経由で転職を目指すことです。
こちらの方が、未経験からエンジニアやプログラマーとして転職できる確率は断然高くなります。
プログラミングスクール経由の方が転職しやすい理由
- 未経験者を採用する意欲ある「IT/Web企業」に転職できるから
- 事前に「スキル」を身につけられるから
大きくはこの2つですね。
プログラミングスクール経由の転職の場合、スクールと提携しているIT/Web企業へ転職することが一般的です。
こういった企業は最初から「未経験」を採用する意欲があります。そうでないと、未経験利用が大半のプログラミングスクールとそもそも提携しないですからね。
ですから、転職サイトや転職エージェントと比較して、プログラミングスクール経由の「転職決定率」は圧倒的に高いです。事実、転職決定率が「95%以上」のスクールも多いですよ。これは転職サイトや転職エージェント経由ではまず不可能です。
また、プログラミングスクール自体が「プログラミングスキル」を習得する場なので、実力がついた状態で転職を目指せることも、スクール経由のメリットです。
企業からすれば、転職サイト経由で来た「スキルなし人材」と、スクール経由で来た「スキルあり人材」では、当然ながら「後者」の方が採用しやすいです。なぜならその方が「教育の手間が省けるから」です。
ということで、これらの理由から、未経験からエンジニアやプログラマーを目指すなら、プログラミングスクール経由の方が転職しやすいです。
参考プログラミングスクールを使えば就職・転職できるのか?【実例付きで解説】
プログラミングスクールの転職先について
僕が知っている限りでは、スキルアップに繋がる開発経験が積める優良企業は多いですよ。もちろん、中には大変そうな会社もありますが。
でもこれはプログラミングスクールに限らず、転職サイトや転職エージェント経由も同様ですね。どんな方法であっても、完璧な優良企業に100%入る方法なんて残念ながらありません。
良い企業に転職するコツ
じゃあどうすれば良い企業に入る確率を高められるかというと、事前の「準備」が全てです。
準備とは?
プログラミングを学び、各スクールやエージェントで転職先の詳細をヒアリングし、実際に面接を受けてみる。そうやって確認していくことが「準備」です。
前述通り、プログラミングスクール経由の転職先には優良企業も多いです。
ですからまずは、各スクールに相談してみることが、準備としては第一歩かなと。
参考までに、僕のおすすめプログラミングスクール
参考までに、僕がエンジニアになった際に使ったスクール含む「ここ使っておけばエンジニアやプログラマーになれる」というプログラミングスクールも挙げておきますね。
- GEEK JOB【無料かつ圧倒的な転職サポート。ただし20代限定】
- テックキャンプエンジニア転職【高年収で転職可能。何歳でも受講可能!】
- TechAcademy【オンラインスクール最大手。何歳でも受講可能!】
結論、上記の3社が、実際に多くの未経験者がプログラマーやエンジニアになっているスクールです。
GEEK JOBは「無料」で利用し、プログラマーになることが可能
特徴は上記にも書きましたが、GEEK JOBは「無料」でプログラミング学習と転職サポートを受けられる数少ないスクールです。これは採用企業側からお金を取るビジネスモデルのため、利用者である僕たちは「無料」で使える仕組みになっています。
そのため、無料だからと言って質が低いことはありません。現役エンジニアから実践スキルを学び、エンジニアになることが可能です。転職決定率も95%以上と高いです。
ただし、GEEK JOBは「20代限定」のサービスとなります。そのため、30歳以上の方は利用ができません。
ですが20代であれば無料でプログラミングが学べ、転職まで目指せるので、検討することがおすすめです。無料カウンセリングや無料体験を週数回ペースで開催しているので、まずは参加して相談してみましょう。
テックキャンプエンジニア転職とTechAcademyは万人におすすめの人気スクール
一方、テックキャンプエンジニア転職とTechAcademyは有料ですが、こちらは転職できなければ受講料全額返金があったり、転職できれば10万円のキャッシュバックなどの特典があります。最新の情報は公式サイトでチェックしてみてください。
どちらもプログラミングスクールとしては最大手で、多くの未経験者がエンジニアやプログラマーになることができています。
また年齢制限もないため、どんな方でも受講することが可能です。こちらも無料カウンセリグや無料体験をやっているので、まずはそこから試してみると良いです。勧誘も一切ないですし、どちらも「オンライン」でカウンセリングや無料体験可能です。気軽な気持ちでOKです。
まとめ
普通に転職サイト経由で転職活動すると、なかなか書類が通らない時間が続くかと思います。
ですが上記の通り、正しい方法を知り、行動すれば、誰でも学歴や経歴関係なしに、エンジニアやプログラマーになることは可能なんですよね。
フリーランスエンジニアになれば、年収1,000万円や在宅勤務、週3勤務で年収500万円など、自由な働き方を実現することができます。
加えて手に職もあるため、仮に合わない企業に出会っても、転職しやすいです。そういう意味で、エンジニアやプログラマーは本当に働きやすい仕事だなと思います。
最後に、本記事を読んで理解を深めても、実際に行動しないと人生は変わりません。結局のところ、理想の人生を実現している人は、ここぞというタイミングで行動していますからね。
そして、今がそのタイミングかもしれないですね。なぜなら景気が少しでも悪くなると、企業は採用を控えるようになり、そうなると未経験からプログラマーやエンジニアは目指せなくなるからです。
この1年くらいで景気は悪くなるかもしれないと言われていますから、未経験からプログラマーを目指すなら、今年が勝負かもしれません。
だからこそ、「あの時行動しておけばよかった」と後悔する前に、まずは今日から、小さな一歩でOKなので行動していきましょう。
小さな一歩の先に、人生を変える大きな一歩は待ってますから。
今回紹介したプログラミングスクール
- GEEK JOB【無料かつ圧倒的な転職サポート。ただし20代限定】
- テックキャンプエンジニア転職【高年収で転職可能。何歳でも受講可能!】
- TechAcademy【オンラインスクール最大手。何歳でも受講可能!】
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