- 決められた場所に通って仕事をする毎日が嫌だ。プログラミングを学んでノマドになって、時間や場所に縛られないライフスタイルを送りたいな。でも、プログラミングを学べば本当にノマドになれるのかな。そもそもどうやってプログラミングを勉強すればいいんだろう?
本記事ではこのような疑問に対して答えていきます。
結論から言うと、ノマド生活を送るためにプログラミングスキルは最適です。ノマドになりたいなら、プログラミングを学びましょう。
今回は、ノマドとして生きるためにはプログラミングをどう学んでいけば良いか、具体的な手順をステップ形式でご紹介します。
今回ご紹介する方法は、学歴や経歴がなくても、だれでも実現できる方法です。5分ほどで読めますので、ノマドの生き方に興味がある方のみ、続きをご覧ください。
参考までに、これを書いている僕は現在、プログラミングやWebメディアの運営等、複数の仕事をしており、リモートワーク中心で働いています。ほとんどリモートで完結できるようにしていますので、実体験に基づいて、リモートワークの実現方法をご紹介します。
Contents
ノマドを目指すなら「プログラミング」が最適な3つの理由とは
ノマドを目指すにもいろいろなやり方がありますが、普通の凡人がノマドを目指すなら、プログラミングこそ最適なスキルです。理由は以下の3つです。
1.PCとネットさえあればどこでも働くことができるから
プログラミングは、PCとネットさえあればどこでもできる仕事です。プログラミングスキルさえあれば、あなたが東京にいても、沖縄にいても、タイのバンコクにいても、ハワイのホノルルにいても、どこにいたとしても、仕事をすることができます。
海外ではリモートワークは随分と浸透してきていますが、日本の多くの企業ではまだ全然浸透していません。
ですが唯一、日本でもリモートワークが浸透してきているのが、プログラミングスキルを使ったエンジニアの仕事です。それは、エンジニアの仕事がPCとネットさえあればどこでもできる仕事だからであり、最もリモートワークに合っている仕事だからです。
ぼくの友人にも、リモートワークしている人は増えてきましたが、その大半はエンジニアです。リモートワーク=エンジニアという構図がいまの日本には成り立っているので、ノマドを目指すならプログラミングを学んでエンジニアになることが一番現実的な道です。
2. プログラミングスキルは需要が高く、今後の将来性もあるから
以下をご覧ください。以下はIT人材の今後の需要を表したデータです。
これを見ると
- 2018年のIT人材不足数:約22万人
- 2030年のIT人材不足数:約49万人
上記の通り、IT人材は現時点でも需要が高いですが、今後はさらに需要の拡大が予想されています。
需要がこれだけあるからこそ、エンジニアは自分の望む働き方を主張できます。今はエンジニアの方が企業より立場が強くなってきていますから、エンジニアの多様な働き方を、企業は認めざるを得ません。
どこにでもいる普通の営業が「リモートワークがしたい」といっても、会社は聞く耳を持ってくれません。ですが、需要の高いエンジニアであれば話は別です。
エンジニアがいないと仕事が回らないので、エンジニアの望む働き方や環境を用意し、優秀なエンジニアを確保しようとする企業は今後も相当数増えていきますよ。だからこそ、将来まで見据えてスキルを選ぶなら、プログラミングがおすすめです。
3. 単価が高いから
ライター、デザイナー、翻訳。ノマドできる仕事はいろいろありますが、最も報酬の単価が高い仕事はプログラミング関連の仕事です。
例えばWeb制作案件なら、1件やれば月20万円の仕事はたくさんあります。これを月に3件こなすだけでも月収60万円です。
また、中には月収100万円以上の案件も普通にあったりします。高単価の仕事をメインに請けていれば、年収1,000万円を目指すことも可能です。
そこまで稼げなかったとしても、月に50万円くらいは十分現実的です。月に50万円あれば普通のサラリーマンより豊かに暮らせますし、海外の物価が安い国、例えばタイなどで暮らせば、かなり豊かな生活もできます。
ノマドになったとしても、お金がなかったら移動もできないですし、つまらないです。だからこそ、お金も稼げてノマドができるプログラミングこそ、最強のスキルだと僕は思います。
ノマドにおすすめのプログラミング言語とは
結論、Web系の言語を学びましょう。具体的な言語は以下の通りです。
- Web系の言語:Ruby、PHPなど
なぜWeb系の言語が良いかと言いますと、それはシンプルで、Web系言語の方がリモートワークの案件が多いからです。
Web系言語の仕事には、リモートワーク求人が多めです。リモートワークすることを目的とするなら、逆算してWeb言語を学んでおくと、夢は実現できます。
一方、プログラミング言語として人気のあるJavaなどは、収入や案件数の豊富さはピカイチですが、リモートワークに最適かと言うと、そうではありません。
Javaの場合、客先に常駐して仕事をする案件が、比較的多めです。ですので、リモートワークしたいからJavaを学ぶというのは、少しズレていると思います。
それならWeb系言語のRuby・PHPを学びましょう。Ruby・PHPはJavaと同様需要が高く、高年収も実現しやすいです。その上リモートワークがしやすいので、迷ったらRubyかPHPを学べば間違いありません。
ノマドを目指す具体的な手順について
結論、以下の通りです。
- ステップ1: プログラミングの基本を学ぶ
- ステップ2: 実際に仕事を請けてみる
- ステップ3: 仕事をこなしながらスキルアップしていく
方法としては上記の通りです。
ステップ1: プログラミングの基本を学ぶ
プログラミングって難しく思われがちですが、実はそこまで難しくありません。なぜなら、学歴や経歴がなくても、プログラミングを数ヶ月集中して学びさえすれば、エンジニアとして就職・転職できるくらいのレベルには到達できるからです。
ですので、自分にできそうか迷うくらいなら、深く考えずにまずはやってみることをおすすめします。ぼくも最初はプログラミングが難しいイメージがあったのでなかなか一歩を踏み出せませんでしたが、やってみたら意外とそうでもなかったです。
悩んでいる時間は無駄ですので、まずはトライしてみましょう。
どうやって基本を勉強すればいい?
基本、2通りの方法があります。
- プログラミング学習サイトや本を使って独学する
- プログラミングスクールで学習する
このどちらかです。
独学は挫折しやすいので、個人的には2のスクールがおすすめですが、独学する時間があるなら、試してみると良いです。スクールを使うにしても、2週間くらいはサクッと基本を独学することは全然アリです。
お金をかけずにプログラミング学習サイトを使う場合、現役エンジニアが「プログラミング学習サイト」を5つ厳選してみた【ほぼ無料】を参考にしてみてください。無料で使える学習サイトを厳選してあります。
ステップ2: 実際に仕事を請けてみる
学習と並行して、実際に仕事を請けることを始めましょう。
「えっ?いきなり仕事??」と思うかもしれませんが、いきなり仕事です。
よく、ひたすらインプット(学習)ばかりしていて、一向にアウトプット(実践)をしない方が多いですが、プログラミングはできるだけ早い段階でアウトプットに移ることが必要です。
実際、数万円程度であれば、開始数ヶ月でも稼ぐことは可能です。稼ぐ経験を一度すれば、そこから収入は爆発的に広がっていきますので、まずは一つ目の実績を早々に作ってしまいましょう。
「でもどうすればいいかわからない・・」という方は、【3ヶ月でできる】プログラミング学習の始め方【完全ガイド】を参考にどうぞ。この記事では、具体的な仕事の請け方や案件の相場について、学習方法と一緒にまとめています。
ステップ3: 仕事をこなしながらスキルアップしていく
稼ぐ経験をしたら、あとはそれを数こなしていき、スキルや経験を積んでいきましょう。その中でリモートワークの案件もいくつかこなして経験を積んでいけば、晴れてノマド生活を実現できます。
ちなみに、エンジニアは年収も高く、フリーランスエンジニアだと20代で月収100万円の方は割と多く存在します。
これは、「エンジニアの数が不足しているから」収入が高騰しているだけです。決して「仕事の難易度が高いから」収入が高騰しているわけではありません。
会社員として月収100万円を目指そうとすれば、上場企業で部長クラスまで出世しないと難しいです。部長クラスになるには20年、30年の年月がかかることが一般的な日本企業ですし、かなり無理ゲーです。
その点、エンジニアであれば、実務経験数年でも月収100万円に到達している人が多くいます。どちらが目指すべき道かといえば、一目瞭然ですよね。
上記の通りです。より具体的なプログラミング学習方法については、【3ヶ月でできる】プログラミング学習の始め方【完全ガイド】でまとめているので参考にどうぞ。
一度就職、転職を挟んでリモートワークを目指す方法もあり
上記は就職、転職を挟まずリモートワークの仕事をする方法ですが、一度就職、転職を挟む方法の方が難易度は低く、だれでも実現しやすい方法です。ですので、一旦就職・転職を目指すことはおすすめです。
1〜2年の下積み期間を積んでも良いなら、こちらの方が現実的ですし、リモートワーク時の単価(収入)も上がりやすいです。
その場合、就職・転職支援付きのプログラミングスクールを使うことがおすすめです。
就職・転職支援付きプログミングスクールとは、プログラミング学習と転職サポートがセットになっているスクールでして、こういったスクールを使えば、学歴や経歴関係なしにプログラミングを学び、エンジニアやプログラマーとして就職・転職することができます。
おすすめのプログラミングスクール
参考までに、Web系言語が学べるおすすめのプログラミングスクールは以下です。
- DMM WEBCAMP COMMIT
:20代転職に最も強いスクール。希望通りの転職がしやすい。学べる言語はRuby
- テックキャンプ エンジニア転職
:30代転職実績は国内トップクラス。学べる言語はRuby。
- TechAcademy
:受講後に就職サポートを受けることが可能。1週間無料体験あり。学べる言語はRubyやPHP
迷ったらこの3つがおすすめです。
20代からエンジニア転職を目指す場合
20代からエンジニア転職するなら、DMM WEBCAMP COMMITは20代に特化しており、20代なら真っ先に検討することがおすすめなスクールです。
Rubyを学んで、希望通りの転職がしやすいスクールです。具体的な転職先をDMM WEBCAMP COMMIT担当者から聞きましたが、
- 家賃手当がある会社
- 自由度の高い会社
- 新しいことを日々学んでいける会社
など、良い企業が多かったです。DMMグループならではのネットワークがあるからこそだと感じました。
30歳以上からエンジニア転職を目指す場合
次に30代の場合、テックキャンプ エンジニア転職がおすすめです。
テックキャンプは30代受講者が全体の33%であり、最も30代から選ばれています。
また選ばれているだけでなく、30代の転職にも強いです。事実、30代前半だけでなく、30代後半の転職実績もあります。ですから、30代以上の場合は、テックキャンプ エンジニア転職を検討すると良いでしょう。
なお、一般的には難しいとされる30代からのエンジニア転職を成功させる方法は、30代初心者がプログラミングスクール経由で独立・転職する方法【リソースを活用しよう】の記事で別途まとめているので参考にどうぞ。
就職は検討してないけど、まずはプログラミングを学ぶことに興味がある場合
この場合は、TechAcademyというプログラミングスクールがおすすめです。就職支援はセットではなく、プログラミング学習からスタートできるスクールです。
TechAcademyは4週間で129,000円ほどのスクールですが、実は1週間、サービスをフルで使える無料体験があります。
この無料体験は「オンライン」で受けられるので、PCさえあれば今からでも試せます。
ノマドの練習に、PCでプログラミングをカタカタやってみるのはおすすめですよ。以下リンクから無料でお試しできます。
まとめ
前述通り、いまエンジニアは圧倒的な売り手市場でして、エンジニアの数がどこも不足をしています。
だからこそ、エンジニアはどこにいっても重宝されますし、結果リモートワークでも力を貸して欲しい企業がたくさん存在します。
リモートワークしたいなら、最短数ヶ月で習得でき、収入も高く、その上将来に渡って需要の大きい「プログラミングスキル」を学んでみてはいかがでしょうか?
本気で人生を変えたいと思うなら、プログラミングスキルは役立ちます。リモートワークだけでなく、将来の安定を得るためにも、プログラミングスキルという手に職は役立ちますから、悩んでいるくらいなら学んでみることをおすすめします。
今回ご紹介したプログラミングスクール
- DMM WEBCAMP COMMIT
:20代転職に最も強いスクール。希望通りの転職がしやすい。学べる言語はRuby
- テックキャンプ エンジニア転職
:30代転職実績は国内トップクラス。学べる言語はRuby。
- TechAcademy
:受講後に就職サポートを受けることが可能。1週間無料体験あり。学べる言語はRubyやPHP
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