どうも。フリーランスエンジニア兼転職エージェントのYutoです。
最近以下のご質問をいただきました。
初めまして。私は現在28歳のメーカー勤務の営業職です。いまの仕事の将来性が不安で、将来性の高そうなエンジニアを志望しています。
未経験からエンジニア転職する場合、転職エージェント経由で転職する方法と、プログラミングスクール経由で転職する方法の2つがあると認識していますが、どちらの方法がおすすめでしょうか?
ご質問ありがとうございます。初心者の方が悩みがちなポイントですね。
早速結論ですが、転職エージェントとプログラミングスクールどちらを選ぶべきかは、その人の現状や経歴によって変わります。
そこで本記事では、転職エージェントvsプログラミングスクール、それぞれどんな人が利用すべきか、その結論を書いていきます。
簡単に、僕の経歴
冒頭の通り、現在フリーランスエンジニアとして働きながら、転職エージェントとして活動しています。
現場で働く立場としても、また雇用や発注をする企業側の立場としても、エンジニアの世界を見ています。
そのため、エンジニアの転職事情については、おそらくかなり詳しい部類に位置するかなと思います。
そのようなバックグラウンドを持つ僕が、経験をもとに解説しますね。
Contents
転職エージェントvsプログラミングスクール、どっちを利用すべきか?
結論、以下の通りです。
- 転職エージェントを使った方が良い人⇨若くて、かつプログラミングスキルと実務経験が多少なりともある人
- プログラミングスクールを使った方が良い人⇨プログラミングスキルも実務経験もない人
上記の通り。
それぞれ理由を解説しますね。
1. 転職エージェントを使った方が良い人
前述通り、「若くて、かつプログラミングスキルと実務経験が多少なりともある人」は、転職エージェントを利用すると良いです。
なぜなら、上記に当てはまる人であれば、わざわざプログラミングスクールに通わずとも、転職できるケースがあるからです。
事例
例えば、20代前半のIT業界出身で、多少実務経験も積んでいる方です。
このような経歴の方であれば、レバテックキャリアのようなIT/Webに特化した転職エージェント経由で転職できる可能性があります。
転職エージェント経由の採用は、企業は負担が大きいため、採用要件が高くなりがち
上記の通りで、転職エージェント経由で候補者を採用する場合、企業としては負担が大きくなります。
なぜなら、転職エージェント経由で一人を採用した場合、採用企業は採用年収の約30〜35%を、転職エージェントに対して支払う必要があるからです。
例えば、あなたが仮に年収450万円で転職決定した場合、あなたを採用した企業は「約150万円」の紹介料を転職エージェントに支払うことになるんですよね。
かなり高いと思いませんか?そう、高いんです(笑)このパーセンテージはエージェントによって上下し、中には50%を超えるエージェントも存在するんですよね。
このような状況ですから、当然ながら企業側としては、「せっかく高い金を払うなら、良い人を採用したい」というマインドになりがちです。
ですから転職エージェント経由の場合、スキルも経験もない真っさらな素人は、採用される確率は低くなるんですよね。
もちろん、中には20代前半のポテンシャル層で、完全未経験でも採用される方はいます。もともとそのような層を取りたいと思っている企業であれば、よくある話です。それでも、やはり割合は少ないですし、競争は激しいです。
一方、「若くて、かつプログラミングスキルと実務経験が多少なりともある人」であれば、転職エージェント利用の土台に乗りますから。
ですから上記に当てはまる方は、まず転職エージェント経由での転職にトライすることがオススメですね。
2. プログラミングスクールを使った方が良い人
一方、「プログラミングスキルも実務経験もない人」はプログラミングスクール経由が良いです。
なぜならこのパターンの人は、転職エージェント経由だと書類選考で落ちることが大半だからです。
事例
例えば「30代で、プログラミング経験も実務経験もない人」です。
このような方は、残念ながら転職エージェント経由だと落ちることが大半です。可能性が低いので、プログラミングスクール経由の転職が望ましいです。
プログラミングスクールは何もない自分に「付加価値」をつけてくれる
上記の通りで、プログラミングスクール利用メリットの一つは、何もない自分に”スキル”や”経験”といった「付加価値」をつけてくれることです。
仮に全くスキルも経験もなくても、プログラミングスクールでみっちり勉強すれば、一定レベルのスキルは身につきます。それこそ、就職や転職するレベルなら十分身につくんですよね。
一定のスキルや経験さえスクール経由で得てしまえば、選択肢は広がります。
だからこそ、まずは選択肢を多く持つために、プログラミングスクールを利用した方が良いです。
大半の未経験者が転職成功しているのは「プログラミングスクール経由」
上記の通り、特に最近は「プログラミングスクール経由」で転職する未経験者が増えています。
プログラミングスクールの利用者もどんどん増えており、かつスクールの認知度も企業の間で高まってきているので、ある意味当然の流れと言えるでしょう。
そのような状況ですから、難易度低く、未経験からエンジニアになれる可能性が高いのは、間違いなく「プログラミングスクール経由」となります。
とはいえ、転職エージェント経由でエンジニアになっている人も存在することは事実です。転職は相思相愛になれればそれでOKですからね。そういう意味で、転職エージェント経由でも可能性はあります。
ですから、もしどうしてもどっちを利用するか悩むなら、両方とも話を聞いてみて、検討することが良いんじゃないかなと思います。
転職エージェントは前述通り、企業側がお金を払うので、利用者である僕たちは「無料」で登録・相談できます。なので、自分に可能性があるのかないのか、その確認は無料でできるんですよね。
プログラミングスクールは基本有料のところが多いですが、相談は無料カウンセリングという形で、本受講を決める前に無料実施できます。
なので、どうしても悩む方は、無料で聞ける範囲で情報収集し、その後じっくり検討して決めることがおすすめです。
それが後悔しない選択のために必要なステップだと思いますよ。
エンジニアになるために最適な転職エージェントとプログラミングスクール
参考までに、僕自身が使ったことのある転職エージェントとプログラミングスクールを中心に、良質なサービスを下記記事でまとめました。
転職エージェント利用の方はこちら👇
プログラミングスクール利用の方はこちら👇
未経験からエンジニアになるなら、必ず力になってくれる転職エージェントやプログラミングスクールです。
転職エージェントもプログラミングスクールも世の中にはたくさんあり悩むかと思いますから、興味あれば参考としてどうぞ。
結論: 自分の状況に合わせて選択しよう
本記事の内容をまとめます。
- 転職エージェントを使った方が良い人⇨若くて、かつプログラミングスキルと実務経験が多少なりともある人
- プログラミングスクールを使った方が良い人⇨プログラミングスキルも実務経験もない人
結論上記の通りでした。
最後に、いまはIT業界全体が売り手市場のため、未経験からでもエンジニアになることは十分可能です。
今から行動すれば、数ヶ月後にエンジニアになることも現実的です。そして、実務経験を2年ほど積めば、フリーランスエンジニアになることも実現可能です。
フリーランスエンジニアになれば、20代で年収1,000万円、リモートワーク、週3勤務で年収500万円など、自分が望む働き方、ライフスタイルを実現することもできます。
本当に、行動するかしないかだけの差なんですよね。エンジニアになれるかどうかというのは。
唯一、未経験からエンジニアになる際は「年齢」がネックになりがちです。20代は特に優遇されるので、すぐにでも行動を起こすことがベターですね。
なお、30歳以上でもエンジニアになることは可能です。30歳以上からエンジニアが目指せるプログラミングスクールに関しても、現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール5社【徹底比較】の記事で紹介しています。
このまま記事を閉じても、人生は変わっていきません。だからこそ、早速次のステップに移りましょう。
人気記事現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール5社【徹底比較】
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