プログラミングを独学して就職・転職ってできるもの?【現役転職エージェントが解説】

「プログラミングを独学して就職や転職ってできるのかな? できればお金をかけずに独学で就職までしたいんだけど、実際にできるのかイメージがわかない」

今回はこういった悩みに答えていきます。結論から言うと、不可能ではないものの、難易度が高いのでおすすめしません。

僕は現在転職エージェントとして働きながら、週末や空き時間を使ってエンジニアとして仕事をしています。その経験に基づいて、上記の理由を解説していきます。

 

プログラミングを独学して就職・転職することは難易度高めです

プログラミングを独学して就職することはハードル高めです

 

冒頭の通り、プログラミングを独学で勉強し、就職・転職することはハードルが高いのでおすすめしていません。ハードルが高いというのは、主に以下の2つの面ですね。

 

「プログラミング独学⇨就職」のルートがおすすめできない理由

  1. 学習面で難易度が高い
  2. 就職面で難易度が高い

この2つです。それぞれ解説していきますね。

 

1. 学習の面で難易度が高い

まず一つ目は、学習の面でハードルが高いからです。

プログラミングの独学って、多くの方にとって、思っている以上に大変です。初心者であれば見慣れない言語や用語が並んでいて、まるで外国語を学ぶような感覚です。

実際、プログラミングを独学している人の約90%近くの人は挫折しているとまで言われているほどでして、難易度は高いです。

もちろん、独学でスキルが全く身につかないということはありません。実際プログラミングを独学で習得している人もいますしね。

ただ、独学の場合、時間と労力がかかります。時間のある学生ならば、検討の余地はあるかもしれませんが、時間の限られる社会人であれば、独学は避けるべきでしょう。

手前味噌ですが、僕も最初はプログラミングを独学で勉強した過去があります。当時は本やネットを駆使して学習しましたが、見事に挫折しました。(苦笑)

その後は別の方法で持ち直して今に至るのですが、自分の経験含め、プログラミング独学はおすすめできません。

 

2. 就職の面で難易度が高い

そして二つ目が、就職の面でハードルが高いからです。特に社会人にとっては、独学でキャリアチェンジをすることは難易度は高いです。

未経験から独学をしてエンジニアやプログラマーへの就職・転職を目指す場合、自分で転職サイトや転職エージェントに登録して、自分で転職活動をする必要があります。

ここで問題なのは、独学でプログラミングをかじったような方は、書類選考で落とされる可能性が高いことです

最近は未経験からエンジニア・プログラマー転職が一般的になってきました。とはいえ、それは特定のルートを使って転職をしている人に限ります。

普通に独学で勉強し、普通に転職サイトで応募しても、そんな簡単に受かるものではないんですよね。

あなたがまだ大学生や第二新卒などで若手の部類に入るならいいですが、すでに20代後半など年齢を重ねていたら、確率は下がります。30歳以上はさらに厳しくなります。

受け入れてくれる企業はなくはないですが、そういった企業を探すにも時間と労力がかかります。忙しい社会人にとっては、結構大きな負担になります。

 

就職・転職のためにプログラミングを独学するのはおすすめしない

というわけで、就職・転職のためにプログラミングを独学することはおすすめしません。理由は前述通り、時間と労力がとにかくかかる上に、報われる可能性が少ないからです。

独学で就職を目指す場合、プログラミングを学んで実際にアプリやサービスを作り、ポートフォリオをたくさん作っておくなど、企業にアピールする方法は確かにあります。

自分でサービスをサクッと作れるレベルの人であれば、企業に対し実力をアピールさえできれば、採用したい企業はたくさん出てくると思います。

そこまで頑張れるならいいですが、多くの場合、その前に挫折してしまいます。挫折したらそれまでの努力は無駄になるんです。

それでも「いや、自分は絶対に挫折しない。独学でやり切る!」という意気込みがあればまずは独学にチャレンジすることは良いと思います。時間的費用効果は悪いと言わざるを得ないですが

 

プログラミング独学→就職よりもっと良い方法がある

プログラミング独学→就職よりもっと良い方法がある

 

ただ、そこまでがむしゃらに独学して就職するくらいなら、ほかにもっと効率的で良い方法があります。その方法は独学して就職するよりも手間がかからず、もっと短期間で、しかも良い企業に就職・転職できる方法です。

そんな方法あるの?と思うかもしれませんが、あります。その方法とは次のものです。

 

最短でプログラミングを身につけて就職・転職する手順

最短でプログラミングを身につけて就職・転職する手順

 

就職まで実現する方法は「就職支援付きのプログラミングスクールを利用すること」

これこそが、最短でプログラミングスキルを身につけて、エンジニア就職・転職をする方法です。

実は僕もプログラミングスクールでスキル習得したのですが、短期間でサービスが作れるようになったので大正解でした。

プログラミングスクールの中には、学習だけのスクールと、就職支援までセットになったスクールの大きく2つのタイプがあります。

このうち後者の、就職支援までセットになったスクールを使うことが、最短で就職・転職をする方法です。いまの仕事をやめて、エンジニアへキャリアチェンジをしたいなら、この方法を選びましょう。

なぜこの方法がおすすめかというと、シンプルに「挫折せずにスキルが身につき、かつ就職・転職の成功確率が高いから」です。

プログラミング独学の一番大変なところは、わからないことを聞く相手がいないことです。プログラミング学習はエラーの連続でして、その都度原因を探す必要があります。でもそんな時、初心者だと何をどうしたらいいかわからないんですよね。

ネットで調べるも原因がわからず、本を読んでも難しいことが書いてあり意味不明。そんなことを繰り返しているうちに、あっという間に1時間、2時間と時間が過ぎて行きます。

そうこうしているうちにプログラミングが億劫になり、だんだんとプログラミングと疎遠になっていく。いつしかプログラミングに一切手を触れなくなる。これが、プログラミングを独学で学んだ多くの人の末路です。

せっかく勉強し始めたのに、挫折するのは本当にもったいないです。そんな天敵である「挫折」を避けるための場所がプログラミングスクールです。

プログラミングスクールには常に疑問点を聞く講師がいます。わからないことは都度対面やチャットで聞くことができますから、挫折することなくプログラミングを学ぶことができます。

また、カリキュラムの中で「オリジナルサービス開発」なども行うので、実践的なスキルを習得した状態で、就職活動に臨めます。

前述通り、僕はスクールを使ってスキル習得しましたが、たったの数ヶ月でITの基礎知識から、Rubyを中心としたプログラミング言語を身につけることができました。

ほとんどの人が未経験から受講し、数ヶ月以内に一定レベル以上のスキルまではいけていますから、スクールを使えばどんな人でも無理なくスキルアップできると思います。これがスクールを使う、学習面での一番のメリットです。

そして就職面。就職支援付きのプログラミングスクールを使う場合、就職・転職成功率はかなり高いです。実際ほとんどのスクールは就職決定率が90%を超えています。

なぜそんなに就職決定率が高いかというと、就職支援付きスクール経由で紹介される企業は、スクール卒業生を採用するためにスクール運営会社と契約しているからです。つまり、以下のようにそもそもの前提条件が違うということですね。

  • スクールから紹介を受けて応募する企業→スクール卒業生を採用する気満々
  • 転職サイト等を通じて自ら応募する企業→スクール卒業生は眼中にすら入っていない可能性が高い

一般の転職サイトの企業と、スクール経由で紹介をもらう企業では、そもそもの温度感が違うということですね。

最近の就職支援付きスクールは「就職先の質」もかなり上がってきていますし、ですからエンジニア就職まで実現したいなら、就職支援付きのプログラミングスクールを使うことが賢明です。

 

結論:プログラミング独学で就職・転職はおすすめしない。やるなら効率的な方法を選ぼう

結論:プログラミング独学で就職はおすすめしない。効率的な方法を選ぼう

 

そんなわけで、プログラミングを独学して就職・転職を目指すことはおすすめしません。時間も手間もかかるし、途中で挫折する可能性が高いからです。

それなら就職・転職支援付きのプログラミングスクールを使って就職した方が、結果としてスキルも身につきますし、報われるタイミングも早く訪れます。エンジニアとしてのスキルは学習ではなく、実践を通じて身につくものです。

半年〜1年かけて勉強するくらいなら、2〜3ヶ月短期集中で勉強し、その後エンジニア転職して実務経験を積んだ方が、圧倒的にスキルが身につきますよ。就職してしまえばお金ももらいながら学べますし一石二鳥です。

 

ということで、早くプログラミングを学べる環境に飛び込みましょう!

就職支援・転職支援に強いプログラミングスクール6選」の記事で就職支援付きのプログラミングスクールをまとめていますので、参考にぜひどうぞ!実際に受講した経験と、10社以上のスクールを取材してわかった、就職に強いスクールや、コスパの良いスクールを厳選しています。

 

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