「商談会とは?展示会との違いが知りたい……」
「商談会に参加する時に気をつけることを知っておきたい……」
商談会に参加すると、新規取引先の開拓や新規ビジネスモデルの構築につながります。
そこでこの記事では、商談会でビジネスチャンスをつかむコツを紹介していきます。商談会における注意点についても解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の内容
商談会とは?

自社の商品やサービスを出展する企業と、参加企業が商談を行う場です。
出展側の企業は、バイヤーである参加企業との商談を取り付けて、自社の商品やサービスのアピールを目的としています。
一方で、バイヤーである参加企業側は商談を通じて、有益な取引先を探したり、新規事業の拡大、新規ビジネスモデルの構築を目的としています。
情報収集だけを目的としている企業ではなく熱量を持った企業同士で商談できるため、効率的にビジネスマッチが可能です。
商談会と展示会との違い

商談会と展示会は、それぞれビジネスマッチングの特徴が異なります。
展示会の特徴としては、想定していないビジネスマッチングが中心で、自社のブランディングや認知度向上が可能です。
一方で商談会は、参加企業を事前に把握でき、明確なマッチングが期待できます。
商談会は3種類

商談会は、下記の3種類に分けられます。
- 主体が日本政府の商談会
- 主体が地方自治体の商談会
- 主体が民間企業の商談会
以降で詳細の解説をしていきます。
日本政府主体の商談会
日本政府が主体となっている商談会は、下記のような海外展開や拠点拡大を目的としている企業向けのイベントが多いです。
- JETRO(日本貿易振興機構)
- JNTO(日本政府観光局)
- 中小機構
オンラインや国内で開催される商談会であれば、費用は無料で参加できる場合があります。
出展企業や事業の規模、開催国などによって費用は異なるため注意が必要です。
通訳が同席するケースもあるため、海外の言葉が分からなくても参加しやすくなっています。
地方自治体主体の商談会
市町村や商工会議所などの地方自治体が主体の商談会は、同じ市町村の企業同士のマッチングができます。
商談を通じて、商材の受注と発注に向けた取引のきっかけが作れます。
さらに、大手デパートや海外のバイヤーとの商談ができるため、販路拡大を目的とした商談にも最適です。
民間企業主体の商談会
銀行などの民間企業が主体の商談会は、主催企業によって目的や対象となる業種が異なる点が特徴です。
例えば、メガバンクが主催となった場合は、食品や通信販売などの業種別のテーマで商談会を開催し、効率的に仕入先や販売先・業務提携先などを見つけられます。
目的や対象となる業種が決まった商談会なので、望ましい企業と出会える可能性が高まります。
商談会に出展するメリット

商談会に出展する企業のメリットは、下記の通りです。
- 商談・新規取引先の開拓が効率的にできる
- 新しいビジネスモデルを構築できる
- 商材のマーケティング調査ができる
メリットについて詳しく解説していきますので、参考にしてください。
商談・新規取引先の開拓が効率的にできる
商談会には、多くの企業が参加しているので、効率的に企業と商談が可能です。
商談会に参加する企業は、商談を目的としている熱量が高い企業ばかりなので、名刺交換や情報交換だけにとどまらず、その場で商談が始まる可能性があります。
複数の企業と商談できることから、効率的に新規取引先の開拓ができる点が大きなメリットです。
新しいビジネスモデルを構築できる
商談会では、さまざまな企業との商談を通じて情報を収集し、異なる視点からビジネス創造のヒントを得られることから、新しいビジネスモデルの構築ができます。
自社が考えていなかった異業種から声をかけてもらえる可能性もあり、業務提携などのビジネスチャンスが広がる点もメリットです。
商材のマーケティング調査ができる
商談会では、自社の商材に対する他社の反応を見られるので、改善点などを把握可能です。
商談会で自社の商材を他社へアピールすることで、商談につながるだけでなく、同時にマーケティング調査もできる点が大きなメリットになります。
商材のマーケティング調査には、リソースやコストがかかるので、商談会に出展することで社内リソースとコストの削減にもなります。
商談会に参加するメリット

商談会の参加企業側が得られるメリットは、下記の通りです。
- 新規市場・アウトソーシング先を開拓できる
- 販売ルートを効率的に開拓できる
- 営業の労力をかけずに商談のきっかけを作れる
- 日頃なかなか巡り合えない企業と商談できる
- 効率的に有益な情報収集ができる
商談会に参加するメリットについて詳しく解説していきますので、参考にしてください。
新規市場・アウトソーシング先を開拓できる
海外の企業が出展している商談会があり、新規市場やアウトソーシング先を開拓できます。
日本の部品や素材が海外の企業に採用されるケースが増えてきているため、海外に進出したい企業のビジネスチャンスが広がっています。
海外のアウトソーシング先を開拓できると、日本よりもコストを抑えた生産が可能になり、リソースとコスト削減にもつながります。
販売ルートを効率的に開拓できる
出展企業を事前に把握できるので、自社の商材と相性の良い企業をリサーチして、効率的に販売先を開拓できます。
自社の商材が出展企業に与えるメリットを事前にまとめておくと、商談が進みやすくなるでしょう。
多くの企業と商談できるので、効率的に商材の販売ルートを開拓できます。
営業の労力をかけずに商談のきっかけを作れる
商談会に参加すれば、営業の労力をかけずに商談のきっかけを作れます。
商談会に参加せずに商談のきっかけを作るためには、地道な営業活動が必要となります。
しかし、営業した企業と必ずしも商談に進めるわけではなく、営業には時間とコストがかかるでしょう。
商談会には、商談を目的とした熱量のある企業が揃っているため、営業することなく商談に進める点がメリットです。
日頃なかなか巡り合えない企業と商談できる
商談会には、さまざまな企業が出展・参加しているため、日頃の営業活動ではなかなか巡り合えない企業と商談が可能です。
日頃巡り合えない企業との商談によって、新しいビジネスモデルの構築につながる可能性も期待できるでしょう。
商談会で巡り合えた企業は、商談への熱意があるため、スムーズに商談に進める点もメリットになります。
効率的に有益な情報収集ができる
商談会に出展・参加している企業から、自社の商材に活かせる有益な情報を得られます。
さまざまな企業に出会えるため、自社の知りえない情報を取得でき、ビジネス創造が広がる可能性も期待できるでしょう。
一度の商談会で、複数の企業の情報を収集できて効率的です。
商談会でビジネスマッチングを成功させるコツ

商談会でビジネスマッチングを成功させるコツは、以下の通りです。
- ビジネス展開を具体的にイメージしておく
- 商材を短時間で端的にバイヤーの合わせてアピールする
- 商談会終了後にメール・電話・訪問でアフターフォローする
ビジネス展開を具体的にイメージしておく
事前に出展企業の情報を確認して、商談先企業の情報を整理し、自社の商材とのビジネス展開を具体的にイメージしておきましょう。
具体的なビジネス展開のイメージを持ったうえで商談を進められたら、取引が上手くいきやすくなります。
事前に商談先企業の情報を入手して商談に臨めば、相手先企業に好印象を与えることにもつながります。
商材を短時間で端的にバイヤーの合わせてアピールする
商談先企業へ自社の商材をアピールする際は、短時間で端的に伝えられるようにしましょう。
商談時間は限られているため、バイヤーは限られた時間の中で多くの企業と商談したいと考えています。
事前に情報を収集してバイヤーの興味関心に合わせて、商材を端的にアピールできれば好印象を与えられます。
商談時間が短く、アピールできない部分に関してはパンフレットなどを渡して、後からでも確認してもらえるような工夫が必要です。
商談会終了後にメール・電話・訪問でアフターフォローする
取引を考えている企業があれば、商談会終了後になるべく早くメールや電話、訪問にてアフターフォローを行うと効果的です。
例えば、商談の際に相手先企業から要望や相談などがあれば、早急に対応することで好印象を与えられ、取引がスムーズに進みやすくなります。
商談が成立したお礼や次の商談のアポイントを取るなどのフォローを早急に対応すれば、スピード感のある円滑な取引が可能です。
商談会を開催する際の注意点

商談会を開催する際には、以下の3点に気をつけましょう。
- 目的に応じて商談会の開催形式を選定する
- 出展企業・参加企業の情報を開示する
- 商談の予約ができるようにしておく
商談会の開催側の注意点について解説していきます。
目的に応じて商談会の開催形式を選定する
商談会の開催形式は、大きく分けて3つです。
| 開催形式 | 特徴 |
|---|---|
| リアル開催 | 自社の商材を体験してもらえる・コミュニケーションが取れる |
| オンライン開催 | どこからでも参加できる・大規模な開催が可能 |
| ハイブリッド開催 | イベント会場でのリアル開催とオンライン開催を同時で行う |
それぞれの開催形式にはメリットがあるため、目的や規模に応じて開催方法を選定すると効果的な商談が可能です。
出展企業・参加企業の情報を開示する
商談会の開催が決定したら、出展企業と参加企業の情報を開示しましょう。
商談会前に出展企業や参加企業の情報を入手できれば、事前に企業情報を調査でき、商談の準備ができます。
自社の商材をバイヤーに合わせてプレゼンできるように、企業情報を開示しておくことが商談会成功へのコツです。
商談の予約ができるようにしておく
商談したい企業には、事前に商談予約ができるようにしておきましょう。
事前に商談予約ができていれば、商談会の開催時間中に効率的に複数の企業と商談できます。
限られた時間を有効的に活用し、商談したい企業との商談の機会を逃さないために、商談の予約ができるようにしておくことが大切です。
商談会に参加する際の注意点

商談会に参加する際に気をつけるべき注意点は、以下の通りです。
- 自社商材の強みや特徴をアピールする
- 参加企業の商材の特徴を調べて自社との相性を考える
- 自社の押し出したい商品を絞り込む
- 一方的な説明にならないようにして相手企業の意見も聞く
商談会における注意点について解説していきます。
自社商材の強みや特徴をアピールする
自社商材の強みや特徴をアピールできるように準備しておきましょう。
商談会の限られた時間の中で、自社の商材を簡潔に分かりやすく商談先企業にアピールしなくてはなりません。
自社商材についてよく理解し、強みと特徴をバイヤーに合わせて説明できるようにしておくことが大切です。
参加企業の商材の特徴を調べて自社との相性を考える
事前に参加企業情報が開示されているため、企業情報を調べて自社商材との相性を考えておきましょう。
参加企業の商材と自社の相性が良ければ、商談が円滑に進み、新規事業拡大や新しいビジネス展開のチャンスが広がります。
自社の押し出したい商品を絞り込む
自社の商品が多数ある場合でも、商談会で押し出したい商品は1〜2個程度に絞り込むようにしましょう。
商談会では時間の関係上、自社の多数の商品を全てアピールすることは困難です。
絞り込んだ商品について、限られた商談時間の中で効率的にアピールできるようにしておくと、商品情報が正しく伝わるため商談が成功しやすくなります。
一方的な説明にならないようにして相手企業の意見も聞く
自社の商品をアピールしたい気持ちが全面に出ると、一方的な説明になってしまいがちなので注意が必要です。
自社の商品をアピールしつつ、相手企業の反応をしっかりと見ながら、相手企業の意見も聞き入れましょう。
一方的にならずに、きちんとコミュニケーションが取れると商談が円滑に進みます。
商談会のおすすめ6選

おすすめの商談会は、以下の6つです。
- AKEY会
- 株式会社トーガシ
- 株式会社博展
- 株式会社フレッシュタウン
- ネクプロ
- V-CUBE セールスプラス
厳選したおすすめの商談会を紹介していきます。
AKEY会

| 所在地 | 東京都世田谷区北沢2-27-9 |
|---|---|
| 設立日 | 2021年1月 |
| サービスの特徴 | ・決裁者限定の会食コミュニティ ・月額2.98万円で会食に参加し放題で費用対効果が高い ・毎月40回のランチ会開催 |
AKEY会は商談会ではありませんが、企業の経営者だけが集まる会食コミュニティを毎月40回開催しています。企業の経営者同士のビジネスマッチングが可能です。
会員の会社規模は年商5億〜20億円が多く、大手外食チェーンの前代表や現役上場企業の経営者なども参加しています。
決裁者のみでの会食は、ただの名刺交換で終わることなく、自己紹介で自社商品をアピールするなど、商談と受注につながりやすいメリットがあります。
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AKEY会の口コミ
株式会社トーガシ

| 所在地 | 東京都中央区新富2-14-4 住友新富ビル 2F |
|---|---|
| 設立日 | 2000年3月 |
| サービスの特徴 | イベントの立ち上げからトータルサポート |
「株式会社トーガシ」は東京に本社を構えるイベント企画会社で、名古屋や京都、大阪に支店を設けており、全国に対応可能です。
イベント事業55年で、年間3,000件以上のイベントを手掛ける中で培ってきたノウハウを活かして商談会を実施します。
イベントのプロ集団が総合的にサポートして、ターゲットの印象に残るブース作りなどで商談成功へ導きます。
株式会社博展

| 所在地 | 東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン20F |
|---|---|
| 設立日 | 1970年 |
| サービスの特徴 | リアル・デジタルの領域をかけ合わせて総合的に展示会をサポート |
「株式会社博展」は、イベント・プロモーション、商談会・プライベートショー、展示会の出展などを行う会社です。
体験を通じたリアル領域と、デジタルデータのデジタル領域の双方から、イベントや展示会出展などの体験型マーケティングを実現していきます。
商談会では、企業や商材のイメージに合わせて会場設計、デザインを行い、印象的で魅力的な空間づくりを行なっています。
株式会社フレッシュタウン

| 所在地 | 東京都江戸川区船堀7-2-8 |
|---|---|
| 設立日 | 1988年4月 |
| サービスの特徴 | イベントの支援を内製化・ワンストップで対応 |
「株式会社フレッシュタウン」は、年間1300件のイベント・展示会・内装工事を手掛ける会社です。
イベントに必要な装飾資材や映像機器の準備、企画・デザインなど内製化しているため、ワンストップで依頼できます。
社内で完結するため、スピーディでコストを抑えてリーズナブルな価格で対応できる点が強みです。
ネクプロ

| 所在地 | 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル3F |
|---|---|
| 設立日 | 2005年7月 |
| サービスの特徴 | 動画配信やウェビナーを通じて企業にアプローチ |
「ネクプロ」は、動画配信やウェビナーのプラットフォームで、Webイベントを同時に多くの企業と共有できます。
商談会を開催する目的では使用できませんが、商談したい企業の情報収集や営業先企業の獲得が可能です。
ウェビナーの視聴履歴から、顧客の興味関心やニーズの把握ができるため、顧客に適した情報配信ができてリード獲得につながります。
V-CUBE セールスプラス

| 所在地 | 東京都港区白金一丁目17番3号 NBFプラチナタワー16階(受付)、17階 |
|---|---|
| 設立日 | 1998年10月 |
| サービスの特徴 | Webツールでオンライン営業を行う |
「V-CUBE セールスプラス」は、簡単にオンライン営業ができるWebツールです。
顧客は簡単ワンステップで商談会に参加できるため、負担がかからず商談の機会を得やすいメリットがあります。
商談会中に内容をメモできる機能や、商談映像を議事録として保管できるため、情報を整理しやすくなっています。
まとめ:商談会を通じてビジネスマッチングを成功させよう
商談会では、自社の商材のニーズを把握できたり、新規事業拡大のチャンスがあります。
商談会の前に、出展企業や参加企業情報を調べて、商談したい企業と自社の商材の相性を確認しておくと円滑に取引できるでしょう。
ぜひ当記事を参考にして、商談会を成功させてください。
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