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経営者コミュニティとは?メリットや注意点・おすすめイベント7選も紹介!

一人で事業を経営していると、ふとした時に感じる孤独や、誰かに気軽に相談できたらと考える瞬間はあるでしょう。

起業初期や、事業を始めて数年が経過した時期は、ビジネスの悩みや課題が増え、周りに支えや刺激を求めたくなるものです。

同じ道を歩む仲間とつながり、気の合うパートナーを見つけるためには「経営者コミュニティ」への参加が大きな助けとなるかもしれません。

そこで本記事では、コミュニティで得られるメリットや、参加する際のポイント、おすすめのイベントを紹介します。

経営者コミュニティとは経営者同士が交流・情報交換できる場所

経営者コミュニティとは、経営者や起業を検討している人々が集まり、同業種や異業種の経営者と交流できる場を指します。

このコミュニティで得られるものは、主に新たな知見の収集や人脈形成、個々のスキルアップです。起業前の不安や疑問を先輩経営者に相談できるため、失敗を未然に回避するヒントにもなるでしょう。

経営者コミュニティの魅力は、経営ノウハウを学ぶだけに留まりません。

安定的に成長するためには、同じ立場の仲間から得られる励ましや、モチベーション維持といった要素も大切です。経営ノウハウの必要性を感じていない方でも、経営の悩みを共有できる環境を得られるため、精神的に心強い場になるでしょう。

経営者コミュニティに参加する5つのメリット

経営者コミュニティに参加するメリットは、主に以下の5つです。

  1. 最新のビジネス情報を入手できる
  2. 異業種・同業種の経営者との人脈を拡大できる
  3. 起業や経営に関する悩みを相談できる
  4. 見込み顧客の創出につながる
  5. ビジネスマッチングが期待できる

最新のビジネス情報を入手できる

経営者コミュニティ参加の最大のメリットは、最新のビジネス情報を入手できることです。

日々の業務に追われる経営者は、外部からの新しい情報を取り入れる機会が限定されやすいです。コミュニティでは、最新のビジネストレンドや他業界の動向を効率的にインプットでき、自社の経営戦略に反映できます。

経営者同士が情報交換することで、常に変化するビジネス環境への適応力を高められるでしょう。

異業種・同業種の経営者との人脈を拡大できる

多種多様な業界や経歴の経営者が集まるコミュニティでは、普段出会えないような異業種の経営者ともつながれます。

特に異業種交流は、異なる視点からのアドバイスやインスピレーションを得られる貴重な機会です。同じ悩みを抱える経営者同士が励まし合い、連携することで、新たなビジネスチャンスが生まれることもあるでしょう。

多様な人脈は、経営の視野を広げるとともに、予期せぬシナジーを生み出す基盤となります。

起業や経営に関する悩みを相談できる

経営者は、孤独な立場で意思決定することが多く、身内に相談できず悩みを抱えることも少なくありません。

経営者コミュニティは、同じような悩みや課題を経験してきた仲間に頼れる環境が整っています。資金繰りの問題や従業員マネジメント、事業拡大に向けた戦略など、実際の経営に役立つ具体的なアドバイスを得られるでしょう。

お互いの経験を共有し合うことで、問題解決の糸口が見つかり、経営の不安が軽減されるはずです。

見込み顧客の創出につながる

コミュニティには多くの経営者が集まるため、新たな見込み顧客を獲得するチャンスが広がります。

ビジネスの方向性や価値観が一致する経営者と知り合うことで、相手が自社のサービスに関心を持ち、潜在顧客になる可能性が高まります。

知り合った経営者が、自社のサービスを知人に紹介してくれるケースもあり、宣伝効果も期待できるでしょう。

コミュニティを通じて信頼関係を築き、自然な形で見込み顧客を増やせる点は、大きなメリットといえます。

ビジネスマッチングが期待できる

経営者コミュニティは、ビジネスパートナーを見つけるための場としても活用できます。

業務提携や代理店契約を視野に入れている経営者にとって、コミュニティは絶好の機会です。

営業力のある会社と提携してサービスを拡大したり、技術力のあるパートナーと新製品を開発したりと、多様な形でビジネスを発展できるでしょう。

他社の強みを取り入れることで、新たな価値を創出し、事業の成長を加速させるパートナーシップを構築できます。

経営者コミュニティおすすめ7選

経営者としてビジネスの成長を目指すなら、同じ志を持つ仲間と交流できる「経営者コミュニティ」への参加は非常に有効です。

ここでは、経営者に特におすすめの7つのコミュニティを厳選してご紹介します。それぞれの特徴を理解し、最適なコミュニティを見つけてみてください。

  1. AKEY会
  2. festivo
  3. FreelanceNow
  4. ダイヤモンド経営者倶楽部
  5. HANJYOクラブ
  6. パッションリーダーズ
  7. 女性社長.net

AKEY会

運営元 株式会社AKEY
おすすめポイント ・受注につながる会食コミュニティ
・著名人との会食イベントに参加できる
・1時間で解散するため忙しい経営者が参加しやすい
開催頻度 月40回
集まる層 経営者のみ(BtoB事業者が70%・年商5億〜20億が中心)
費用 月2万円
公式サイト https://akey.co.jp/

AKEY会は、経営者だけが集まる特別な会食コミュニティで、東京と大阪を中心に月40回以上のイベントを開催しています。

朝・昼・夜と幅広い時間帯で行われ、全国から多様な業界の経営者が集う場として人気。「受注につながる会食コミュニティ」をコンセプトに掲げ、日本一の費用対効果を誇る会としても注目を集めています。

同コミュニティに集うメンバーは、年商5億〜20億円規模の企業の経営者が中心。上場企業の社長や業界で名を馳せるリーダーたちも多く参加しています。得られる学びや交流の深さは、他の会とは一線を画すものがあるでしょう。

著名人との特別イベントも魅力のひとつ。幻冬舎の箕輪厚介さんや「令和の虎」に出演した林社長など、各分野で活躍する人物と直接交流できるチャンスも用意されています。

実際に、参加してわずか数週間で1,000万円以上の成果を上げたメンバーもいるため、成果にこだわる会として評判です。

費用以上のリターンが得られなかった場合に備えた「損させないプラン」も期間限定で提供されることがあり、安心して参加できるでしょう。

AKEY会の詳細を見る

festivo

運営元 一般社団法人festivo
おすすめポイント ・個々の目的に応じて多数なコミュニティが選べる
・短期間で効率的に学べる集中講義プログラムが多い
・コンサルティング事業やファイナンシャルプランニング、不動産事業など多様なサービスも展開
集まる層 若手経営者が中心
費用 要問い合わせ
公式サイト https://festivo.org/

festivoは「多様化の時代を生き抜くための働く武器と選択肢を提供する」をテーマに掲げ、個々のスキルアップを支援するコミュニティを提供しています。

同社が運営するコミュニティは、短期間で効率的に学べる集中講義プログラムであることが特徴。デザインやプログラミングなど、今の時代に必須のスキルを低価格で習得できるため、スキルを磨きたいと考える方に最適です。

また、コンサルティング事業やファイナンシャルプランニング、不動産事業など多様なサービスも展開しています。変化が激しい時代において、成長のための「武器」と「選択肢」を提供してくれる頼れるコミュニティといえるでしょう。

festivoの詳細を見る

FreelanceNow

運営元 フリーランス株式会社
おすすめポイント ・全国のフリーランスと出会える
・メンバー5,000人と大規模
・完全無償で利用可能
集まる層 エンジニア、デザイナー、コンサルタント等
費用 無料
公式サイト https://freelancenow.discussionpartners.net/#1

FreelanceNowは、日本最大級の実名制フリーランスコミュニティで、5,000名以上のフリーランスが所属しています。

業界や職種が多岐にわたるメンバーが集結し、エンジニアやデザイナーからライター、コンサルタント、マーケターまで、さまざまなスキルセットを持つプロとつながれます。

企業もフリーランスも完全無償で参加でき、紹介料や仲介手数料が一切かかりません。

「仕事とつながる、仲間とつながる」というビジョンのもと、企業にとっては迅速にリソースを確保でき、フリーランスにとっては新たな活躍の場を得られるでしょう。

FreelanceNowの詳細を見る

ダイヤモンド経営者倶楽部

運営元 株式会社ダイヤモンド社
おすすめポイント ・大企業の経営者を含む670社が集う
・著名人を招いたイベントが多い
・会員限定の特典が豊富
集まる層 上場大企業・中堅中小・ベンチャー企業の経営者
費用 要問い合わせ
公式サイト https://www.dfc.ne.jp/

ダイヤモンド経営者倶楽部は、1993年にダイヤモンド社のプロジェクトとして発足した経営者コミュニティです。上場企業から中小・ベンチャー企業まで、成長意欲の高い経営者が670社以上集まっています。

同コミュニティの特徴は、著名なゲストを招いた講演会新春賀詞交歓会など、学びにつながるイベントが多い点。会員は「週刊ダイヤモンド」の年間購読や銀座サロンの利用、書籍割引の特典を受けられるため、情報収集とネットワークの拡大に役立つでしょう。

ダイヤモンド経営者倶楽部の詳細を見る

HANJYOクラブ

運営元 株式会社タスクパートナーズ
おすすめポイント ・100名規模のイベント開催に参加できる
・定期的なミーティングでメンバー同士が深く関われる
集まる層 経営者
費用(税込) 入会金:55,000円
月会費:3,300円
年会費一括払い:33,000円
公式サイト https://hanjyoclub.jp/

HANJYOクラブは、経営者同士がビジネスを深く理解し合い、実際の成果に結びつく交流ができる経営者コミュニティです。

同クラブが運営する「はんじょう会」は、半年に一度、100名規模で開催され、コーディネーターが希望に応じてマッチングをサポートし、アフターフォローまで行います。

ビジネスをサッカーチームに見立てた「HANJYO FC」も評判。メンバーが互いに「パス」や「アシスト」を送り合い、売上(ゴール)を目指すというユニークな仕組みが特徴です。

定期的なミーティングを通じてメンバー同士が深く関わりあえるため、真剣にビジネスの発展を考える場として有効でしょう。

HANJYOクラブの詳細を見る

パッションリーダーズ

運営元 一般社団法人パッションリーダーズ
おすすめポイント ・会員数4,200名で幅広い経営者が集う
・オンラインで全国どこからでも参加できる
・ビジネスマッチング成功率80%を誇る
集まる層 上場企業の経営者・起業家
費用(税込) 55,000円
※入会時一括払い年会費
一括の場合:132,000円
分割の場合:11,000円/月
公式サイト https://www.passion-leaders.com/

パッションリーダーズは、経営者にとって学びと成長、ビジネスの拡大を支援する経営者コミュニティです。

会員数は4,200名以上にのぼり、上場企業の経営者から新進の起業家まで、幅広い層が集まっています。

リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド型のセミナーや300本以上の動画ライブラリーなど、全国どこからでも学べる自由な参加スタイルで経営者をサポート。ビジネスマッチングの成功率は80%以上と非常に高く、事業提携や出資の機会も豊富です。

会員同士が切磋琢磨できる環境が整っているため、ビジネスリーダーとしての成長を加速させる場になるでしょう。

パッションリーダーズの詳細を見る

女性社長.net

運営元 株式会社コラボラボ
おすすめポイント ・女性経営者とのビジネスマッチングの機会が豊富
・会員限定の特典あり
・女性経営者の事業成長サポートが充実
集まる層 女性経営者・女性の個人事業主
費用 有料会員登録
入会金:1万円
公式サイト https://joseishacho.net/

女性社長.netは、全国の女性経営者や個人事業主を対象とした経営者コミュニティです。
会員数は約3,200名にのぼり、業種や年齢も多様な女性経営者が集まり、ビジネスの発展を目指せる環境が整っています。

イベントやセミナーを通じて、女性経営者の成功体験やノウハウを学べるほか、ビジネスマッチングの機会も豊富。会員限定で「女性社長一覧」に情報を掲載することで、企業からの問い合わせが増えるチャンスもあります。

さらに、社外取締役紹介サービスや商品PRサポートなど、女性経営者の事業成長サポートも充実。女性ならではの課題に対応できるコミュニティとして注目されています。

女性社長.netの詳細を見る

経営者コミュニティの選び方

自身に適した経営者コミュニティを選ぶには、以下に示す3つのポイントを意識してみてください。

  1. 既存の参加者から情報を収集する
  2. SNSで事前調査する
  3. 自分に適したコミュニティ規模を選ぶ

既存の参加者から情報を収集する

経営者コミュニティに参加する際は、すでに参加している知り合いの経営者に直接話を聞いてみるのが一番確実です。

多くのコミュニティは、公式サイトやポータルサイト上で概要を紹介していますが、実際の雰囲気や参加者の温度感は、内部の人にしか分かりません。

知り合いがいれば、実際の交流頻度や得られる学びについて、リアルな情報を教えてもらえます。

経営者向けのコミュニティの中には「紹介制」でしか入れないものもあります。

この場合、知り合いからの紹介があればスムーズに参加でき、参加後もコミュニティ内で自分を他のメンバーに紹介してくれるでしょう。

コミュニティは人脈を築く場でもあるため、早く馴染むことがビジネスチャンスを掴む近道です。紹介者がいる場合は、事前に質問しておき、安心して参加できる環境を整えるといいでしょう。

SNSで事前調査する

知り合いがいない場合、SNSで事前に調査するのも有効です。

特に、XやFacebookでは、参加者がコミュニティについての感想や活動報告を投稿していることが多いです。コミュニティの雰囲気や活動内容を事前に把握できるでしょう。

コミュニティの運営者の投稿もチェックすると、その人の実績や活動の姿勢がわかり、信頼性を判断する材料にもなります。

自分に適したコミュニティ規模を選ぶ

コミュニティの規模も参加基準として重要なポイントです。

たとえば、小規模(〜50名程度)のコミュニティは、参加者同士が深く関わりやすい特徴があります。メンバー一人ひとりとしっかりと関係を築けるため、アットホームな環境で濃い人脈を作りたい方に向いています。

一方、中規模〜大規模(100名〜数千人単位)のコミュニティでは、多様なバックグラウンドを持つ経営者が集まりやすく、より幅広い人脈を築ける可能性が高まります。

イベントやセミナーの頻度が高い傾向があり、情報収集やビジネスマッチングの機会が多いでしょう。

自分がどの程度の関わり方を求めるかによって、最適なコミュニティの規模を考慮してみてください。

経営者コミュニティへ参加するタイミングはいつがおすすめ?

結論、コミュニティに参加していいタイミングに決まりはありません。

とはいえ、経営者がコミュニティに参加するベストなタイミングは、事業のフェーズや状況に応じて異なるでしょう。

特に以下のタイミングは、参加することで多くのメリットが得られるのでおすすめです。

  1. 起業初期の段階
  2. 事業が軌道に乗り始めた段階

起業初期の段階

起業初期で、資金やリソースが限られている経営者には、経営者コミュニティへの参加がおすすめです。

具体的には、以下のようなメリットが得られます。

  • 案件獲得やビジネスマッチングの機会が得られる
  • 知見やノウハウを共有してもらえる
  • 人脈づくりに役立つ
  • 最新のビジネストレンドを把握できる

起業初期は、売上の確保が最優先です。資金や人手が限られている状況で、営業やマーケティングに多大なコストをかけるのは容易ではありません。

経営者コミュニティでは、お互いのニーズを把握したうえで紹介し合うことが多いもの。早期にクライアントやビジネスパートナーとつながるチャンスを得られるでしょう。

また、同じ志を持つ経営者が集うイベントに参加すれば、長期的な関係を築きやすくなります。

同じような立場の経営者と交流することで「自分だけが悩んでいるわけではない」と感じられ、心理的な支えになるでしょう。

事業が軌道に乗り始めた段階

事業が成長し、スタッフに業務を任せられるようになった段階も、経営者コミュニティに参加する最適なタイミングです。

この段階では、起業初期とは異なり、経営者が直接業務をこなすよりも、スタッフの管理や他社との新しいビジネス構築に力を注ぐ必要が出てきます。

フェーズに応じて、経営者の悩みや課題は変化するものです。他の経営者と交流することで、次のステージへ進める貴重なネットワークが得られるでしょう。

経営者コミュニティに参加する際の注意点

経営者コミュニティに参加して効果を最大化するには、以下の点に注意してください。

  1. 参加目的が明確でないとベネフィットが得られにくい
  2. 強引な営業活動は敬遠される
  3. 仕事の取引に発展しそうなときは慎重に見極める

参加目的が明確でないとベネフィットが得られにくい

コミュニティに参加する際は、自分が何を目的としているのかを明確にしておきましょう。

アライアンスを狙うのか、情報収集を重視するのか、人脈を広げたいのか、目標がはっきりしていないと、参加費や時間が無駄になりかねません。

目的意識を持って参加することで、コミュニティでの行動に一貫性が生まれ、得られるベネフィットも増えるでしょう。

強引な営業活動は敬遠される

経営者コミュニティは、信頼関係を築く場でもあるため、強引な営業活動は避けましょう。

しつこい営業や自己中心的な行動は、他のメンバーに敬遠され、コミュニティ内での評判を落としかねません。

まずは対話を通じて相手との距離を縮め、お互いのニーズや価値観の理解に徹してみてください。自然な流れでビジネスの話に発展する方が、長期的な協力関係を築けるでしょう。

仕事の取引に発展しそうなときは慎重に見極める

コミュニティ内での仕事の受発注は、信頼できる相手かどうか慎重に見極めましょう。

中には、契約条件が曖昧で、報酬未払いや品質トラブルを起こすケースもあります。特に、案件獲得を目的に参加する起業初期の方は注意してください。

相手の発言や行動、実績や評判をしっかりとチェックし、仕事内容や条件を明確にしましょう。

また、契約書や秘密保持契約(NDA)を交わすことで、トラブル防止にもつながります。信頼が大切なコミュニティだからこそ、ビジネス取引は慎重に進めてください。

まとめ:経営者コミュニティから新たなビジネスの創出を図ろう

経営者コミュニティは、新しいビジネスチャンスや有益な人脈を得る絶好の場所です。目的を明確にし、信頼関係を築きながら活動することで、ビジネス取引や協業へとつながるはずです。

経営者コミュニティでの出会いや学びを通じて、新たなビジネスの創出を目指しましょう。