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国際商標登録とは?手続きの方法や流れをわかりやすく簡単に解説!

海外進出を考える企業にとって、国際商標登録は大切です。

良い名称は、国際商標登録を済ませておかないと、第三者に模倣や警告を受ける事態に発展しかねません

しかし、手続き方法や費用、非加盟国への対応など、あらゆる疑問や悩みを抱えるでしょう。

そこで本記事では、国際商標登録の方法や手順をわかりやすく解説します。海外進出を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

国際商標登録とは?

国際商標登録とは、世界知的所有権機関(WIPO)の「マドリッド協定議定書」に基づく商標登録制度です。

世界各国に商標を登録できる制度であり、日本では特許庁が担当。国際商標登録を行うことで、他者によるコピーや類似品の出現を防ぎ、商品やサービスの信頼性を高められます。

国際商標の登録方法2選

国際商標の登録方法には、大きく以下の2種類があります。

  1. マドリッド協定に基づく手続き
  2. パリ条約や二国間条約などに基づき出願

マドリッド協定に基づく手続き

マドリッド協定に基づく手続きは、日本の特許庁を通じて国際商標出願(マドプロ出願)を行います

マドリッド協定議定書に加盟している国に対して、1つの出願で複数の国に商標を出願できます。原則として、現地の代理人はいません。費用をおさえて出願ができます。

マドリッド協定に加盟していない国は、個別に手続きをする必要があります。

パリ条約や二国間条約などに基づき出願

パリ条約や二国間条約などに基づき出願を行う方法もあります

海外の代理人に依頼して、直接各国の特許庁・商標庁に直接出願をして手続きを進めます。
各国の手続きやルールに則って出願する必要があるため、時間や手間がかかるでしょう。

国際商標登録のメリット5つ

では次に、マドリッド協定に基づく国際商標登録をする5つのメリットを紹介します。

  1. 一度の手続きで複数国へ出願できる
  2. 出願にかかるコストをおさえられる
  3. 商標権を手軽に維持できる
  4. 商標登録にかかる時間が早い
  5. 出願後も商標登録したい国を追加できる

一度の手続きで複数国へ出願できる

マドプロ出願の国際商標登録では、一度の手続きで複数の国に出願が可能です

例えば、アメリカや中国、ドイツなど複数の国で商標を出願したい場合でも、複数回に分ける必要はありません。

個別で各国に手続きをすると、手間や時間もかかるでしょう。一度にまとめて出願できるので、手間を解消できます

出願にかかるコストをおさえられる

国際商標登録は、個別に各国で出願する場合と比較して、費用を削減できます

一度の出願手続きで複数の国や地域に対して商標出願ができるうえ、代理店も必要はありません。

出願手数料や代理人費用などのコストが抑えられます

商標権を手軽に維持できる

国際商標登録は、登録した後の更新手続きも簡略化されているので、手軽に維持できます

期間満了後も、継続して商標権を維持したい時には、一元管理されたシステムを通じて手続きができます。

商標登録にかかる時間が早い

国際商標登録は、手続きにかかる時間が早いのもメリットです。

一度の手続きで複数の国や地域に対して出願するため、個別に各国で出願するよりも、商標の登録までの時間が短縮できます

出願後も商標登録したい国を追加できる

国際商標登録を出願した後も、商標登録したい国を追加できます

今後、新規で海外進出を考えている場合にも、柔軟に対応できるので、事業の拡大や国際展開をするときにも活用しやすいでしょう

国際商標登録のデメリット

一方、マドリッド協定に基づく国際商標登録のデメリットを3つご紹介します。

  1. 日本の特許庁に登録済みか出願中の商標でなければならない
  2. セントラルアタックで国際登録が削除されるリスクがある
  3. マドリッド協定議定書の非加盟国は指定できない

日本の特許庁に登録済みか出願中の商標でなければならない

国際商標登録をするには、日本の特許庁に既に商標が登録されているか、もしくは出願中でなければいけません

もし、日本で商標を保有していない場合は、国際商標登録は利用できないので注意しましょう。

セントラルアタックで国際登録が削除されるリスクがある

国際商標登録には、セントラルアタックと呼ばれる手続きによって、登録された商標が削除される恐れがあります

セントラルアタックとは、登録から5年以内なら出願国の商標法に基づいて、その商標が無効であると主張できる手続きのこと。この対象となった場合、3ヶ月以内なら国際登録を指定国に直接の商標登録出願に変更できます。

追加の費用が発生しますが、セントラルアタックも視野に入れて対策しましょう。

マドリッド協定議定書の非加盟国は指定できない

マドリッド協定議定書の加盟国は、2023年2月時点で129カ国あります。加盟国でない場合、マドプロ出願は利用できません

非加盟国に対しては、個別で手続きをすすめていきましょう。

国際商標登録の手続きと流れ

それでは、マドプロ出願に基づく国際商標登録の手続き手順について紹介します。

主な手続きと流れは、以下の6ステップです。

願書作成をする 国際登録願書(MM2)を特許庁のサイトからダウンロードし、必要事項を英語で入力して作成する
特許庁への出願をする 作成した願書を所在国の特許庁に提出し、審査を受ける
国際事務局で審査を行う 国際事務局に商標情報が送付され、商標の形式や規則に基づいて審査をする
国際登録簿へ記録する 国際登録簿に記録されて、国際的な保護が受けられる
指定国で審査を行う 出願人の指定した国で審査を受ける。各国の商標局が商標の可否を判断して登録を行う
更新する 商標の有効期間が経過した後も、商標の保護を継続するために更新手続きをする

参考:特許庁「国際登録出願の流れ」

正しい手順を踏んで、更新手続きを行いましょう。

国際商標登録におすすめのサービス3選

それでは、国際商標登録におすすめのサービスを3つ厳選してご紹介します。

  1. 国際商標ドットコム
  2. Amazing DX
  3. 商標登録ファーム

国際商標ドットコム

会社名 株式会社クロムス
所在地 〒106-0032
東京都港区六本木4-11-4 六本木ビル4F
電話番号 03-5927-9772
サービス 商標調査
登記簿翻訳
会社名、商品名中国語の提案
料金(税込) マドプロ出願:要問い合わせ
中国:64,900円
シンガポール:147,400円
アメリカ:162,800円など
公式サイト https://kokusaishohyo.com/lp/free-consultation2/

国際商標ドットコムは、商標登録に関する手続きの代行サービスです。

全世界185ヶ国の商標出願に、経験豊富な現地弁理士がワンストップで対応。30年以上の支援と、中国では月間約500件の豊富な出願実績があるので安心です。

商標調査や見積りをはじめ、無料相談を実施していますので、手軽に問い合わせできるでしょう。

国際商標ドットコムに相談する

Amazing DX

事務所名 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
所在地 〒105-5129
東京都港区浜松町2-4-1
世界貿易センタービルディング南館29階
電話番号 03-3433-5810
サービス 商標検索
出願書類作成(出願可否判断の事前検討, 出願書類のチェック)
特許庁への出願代理
出願・登録の管理
サポート(チャットやメール、電話)
料金(税込) 53,000円(1区分)
※サイト内で料金シミュレーションが可能
公式サイト https://amazing.dx.harakenzo.com/

 

Amazing DXは、格安のオンライン商標登録サービスです。

区分選定はAIが行い、願書の作成や特許庁への提出は弁護士が行う体制で低コストを実現。大手事務所のサポートがあるので、安心して活用できるでしょう。

1976年の創立以来培った、世界中の代理人とのコネクションが強みであり、費用と管理の手間を最小限におさえられる、マドプロ出願を最優先とした出願ができます。

Amazing DXに相談する

商標登録ファーム

事務所名 J-star 国際特許商標事務所
所在地 〒102-0093
東京都千代田区平河町1丁目5番15号 VORT平河町601
電話番号 0120-95-2526
サービス 外国・海外への商標の国際登録(マドプロ)出願
商標更新登録
商標登録の名義変更・移転登録・譲渡
商標登録の名称・住所変更
商標登録の早期審査
中国・台湾・香港の商標登録
アメリカ合衆国(米国)の商標登録
料金 要問い合わせ
公式サイト http://madrid-protocol.jp/

J-star 国際特許商標事務所は、商標登録の代行サービスを提供する事務所です。

商標登録出願に関する相談や商標調査を、無料で実施。商標調査で登録可能性が高いと判断したものの、登録できなかった場合は全額返金されるサービスもあります。

商標の出願をするときのリスクをおさえられるので、安心して出願できるでしょう。

J-star 国際特許商標事務所に相談する

国際商標登録に関するよくある質問

では最後に、国際商標登録に関するよくある質問を2つ挙げてご紹介します。

  1. 国際商標登録に必要な書類は何ですか?
  2. 国際商標登録にかかる費用はどのくらいですか?

国際商標登録に必要な書類は何ですか?

国際商標登録に必要な書類は、以下の通りです。

  • 願書:特許庁の公式サイトに掲載されている国際登録願書(MM2)
  • 本国官庁への手数料貼付書面:提出日・件名等を記載した書面に、特許印紙(9000円)を貼り付ける

※米国(US)を指定する場合には、出願時に「標章を使用する意志の宣誓書」(MM18)を願書と一緒に提出する必要があります。

書類は、英語のみ使用可能で日本語は使用できません
書類漏れがあると申請できないため、必ず用意しておきましょう。

国際商標登録にかかる費用はどのくらいですか?

国際商標登録にかかる費用は、大きく3種類あります。

基本手数料
(スイスフラン)
白黒見本の場合: 653CHF(約100,180円)
カラー見本の場合: 903CHF(約138,530円)
特許庁手数料 9,000円
個別・付加手数料 出願する国によって変動

なお、各国の代理人費用や翻訳費用なども別途必要になる場合があります

世界知的所有権機関(WIPO)公式サイトであるMadrid System Fee Calculatorで手数料の計算ができますので、ぜひ活用してみてください。

まとめ:国際商標登録は代行サービスにお任せしよう

国際商標登録は、企業が持つブランド価値を維持するためにも、欠かせません。特にこれから海外進出を検討している方はもちろん、現在も行っている方は必ず行いましょう。

ただし、手続きは複雑であり、専門知識が必要です。手間やコストも発生するでしょう。

そこで、スムーズかつ効率的に登録手続きを進めるためにも、代行サービスの利用を検討してみてください

専門の知識や経験を持つ専門家に手続きをお任せし、正確かつ円滑に登録を済ませましょう。

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株式会社プロベル取締役 田中 磨生
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