個人飲食店にPOSレジを導入するなら、飲食店の運営に大切な機能が搭載されていることが大切です。個人飲食店向けのPOSレジを導入することで、会計の待ち時間や人件費の削減に期待できます。
しかし「個人飲食店に必要な機能は何?どのPOSレジを選べば良いの…」と悩みを抱えているのではないでしょうか。そこで本記事では、個人飲食店向けPOSレジのおすすめ7選を紹介します。飲食店に大切な機能についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
この記事の内容
個人飲食店に大切なレジ機能
個人飲食店に大切なレジ機能は、以下の5つです。
- 顧客管理・売上データ分析機能
- 予約管理システムの連携機能
- セルフオーダーシステムの連携機能
- 会計ソフトの連携機能
- クレジットカード決済機能
顧客管理・売上データ分析機能
個人飲食店に大切な機能の1つ目は、顧客管理・売上データ分析機能です。これらの機能が搭載されていることで、顧客の個人情報はもちろん、ボトルキープまで一元管理できます。
また、購入プロセスや売れ筋メニュー、来店客数の多い時間帯の把握も可能です。把握した情報から分析を行うことで、リピーター獲得の施策立案と実行に移せられるでしょう。
予約管理システムの連携機能
個人飲食店に大切な機能の2つ目は、予約管理システムの連携機能です。予約管理システムを利用すると、外部サイトや電話予約の管理を行えます。
予約情報を自動反映してくれるので、ダブルブッキングを避けられるでしょう。24時間予約も可能になるため、売上アップも期待できます。
セルフオーダーシステムの連携機能
個人飲食店に大切な機能の3つ目は、セルフオーダーシステムの連携機能です。セルフオーダーシステムにより、注文や会計を席に配置したタブレットや自分のスマホから行えます。
店舗スタッフの注文作業の負担削減や人手不足の解消につながります。お客様の待ち時間もなくなるので、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。
会計ソフトの連携機能
個人飲食店に大切な機能の4つ目は、会計ソフトの連携機能です。個人飲食店の経営に会計業務は欠かせません。しかし、データ確認や集計、決算書の作成には膨大な時間がかかります。
そこで、会計ソフトを導入するとデータ記録の自動化や書類の簡単作成が行えます。日々の会計業務がラクになり、業務効率化が図れます。
クレジットカード決済機能
個人飲食店に大切な機能の5つ目は、クレジットカード決済機能です。現代では、キャッシュレス化が進んでいるため、クレジットカード決済は非常に重要な機能となります。
クレジットカード決済ができないと、来店してくれないこともあるほどです。来店機会を逃さないことや、現金会計のやり取りとミスを減らせるでしょう。
個人飲食店におすすめのPOSレジ7選
個人飲食店におすすめのPOSレジ7選を紹介します。
- スマレジ
- STORESレジ
- Squareレジ
- ユビレジ
- CASHIER
- かんたん注文
- ポスタスフード
スマレジ
月額料金(税込) | スタンダード:0円 プレミアム:5,500円 プレミアムプラス:8,800円 フードビジネス:12,100円 リテールビジネス:15,400円 |
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運営会社 | 株式会社スマレジ |
公式サイト | https://smaregi.jp/ |
「スマレジ」は、料金プランが豊富で個人飲食店でも、自店舗に適したものを選べます。0円のスタンダードプランでも基本的なPOSレジ機能が搭載されています。そのため、導入コストをかけることなく、業務効率化が図れるでしょう。
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STORESレジ
月額料金(税込) | フリープラン:0円 スタンダードプラン:2,980円 |
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運営会社 | STORES株式会社 |
公式サイト | https://stores.jp/regi |
STORESレジは、売上分析に長けています。期間別・アイテム別・カテゴリ別の売上データをWebから一目で確認できます。CSV形式でのダウンロードも可能で、分析を行いやすいでしょう。顧客情報や売上データから分析を行うことで、リピーター獲得につなげられます。
Squareレジ
月額料金 | 要問い合わせ ※決済手数料のみ |
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運営会社 | Square株式会社 |
公式サイト | https://squareup.com/jp/ja/point-of-sale |
「Squareレジ」は、自由にカスタマイズができ、他システムとの連携にも優れています。搭載機能として、顧客管理や売上管理、複数店舗の運営があればシステム統合により、一元管理も可能です。
店舗や従業員が増えたとしても1つのシステムで管理できるため、経営に必要な情報をリアルタイムかつ一目で把握できます。
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ユビレジ
月額料金(税込) | お試しプラン:0円 プレミアムプラン:6,900円〜 |
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運営会社 | 株式会社ユビレジ |
公式サイト | https://ubiregi.jp/ |
ユビレジは、飲食業に適したオプションを用意しており、注文から調理、配膳、会計の流れを効率化させられます。ハンディやQRオーダー決済を導入できるため、注文機会のロスを減らし、顧客単価アップが期待できるでしょう。
CASHIER
月額料金(税込) | スタータープラン:0円 プロフェッショナルプラン:4,400円 モバイルオーダープラン:3,000円~ |
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運営会社 | 株式会社ユニエイム |
公式サイト | https://cashier-pos.com/ |
CASHIERは、POSレジとオプションの組み合わせが可能で、飲食店向けの機能を搭載できます。組み合わせ可能な飲食店向けのオプションは、ハンディとモバイルオーダー機能です。これらの機能搭載により、飲食店で行う業務が効率的に行えるでしょう。
かんたん注文
月額料金(税込) | 要問い合わせ |
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運営会社 | WSST JAPAN株式会社 |
公式サイト | https://www.kantan-order.com/ |
かんたん注文は、月額0円から始められる飲食店専用のPOSレジです。飲食店の経営に必要な機能全般を搭載しており、業務を効率化させ売上アップにつなげます。待ち時間削減や人手不足解消はもちろん、おすすめ商品の設定機能でファーストビューに表示させられます。
ポスタスフード
月額料金(税込) | 6,600円~ |
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運営会社 | ポスタス株式会社 |
公式サイト | https://www.postas.co.jp/service/postas-food/ |
ポスタスフードは、飲食店に必要な機能を豊富に取り揃えています。搭載されている機能の一部は以下のとおりです。
- セルフレジ
- モバイルオーダー
- QR・テーブルオーダー
- ハンディ
- 順番待ちシステム
そのほかにも、飲食店の業務を効率化させられる機能を豊富に搭載しています。注文からキッチンとの連携がスムーズにとれるようになるPOSレジです。
個人飲食店に導入するPOSレジの選び方
個人飲食店に導入するPOSレジの選び方について解説します。
- 飲食店に必要な機能は搭載されているか
- キャッシュレス決済が行えるか
- 導入コストを抑えられるか
飲食店に必要な機能は搭載されているか
個人飲食店にPOSレジを導入するなら、飲食店に必要な機能が搭載されているか確認しましょう。飲食店に必要な機能の例を挙げると、モバイルオーダーやセルフレジ、ハンディです。これらの機能が搭載されていると、会計時間や人件費削減につながります。
POSレジには、多くの業種で利用できる汎用型もありますが、飲食店に導入するなら業態特化型のPOSレジを選びましょう。
キャッシュレス決済が行えるか
キャッシュレス決済との連携ができるPOSレジを選びましょう。キャッシュレス決済を行えると、現金会計の手間と会計業務の時間短縮ができます。
また、現金会計時のミスもなくせます。キャッシュレス決済を行えないことで来店機会も逃してしまうので、連携可能であるか確認することが大切です。
導入コストを抑えられるか
個人飲食店に導入するPOSレジを選ぶ際は、導入コストを抑えられるかも重要です。個人飲食店の場合、導入にかけられるコストも多くはないでしょう。また、費用対効果も考えると、導入コストはなるべく抑えた方が良いです。
注意点として導入コストが安い場合、必要な機能の搭載がなかったり、オプション追加で料金が発生する恐れもあります。搭載されている機能やオプション追加はないかも合わせて確認しましょう。
個人飲食店にPOSレジを導入するメリット
個人飲食店にPOSレジを導入するメリットは、以下の3つです。
- 会計の待ち時間を削減できる
- 顧客分析と売上分析ができる
- レジスタッフの人件費をカットできる
会計の待ち時間を削減できる
個人飲食店にPOSレジを導入すると、会計の待ち時間を削減できます。キャッシュレス決済で会計の時間を短縮できるほか、セルフレジにより顧客自身で会計を済ませられます。
会計の待ち時間削減は、業務効率化といった自店舗へのメリットだけでなく、お客様を待たせないことで顧客満足度の向上にもつながるでしょう。
顧客管理と売上分析ができる
POSレジでは、顧客管理と売上分析が可能です。顧客の個人情報や購入履歴の把握、リアルタイムで売上データを自動記録できます。
これらの情報から分析を行うと、顧客ニーズに沿った施策を打ち出せるでしょう。施策立案し実行することで、リピーターを獲得できます。
レジスタッフの人件費をカットできる
レジスタッフの人件費をカットできることもメリットの1つです。個人飲食店は資金も豊富なわけではなく、かかる人件費が多いと収益は減ってしまいます。そこで、POSレジを導入すると、顧客自身でタブレットやスマホから注文会計ができるようになります。
店舗スタッフが注文会計を行う必要がなくなるため、人件費削減につながるでしょう。人手不足の解消につながるといったメリットも得られます。
まとめ:個人飲食店ならPOSレジを導入してコストカットを図ろう
個人飲食店で導入するPOSレジには、予約管理やセルフオーダーシステム、キャッシュレス決済機能が必要です。必要な機能を搭載した個人飲食店向けPOSレジを導入すると、業務を効率化させ、収益を上げられます。
ぜひ本記事を参考にしながら、飲食店に必要な機能を搭載したPOSレジを導入して、コストカットを図りましょう。