近年大きな注目を集めているChatGPTですが、SEO対策にも活用できることはご存知でしょうか。
SEO対策では、スプレッドシートに競合調査の結果を収集したり、構造化データの作成をしたりとさまざまな業務が発生します。
chatGPTを活用すれば、そうした煩雑な業務もよりスムーズかつ効率的に行えるでしょう。
そこでこの記事では、ChatGPTのSEO活用方法・アイデアの10選をプロンプト付きでご紹介します。使用における注意点も紹介しますので、ぜひご覧ください。
SEO担当者向けChatGPTのSEO活用方法5選

ではまず、SEO担当者向けにChatGPTのSEO活用方法を4つ紹介します。
- スプレッドシートやExcelの関数を確認する
- 構造化データの型を作成する
- コンテンツのアイデアを出してもらう
- Webサイト全体のページ構成を考えてもらう
スプレッドシートやExcelの関数を確認する
まず、スプレッドシートやExcelの関数を確認する時に使用できます。
なんとなくスプレッドシートやExcelでやりたいことはイメージできているものの、どの関数を使えばいいか、どの範囲を指定すればいいかなどがわからないときはChatGPTに聞いてみましょう。
プロンプト(命令文)の例
- スプレッドシートの関数について質問です。
以下のケースで使用する関数を教えてください。#データ
シート:サイトの流入数
A列:1週間の流入数合計
B列:サイトのURL目的ディレクトリごとに1週間の流入数の合計を計測したいです。
SEO業務では、スプレッドシートを多用するため、作業が効率化できるとサクサクと捗るでしょう。
構造化データの型を作成する
構造化データの型を作成する時にもChatGPTは役立ちます。というのも、ChatGPTには、コーディングも任せられるからです。
プロンプト(命令文)の例
- Articleの構造化データを作成しようと思っており、内容はダミーで以下の項目をJSON-LD形式でコードを書いてください。headline
description
image
author
datePublished
dateModified
Googleの検索結果画面で表示される内容に影響が生じるので、構造化マークアップの記述方法に不安があるならAIに聞くのが無難です。
構造化マークアップを施したい箇所と仕様を伝えることで、非エンジニアでも作成できるようになります。
コンテンツのアイデアを出してもらう
コンテンツのアイデアを出してもらう際にも活用できます。
AIにすべてを任せるという使い方よりは、補助的な役割を期待してタイトルやクリック率の上げ方などをアドバイスしてもらうのがいいでしょう。
プロンプト(命令文)の例
- テーマ:SEO対策
ターゲットユーザー:SEO対策に取り組むオウンドメディア担当者
サイトの目的:SEOサービスの訴求上記のようなサイトで、Google検索上位を獲得するために必要なコンテンツ案を5つ提示してください。
個数の指定をしないと1つだけしか教えてくれないケースがあるため、「5個挙げて」など具体的にいくつ教えてほしいという風に聞くといいでしょう。
タイトル案がある状態ならブラッシュアップしてほしいと頼むなど、ChatGPTの力を借りてコンテンツのアイデアを教えてもらうのも、一つの活用方法になります。
Webサイト全体のページ構成を考えてもらう
Webサイト全体のページ構成を考えてもらうことです。
サイトの全体像についてアドバイスをもらうことで、ユーザーのニーズを満たすWebサイトが作れます。
プロンプト(命令文)の例
- トップページを「ノートパソコン」でGoogle検索上位に表示されるサイトにするために、必要な記事タイトル案を100個挙げてください。
こちらも、先ほどの例と同じく具体的な個数を指定するようにしましょう。
注意点として、提示されたタイトルをそのまま採用するのではなく、あくまでコンテンツ案として捉えて使用するようにしてください。
サイトのページ構成を考えてもらうのが目的なので「こういうコンテンツを制作していけばいいんだな」と捉えるようにしましょう。
ライター向けChatGPTのSEO活用方法6選

つづいて、ライター向けにChatGPTのSEO活用方法を6つ紹介します。
- 検索意図の深掘りをしてもらう
- ペルソナを考えてもらう
- タイトルや見出しのアイデアを提案してもらう
- 文章を校正してもらう
- 比喩表現(言い換え表現)を教えてもらう
- メタディスクリプションを考えてもらう
検索意図の深掘りをしてもらう
まず、検索意図の深掘りです。
検索意図を深掘りすることで、より高品質で離脱を防ぎやすい記事にできます。
プロンプト(命令文)の例
- 「ノートパソコン おすすめ」で検索する人の検索意図を教えてください。
→(返信後)その検索意図を、それぞれ5W1Hの形で詳細に教えてください。
ユーザーの検索意図を深掘りして、詳細な部分まで想定しておくことで、コンバージョンへつながりやすい記事を制作できます。
記事の品質も高くなるので、ChatGPTの手を借りて検索意図の深掘りを行いましょう。
ペルソナを考えてもらう
次に、ペルソナを考えてもらう使い方です。
ペルソナとは、ターゲットの人物像を詳細に決めて具体化したもの。あらかじめ考えておくとユーザーのニーズを満たした記事が作りやすくなります。
プロンプト(命令文)の例
- 弊社は、京都で地域密着型の不動産屋を経営している会社です。オウンドメディアを立ち上げるのですが、ペルソナを考えてください。
オウンドメディア全体だけでなく、記事単位の場合でも有効です。
タイトルや見出しのアイデアを提案してもらう
タイトルや見出しのアイデアを提案してもらう使い方もできます。
タイトルや見出しはSEOにおいて重要な要素の一つで、内容が良くても見出しやタイトルを考えなしにつけてしまうと検索上位に表示されないこともあります。
プロンプト(命令文)の例
- 日々の暮らしで役立つ豆知識を10個紹介する記事を作成します。タイトルと見出しを考えてください。
このような聞き方をすれば、タイトル、h2、h3など細かい部分の見出しまで作ってくれます。
もしh3の見出しまで作ってくれなかった場合は、「h3も考えて」と追加で頼むといいでしょう。
キーワードを指定するだけでも見出しを考えてくれるので、そこから記事の内容を検討する方法もあります。
文章を校正してもらう
文章を校正してもらう使い方もできます。
文章に誤字脱字や読みづらい文などがあると、可読性が下がってしまい検索順位にも影響が及ぶ可能性があります。
単純にユーザーが読みづらいと感じてしまうと、離脱率が高くなってしまう恐れもありますので、できる限りの改善を行うべきです。
プロンプト(命令文)の例
- 次の文章を校正してください。”ここに文章を書く”
このように聞くだけで、読みやすい文章に修正してもらうことが可能です。
比喩表現(言い換え表現)を教えてもらう
さらに、比喩表現(言い換え表現)を教えてもらう使い方もできます。
1つの文章で同じ言い回しが何度も登場すると読みづらくなってしまいます。さらに、自社の専門領域なら難しい用語が頻出して、読者にうまく伝わらない可能性があります。
プロンプト(命令文)の例
- 〇〇の方法を分かりやすく、中学生にもわかるように説明したいです。
伝えたい内容は以下の通りです。
・〇〇は△△と同じ(→文脈によって要変更)
分かりやすく伝えるために言い換えなどのアイデアが欲しい場合にはChatGPTはとても役立ちます。
メタディスクリプションを考えてもらう
そして、メタディスクリプションを考えてもらう使い方も可能です。
メタディスクリプションは、検索結果画面に表示されます。ユーザーの中には、検索意図と記事の内容が合っているかを確認するために、メタディスクリプションをチェックする人も少なくありません。
そのため、手を抜かずしっかり記述することが大切です。
プロンプト(命令文)の例
- 以下の文章を要約して、行動喚起を含めてメタディスクリプションを生成してください。”ここに文章を入れる”
ChatGPTは要約が得意なので、このような形でぜひ活用してください。
ChatGPTをSEO対策に活用するメリット

ここからは、ChatGPTをSEO対策に活用するメリットについて紹介します。
- コンテンツ制作の負担軽減につながる
- 時間短縮につながる
- SEO対策のアイデアがもらえる
コンテンツ制作の負担軽減につながる
ChatGPTを活用することで、コンテンツ制作の負担軽減につながります。
コンテンツ制作の際、企画からリサーチ、構成作成など、さまざまな準備が必要で、全ての作業を担当するには手間と時間がかかりますが、制作の一部工程をAIに手伝ってもらえると、作業の効率化が可能です。
全ての工程をChatGPTに任せるやり方はおすすめできません。とはいえ、コンテンツ案や見出し案を出してもらったり、校正をしてもらったりと、補助的な役割を期待して使用する分には大きな力になってくれます。
AIに「アイデアをもらう」「サポートしてもらう」ことで負担が軽減するので、コンテンツ制作に行き詰っている場合などは利用してみましょう。
時間短縮につながる
ChatGPTを活用すれば、必要な業務の遂行にかかる時間の短縮が叶えられます。
文章の校正やアイデア出しに使うプロンプトをテンプレート化することで、スムーズに欲しい返答を得られて業務を進めやすくなります。
プロンプトを作るフェーズで時間はかかりますが、できた後には大きく短縮できるでしょう。
SEO対策のアイデアがもらえる
ChatGPTの力を借りればSEO対策のアイデアをもらえるため、コンテンツ案が思い浮かばず困っている場合などにおすすめです。
例えば、あらかた出したい記事は出し切って、アイデアが思いつかなくなったとしましょう。そこで集客につながりそうなコンテンツ案をもらえれば、ネタ切れを防げます。
サイトのコンセプトや方針、ターゲットなどを伝えて、「なにか記事の案を出して」と聞くだけで、いくつかの候補をもらえるでしょう。
ChatGPTでSEO対策を行う際の注意点

ChatGPTをSEO対策で活用する際は、以下の5点に注意してください。
- 内容が誤情報の可能性がある
- 他の記事と類似しやすくなる
- 不自然さや冗長さが残らないように気を付ける
- E-E-A-Tを補う必要がある
- 最新バージョン(GPT-4)を利用する
内容が誤情報の可能性がある
ChatGPTは、必ずしも正しい情報を提示してくれるとは限らないので、最終的には人間も事実確認のチェックをする必要があります。
あくまでAIなので、誤情報が含まれている可能性があるという前提のもと活用しましょう。
そのため、補助的な役割での使用が望ましく、記事のライティングを丸っと投げるような使い方はおすすめできません。
他の記事と類似しやすくなる
ChatGPTを利用すると、他の記事と類似しやすくなる点も注意が必要です。
無料で誰でも利用できるAIなので、他のサイトもChatGPTを利用している可能性があります。
その結果、もしコンテンツの内容が似通ったものとなりコピーコンテンツとみなされれば、Googleからペナルティを受ける危険性も考えられるでしょう。
そのため、ChatGPTを利用する場合は、他の記事と類似しないようにオリジナリティを加える必要があります。
見出しやタイトルのアイデアだけに留めたとしても、そのまま使用すると他のサイトと類似している可能性があるため注意しなければいけません。
ChatGPTを使う人は今後増えると予想できるため、差別化できるように努めましょう。
不自然さや冗長さが残らないように気を付ける
ChatGPTは大変優秀ではあるものの、まだ不完全なAIなので、自分の目で確認して不自然さや冗長さが残らないようにする必要があり
ます。
プロンプトを工夫するなどで回避できる場合もあるので、不自然さが残る場合は「プロンプトを少し変更する」「追加でチャットを送って修正してもらう」などしましょう。
E-E-A-Tを補う必要がある
ChatGPTは、E-E-A-Tに優れていないため、人間の手で補う必要があります。
SEO記事を作成する上では、E-E-A-Tの意識が大切ですが、AIに頼りきりでは専門性のある記事を作るのは難しいです。
そのため、執筆自体は人間の手で行い、ChatGPTは補助的な役割で活用するのがいいでしょう。
最新バージョン(GPT-4o)を利用する
ChatGPTを使用する際は、常に最新のバージョンを利用しましょう。
最新バージョンでは、扱えるテキストの長さが32,768トークンへ大きく向上しており、精度自体も圧倒的にアップしています。2024年9月時点では、GPT-4oが最新バージョンになります。
今後もアップデートされていくことが予想されるため、常に最新版を使用してください。
まとめ:ChatGPTをSEO対策で活用して業務効率化を図ろう
ChatGPTは、正しく活用すればSEO対策でも大いに効果を発揮してくれます。
AIはキーワード選定や記事の本文執筆などの部分でメインの使用よりも、補助的な役割として利用するのがおすすめです。
効果的に活用すれば業務の負担を軽減できるため、適切な場面で取り入れて業務効率を向上させましょう。
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