自社のホームページをなんとか作成したものの、集客がうまくできなくて悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
ホームページはユーザーが訪問しなければ意味がなく、SEO対策を行って集客力を高めることが重要です。
本記事では、SEO対策とクリック率の関係やホームページ作成における11個のSEO対策を紹介します。
SEO対策をしっかりと行い、ホームページの集客力やクリック率をアップさせましょう!
この記事の内容
SEO対策はホームページの集客力アップにつながる
ホームページを開設しただけでは、ユーザーは訪問してくれません。
開設して間もない頃だと、できるだけ多くのユーザーにホームページの存在を知ってもらう必要があります。
ホームページの集客力をアップさせるためにも、SEO対策を必ず行いましょう。
SEO対策をすれば、Googleから評価されて検索結果の上位に表示されやすくなるというメリットがあります。
また、上位に表示されることで多くのユーザーの目に留まりやすくなり、ホームページへの流入数も自然と増えます。
SEO対策とクリック率の関係性
「クリック率」とはGoogleの検索結果で表示された回数のうち、実際にクリックされた割合を表します。
以下は、Advanced WEB RANKINGが検索結果の順位ごとにクリック率をまとめたグラフです。
参考:https://www.advancedwebranking.com/ctrstudy/
検索結果が1位であるサイトのクリック率は34.84%、2位のサイトは16.45%となっており、1位と2位の間だけでも大きな差があることが分かります。
SEO対策を施してホームページを上位に表示させることは、クリック率を大きく伸ばすことにもなるのです。
ホームページ作成における11個のSEO対策
ホームページから集客したいのであれば、必ずSEO対策を行いましょう。
SEO対策といっても、さまざまなものがあるので特に押さえるべきポイントを厳選して紹介します。
今から11個のSEO対策について解説していくので、ぜひ参考にしてください。
1.適切なキーワード選定
ターゲットユーザーをホームページに誘導するために、以下のポイントを押さえながらキーワードを選定しましょう。
- ユーザーが「何を解決したいのか」「何を知りたいのか」イメージする
- ユーザーがどのようなキーワードで検索するのか予測する
「ユーザーがどのような悩みを解決したいのか」という視点を持つことが重要です。
こちらの記事ではキーワード選定の手順について、詳しく解説しているので参考にしてください!
https://andmedia.co.jp/blog/1129/
2.タイトルとディスクリプションの最適化
タイトルやディスクリプションを最適化することも、SEO対策ではかなり重要です。
ユーザーが記事を読むかどうか判断する要素となるのがタイトル・ディスクリプションで、クリック率やPV数にも大きく影響します。
設定する際は、以下のポイントを押さえましょう。
- 上位表示を狙うキーワードは必ず盛り込み、最初の方に配置する
- タイトルは32文字以内、ディスクリプションは100文字程度
長すぎるものは途中で省略されてしまうため、適切な文字数で対策キーワードを盛り込むことを心がけてください。
3.ユーザーに有益なコンテンツ作成
Googleは「ユーザーに有益なコンテンツであるか?」といった基準で検索結果の順位を決めており、コンテンツの質を高めることはSEOの面でも効果的です。
ユーザーにとって有益なコンテンツとは、以下のようなものです。
- ユーザーの疑問・悩みを解決する情報を提供している
- 専門性・信頼性があり、読む価値がある
ユーザーの検索意図を汲み取った内容のコンテンツを制作できれば、Googleからも評価されやすくなるので上位表示も狙えます。
また、専門性や信頼性の高いホームページもユーザーにとって有益なコンテンツです。
4.内部リンク施策
内部リンクを設置することも、SEOの内部対策として重要なポイントです。
ユーザーが次に求める情報への導線を作ってあげることで、ホームページでの滞在時間や回遊率がアップします。
ホームページ内でコンテンツ同士を関連付けると、Googleからも「専門性が高いホームページである」と評価してもらいやすいです。
関連記事なども考慮しながらコンテンツを制作すれば、より良いホームページができるでしょう。
5.被リンクの獲得
上位表示を狙うのであれば、被リンクの獲得にも力を入れる必要があります。
多くの人から引用・参照されたコンテンツは、それだけ権威性や信頼性が高いとGoogleから評価されやすくなるためです。
ユーザーに有益なコンテンツをコツコツと制作し、積極的にSNSでも拡散させて被リンクを獲得していきましょう。
ただ、ガイドラインに違反する不自然な被リンクがある場合、ペナルティを課せられるので注意してください。
6.パンくずリストの設置
「パンくずリスト」とはホームページの階層構造を示すパーツです。
パンくずリストを設置すると、ユーザー自身がサイトのどこにいるのか把握しやすくなり、回遊率アップも見込めます。
また、パンくずリストを適切に設置することで、Googleに対してホームページの構造を正しく伝えられるのでSEO効果も十分に期待できます。
パンくずリストはユーザーの利便性が向上するだけでなく、SEO対策としても有効なので必ず設置しましょう。
7.関連性の高いページを増やす
「ページ数を増やすとSEO対策の効果が上がる」といった話はよくありますが、むやみに増やしても意味はありません。
あくまでも、上位表示を狙うキーワードと関連するページを増やすことが重要です。
関連性の高いコンテンツが多いと、Googleからも専門性の高いホームページと評価してもらえるので上位表示も狙いやすくなります。
ユーザーに役立つ情報をより多く提供できるというメリットもあります。
8.ページの表示速度
ユーザーは想像以上にせっかちなため、ホームページに訪問しても「ページの表示速度が遅い」という理由で簡単に離脱します。
ページの表示速度が遅いホームページはGoogleからの評価も下がってしまい、SEOの面でも不利になりやすいです。
ページの表示速度を改善すれば離脱率の低下に繋がり、CVR(コンバージョン率)やPV数のアップが期待できるので読み込みや表示が遅いページがないかチェックしましょう。
9.良質なページをインデックスさせる
「インデックス」とはGoogleがホームページなどのサイトをクロールし、ページをデータベースに登録することをいいます。
インデックスされて初めて、ホームページ内のコンテンツが検索結果に表示されるようになるため、SEO対策の中でも特に重要です。
質の低いコンテンツはインデックスから除外しておき、良質なページだけをインデックスするように設定しておきましょう。
10.ホームページのデザインにこだわる
ホームページのデザインにこだわること自体がSEO対策になるわけではありません。
しかし、「見にくい・使いにくい」と感じるホームページはユーザーが離脱しやすいです。
滞在時間や回遊率のアップを狙うためにも、ユーザーにとっての使いやすさを意識しながらデザインしましょう。
また、ホームページのデザインでユーザーの心を掴めれば、再訪問にも繋がりやすいです。
ホームページの使いにくさが原因でユーザーを逃してしまうのはもったいないので、デザインにはぜひこだわってください。
11.スマホ対応のページにする
最近では多くのユーザーがスマホからインターネットを利用するため、ホームページは必ずスマホにも対応させましょう。
参考:総務省「通信利用動向調査」
総務省が2019年に行った「通信利用動向調査」によれば、インターネット利用時に使う機器として「スマートフォン」と答えた割合は約60%を占めています。
スマホでの検索が優勢になっている状況から、Googleも2018年にはモバイルファーストインデックスに移行すると発表しました。
Googleがスマホ対応のサイト制作を推奨している以上、ホームページもスマホ対応させなければなりません。
番外編:SNSでのシェアもSEO対策になる?
結論からいうと、SNSでのシェアはSEOに直接的な関係はありません。
しかし、SNSで多くの人にコンテンツが拡散されれば、ホームページの存在をより多くの人に伝えられます。
SNSから流入するユーザーが増えることで、上位表示される可能性も高まります。
サイトやブログで紹介される確率もアップするため、自然な被リンクも獲得しやすくなるでしょう。
SEO対策だけでは成果を出すのに時間がかかりますが、SNSを活用すればより効率的に集客できます。
まとめ
本記事では、ホームページを作成する上で押さえておきたいSEO対策について紹介しました。
ホームページを開設するだけでは、ユーザーに訪問してもらえません。
本記事で紹介したSEO対策を行い、よりたくさんのユーザーに知ってもらうことがポイントです。
ホームページからお問い合わせに繋げたり商品を購入してもらったりするためにも、SEO対策をしっかり施して集客力をアップさせましょう!