AI(人工知能)開発のおすすめプログラミング言語は「Python一択」である理由

どうも。フリーランスエンジニアのYutoです。

 

最近以下の質問をいただきました。

 

こんにちは。私は現在機械メーカーで働いている25歳の男性です。AIプログラミングに興味があり、実際に学んでみたいと思っています。そこで質問ですが、AI開発が学べるおすすめのプログラミング言語はどれでしょうか?

 

ご質問ありがとうございます。

 

早速結論から言うと、AI(人工知能)開発を学びたい場合、おすすめのプログラミング言語は「Python一択」です。

 

「AI開発といえばPython」と言われるほど、AI・機械学習の分野では、Pythonは一つ飛び抜けています。ですから、AI開発を学びたい場合、Python一択で間違いないです。

 

ちなみにPythonは、プログラミング初心者でも習得しやすいです。

 

例えば「【現役エンジニア厳選】Python・人工知能(AI)・機械学習向けプログラミングスクール9選」の記事で紹介しているようなプログラミングスクールを利用すれば、初心者であっても、数ヶ月以内でPythonをそこそこのレベルまで習得することができます。

 

Pythonが学べるスクールの詳細はこちら👇

https://andmedia.co.jp/programming/programming-school-python/

 

ということが結論ですが、

 

  • そもそもAI開発できるプログラミング言語はどのようなものがあるのか
  • その中でもなぜPythonがおすすめなのか

 

本記事では上記を解説していきます。

 

本記事を読めば、AIプログラミングを学ぶ上でPythonを選ぶべき理由がわかり、言語選びで悩むことはなくなりますよ。

 

AI(人工知能)開発のことを深く理解し、本当に自身に合ったAIプログラミングの言語を選びたい場合は、記事の続きをどうぞ。

 

AI(人工知能)開発ができるプログラミング言語7つ

AI(人工知能)開発ができるプログラミング言語7つ

 

まずはAIが学べるプログラミング言語にはどのようなものがあるのか解説します。

 

  1. Python
  2. C
  3. C++
  4. Java
  5. JavaScript
  6. R
  7. Julia

 

結論、AI(人工知能)開発ができる代表的プログラミング言語は上記7つがメインです。

 

それぞれ特徴を簡単に解説しますね。

 

1. Python

冒頭でも述べた通り、AIプログラミングで最も代表的な言語がPythonです。

 

人工知能・機械学習分野で最もシェアを獲得している言語であり、かつプログラミング初心者でも習得しやすい言語です。

 

Pythonは特にAI開発に強いですが、AIに限らず「汎用的」に利用できる点も、Pythonならではの特徴です。

 

例えばPythonは、Webプログラミングやゲーム開発などにも利用できます。このように、AIに強いだけでなく、AI以外にも広く汎用的に使えることも、Pythonのメリットです。

 

Pythonが機械学習におすすめな3つの理由は、記事後半で更に深掘り解説しますね。

 

2. C

続いてC言語。C言語といえば、Javaなどと比較すると「時代遅れ」「古い」という印象が強いです。ですが人工知能分野に限っていえば、Javaより存在感があります。

 

例えばC言語は、PythonやJavaと比較し、実行速度が速い特徴もあります。

 

また汎用性も高く、Python同様、Webプログラミングやゲーム開発でも利用することができます。

 

一方デメリットとしては、C言語は習得が難しい言語であることです。プログラミング初心者だと、はっきり言って挫折しやすいです。そのため、プログラミング初心者にはオススメでなく、中級者向けの言語という位置付けです。

 

3. C++

C++もC言語同様、人工知能開発で利用されているプログラミング言語です。

 

C言語と互換性があり、C言語と組み合わせて使われることが多いプログラミング言語です。

 

一方これもC言語同様ですが、習得難易度が高いことがデメリットです。つまり、プログラミング初心者には不向きな言語ですね。

 

C++はある程度経験を積んできた方であれば上手く活用できる言語ではあるので、C言語同様、中級者以上向けの言語ですね。

 

4. Java

汎用的なプログラミング言語の代表例とも言えるJavaですが、人工知能開発においても、Javaは利用可能です。

 

Javaは機械学習系のライブラリが公開されており、ライブラリを活用することもできます。

 

一方、ライブラリの充実具合でいえば、Pythonと比較すると数が少ないことも事実です。

 

そのためJavaは、これからAIを本格的に学んでいきたい人ではなく、既にJavaを習得していて、学んできたJavaをAI開発に用いたい場合におすすめですね。

 

Javaを既に習得しているなら、新たに言語を学ばずとも、Javaの知識を活かしつつ、AI開発をすることができるからです。

 

5. JavaScript

JavaScriptはWebプログラミングで頻繁に用いられますが、AIプログラミングでも活用することができます。

 

JavaScriptの利点は、初心者でも学びやすいことです。JavaやC言語と比較し、JavaScriptは初心者向きです。

 

またJavaScriptでは、AIをWebブラウザから使うためのライブラリも公開されています。このように、手軽にAI開発を学べる点も、JavaScriptの利点の一つです。

 

一方デメリットとしては、そもそもJavaScriptはWeb開発を目的とした言語であり、AI開発メインではないことです。本格的なAI開発でいえは、Pythonには大きく劣ります。

 

既にJavaScriptの経験があり、AI開発をやってみたいなら、JavaScriptを活用してAI開発をやってみると良いですね。

 

6. R

Rは統計・データ解析で主に用いられる言語です。

 

Rは統計解析に特化した言語のため、データ解析をする際は、特に頼りになるプログラミング言語です。性能もかなり高いです。

 

一方、Pythonのように汎用性はなく、かつ習得難易度も高いことから、初心者が最初に学ぶべき言語として最適ではありません。

 

がっつりデータ分析や統計解析をやりたい場合は、R言語を学んでみると良いですね。

 

7. Julia

Juliaは2009年に開発が始まった、今回挙げているプログラミング言語の中でも新しい言語です。

 

後発プログラミング言語の利点を活かし、他の言語の良いところをうまく取り入れています。そのため、処理速度は抜群に早く、文法もシンプルで美しいです。

 

ただ、新しい言語ということもあり、日本語の情報ソースがまだまだ少ないことも事実です。英語の情報ソースを活用しながら学べる方におすすめです。

 

以上の7つが、AI(人工知能開発)が学べるプログラミング言語です。

 

AI(人工知能)開発のおすすめプログラミング言語は「Python一択」である3つの理由

AI(人工知能)のプログラミング言語がPython一択である理由

 

ではなぜ、複数あるAIプログラミング言語の中でもPython一択であるか、理由は以下の通りです。

 

  1. AI開発への対応度が高い
  2. シンプルな構文のため、初心者でも習得しやすい
  3. その上需要がとにかく高い

 

理由は上記3つです。それぞれ解説しますね。

 

1. AI開発への対応度が高い

AI開発ができるプログラミング言語といっても、言語によってAI開発への対応度合いは変わります。

 

そもそもAIプログラミングを行う場合、一般公開されているオープンソースやライブラリを利用します。

 

その点でPythonは人気の言語であり、オープンソースの量も増えています。そのため、効率的にAIプログラミングを進めることができます。

 

このように、AI開発への対応度合いが高いことが、PythonがAIプログラミングに適している一つ目の理由です。

 

2. シンプルな構文のため、初心者でも習得しやすい

PythonはAIプログラミングの中でも、初心者でも学びやすく、習得しやすいプログラミング言語です。

 

そもそもプログラミング言語の中には、構文がわかりやすい言語と、複雑な言語があります。

 

その点Pythonは構文がわかりやすい言語のため、初心者でも無理なく習得できるんですよね。

 

また構文がシンプルである分、開発自体もスムーズに進めやすいこともPythonのメリットです。

 

一方、前述したJavaやC言語などは構文が複雑であり、習得までに時間がかかることが一般的です。

 

プログラミング初心者が学ぶ場合、Pythonのような易しめの言語からスタートすることが、挫折しないポイントです。

 

3. その上需要がとにかく高い

さらに言えば、Pythonの需要はプログラミング言語の中でも高いです。

 

そのため、就職や転職、副業や独立など、どんな道を選んだとしても、Pythonは役立ちます。

 

プログラミングを学んで失敗する人の多くは「需要がない言語」を選んでしまうことです。

 

需要がなければ、仮にスキルを身につけたとしても、役立てる場面がないんですよね。就職や転職に苦労し、副業や独立もできない。そういう言語をどうしても選びたい場合は、仕事ではなく趣味に近いです。

 

AIプログラミングを学び、将来的に何かしら仕事に役立てたい場合は、Pyhonのように需要が高い言語を選ぶことは必須です。

 

以上の理由から、AI開発を学びたいなら「Python」がおすすめです。

 

Pythonが学べるプログラミングスクール

冒頭でも述べましたが、Pythonを最短で習得したい場合はプログラミングスクールの活用がおすすめです。

 

独学だと半年、1年とかかる学習も、プログラミングスクールでプロから正しく教われば、1〜3ヶ月の短期間で、仕事レベルのスキルを身に付けることができるからです。

 

とはいえ、プログラミングスクールと一言で言っても、スクールはたくさん存在します。そして初めてのスクール選びの場合、スクールの違いもわからず、どこを選んだらいいかわからないんですよね。

 

その点で、現役エンジニア目線で本当におすすめできるPythonスクールは「【現役エンジニア厳選】Python・人工知能(AI)・機械学習向けプログラミングスクール9選」でまとめています。

 

「Pythonを学ぶならこの5つで間違いない」というスクールを9つ厳選しました。

 

短期間で実践レベルのPythonスキルを身につけたい場合は確実に役立つスクールです。興味あれば以下よりご覧ください。

 

おすすめスクールの詳細はこちら👇

https://andmedia.co.jp/programming/programming-school-python/

 

まとめ

AI(人工知能)開発のおすすめプログラミング言語は「Python一択」である理由

 

最後に、AI開発は将来性が高い最新技術です。そのため、今のうちからAIプログラミングを学んでおけば、将来的に大きな恩恵を受けることができます。

 

特に今回イチオシとして紹介したPythonであれば、現段階でも需要が高いです。「今学んでおけば今も良し、将来も良し」という、プログラミング言語の中でも特に将来性が高い言語です。

 

AI開発でも主力であり、かつWebプログラミングやゲーム開発でも汎用的に使える点も、一度習得すれば人生の選択肢が増える言語です。

 

前述通り、Pythonはプログラミングスクールで短期集中で学べば、数ヶ月で実践レベルのスキルを習得することができます。

 

ということで、今日から行動すれば、3ヶ月後の人生は大きく変わります。

 

未来を変えるためには、理想の自分をイメージしつつ、早速行動を起こすことが必要かなと思います。

 

人気記事【現役エンジニア厳選】Python・人工知能(AI)・機械学習向けプログラミングスクール9選