30歳からプログラミングってもう遅い?→まだ間に合います【理由と手順解説】

監修者
株式会社NTTデータCCSなどのSIerで7年間基幹システム開発に従事し、gumi等でソーシャルゲームのデータ解析や運用開発を担当。Goodpatchでプロトタイピングツールを開発し、R CUBEにCTOとして参画して花嫁向けWebサービスを立ち上げる。2017年5月にフリーランスエンジニアとして独立し、2018年7月に株式会社マスドライバーを設立し、代表取締役に就任。フルスタックエンジニアとして活動中。

「30歳からプログラミングを始めるのって年齢的にもう遅いのかな? エンジニアやプログラマーに興味あるけど、今からでもなれるのかなぁ?」今回はこういった疑問に答えていきます。

結論から言うと、30歳からプログラミングを学ぶのは決して遅くありません。まず始めて、楽しめそうか、自分にできそうか、続けられそうかを見極めるのが肝要です。

本記事の内容

  • 30歳からのプログラミングが遅くない理由
  • 30歳からプログラミングを始めた人の実例
  • 30歳からのプログラミング【どうやって始めるか】

これを書いている僕は20代後半で初めてプログラミングを学んでエンジニアになり、現在はフリーランスエンジニアとして活動しながら、IT業界向けの転職エージェントとしても仕事をしています。

プログラミングやエンジニアの転職事情については詳しい部類に入ると思うので、今回は僕がこれまでに見てきた30歳からのプログラミング学習・エンジニア転職について解説をしていきます。

30歳からプログラミングを始めるのは遅くない理由

  • 30歳からプログラミングを始める人が少なくないから
  • 世の中でIT人材が不足していて、30歳以上のエンジニア需要は堅調だから

理由はこれら2つです。それぞれ解説していきますね。

1. 30歳からプログラミングを始める人が少なくないから

30歳からプログラミングを始める人は、僕の周囲でも多くいますし、僕が採用支援をしているIT企業にも、30歳以降でプログラミングを学んで転職される方は存在します。

30歳以降でプログラミングを学んでいる人が多い事実は、プログラミングスクールの利用者の年齢をご覧くださると納得いただけるでしょう。

一例として、プログラミングスクールの最大手 TechAcademy の受講者は20-60代となっています。30代だけでなく、40代以上の方もプログラミングを始めていて、みなさん素晴らしいですね。いくつになっても夢や目標に向かって努力する方の姿は、カッコイイとと思いますし、旺盛な知的好奇心や向上心を持ち続けることは脳の若さを維持する上でも大切です。

「プログラミング習得に年齢は関係ない?」←この疑問に最終回答します【手順付き】の記事でも書きましたが、プログラミングを学ぶこと自体に年齢は関係ないんです。

TechAcademy

TechAcademy公式サイトはこちら(本受講申し込みもこちらから)

2. 世の中でIT人材が不足していて、30歳以上のエンジニア需要は堅調に推移しているため

2つ目は、IT人材が不足しているので、30歳以降でも需要があるためです。
以下のデータをご覧ください。以下は転職求人倍率データです。

出典:doda| 転職求人倍率レポート(2020年4月)

このうち技術系(IT・通信)がエンジニアにあたりますが、求人倍率はなんと7.85倍です。この7.85倍は全職種の中でもトップの高さで、いかにエンジニアが不足しているかがお分かりいただけると思います。

こんな状況ですので、30歳以上の未経験の人でも、プログラミングを学び、その後転職できています。20代が一番人気の年代ですが、昨今の旺盛な需要により、人材の獲得合戦が起きており、30代まで門扉が広がっているのです。

なお、30代のIT転職事情については、IT転職における年齢の限界について【30代以上でも転職できるのか?】の記事も参考になるかと思います。詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。

ITエンジニア転職における年齢の限界について【30代以上でも転職できるのか?】

「プログラマー」という職種の先行きはどうなの?

  • プログラマーという職種は実際に稼げるのか?
  • スクールに通ってまでスキルを身につける価値があるのか?

上記2点が最も重要な問いですよね。

結論からいうと、控えめに言っても『費用対効果に見合ったリターンは確保できる』だし、リターンはコストと比較すると、非常に大きいと言えます

まず第一にプログラマーやエンジニアというIT技術者は、現在多くの企業が必要としており、売り手市場です。求人倍率8倍(一人のITエンジニアに8件の求人がある状態)という他の職種には類を見ない状態です。

しかも、上記のひっ迫状況は2030年に向けてさらに加熱していくことが予想されており、スキルを身につけることで、その波に乗れる可能性は高いでしょう。

30代という年齢については、むしろプラスに働くこともあります。プログラマーといえど、いち社員、いちビジネスパーソンです。専門スキル以外にもコミニュケーションスキルや業界知識、案件管理力、社内外での調整力など求められるものは多いのです。

プログラマーとしてはまだまだ実務経験が浅かったとしても、それまでに身につけたビジネススキルを生かすことでむしろ20代の新卒にはない価値を発揮することができますし、それを理解している企業もあります。

エンジニアの年収、転職、独立(フリーランス)って実際どうなの?を徹底調査してみた

30歳からプログラミングを始めた友人の話

僕の友人に30歳でプログラミングを始めた方がいますので、少しその方の話をしておきましょう。

彼は新卒で営業として就職し、20代は営業として仕事をしていました。社内で一定の評価を受け、そこそこの昇格をしていましたが、営業では手に職がつかないことが彼の悩みでした。これからは個人の時代と言われていますから、いつ組織を出ても食べていけるスキルを身につけたいと考えていて、そこで見つけたのがプログラミングスキルだったのです。

プログラミングスキルはまさに「手に職」で、スキルが一定以上であれば、会社を放り出されても食い扶持に困ることはありません。営業だと残業や顧客との付き合いで平日夜や休日も潰れていたので、スキルを身につけて独立しフリーランスエンジニアになることを夢見てプログラミングを学び始めました。当時の彼は30歳でした。

それが2年前でして、その彼がその後どうなったかと言うと、

  1. 30歳でプログラミングを学ぶことを決意
  2. 働きながらプログラミングスクールで学び、スキルを習得
  3. エンジニアとして転職。1年半の実務経験を獲得
  4. フリーランスとして独立。独立半年で月収60万円突破

まさに理想的なサクセス・ストーリーです。30歳からでもプログラミングを学んでエンジニアになれるというよい例でしょう。

実際、上記のような方は世の中にたくさんいます。ですから、「もう年齢的にアウトかな」と考えるのではなく、まずは空き時間にプログラミングを学ぶなどして、一歩を踏み出すべきでしょう。

今は手軽にプログラミングが学べる学習サービスもたくさん出ており、思い立てば今日から始められるものばかりです。

では、何からどうやって始めればいいかというのが、次の話です。

30歳からのプログラミング【どうやって始めるか?】

  • 方法①:独学で勉強する
  • 方法②:プログラミングスクールで勉強する

方法としてはこの2つですね。それぞれ解説していきますね。

方法①:独学で勉強する

まずは独学で勉強する方法です。プログラミング本やネットのサービスがありますから、そういったものを活用しましょう。

ただし、僕は独学を積極的におすすめしていません。なぜかというと、独学は困ったときに相談する相手がいないので、わからないことがあると挫折しやすいからです。

独学だと、なんと90%以上の方が挫折しているとまで言われています。僕の周囲を見ていても、やはり挫折してしまう方が大半ですね。特に働きながら勉強するとなると厳しいですね。

プログラミングを独学することは、誰しも最初に考えることだと思います。僕も最初は働きながら独学でやりました。

ですが、試した結果、想像以上に困難を極めたので、これからプログラミングを学ぶ方には、次の方法をおすすめします。

方法②:プログラミングスクールで勉強する

もう一つの方法はプログラミングスクールを活用することです。

こちらの方法であれば、わからないことを聞くエンジニアがそばにいるので、30歳前後の方でも、挫折することなくプログラミングが身につくと思います。

とはいえ、プログラミングスクールといってもたくさんあります。「プログラミングスクール 人気」とネットで調べたら、数十社も比較紹介されていて、ますます迷うことでしょう。

30歳以上で転職までしたいならココ

もしあなたが、転職まで見据えてプログラミングを学びたいなら「転職支援がセットになったプログラミングスクール」を選ぶことをおすすめします。

こういったタイプのスクールを使えば、30歳前後からでも転職はグッと現実的になります。

現役エンジニア目線でおすすめを出しておくと、「テックキャンプエンジニア転職」が一番の候補ですね。

悲しい現実を暴露すると、実は就職支援がセットになったスクールのほとんどは、30歳未満が受講対象となっています。つまり、30歳以上だと受けられないことがほとんどです。

ところが、テックキャンプエンジニア転職は30歳以上も受けられる数少ない超希少なスクールです。事実、受講者の33%は30代となっています。つまり、3人に1人は30代なんですよね。(ちなみに、40代も5%いらっしゃるとのことです)

ですから、30代から転職前提でプログラミングを学ぶ場合は「テックキャンプエンジニア転職」が最も最適かなと。更に言えば、テックキャンプ エンジニア転職は質の高いレッスンに定評があり、他のスクールより高年収、優良企業への転職実績が多いです。

30歳だと、年収を下げたくない気持ちも強いと思います。その点テックキャンプ エンジニア転職であれば、年収を下げないだけでなく、年収アップしながらエンジニアへキャリアチェンジも目指せます。この観点でも、テックキャンプエンジニア転職は30代に特におすすめですね。

いずれにしても、まずは無料カウンセリングで相談することからスタートとなります。自分がどんな企業に転職できそうか、どの程度の収入を実現できそうか、あなたの現状を見た上でアドバイスをしてくれるので、悩むよりもまずは相談をしてみることがおすすめです。

東京、大阪、名古屋、福岡の校舎だけでなく、オンラインで自宅から、平日夜や土日含めていつでも相談できます。平日夜など人気の枠は埋まりがちです。簡単60秒で公式サイトから予約できるので、先に予約だけは済ませておくと良いです。

>>テックキャンプエンジニア転職 無料カウンセリングを予約する

具体的なレビューは【受講者の声】テックキャンプ エンジニア転職の良い評判・悪い評判・得られる未来を全て解説で書いているので、こちらも検討材料として使ってみてください。

まずは学習だけしたいなら

一方、転職はまだ考えておらず、まずはプログラミング学習だけしたい場合、おすすめはTechAcademyです。

TechAcademyはプログラミング学習だけで受講でき、かつ年齢制限がありません。20代〜60代まで幅広い層が受けているので、30歳前後でも気軽に受けられるスクールです。また、TechAcademyはオンライン型なので、自宅のPCからでも受けられるのがおすすめです。地方在住者にもピッタリです。

TechAcademyはコースにもよりますが、だいたい1ヶ月で10-15万円くらいです。他のスクールは大体15-25万円くらいなので、費用もお得感があります。なお、仮にプログラミングスキルを習得すれば、副業でも10万円くらいは普通に稼げます。なので、スクールの費用は早期に回収できます。

年間5%の利回りで良い方の株式投資なんかよりも、何十倍も大きなリターンで返ってくるのがプログラミングです。しかも、一度身につければ一生あなたに帰属しますしね。これ以上ない投資だと思います。ぜひ将来の自分のために投資してください。

TechAcademyは1週間の無料体験がありますので、まずはこちらからトライしてみると良いです。
公式サイトには説明会動画もあるので、これを見てからだとよりイメージがつきますよ。以下リンクから無料体験や説明会動画をおためしできますので、ぜひ。
>>TechAcademy7日間無料体験はこちら

参考:TechAcademyのおすすめコース

無料体験をやってみた後、TechAcademy本受講の際はコース選びに迷うかもしれません。TechAcademyには20種類近くコースがあるからです。なので、おすすめはWebアプリケーションコースです。僕も様々なコースを比較した結果、Webアプリケーションコースを選んで実際に受講しました。

Webアプリケーションコースは、TechAcademyでも一番人気のスクールで、需要あるRubyを学べます。収入も高く、仕事も豊富で、初心者向きの言語です。身につけておけば、潰しが効きやすいのも特徴です。一番無難な言語ですね。

具体的な体験談はテックアカデミーの『Webアプリケーションコース』を初心者が受けた結果【本音レビュー】で書いているので、無料体験をやったあと、検討材料として使ってみてください。

30歳からのエンジニア転職成功の”秘訣”とは

ここで少し余談ですが、30歳前後からのエンジニア転職は「行動力」が非常に大事です。

僕が見てきた中だと、30歳以上でプログラミングを学び、エンジニアにキャリアチェンジして活躍されている方は、こういった無料カウンセリングも時間を作って足を運んでいました。

裏を返せば、ここで行動に移せないと、30歳前後でプログラミング習得は厳しいと思います。ですが、行動さえすれば、プログラミングは難しくないですから、必ず習得できます。自分を信じて、一歩を踏み出すべきでしょう。

プログラミングを勉強すればキャリアは拡がる

「プログラミングを学ぶ=エンジニアやプログラマーになる」というイメージがあるかなと思いますが、実際はプログラミングを学ぶと、エンジニアやプログラマー以外のキャリアも拡がります。
例えば以下のような道がありますね。

  • プログラミング学習 → エンジニア/プログラマーになる
  • プログラミング学習 → Webマーケティング学習→Webマーケターになる
  • プログラミング学習 → デザイン学習→デザイナーになる
  • プログラミング学習 → IT業界に転職する
  • プログラミング学習 → 独立してフリーランスになる
  • プログラミング学習 → 起業する

こんな形でエンジニアやプログラマーだけでなく、ほかの仕事に転身することもできます。

僕もプログラミングを学んでその経験を活かしてIT向けの転職エージェントをやっていたり、Webメディアの運営なんかもしていますし、Webメディア事業は単独で年商8ケタ規模になっています。

控えめにいっても、プログラミングスキルはいろんな業界、いろんな仕事で応用が効きやすいです。プログラミングスキルを活かした6つの稼ぎ方【全て実際の事例付き】でも書いていますが、プログラミングができれば本当にいろんな稼ぎ方ができますよ。

ですから、プログラミングを学ぶか迷っているくらいなら、まずはプログラミングスクールを活用してトライしてみると良いです。前述通り、テックキャンプエンジニア転職は転職前提ですが、TechAcademyはプログラミング学習からスタートすることもできます。

これもあまり明かされていない事実ですが、昨今のWeb系のフリーランスエンジニアは20代で年収1,000万円以上はゴロゴロいますよ。しかも、実務経験たった数年で、そのようなレベルです。

プログラミングやエンジニアの世界って、お金が集まりやすいんです。30歳前後から人生逆転は難しいですが、プログラミングの世界であれば、人生逆転は可能ですよ。

僕は20代後半で飛び込みましたが、あのとき決断した自分に誇りを持っていますし、行動していなければ、今ごろは安月給で休み無しで働いていたかもしれません。

まとめ

  • 30歳からのプログラミングは遅くない
  • エンジニア不足という業界環境のおかげで、スキルを習得して稼いでる人が多い
  • まずは空き時間でプログラミングを学ぶことが大事
  • 30歳からのプログラミングはスクールを活用するのが一番効率的

結論はお伝えしたとおり、30歳からでもプログラミングは学べるので、まずは行動に移すことが大事です!

最後に1つ伝えたいことは、30歳からプログラミングを学ぶことは可能ですが、転職するなら20代より不利なことは事実であることです。したがいまして、悩むことに時間を使うなら、まずは行動に移すことをおすすめします!

「そうだね。早く動かないといけないなぁ」といってページを閉じたら何も変わりません。30歳にもなるとわかると思いますが、人生はあっという間に過ぎていきます。「あのとき行動しておけばよかった」と後悔しないように、まずは行動を起こしましょう!

行動するかしないかの差は小さいように感じるかもしれませんが、実際には、あなたの人生が大きく変わるくらいの差です。

まずは無料体験・無料カウンセリングの予約を済ませることが第一歩です

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監修者 蟇目 雄介

SIerで7年間基幹システム開発に従事し、gumi等でソーシャルゲームのデータ解析や運用開発を担当。Goodpatchでプロトタイピングツールを開発し、R CUBEにCTOとして参画して花嫁向けWebサービスを立ち上げる。2017年5月にフリーランスエンジニアとして独立し、2018年7月に株式会社マスドライバーを設立し、代表取締役に就任。フルスタックエンジニアとして活動中。

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