在宅フリーランスエンジニアのYutoです。
さて、フリーランスエンジニアというと自由に働くイメージがあるかと思いますが、実はフリーランスエンジニアにも2つの働き方があります。
1つは企業のオフィスに常駐して働く「常駐型」、そしてもう一つは在宅・リモートで完結する「非常駐型」です。僕はこのうち後者の非常駐型で働く在宅フリーランスエンジニアなんですが、満員電車に乗る必要もないですし、ストレスも少なく、とても働きやすい働き方です。
そこで本記事では、未経験から在宅フリーランスエンジニアを目指す現実的な方法を徹底解説していきます。具体的な方法をステップ形式でご紹介するので、未経験からでも手順に沿って実現できるような構成になっています。
在宅フリーランスエンジニアは、これからどんどん主流になっていくであろう注目の働き方ですので、ぜひチェックして検討してみてください。
Contents
未経験から在宅フリーランスエンジニアになる現実的な方法
結論、以下のステップが、在宅フリーランスエンジニアになる現実的な方法です。
在宅フリーランスエンジニアになる現実的な方法
- ステップ①:プログラミングを勉強する
- ステップ②:エンジニア就職/転職する
- ステップ③:実務経験を1〜2年積む
- ステップ④:フリーランス専門エージェント経由で「常駐型」で独立→「非常駐型」へ切り替え交渉
それぞれ詳細を解説をしていきますね。
ステップ①:プログラミングを勉強する
まずはじめにやるべきことはプログラミング学習です。エンジニアやプログラマーを未経験から目指す以上、プログラミングの勉強は欠かせません。
未経験からプログラミングを学ぶ場合、方法は大きく2つあります。
未経験からプログラミングを学ぶ方法
- 独学する
- プログラミングスクールに通う
独学とスクール、どちらでも良いんですが、最短で習得を目指すならプログラミングスクール一択ですね。なぜかというと、プログラミングスクールの方が、習得スピードできるまでの時間が早いからです。
人にもよりますが、独学とスクールだと、だいたい以下のように必要学習期間が変わるかなと。
- 独学=6ヶ月以上
- プログラミングスクール=1〜3ヶ月
なんで独学だと時間がかかるかというと理由は複数ありますが、一番の原因は、わからないことを聞く相手がいないからです。プログラミングは独学だと結構大変で、挫折者も多いです。一説によると、独学した人の90%以上は挫折しているとか…。
一方、プログラミングスクールはエンジニアのサポートを受けながら学習できるので、独学より早く習得できますし、挫折者も独学と比較すればかなり少ないです。また、最近はTechAcademyなどオンラインで受けられる良質なスクールも多いので、自宅や好きなカフェなど、独学と同じ環境下で学習を進めることもできます。
スクールの唯一のデメリットとしては独学より費用がかかることですが、最近は安くて質の高いスクールも多く出ています。そういう意味で、今は独学を選ぶメリット自体がほとんどなくなったんじゃないかなと感じます。
エンジニア視点でおすすめのプログラミングスクールは、上記にて出したTechAcademyは万人向けです。PCさえあればオンラインで7日間の無料体験もできるので、一度やってみると良いですよ。
また、COACHTECHもおススメです。最短でプログラミングを習得し、そのままエンジニアになりたい場合は特に。
その他おすすめは【2021】現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール12社比較で取り上げているので参考にしてみてください。
ステップ②:エンジニア就職/転職する
プログラミングを身につけたら次はエンジニア就職/転職です。未経験からエンジニア就職/転職する場合、実はそこまでスキルは必要ありません。スクールで1ヶ月〜3ヶ月学んだら、それで十分です。
最近は就職サポートのついたプログラミングスクールがほとんどなので、ステップ①でスクールを受ければ、そのまま就職サポートを受けることができます。「プログラミングスクール受講→スクールの就職サポートを利用する」、これが一番現実的なエンジニア就職/転職方法ですね。
なお、少し競争は激しいですが、一般の転職サイトや転職エージェントを使う方法もあります。ITに強い転職サイト・転職エージェントは【IT転職】転職で本当に役立った転職サイトと転職エージェント【30社以上の中から厳選】でまとめているので、こちらを参考にしてみてください。
ステップ③:実務経験を1〜2年積む
エンジニアとして就職したら、フリーランスエンジニアになるために実務経験を1〜2年ほど積みます。いきなりフリーランスとして仕事獲得を目指してももちろん良いんですが、難易度は多少高めです。コネとかあれば、成功している人もいます。
一旦エンジニアとして就職した場合、就職後6ヶ月くらいで独立している方もいますが、余裕を持たせて1〜2年ほど経験を積めば、独立はかなり現実的になります。なので、このくらいの期間で考えておくと良いかなと思います。
ステップ④:フリーランス専門エージェント経由で「常駐型」で独立→「非常駐型」へ切り替え交渉
実務と並行して、フリーランスエンジニア専門エージェントには早めに登録を済ませておきましょう。
フリーランスエンジニア専門エージェントは、人手が欲しいIT企業と、仕事が欲しいフリーランスを繋ぐサービスでして、フリーランスエンジニア最大の味方です。
フリーランスエンジニアは自分で営業をせずとも、エージェントが保有している案件の中から、自分にあった仕事を紹介してもらえるんですね。
ただし、こういったエージェントはなかなか在宅案件がないことも事実。案件は常駐型がメインです。なので、まずは常駐型で6ヶ月ほど働き、そこから非常駐型にシフトしてもらうよう、交渉することが一般的です。
少し遠回りに見えるかもしれませんが、エージェント経由の場合、「高収入を実現しやすい」+「長期的な継続案件」という絶大なメリットがあるので、まずはこの方法を検討すべきかなと思います。
実際に利用するエージェントとしてはレバテックフリーランスがおすすめです。また、Midworksは福利厚生が付いているサービスでして、こちらもおすすめです。
まずはこの2つに加え、必要に応じて【フリーランスエンジニア厳選】本当におすすめのエージェント15選の記事でまとめている他のエージェントも併用すれば完璧ですね。ここまでやれば、在宅フリーランスエンジニアとして独立は十分射程圏内です。
すぐにでも在宅案件を請けたいなら
- クラウドソーシングを活用する
- CODEALなど在宅案件に強い求人サービスを活用する
- 友人から紹介をもらう
プログラミングを学んですぐに在宅のフリーランスエンジニアとして働きたい場合、上記の方法があります。
1. クラウドソーシングを活用する
一番簡単なのはクラウドソーシングですね。
クラウドワークスやランサーズといったサービスは、ITの知識が少ない個人事業主が仕事依頼をしていたりしますので、値付けを間違っているケースが散見されます。クラウドソーシング中心にやっても、月に10〜20万円くらいなら達成は可能です。
ただし、クラウドソーシングは基本単発案件ばかりで、他の方法と比較すると単価は低いです。なので、主婦の方の在宅ワーク、ちょっとした副業程度であれば良いと思いますが、がっつり仕事としてやっていきたいなら、いずれはこの方法から脱却する必要はあります。
2. CODEALなど在宅案件に強い求人サービスを活用する
CODEALなど、在宅案件に強い求人サービスを利用することも一つの手です。CODEALは在宅OKの副業案件を集めたサービスでして、本業と並行して、副業からでも始めることもできます。
案件数自体はレバテックフリーランスやMidworksと比べると少ないですが、リモート案件割合は多いのが特徴です。レバテックなどと併せてチェックしておくと良いですね。
3. 友人から紹介をもらう
もし友人にIT分野で仕事を任せたい人がいるなら、その友人から仕事を請けることもおすすめです。ちなみに僕の場合、最初の仕事受注は友人からでした。
友人であれば、「在宅が良い」とリクエストもしやすいでよね。気軽に話せる友人にそういった方がいない場合、最近だとソーシャルメディア(Facebookなど)があるので、そこで「◯◯の仕事があったら連絡ください!」と告知しても良さそうですね。
在宅フリーランスエンジニアを目指すなら「Web系」の方がおすすめ
上記の通りで、もし在宅フリーランスエンジニアを目指すなら、勉強すべきは「Web系」です。というのも、在宅案件はWeb系の仕事の方が多いからです。
Web系の具体的な言語でいうと、RubyやPHPが良いですね。この2つは在宅・リモート可の仕事が多めで、かつ需要も高い言語です。在宅以外の仕事も多くあり、潰しも効きやすいです。
僕もRubyをはじめに勉強しましたが、需要がありますし、在宅もできていますし、最初の言語選びとしては正解でしたね。
もちろん、システムを作りたい、アプリを作りたいなど目的があれば、それにあった言語を選ぶべきですが、在宅フリーランスエンジニアになりたいなら、正解はWeb系言語です。
すでにエンジニア経験がある人はもっと簡単
ここまでは未経験から在宅フリーランスエンジニアになる方法でした。
もしあなたがすでにエンジニアとして働いているなら、在宅フリーランスエンジニアになるためにやるべきことは、「フリーランスエンジニア専用エージェントで常駐型として独立→慣れてきたら非常駐型へのシフト交渉」がメインかなと思います。信頼を積んでいけば、6ヶ月くらいで非常駐型(在宅)にシフトも可能かと思います。
前述通り、独立を考えているエンジニアであればレバテックフリーランスやMidworksが役に立つので、まずは押さえておくと良いです。
余談:在宅フリーランスエンジニアの僕の生活について
ちょっと余談です。ぼくは在宅フリーランスエンジニアとしてマイペースに仕事をしていますが、以下のような生活スタイルで仕事をしています。
僕の生活スケジュール
- 週3〜4日の在宅案件中心で仕事を請ける
- 午前中は好きなカフェに行って仕事、午後にジムへ行き、夕方は早めに家に帰って家族と夕食
- 空き時間で個人で事業をする
- 平日に旅行へ行く
こんな生活をしています。週5勤務の常駐型が基本のサラリーマンだと、なかなか実現できない生活かなと思います。在宅フリーランスエンジニアになれば時間や場所の自由はかなり効きますし、エンジニアなら収入も良いので、生活も苦になりません。
正直、エンジニアはみんな独立すれば良いと、個人的には思っています。それほどフリーランスエンジニアという働き方はメリットが大きいですし、エージェントの存在もあって、仕事がなくなる不安も格段に減りました。これからも僕は、在宅フリーランスエンジニアとして仕事を続けていきたいです。
これからは在宅案件が主流の時代へ。いち早く流れに乗ろう
これだけインターネットが普及した時代ですから、そもそも会社に通って仕事をする必要ってないと思うんですよね。例えば、僕はフリーランスエンジニアとして仕事をしながら、年商8ケタ以上のWebメディア事業を個人で行っていますが、ほとんど在宅で完結します。在宅で完結する仕事って、実は本当に多いですよ。
これから先、いろんな仕事で在宅の仕事は増えていくかと思いますが、中でもエンジニアはその筆頭です。エンジニアは稼げますし、手に職もつきます。
もしこれから在宅フリーランスを目指すなら 、僕はエンジニア一択だと思います。万が一フリーランスとしてやっていけなくても、手に職のあるエンジニアであれば、再就職も問題ありません。これが専門スキルのない営業マンだとなかなか厳しいです。
在宅フリーランスエンジニアになれば、好きな時間に起き、好きな場所で仕事をし、好きな時期に旅行にいけます。控えめにいっても、こんなに働きやすい仕事はないと思います。そんな在宅フリーランスエンジニアを目指すことを、ぜひこの機会に真剣に検討してみてはいかがでしょうか?
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