フリーランスエンジニアのYutoです。
コロナ禍で世界経済は失速したものの、コロナ前の活気を取り戻しつつあります。それでも残念なことに、日本経済の見通しは明るいとは言えません。むしろ、今後さらに厳しくなることがほぼ確定しています。
年収が上がらないだけでなく、人口減少で日本経済のGDPは減少し、少子高齢化で社会保険料を含めた実質的な税負担は今後さらに増えるので、現役世代の可処分所得の下落はさらに加速します。特に若者(20-30代)の懐事情は特に厳しくなるでしょう。
本来ならば、世代間格差を是正するために政治が動くはずなのですが、高齢の有権者が多いだけでなく、若者の投票率が低いので、政治家は票田欲しさに高齢者に嫌われない政策を重視します。結果として、若者にとって魅力的な改革が起こることは期待薄となります。
要するに自分でなんとかするしかないということなのです。
そんな中、政府は「副業解禁」を打ち出しました。あれは「これからは会社の給与だけだと生活が厳しくなるから、副業でも何でもして自分で何とかして」というメッセージと受け止めるべきでしょう。
僕の周囲でも、それに気づいている方々は、「副業」を始めてリスクヘッジを始めています。
豊かな生活を送ろうとするなら、会社という「沈みゆく船」に頼らず、いかにして早期に盤石な経済基盤を確立するか」が、今後のカギになるでしょう。
そんな時代において、副業の有力な選択肢の1つがプログラミングです。プログラミングを学べば、20代でも年収1,000万円以上稼ぐこともできます。その事実が、少しずつ世間にも浸透してきたということなのでしょう。
そこで本記事では、将来性高いプログラミングを学び、副業として稼ぐまでの全ステップについて、現役のフリーランスエンジニアとして活動中の僕が解説していきます。
僕の経歴
フリーランスのエンジニアとして働きながら、転職エージェント事業やWebメディア事業をやっています。
もともとプログラミングは未経験で、文系学部出身者でしたが、社会人として働きながらスキルを習得。現在は独立してフリーランスエンジニアとして活動しています。
実際にプログラミングを生業としている者として、今回は副業プログラミングについて、実態も解説しながら紹介していきます。
Contents
そもそもプログラミングで副業はできるのか?【可能です】
結論からいうとできます。主な理由は以下の3つです。
- 1. 副業でも案件が豊富だから
- 2. 成果で評価される仕事だから
- 3. スキルの証明がしやすいから
それぞれ解説していきます。
1. 副業でも案件が豊富だから
IT業界は人手不足です。そのため、週5日フルタイムでなくても、手を借りたい企業や個人は増えているんです。
実際、僕の友人のエンジニアも、会社員として働きながらWeb制作案件を受注し、週末に仕事をしています。
また別の友人は、企業の代わりにECサイトを構築し、収入を得ています。
このように、会社員として働きながら、平日夜や週末の時間を使い、プログラミングスキルを使って副業で稼ぐ人は増えているんです。
プログラミングスキルがあると、こういう働き方ができて、副業しやすくなるのです。
2. 成果で評価される仕事だから
これがどういうことかというと、一言でいえば「働く時間は関係ない」ということです。
世の中の多くの仕事は、「働いた時間」に対してお金が支払われますよね。8時間働いたからいくら、10時間働いたからいくらとか、そういう形です。
つまり、伝統的なサラリーマンモデルとは、時間の搾取モデルなのです。
一方、プログラミングの仕事は、基本的には成果物で評価されます。ですから、週1日やるだけの副業であっても、仕事が成り立ちます。
もちろん、時間給の仕事もあるんですが、明確な成果物が生まれる仕事なので、実際のところ、時間管理をする必要がないんですよね。
実際の案件の中には、1日でできる簡単なものや、2週間でできるもの、2ヶ月でできるものなど、様々なプロジェクトがあります。
なので、初心者でまだ自信がない段階は、できるだけ納期に余裕がある案件を請けることで、無理なく調整できます。
3. スキルの証明がしやすいから
これは、エンジニアやプログラマーといった職種は、自身のスキルを、企業や個人に証明しやすいということです。
たとえば、「Webサイト制作ができる」という人がいれば、その方にはWebサイト制作を依頼されますし、「ECサイト構築ができる」という人には、ECサイト制作を依頼されます。
これが営業だと、スキルを証明することが困難です。なぜなら、営業は売るものによって、結果の差が大きく変わってくる仕事だからです。今の会社で営業利益を年間1,000万円出せていても、同じ結果を別会社で同額の収益貢献ができるとは限らないということです。
対照的にエンジニアやプログラマーの場合、前述通り「何ができるか」というのを証明しやすいです。Webサイト制作ができれば、概ねいろんな形式のサイトは作れますから。スキルが汎用的なんですよね。
以上のことをまとめると、
- 1. 副業でも案件が豊富だから
- 2. 成果で評価される仕事だから
- 3. スキルの証明がしやすいから
上記3つの理由から、プログラミングができると、副業はしやすいのです。
未経験でもプログラミング副業で通用するレベルになれる?
結論、未経験でも副業で通用するレベルになることは可能です。
独学のみだと、未経験から副業で稼ぐことは難易度が高い
ただ、未経験の場合は実績がないので、一人で独学してプログラミング副業レベルになることは、難易度は低くありません。
未経験の場合は当然ながら、一度「就職」や「転職」して実績を積んだ方が、副業で稼ぎやすくなることは事実です。
とはいえ、未経験でも「適切な方法/ステップ」で学んで実績を積めば、副業プログラマーとして稼ぐことは可能です。
一番良いのは「制作物」を作ること
その点で一番良いのは、例えばWebサイトを自分で作ってみたりして「制作物」と呼べるものを作っていくことですね。
制作物が積み上がっていけば、それがそのままあなたのスキルの証明になりますし、実績をポートフォリオとして用意しておけば、仕事に応募する際は訴求力がアップします。
こうやって実績を積み上げていけば、副業プログラマーでも、徐々に案件の幅を広げていくことが可能です。
ではどうやって学習していけば制作物を作れるようになるか、具体的な学習方法については後述するので続きをどうぞ。
プログラミングの副業で稼ぐ方法【案件例】
- クラウドソーシングで稼ぐ
結論、この方法が最も始めやすいです。
クラウドソーシングとは?
クラウドソーシングとは、「仕事を依頼したい人と、仕事をしたい人をマッチングするサービス」です。
代表的なクラウドソーシングサービスはクラウドワークスが有名ですね。プログラミングだけでなく、ライターやデザイン、翻訳など、様々な仕事があります。
では実際にどのような案件があるのか、いくつか案件事例をご紹介します。
プログラミング副業の案件例:Webサイト制作
まずは「Webサイト制作」。Webサイト制作は、副業案件の中でも稼ぎやすいです。
Webサイト制作なら、未経験でも早期に月5万円くらいは稼いでいる人が多い分野ですね。
Web制作は、企業のコーポレートサイト制作で「1件あたり5〜10万円」です。つまり、こういった案件を月に1件こなすだけでも、月5〜10万円の副収入が入ってくるということです。
こういった案件が、クラウドソーシングではたくさん募集されています。
1件5,000円〜1万円程度の簡単なものから、1件5〜10万円、また1件20万円以上のものまで、あなたのスキルに合わせて選べるようになっています。
このように、クラウドソーシングを利用することが、初心者でも一番手軽に、副業できる方法ですね。まずは簡単な案件からチャレンジしつつ、スキルの幅を広げていくことが、副業プログラマーの第一歩となります。
上記のような案件をやるためにはどのようなスキルが必要か、具体的に必要な「言語」については後述します。
より高単価案件を受注したいなら
フリーランスエンジニアの仕事の受注方法を学びましょう。
「どうやって学ぶの?」ということであれば、結論、フリーランスエンジニアの友人を作ることがおすすめです。
フリーランスエンジニアの人は、何かしらの方法で仕事を請けています。あなたが今一人で仕事を請けようと思っていても、そもそもノウハウがわからないと思います。なので、まずは「プロのやり方を真似ること」が良いですね。
中〜高単価の多い副業サイトも活用しよう
あるいは、クラウドソーシングよりも高い案件が多い「副業サイト」に登録しておくと、条件の良い仕事が見つかりやすいです。
例えばフリーランス・副業プラットフォームの「Workship」には、会社員でもできる副業・リモート案件が週1日から掲載されています。
基本的に経験者向けの求人が大半で、スキル不足だと参画できない案件が多いです。ですが完全無料であり、クラウドソーシングよりも高単価案件が多いので、早いうちから情報収集も兼ねて登録しておくと良いかもしれません。
稼ぎ方をもっと知りたい方はこちら
プログラミングスキルを使った稼ぎ方は、クラウドソーシングだけでなく、他にも様々あります。
これについても、プログラミングスキルを活かした6つの稼ぎ方【全て実際の事例付き】で別途解説しているので参考にどうぞ。
初心者におすすめな副業しやすいプログラミング言語
- 1. PHP: Web制作などに利用される言語
- 2. Ruby: Webアプリケーション開発などに利用される言語
結論、上記の2つです。どちらもWeb系言語で、需要高く、収入も良い言語です。
PHPはWebサイト制作に使われる言語なので、副業として手軽にできる言語ですね。初心者に特におすすめです。
上記言語に加え、Web系プログラミングでは基本となる下記の基本スキルを同時に学んでおくと、先ほどご紹介したWeb制作案件などで、副業でできる仕事の幅は広がります。
- ・HTML/CSS: Webサイトのテキストやリンクを記述したり(HTML: Hypertext Markup Languageの略)、HTMLに色付けや配置をできるもの(CSS: Cascading Style Sheetsの略)
- ・JavaScript: ページに動きをつけることができる言語
- ・WordPress: ブログサイトを作ることができるCMS (Content Management Systemの略)
※HTML/CSSなどは超基本のため、PHPやRubyを学ぶ際には必ず最初に勉強することになります
このように、基本的なHTML/CSSなどを学びつつ、主体の言語としてPHPを学べば、副業で収入を得るためのスキルが身につきます。
またRubyを学ぶとWebアプリの副業ができます。完全初心者向き案件はかなり少ないものの、経験を積んでいけば高単価の案件ができるようになります。Rubyで副業する場合、一度企業で実務経験を積むことがステップです。
なお、稼ぎやすいプログラミング言語については、プログラミングで本当に稼げる言語について【稼ぎたいならここから選ぼう】も参考にどうぞ。
副業エンジニア・プログラマーはいくら稼げる?【月5万〜月10万円可能】
結論、月5万円以上は、副業でも十分稼げると思います。月10万円も可能です。
会社員として月5万円の昇級はなかなか難しいですよね。でも月5万円収入が増えたら、割といろんなことができるようになりますよね。
生活も楽になるでしょうし、貯金もできます。1年で60万円、10年やれば600万円貯まります。老後の備えにも役立ちますね。
冒頭でも述べましたが、フリーランスエンジニアでバリバリ働けば、20代で年収1,000万円だって実現している人は割と多く存在します。
このように、月5〜10万円の副収入は人生を変える力を持っています。
なお、エンジニアの収入の実態については僕自身よく聞かれるのですが、現役フリーランスエンジニアが単価の相場や平均年収を紹介【単価UPのコツも解説】の記事で解説しているので、こちらを参考にどうぞ。
初心者(未経験)から副業プログラミングで稼ぐまでのステップ
- 1. プログラミングの基礎を学ぶ(1〜2週間)
- 2. プログラミングスクールで短期集中で勉強する(1〜3ヶ月間)
- 3. 「一度就職し、経験を積みながら副業する」 or 「クラウドソーシングで請けてみる」
結論、上記のステップです。
それぞれ解説していきますね。
1. プログラミングの基礎を学ぶ(1〜2週間)
まずは基礎を学びましょう。期間は1〜2週間程度でOKです。
どうやって学べばいい?
結論、「プログラミング学習サイト」「プログラミングスクールの無料体験」の2つがおすすめです。
「どんなサイトやスクールを使えばいいの?」に対しては、
- ・プログラミング学習サイト→現役エンジニアが「プログラミング学習(練習)サイト」を5つ厳選してみたで紹介しているサイト
- ・プログラミングスクール無料体験→TechAcademy1週間無料体験
上記であれば間違いないです。
まずは上記でプログラミングの基礎(HTMLやCSSなど)に触れつつ、プログラミングに慣れていきましょう。
ただ、独学だけだと実践スキルは身につきづらいので、1〜2週間ほど上記サイトでプログラミングに触れたら、次の学習に移りましょう。
2. 副業に強いプログラミングスクールで短期集中で勉強する(1〜3ヶ月間)
基礎をサクッと学んだら、ここからは本格的に「プログラミングスクール」を利用しましょう。
「プログラミングスクール vs 独学」に関して
結論、会社員がプログラミングを学ぶ場合、スクール一択です。
なぜなら、独学だとほとんどの場合挫折するからです。
プログラミング独学の挫折者は約90%と言われています。なので、大半の人は途中でやめてしまうんですよね。
プログラミング学習は「わからないことを聞ける相手を作ること」が超重要です。なぜならそういう人がいないと、全部自分一人でやる必要があり、時間も労力も途方にかかるからです。その結果として、挫折してしまうんですよね。
とはいえ、スクールは費用もかかるので、受講することに迷いがある方もいると思います。
基本的な考え方としては、エンジニアになれば受講費用は一瞬で回収できるので、迷わず受講です。
プログラミングスクールであれば、カリキュラムの中で「オリジナルサービス開発」の経験を積むこともできます。
前述通り、副業プログラマーとして収入を得る場合、制作物がアピールになります。
スクールで実際に制作物を作ることで、制作工程を理解できます。そうなれば、自分自身で制作物をどんどん生み出せるようになります。
独学だとこの辺りはなかなか難しいからこそ、スクールでプロに学びつつ、技術習得していくことが望ましいです。
ということで、僕の意見ではスクール一択です。それでも迷う場合は、プログラミングスクールと独学。初心者が本当に選ぶべきはどっち?【結論です】を参考にしてみてください。
僕が独学とスクール、両方チャレンジして気づいた両者の特徴を話しています。
おすすめのプログラミングスクール
プログラミングスクールにも良し悪しがあります。良くないスクールを使ってもお金の無駄なので、良いスクールを使うことにこだわりましょう。
じゃあどこのスクールがおすすめかというと、僕が実際に使ってよかったプログラミングスクールは現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール22選【徹底比較】の記事でまとめています。
この中から選べばOKです。副業に強いスクールもわかるようにご案内しています。
プログラミングスクールおすすめランキング25選【2024年最新版】口コミ180件を徹底比較!3. 「一度就職し、経験を積みながら副業する」 or 「クラウドソーシングで請けてみる」
ここは二択あります。
クラウドソーシングについては先ほど解説をしたので、「就職する道」について少し深掘って話していきます。
一度就職・転職して実務経験を積んだ方が単価は上がりやすい
上記の通りでして、一度エンジニアやプログラマーとして就職し、実務経験を積んだ方が単価は上がります。
具体的にいうと、例えばRubyで実務経験を1〜2年間積めば、月収50〜60万円以上の案件を請けることも十分できますね。
実務経験がなくても仕事は受注できます。ですが実務経験があると、よりスキル証明はしやすくなり、結果として高い報酬も望めるようになります。
事実、フリーランスの高単価案件の中には「実務経験1年以上」という項目を設けている企業もあります。
そういった案件をやる場合は、企業での実務経験が求められます。
就職・転職は遠回りではない
上記の通りでして、就職・転職することは一見遠回りなように見えますが、実は遠回りではありません。
例えば、会社員として月収60万円を目指すとなると、相当な下積みが必要ですよね。年収でいうと720万円ですから、多くの企業は30代、40代以上にならないと実現できません。人によっては一生実現できない人も多いかと思います。
その点エンジニアの世界であれば、実務経験2年程度でも、月収60万円以上のフリーランスを目指せます。
たった数年でそれだけの待遇が得られるなら、僕は全然遠回りじゃないと思いますね。
なので、副業を検討していて、就職・転職をまだ検討していない方も、一度視野広く、就職・転職を検討してみることが良いかなと思います。
就職先で無理のない範囲で副業していけば、「本業x副業」の相乗効果で、最速でスキルアップしていけるかと思います。
就職・転職前提でプログラミングを学ぶなら
結論、「就職・転職支援付きプログラミングスクール」を使うことがおすすめです。
就職・転職支援付きスクールとは、プログラミングスクールと転職エージェントが連携しているサービスです。図解すると以下の通りです。
ざっくり上記のイメージです。
就職・転職に強いプログラミングスクール6選【現役エンジニアが徹底比較】の記事では、就職支援付きスクールの特徴や、就職・転職に強いスクールなどを全部まとめています。
もしあなたが就職・転職前提でプログラミングを学びたいと思うなら、5分ほどで読めるので一度以下の記事をチェックしてみて下さい。
就職・転職支援に強いプログラミングスクール6選【現役エンジニアが解説】カリキュラム中に実案件を受注できるスクール
なお、プログラミングスクール侍エンジニア塾では、カリキュラムの中で仕事を請け、フリーランスエンジニアのサポートを受けながら、実際の仕事をこなすこともできるとのことです。
クラウドソーシングで自分でチャレンジすることも良いですが、侍エンジニア塾のようにフリーランスのサポートを手軽に受けながら実績が積めるスクールも、副業としてプログラミングを始めるには良い選択ですね。
うまくいけば、カリキュラム中に受講料を稼ぐこともできてしまいます。笑
よくある質問
ここではプログラミング副業を考える初心者から、僕が過去に聞かれた質問に答えます。
プログラミング副業のメリットは?
- ・給料だけでは上がらないレベルで収入が上がる(月5〜10万円)
- ・会社に依存する気持ちや必要性がなくなる
- ・いずれ独立するための準備になる
こういったメリットがありますね。
やはり一番のメリットは収入だと思います。会社員として月5〜10万円の収入を上げるためには、多くの会社では数年以上、下手すると10年近くかかっても上がらない場合もあります。
その点プログラミング副業であれば、1年以内に月5万円も現実的に可能です。お金の不安がなくなることは、プログラミング副業を始める一番のメリットだと思いますね。
プログラミング副業できる自信がないんだけど
結論、大丈夫です。というのも、プログラミングは実は難しくないからです。
プログラミングが難しいのは最初の頃だけで、慣れてくれば全然難しくないですし、楽しいです。
ただ、最初はやはり難しいので、プログラミングスクールでプロのサポートを借りながら前進し、独り立ちできるようになったら自分で学習していくことが、やはり王道ですね。
「月30万円以上」や「月50万円以上」もプログラミング副業で稼げる?
結論、月30万円なら可能です。月50万円となると、副業だと難しくなってきますね。
そもそもプログラミング副業の収入は、月給制のものを除くと「単価 x 件数」で決まります。つまり、
- ・単価を上げる
- ・件数を上げる
この2つが実現できれば、収入アップに繋がります。言い方を変えれば「生産性を上げること」ですね。
その観点で言うと、副業でも月30万円は可能だと思います。単価アップしつつ、件数を増やしていけば、十分到達可能です。
一方で月50万円以上となると、単純にプログラミングの受託案件だけ受けていると、副業できる時間が潤沢にない場合、難しいと思います。
月50万円以上を稼ぐには?
- ・企業で実務経験を数年積み、より高単価案件に取り組めるようになる
- ・プログラミングを使って仕組みを作り、「労働集約でない形」で収入を得る
こうやって行動していけば、月50万円以上も可能ですね。
特に後者の「労働集約でない形」で収入が得られるようになれば、月に50万円だけでなく、月収100万円以上も可能ですね。事実、そういう方は意外といます。
このように、すぐに月30万円〜50万円を得られるようにはなりませんが、行動していけばその先に、そんな未来も待っていますよ。
プログラミング副業を「在宅」でしたいんだけど、在宅案件はある?
結論:あります。
前述したクラウドソーシングでも在宅案件はありますし、実務経験を1〜2年ほど積めば、フリーランスエンジニア向けの案件エージェントを使えば、在宅の高単価案件を受注できます。前述した「Workship」にはリモート・在宅案件も多いので、こういったサイトを利用することも一つの方法です。
なお、未経験から在宅フリーランスエンジニアになる手順は未経験から在宅フリーランスエンジニアになる方法を徹底解説でも解説しています。お時間あればこちらも参考にどうぞ。
30代、40代、50代でもプログラミング副業できる?
結論:30代であればできますし、40代や50代も取り組み方次第では可能です。
30代であれば年齢的にもまだ問題ないです。例えば「30代初心者がプログラミングスクール経由で独立・転職する方法【リソースを活用しよう】」で書いている手順で行動していけば、30代でもプログラミングを学び、プログラミングを仕事にすることができます。
一方、40代や50代になってくると、30代より門扉はかなり狭くなることが事実です。それでもスキルを身につけ、正しいステップで根気よく実績を積んでいけば、収入を得ることは可能ですよ。
事実、僕の周囲でも、40代からプログラミングを学び、仕事に繋げた人はいます。「「プログラミング習得に年齢は関係ない?」←この疑問に最終回答します【手順付き】」を参考にしてみてください。
まとめ:副業プログラマーへの一歩を踏み出そう
まとめると下記のようになります。
- ・プログラミング初心者でも副業はできる
- ・一番簡単なのはクラウドソーシングで仕事を請ける方法
- ・「基礎学習→スクール受講→一度就職し、そこで副業する」が、単価も上がるので一番おすすめ
文中でも述べましたが、いまIT業界は人手不足です。そのため、いまなら未経験の初心者であっても、プログラミングを学べば仕事になるんですよね。
述べてきた通り、副業として仕事を請けることもできます。副業で月5万円以上は誰でも目指せますし、経験を積んで独立すれば、月収60万円〜100万円以上も目指せるのが、エンジニアの世界です。
僕も未経験からプログラミングを学んでエンジニアになった立場です。その経験から感じることは、プログラミングは人生の選択肢を拡げる手段だということです。
- ・週5勤務 → 週3〜4勤務
- ・オフィス通勤 → リモートワークの出社
- ・世の中の平均年収程度 → 年収1,000万円超え
こんな感じで、プログラミングを学んだことで、僕は人生変わりました。
副業プログラミングにチャレンジしてみるにしろ、将来的にフリーランスを目指すにしろ、いずれにしてもまずはプログラミングを学ぶことからスタートです。
プログラミングは短期集中でやれば1〜3ヶ月で仕事レベルのスキルは身につきます。なので、本当に「やるか/やらないか」だけの差に過ぎないのです。
プログラミング必修化も決まっています。大人の嗜みとしても、副業としても、プログラミングを学んでおくと人生の選択肢は本当に広がりますよ。
監修者 蟇目 雄介
株式会社NTTデータCCSなどのSIerで7年間基幹システム開発に従事し、gumi等でソーシャルゲームのデータ解析や運用開発を担当。Goodpatchでプロトタイピングツールを開発し、R CUBEにCTOとして参画して花嫁向けWebサービスを立ち上げる。2017年5月にフリーランスエンジニアとして独立し、2018年7月に株式会社マスドライバーを設立し、代表取締役に就任。フルスタックエンジニアとして活動中。
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