監修者 蟇目 雄介
SIerで7年間基幹システム開発に従事し、gumi等でソーシャルゲームのデータ解析や運用開発を担当。Goodpatchでプロトタイピングツールを開発し、R CUBEにCTOとして参画して花嫁向けWebサービスを立ち上げる。2017年5月にフリーランスエンジニアとして独立し、2018年7月に株式会社マスドライバーを設立し、代表取締役に就任。フルスタックエンジニアとして活動中。
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「これからプログラミングを勉強しようと思っているんだけど、プログラミングで稼げる言語はどれだろう?」
今回はこういった疑問に答えていきます。
これからプログラミングを学ぶなら、稼げない言語よりも、どうせなら「稼げる言語」が良いですよね。とはいえ初めてだと、どれが稼げる言語なのかわからないはず。
そこで本記事では、プログラミングで中長期的に渡って「稼ぎやすい言語」についてご紹介してきます。
稼げる言語は、実際のデータや、世の中の需要と供給バランスをチェックすると見えてくるので、今回は実データを交えながら検証をしていきたいと思います。
本記事の内容
- アメリカで稼げるプログラミング言語
- 日本で稼げるプログラミング言語
- 稼ぎたい人に最もおすすめのプログラミング言語
僕は、文系学部出身で、社会人になってから未経験者として、プログラミングスクールを利用してスキルを身に着けました。現在はフリーランスエンジニアとして仕事を請けながら、並行してWebメディア運営など、複数の仕事をしています。Webメディア運営単体でも年商は8ケタ円を超えており、一般的な会社員より稼がせていただいております。すみませんw
Contents
アメリカで稼げるプログラミング言語は?【ランキング】
- Ruby
- Python
- C++
この3つです。情報ソースは2017年にアメリカの求人会社Indeedで調査されたWhat Programming Language Should a Beginner Learn in 2019?のデータです。以下が実際の調査データです。
引用:What Programming Language Should a Beginner Learn in 2019?
- Ruby/Ruby on Rails: US$117,147
- Python: US$116,027
- C++: US$115,597
トップ3がこれらの言語でして、いずれも年収1,000万円を超えています。Indeedはアメリカ全土の求人をカバーしていますから、信頼性が高い数値かなと。
この結果はアメリカの実態です。アメリカと日本は違うので、日本にそのまま当てはめることはできませんが、日本の経済や技術はアメリカの後をついていくような形なので、今後は概ねこれと同じようなことが日本でも起こるのではないかと思います。
日本では「Web系のプログラミング言語」が稼げやすい
日本で稼ぐなら、今はWeb系のプログラミング言語がおすすめでして、なぜなら、今はWeb系言語の需要が高いからです。
世界のトップ企業はWebの企業です。Google, Facebook, Airbnb然り。世界レベルで認められている企業の多くはWebの企業です。ですので、世の中にはWeb系のスタートアップが今この瞬間も生まれていますし、ここ日本でも多くのWeb企業が生まれています。
一方、Web系エンジニアの需要が伸びている中、Web系エンジニアの供給は追いついていません。世の中にWeb系エンジニアが不足しているということです。ですから、Web系言語の代表格であるRubyエンジニアの収入がこれだけ高くなっています。
日本でもWeb系のフリーランスエンジニアは高年収
あまり知られていませんが、日本でもWeb系のフリーランスエンジニアは高年収です。例えば、都内のカフェでMacを叩いている20代の若者が、実は月収100万円以上を得ていることも往々にしてあります。それは日本でも世界と同様、Web系のエンジニア需要が高くなっているからです。
別に、Web系エンジニアの仕事が特別ハードという訳ではないです。単に需要と供給のバランスが崩れているので、結果としてWeb系フリーランスエンジニアの案件単価が上がっています。
今のWeb系フリーランスエンジニアは一件案件を請けるだけでも月30万円以上稼げますし、それを月に3回やるだけで100万円近くなります。
Webエンジニアの平均年収の実態【売り手市場がもたらす年収増】の記事でも書いていますが、Web系フリーランスほど、コスパが良い仕事はないですよ。
プログラミングで稼ぐならWeb系言語を選ぶこと
ですので、プログラミングで稼ぐならWeb系言語を選んでおくことが無難でおすすめです。
具体的な言語としてはRubyやPHPが良いと思います。
どちらも案件が世の中に豊富にあるので、いざ習得した後も仕事に困りにくいからです。僕も最初はRubyを学びましたが、Ruby案件はいろんな場所に案件がありますので、仕事は見つけやすいです。PHPも同様です。
Web系言語なら、現時点で日本国内でもかなり稼げるようになっていますし、アメリカの現状を見てもRubyがトップにいることから、Web系言語は今後も安泰だと思います。
Rubyは勢いがあるため、今後も同じように伸びていくのか議論している方も中にはいますが、個人的には前述通り、世界的な大企業がWebの企業であることからも、少なくとも今後も当分は仕事には困らないと考えます。Rubyを学べば別言語は習得しやすくなりますし、万が一10年で風向きが変わったとしても、そこで方向転換すればいいだけなので(転換の経済的損失は大きくありません)、その点に関する不安も不要かと。
稼ぐという観点なら「Java」もおすすめだが・・
個人的にはJavaの需要は今の日本では高いので、RubyやPHPといった言語に加え、Javaを習得しておくとつぶしも効きやすいのでおすすめしています。この3つを身につければ、かなり幅は広がりますから、目指していきましょう。
ただし、Javaには欠点がありまして、それは、リモートワークなどにあまり向いていないことです。Javaのリモート案件があまりないんですよね。
リモートのしやすさでいえば断然RubyやPHPなので、このあたりのWeb系言語を学んでおきましょう。
一番良いのはRuby
もし悩むなら、稼ぐという観点で考えると、最初に学ぶ言語はWeb系言語としてアメリカでもトップの「Ruby」で良いと思います。
Rubyは将来性も高いですし、難易度も易しめですので初心者向きの言語です。僕も前述通り最初はRubyから勉強をはじめましたが、未経験でも始めやすかったです。
多くの言語は海外生まれですが、Rubyは日本生まれの言語なので、情報が日本語ベースのものが多いのも嬉しいポイントでしたね。
もちろん、PHPでもOKです。RubyかPHP、このどちらかを選ぶことがおすすめです。
Rubyが学べるおすすめのスクール
- TechAcademy [テックアカデミー]
:初心者向きの定番スクール。Webアプリケーションコース(Ruby on Rails)
でRubyが学べます。他20以上のコースあり。
- DMM WEBCAMP COMMIT
:20代でプログラマー転職までしたいならここ。Rubyが学べて、転職までサポートしてもらえます。
- テックキャンプ エンジニア転職
:高年収で転職したい方はココ。20代だけでなく30代転職にも強い
Rubyを学ぶなら上記がおすすめですね。
まずはRubyを学んでみたいならTechAcademy [テックアカデミー]がおすすめです。プログラミングスクールを語るなら絶対外せない定番です。
TechAcademyは僕自身受講して本当によかったスクールでして、1ヶ月で技術を身につけることができました。レッスン修了後、希望者は転職サポートを受けることもできますし、難易度は高めですが、そのまま副業で実際の仕事を経験してもOKです。いろんな道があるのがTechAcademyです。
なお、TechAcademyは7日間の無料体験があるので、まずはトライしてみるとイメージもつきますよ。無料体験は自宅PCからでき、以下リンクからすぐにお試し可能です。TechAcademy公式サイトには無料説明会動画もあるので、そちらも併せて観ておくとよりイメージがつくのでサクッと観てみましょう。
一方、すでにプログラマーやエンジニア転職の意思があるならDMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプ エンジニア転職
がおすすめです。
DMM WEBCAMP COMMITはRubyが学べて、転職サポートまでしてくれます。
転職支援に強いので、Rubyを学んでWeb系の優良企業へ転職しやすいです。ただし20代がほぼメインとなります。
その点でテックキャンプ エンジニア転職は30代でも受講でき、かつ高年収転職に強いです。高年収で稼ぎたいまたは30代の方は、3社の中でもテックキャンプ エンジニア転職を優先的に検討すると良いです。
なおDMM WEBCAMP COMMIT、テックキャンプ エンジニア転職ともに、無料の相談会や個別面談を使うことで、具体的な転職先や想定年収を教えてもらえます。
- DMM WEBCAMP COMMITのカウンセリング:対面(渋谷、新宿、大阪)またはオンライン
- テックキャンプ エンジニア転職のカウンセリング:対面(渋谷、大阪、名古屋、福岡)またはオンライン
上記のように無料カウンセリングができるので、まずは相談に行ってみましょう。
>>DMM WEBCAMP COMMITの無料カウンセリングに行ってみる【対面またはオンラインも可】
>>テックキャンプ エンジニア転職の無料カウンセリングに行ってみる【対面またはオンラインも可】
プログラミングを学ぶなら稼げる(儲かる)言語を選ぼう
まとめると、下記の通りとなります
- アメリカでは「Ruby/Ruby on Rails」「Python」「C++」が高年収トップ3
- 日本では「Web系言語」が稼ぎやすい。RubyやPHPなど
- まずは初心者向きで、稼ぎも良い「Ruby」から学ぶのがおすすめ。TechAcademy 、DMM WEBCAMP COMMIT
、テックキャンプ エンジニア転職
の3社で学べる
述べてきた通り、せっかくプログラミング言語をこれから学ぶなら「稼げる言語」の方を学んでおきましょう。そして日本では「Web系言語」が最も稼ぎやすいということです。
ちなみにどうしてもどのWeb系言語を選ぶか悩む場合、DMM WEBCAMP COMMIT、かテックキャンプ エンジニア転職
の無料カウンセリングを活用すると良いですよ。
上記カウンセリングで方向性を決めて、TechAcademyなりDMM WEBCAMP COMMITなりテックキャンプ エンジニア転職なり、好きなところを受けると良いです。
ということで、早速トライしましょう。
- TechAcademy [テックアカデミー]
:初心者向きの定番スクール。Webアプリケーションコース(Ruby on Rails)
でRubyが学べます。他20以上のコースあり。
- DMM WEBCAMP COMMIT
:20代でプログラマー転職までしたいならここ。Rubyが学べて、転職までサポートしてもらえます。
- テックキャンプ エンジニア転職
:高年収で転職したい方はココ。20代だけでなく30代転職にも強い
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