プログラミングで最初に学ぶべき言語→迷うならこの3つから選びましょう【エンジニアが解説】

「プログラミングで最初に学ぶべき言語はどれなんだろう・・?「これを作りたい」とか、そういったこだわりは特にないけど、失敗はしたくないな。最初に学ぶと良いプログラミング言語が知りたい」

 

今回はこういった疑問に答えていきます。

 

本記事の内容

  • プログラミングで最初に学ぶべき3つの言語とは?
  • 上記言語がおすすめの理由
  • 目的別のおすすめ言語
  • プログラミング言語選びで必ず知っておくべきこと

 

簡単に僕のことをご紹介すると、現在はフリーのエンジニアとして働いています。エンジニア目線でのおすすめ言語を、理由とセットでご紹介していきますね。

 

プログラミングで最初に学ぶべき言語

  1. Java
  2. PHP
  3. Ruby

 

プログラミングでどの言語を学ぼうか悩んでいる方は、この3つの中から選ぶことがおすすめです。

 

この3つの言語がおすすめの理由

  • 3つとも需要が高いからです。

 

以下の図を見てください。以下はプログラミング言語別、フリーランスエンジニア向け業務委託案件の図です。

 

プログラミングで最初に学ぶべき言語

出典:~フリーランスエンジニア市場動向レポート~ レバレジーズ株式会社

これを見ると、

 

  • 1位:Java
  • 2位:PHP

 

となっています。JavaとPHPだけで全体の約50%を占めています。これは世の中に案件数が豊富な言語が上位にきているので、上位のJavaやPHPは世の中で案件が多い、つまり需要が高いということです。

 

もしあなたがプログラミングを学んで将来仕事をしていきたいなら、需要のある言語を選ぶことです。需要のない言語を学んでも、世の中から必要とされなければ意味がありません。例えばC#などのマイナーな言語はJavaやPHPと比較して案件も少ないですし、仕事に困ることも出てくるかなと思います。一方メジャーな言語であれば案件数も豊富ですから、仕事に困る確率は減らせるかなと思います。

 

なおこれを見るとRubyは4.4%と少数ですが、Rubyは近年需要が伸びてきている言語でして、多くのIT企業に採用されている将来性がある言語ですのでおすすめしています。求人を見ていてもRubyの案件は日に日に増えています。

 

またRubyは日本で生まれた言語でしして、情報も日本語ソースのものが多く、初心者でも取り組みやすい言語かなと思います。多くのプログラミング言語は海外で生まれていますから、そういった言語の情報は英語のことも多いです。そういう観点でも、Rubyは初心者の入門としてもぴったりかなと。Airbnbやクックパッド、クラウドワークスなどもRubyで作られています。

 

上記3つの言語の難易度

  • PHPとRuby:易しめ
  • Java            :難しめ

 

こんなイメージです。PHPとRubyは易しめです。初心者向けの言語ですし、習得までのハードルは高くありません。一方Javaはこの2つと比較すると難しめです。Javaは構造が複雑だったりするので、上記2言語よりは習得に時間がかかるかなと思います。

 

ですので、「続けられるか自信がない…。」という方は、RubyやPHPからスタートすれば良いなんじゃないかなと思います。僕も初めはRubyから学び、その後にPHPやJavaを学びました。RubyやPHPは入門編として最適かなと思います。

 

「いや、自分はやる気もあるし、一番需要のあるJavaを学ぶ」という方はJavaを学べばOKです。Javaは汎用的な言語なので、潰しも効きやすいです。Javaのフリーランスエンジニアは待遇も良いですし、最初に習得できたら大きなアドバンテージになるのでおすすめですね。

 

明確な用途が決まっているなら、最初から目的に合った言語を選ぶとベター

  • Webサービスを作りたい    →RubyやPHP
  • iOS、Androidアプリを作りたい→Swift(iOS)やJava(Android)
  • 機械学習がやりたい       →Python

 

こういったイメージです。「●●を作りたい」「●●の分野を学びたい」こういう思いがすでにあるなら、その目的にあった言語を選ぶべきです。機械学習が学びたいのに、Rubyを学ぶのは少しズレていますからね。

 

とはいえ、なかなか目的が決まっていない人が多いのも事実ですから、そういった方には先ほど述べたJava、PHP、Rubyの3つの言語のいずれかが良いかなと思います。理由は前述通り、需要が高いからです。潰しも効きやすいです。

 

プログラミングの最初の言語選びで迷った時に知っておくと良いこと

  • プログラミングは一度どれかの言語を習得すれば、二つ目以降は比較的簡単に習得できる

 

このことを覚えておきましょう。プログラミングって言語は違えど、どれも考え方は共通しています。つまり、一つを学べば、次の言語は最初の時より楽に習得できるということです。言ってみればヨーロッパ圏の言語のようなものですね。イタリア語やスペイン語は言語が非常に似ています。イタリア語がわかればスペイン語がなんとなくわかる、プログラミング言語もそんな関係になっています。

 

もちろん、似通っていない言語も中にはあります。ですが、少なくとも今回挙げたJava、PHP、Rubyなどメジャーな言語は根底は共通していますから、どれか一つを学べば次の言語は習得しやすいです。

 

ですので、よほどマイナーな言語を選ばない限り、プログラミングの最初の言語選びに神経質になりすぎないことも大切かなと。迷いすぎて何日も前に進めない方が勿体無いです。あとでいくらでも方向転換は効きますので、まずはトライしましょう。

 

まとめ

まとめます

 

  • 特定の分野にこだわりがない場合は「Java」「PHP」「Ruby」から選ぶと良い。なぜなら需要があるメジャー言語だから
  • ●●を作りたいなど、特定の目的が合うなら目的別の言語を選ぶと良い。Ex. 機械学習を学びたい→Pythonを選ぶ
  • 最初の言語選びで神経質になりすぎることはない。なぜなら一つの言語を学べば次の言語は習得しやすくなるから

 

上記の通りです。繰り返しますが、どのプログラミング言語を最初に学んだら良いだろうと、悩んで一向に前に進まない状態が一番勿体無いので、まずはプログラミングを学ぶ目的を明確にして、早速はじめてみましょう。

 

プログラミングを習得したいんだけど、具体的に何から始めたら良いかわからない方はプログラミング初心者は何から始めればいい?【現役エンジニアが手順を解説】でステップをまとめているので参考にしてみてください。

 

プログラミングを学ぶ目的は決まっているし、今日の記事でどの言語を選ぼうか決まったなら、早速勉強を始めましょう。プログラミングはスクールを通じて学ぶと習得しやすいのでおすすすめですが、今回プログラミングで最初に学ぶべき言語として挙げたJava、PHP、Rubyが学べるスクールは現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール4社【徹底比較】の記事でまとめているので参考にどうぞ。僕が実際に使ってよかったスクールを厳選しているのでハズレはないかなと思います。

 

最後に、今エンジニアは人手不足なので、エンジニアの待遇はかつてないほど良くなっています。20代で年収1,000万円のエンジニアは僕の周囲にもたくさんいますし、リモートワークや週3勤務など柔軟な働き方も選びやすい仕事です。

 

エンジニアの働き方に少しでも関心があるなら、まずはプログラミングに実際に触れてみましょう。プログラミングスクールを活用すれば今なら本当に誰でもエンジニアになれますから、まずは第一歩を踏み出しましょう。

 

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