「プログラミングを勉強しているけど、難しすぎて全然理解できない。。自分にはやっぱりプログラミングは無理なのかな・・?」
今回はこういった疑問に答えていきます。
本記事の内容
- プログラミングが理解できない時の2つの原因
- プログラミングが理解できない時の対処法
- 理解できずに苦しんでいるプログラミング初心者が知っておくべきこと
簡単に僕のことをご紹介すると、社会人プログラミング未経験の状態からスキルを習得。現在はフリーのエンジニアとして案件を受注しながら、IT向け転職エージェントやメディア運営などを並行してやっています。
今でこそエンジニアとして働いていますが、僕にはプログラミングが理解できずに苦しんだ過去があります。苦労しながらもスキルを身につけてきたので、プログラミングが理解できない気持ちや原因は実体験からよく理解をしています。
プログラミングが理解できない状態は辛いです。せっかくエンジニアになろうと決意したのに、途中で挫折することは勿体無いです。
ですから今回は、プログラミングが理解できないことに関して、僕が実体験を通じて感じたことをありのまま伝えていきたいと思います。本記事を読めば、プログラミングが理解できない状態から一歩脱出できると確信しています。
Contents
プログラミングが理解できない時の2つの原因
- 「そもそも何がわからないのか」すら自分でわかっていない
- わからない部分がどこなのかはわかっているけど、そこから先に進めない
大きく分けると上記の2つかなと。それぞれ解説していきますね。
1. 「そもそも何がわからないのか」すら自分でわかっていない
プログラミング初心者の場合、そもそも自分が何がわからないのか、それすら自分がわかっていないことが多いです。特に勉強を始めたばかりの人は、ほとんどがこの状態だと思います。
プログラミングが理解できない理由を分解していくと、以下のような原因があります。
- 基本的な文法自体がわかっていない
- 処理の流れを理解できていない
- エラーの対処法がわからない
- 複数のことを組み合わせて考えられない
この原因にそれぞれ対処法がありますが、初心者の場合はこれらが全部頭の中でごっちゃになっていて、対処のしようがないんですね。
基本的な文法すら理解できていない段階で、処理の流れを一生懸命調べても理解は追いつかないですし、処理の流れを理解していないのに、複数の文法が組み合わさっていることをスムーズに理解できるようにはなりません。
自分が何をわかっていて、何をわかっていないか、これを理解することはものすごく重要なことです。なぜなら、自分の現在地を知ることで、今やるべきことが初めてわかるからです。
「そもそも何がわからないのかすら自分でわかっていない状態」というのは、プログラミングを習得する上では必ず脱しなければいけないにもかかわらず、なかなか脱せないポイントです。そのため多くの人はこの段階で挫折してしまっています。
とはいえ、この原因に対する対処法はちゃんとあるので、それは本記事で後述しますので続きをどうぞ。
2. わからない部分がどこなのかはわかっているけど、そこから先に進めない
上記1より一歩進んだ段階が、わからない部分がどこなのかはわかっているけど、そこから先に進めない状況です。
例えば、自分が文法を理解できていないことはわかるけど、じゃあ文法について実際に調べていても、理解が追いつかないような状態ですね。この場合、上記1よりは良いです。この段階だと自分がわかっていない部分は特定できているので、あとはその分野を調べて、理解できるようになればいいだけです。
とはいえ、プログラミング言語は言ってみれば外国語のようなものですから、調べればすぐに理解できるようなものでもありません。ですので、この段階でも躓く人は一定数存在します。
ただ、ここまで来ていれば調べることは明確になっているため、あとは地道に調べていけば前進できます。
そういう意味では、1の「自分が何をわかっているかがわからない状態」は暗闇でライトを照らさず出口を探して彷徨っているようなものですが、2は長いトンネルをライトを持って着実に前進しているようなイメージです。要は、諦めず続ければ身になる段階ですので、前述通り1よりは良いです。
ということで、プログラミング初心者の場合、まずは「そもそも何がわからないのかがわかっていない状態」を脱することを目指しましょう。ここを脱さない限り、いつまで経っても暗闇を彷徨っているのと同じです。
独学だと「そもそも何がわからないのか自分でわからない状態」に陥りやすい
とはいえ、この「そもそも何がわかっていないか自分がわからない状態」段階を脱することが、プログラミング学習の最初のハードルなんです。
特にプログラミングを「独学」で勉強している人こそ、「そもそも何がわかっていないか自分がわからない状態」になりやすいです。
独学の場合、誰も自分の現在地がどこなのか教えてくれません。わからないことも含めて全部自分で解決する必要がありますので、この状態がよく起こります。
何を隠そう、僕も当初はこの状態でしたね。冒頭で過去に僕はプログラミングが理解できずに苦しんだと書きましたが、それは最初に独学で勉強を始めたからです。
独学で勉強をスタートしましたが、今振り返ると僕もまさに「自分が何がわかっていないのかすらわからない状態」だったので、もがいけど前進せずに苦しみました。当時の僕のは結局、独学は挫折してしまいました。
このように独学で苦しむのは、何も僕に限った話ではなく、実は大半の人に共通することです。実際、プログラミングを独学で勉強する人の約90%は挫折しているとまで言われています。それほどまでに、独学は途中で挫折する人が多いです。
ですから、プログラミングを独学で勉強しているけど理解が追いついていない人こそ、今すぐ対処が必要です。独学の人は挫折までが近いですから。
この状態の方にぴったりの対処法があるので、それをご紹介します。
プログラミングが理解できない時の対処法
- 自分一人で解決しようとせず、信頼できるエンジニアに頼ること
これが、プログラミングが理解できない時の対処法です。一人で抱え込まず、わからないことは信頼できるエンジニアに聞ける状態を作ることです。
特に前述した「1.そもそも何がわからないのかがわからない」状態の人は、一人で抱え込んで解決しようとすると、間違ったことを続ける事にもつながりかねません。そういう人こそ、まずはエンジニアで聞ける人を探すことから始める必要があります。
たとえエンジニアの友人がいなくても、今ならプログラミングスクールの環境も整っています。スクールを使えばいつでもエンジニアに質問できますから、自分の現在地はどこなのか、わかっていない部分はどこなのか、それをプロが教えてくれます。ですからエンジニアの友人がいない人は、こういったスクールを有効活用することが対処法です。
実は僕も、独学で挫折したあとにプログラミングスクールを使って勉強をやり直したことで、スキル習得することができました。
特に「自分がわかってないことがどこなのか」を客観的に指摘してくれたのが、スクールを使った大きなメリットでした。つまり、上記1の状態から2の状態に押し上げてもらう際に、プログラミングスクールは役立ちました。
もちろん2の状態でも、スクールは役立ちます。基本文法についてもわかりやすく教えてくれますし、エラーに対処もすぐに教えてくれるので、独学より何倍も早くスキル習得できます。
プログラミングは実際に手を動かしていく中で慣れていくものなので、わからないことはどんどんプロのエンジニアに聞いてしまうことが、プログラミング初心者が壁を打ち破る秘訣だと、僕は思います。少なくとも僕はそうやってうまくいきましたし、それは独学もスクールも活用した上での結果ですので、これは確信して言えるかなと。
プログラミングが理解できずに苦しんでいる人は、一度スクールを使ってみてください。
現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール4社【徹底比較】
プログラミングが理解できないのは初心者なら当然
いろいろ書いてきましたが、プログラミングが理解できないのは初心者であれば当然のことなので安心してください。
プログラミング初心者のほとんどの人は、プログラミングを理解できていません。それでもやめずにコードを書き続けるからこそ、プログラミングは慣れていくものです。
ですので繰り返しになりますが、諦めないことが肝心です。きついときは少し休みながらでも良いですが、完全に離脱してしまうことがないように、プロのサポートも借りながら学習したほうが良いと、僕はそう思います。
プログラミングは慣れれば楽しくなる
というのも、プログラミングは慣れるまでは大変ですが、慣れてくれば楽しくなってくるからです。
僕もプログラミング初心者の頃は「この辛い毎日がずっと続くのか・・」とプログラミングを学んだ将来に不安になったりしましたが、プログラミングに慣れてきてからは変わりました。
大変なのは、理解できない最初の段階です。だからこそ、あまり棍詰めずに気長にやっていきましょう。慣れれば楽しくなるから大丈夫です。
まとめ
まとめます。
- プログラミングが理解できない時の原因は2つある
- まずは「自分が何がわかっていないのかすらわからない状態」を脱することがスタート。ただここは最初の大きなハードルでもある
- だからこそ、最初はプロのサポートを借りながらでも進めると良い
- プログラミングは慣れれば楽しくなる。理解できないのは当然だから気長にやろう
上記の通りです。
自分一人でやろうとしないこと。これってプログラミングに限らず大事なことです。
スポーツもそうですが、基本の「型」はプロから教わった方が絶対に良いです。野球のフォームが上達するために大事なように、プログラミングも考え方などを初めからプロに学んでおくことで、変な癖もつきにくくなります。独学には独学の弊害というのがあるものです。
今エンジニアとして活躍している先輩も、みんな初心者の頃は理解できないことばかりだったと思います。それでもやめずに続けたからこそ、今エンジニアとして活躍しています。
今エンジニアは人手不足が深刻化していますから、20代のフリーランスエンジニアでも年収1,000万円超えはゴロゴロ存在します。理解できないからと諦めるには勿体なすぎる世界が、あなたの目の前には待っています。
ですから、まずはプロのサポートを借りながらでも、前に進むことが肝心ですね。いまは前述通り初心者向けのプログラミングスクールが充実していますから、これらを活用するのが近道です。
プログラミング初心者におすすめのプログラミングスクールはTechAcademyです。僕はこのTechAcademyで技術を学んでエンジニアになったのでおすすめしています。TechAcademyは一週間の無料体験もあるので、まずはトライしてみると良いと思います。