こんにちは。フリーランスエンジニアのYutoです。
最近以下の質問をいただきました
「こんにちは。私は現在アパレルの販売員をやっている26歳の男性です。
早速ですが、昨今のコロナ事情もあり、お店の売上は激減。会社の将来がとても不安です。
将来性の高い仕事に就きたいと思い色々調べていたところ、IT業界に惹かれており、中でもエンジニアになりたいと考えています。
そこで質問ですが、販売員や接客業からエンジニアになることはできるものでしょうか…?
ご質問ありがとうございます。いま販売員や接客業の皆様はとても大変ですよね。私の知人にも販売員や接客業をやっている人がいますが、1ヶ月以上仕事が途絶えている状態です。幸い、休業中も給料は支払われているとのことでしたが、将来に不安を感じている人もとても多い状況です。
結論からいうと、販売員や接客業からエンジニアにキャリアチェンジすることは可能です。特に質問してくださった方はまだ20代と若いですし、転職は十分実現可能です。
本記事でお伝えすること
- 販売員や接客業からITエンジニアになれる理由
- 販売員や接客業からエンジニアになる4つのメリット
- 販売員や接客業からエンジニアを目指す最短ルート
これを書いている私は、現在フリーランスエンジニアとして活動しつつ、転職エージェントとしても仕事をしています。
エンジニア目線と、エンジニアを採用する企業側の目線。この双方から事実をお伝えできることが、本サイトの価値であり、本記事の価値だと思っています。
本記事を読んで行動すれば、販売員からエンジニアになることは十分可能です。
5分ほどで読めるので、IT業界に入りたい、エンジニアにキャリアチェンジしたいと思う方は読んでみてください。
Contents
販売員や接客業からITエンジニアになれる理由
- エンジニアは需要が高い一方、人手不足の状態だから
- プログラミングは初心者でもできるから
- 販売員や接客業からエンジニアになっている人は実際多いから
販売員や接客業からITエンジニアになれる理由は上記3つです。
それぞれ解説しますね。
1. エンジニアは需要が高い一方、人手不足の状態だから
一つ目の理由は、エンジニアの需要が高い一方で、肝心のエンジニアの数が不足しているからです。
そのため、経験が浅い or 経験がない人でも、今ならエンジニアになることができるんですよね。
エンジニアはどのくらい不足しているの?
これについては実際にデータをお見せした方がイメージがつくと思いますので、お見せしますね。
以下は大手転職サイトdodaが調査した「転職求人倍率レポート」のデータとなります。
上記オレンジで囲っている「IT・通信」がエンジニアを含むIT技術職です。
これを見ると、IT・通信の求人倍率は「7.04倍」となっています。
求人倍率とは「一人あたり何件の求人があるか」を表しているデータです。ですから上記の場合、「一人あたり7.04件の求人がある」ということです。
さて、7.04倍というのは、全職種の中でも一番大きな数字です。つまり「あらゆる仕事の中で、最も仕事余りの状態」ということですね。
このように、エンジニアの数に対して、求人数の方が圧倒的に余っている状態、これがいまのIT業界の実態です。
事実、僕がお付き合いのある多くのIT、Web企業の経営者も「エンジニアが足りていない」「エンジニアを採用したい」と、いつも口を揃えて言っていますね。
このことからも、いかにエンジニアの数が足りていないか、エンジニアを必要としている企業が多いか、その事実をイメージできると思います。
このような人手不足の状態が続いているからこそ、販売スタッフや接客スタッフからでもエンジニアになるチャンスがあるんですよね。
2. プログラミングは初心者でもできるから
二つ目の理由は、プログラミングはIT初心者でもできるからです。
プログラミングは思っているよりも難しくない
プログラミングと聞くと「なんだか難しそうなイメージ…」と印象を持っている人が多いです。
ですが、プログラミングは思っているよりも難しくありません。というより、どんな人であっても、やればできるようになります。
そう思うのは、僕はこれまで多くのプログラミング学習者やエンジニア志望者を、この目で見てきたからです。全くの素人の状態からプログラミングを習得した人は、数えきれないほど存在しますよ。
プログラミングは正しい方法で学べば誰でもできる
「エンジニアになりたいけどプログラミングができるか不安」という方にお伝えしていのは、プログラミングは「正しい方法で学習すれば誰でもできる」ということです。
それこそ、全くの素人であっても、正しい方法で学習すれば、2〜3ヶ月程度でプログラミングスキルを習得し、エンジニアにキャリアチェンジすることも可能です。
じゃあどのような方法がおすすめか?最短ルートは記事後半で紹介しますね。
このように、「プログラミングは難しくない」「初心者でも始められる」、これが販売員からエンジニアになれる二つ目の理由です。
3. 販売員や接客業からエンジニアになっている人が実際に多いから
最後三つ目は、販売員や接客業からエンジニアになっている人が実際に多いからです。
これは、私がこれまで多くの転職者や企業を見てきた中から、確信を持ってお伝えできる事実です。
接客や販売スタッフからIT業界に入った人の事例は、正直数えきれないほど存在します。ですから、ここでは一般公開されている事例を一つ紹介します。
事例:販売員からエンジニアになった人の話
プログラミングスクール「テックキャンプ」が公開している「テックキャンプブログ」では、販売員からエンジニアに転職された方のエピソードが載っています。
以下、一部引用して紹介しますね。
――エンジニアに転身しようと思ったきっかけを教えてください。
前職の時に使っていた、販売管理システムに感銘を受けたことがきっかけです。前職では靴の販売・接客の仕事をしていたのですが、入社2年目で名古屋の大型店舗に異動になりました。その店舗では、靴の商品動向が一目でわかるシステムを使っていました。そのシステムによって在庫管理もできますし、とても便利だと感じたんです。
システムを使うことで管理面だけでなく、接客もスマートになったんですよね。例えばお客様に「この靴はあと何足ありますか」と聞かれた時に、わざわざ倉庫に行って数えなくても、システムの画面を見ればすぐに分かる。そのような一つ一つの業務が効率化されたことに感動し、システムを作る側であるエンジニアに興味を持ちました。
また、将来のキャリアを考えた時に、対人スキルだけではなく手に職をつけたいと思ったこともきっかけです。そしてエンジニアになろうと決意し、未経験でもエンジニアを募集しているような求人に応募してみました。
上記の方は、販売・接客の仕事をされていましたが、将来のキャリアを考えたとき「手に職」を身につけたいと思い、行動されたそうです。結果、今ではエンジニアにキャリアチェンジを成功させ、理想のキャリアを歩んでいます。
上記の方はあくまで一例です。世の中には多くの販売員や接客業出身者が、エンジニアやIT業界へのキャリアチェンジを成功させています。
もちろん、特別な才能や経歴、学歴は一切いりません。必要なのはプログラミングスキルくらいです。でもそのプログラミングスキルも、2〜3ヶ月学習すれば十分身につけられます。
だからこそ、「私には無理なんじゃないか…」と不安に思って行動できないくらいなら、とにかく動いた方が良いですね。取るべきルートは後述するので続きをどうぞ。
販売員や接客業からエンジニアになる4つのメリット
販売員・接客業からエンジニアになるメリットは多くありますが、中でも大きなメリットは4つあります。
販売員や接客業からエンジニアになる4つのメリット
- 年収の大幅UPが期待できる
- 手に職が身につき、仕事に困らなくなる
- 販売スタッフや接客よりも将来性が高い
- その上、働きやすさも自由度が高い
一つずつ簡単に解説しますね。
1. 年収の大幅UPが期待できる
まず販売員や接客業からエンジニアになった場合、年収は大幅にUPします。
例えば、一般的な販売スタッフや接客業の方の年収は概ね年収200〜300万円台が多いです。ですが、エンジニアとして転職すれば、年収400万円台は十分狙っていけます。
また実務経験を数年積めば、フリーランスエンジニアになれます。特にRubyなどのWeb系言語を学んだ場合、20代や30代の若さで年収1,000万円を実現することも難しくありません。
このように、販売員や接客業からエンジニアになった場合は、多くのケースで年収が上がります。販売員や接客業の年収水準が低いこともありますが、それ以上にエンジニアの年収水準が高いからです。
余談ですが、僕が転職支援の仕事で「転職活動開始理由」のアンケートを求職者に取ったことがあります。
そこで得た販売員や接客業の方の転職理由の筆頭には「年収の不満」がありました。やっぱりお金のことって悩んでいる人が多いんですよね。
その点エンジニアであれば、お金の悩みを解決できます。これがエンジニアにキャリアチェンジする大きなメリットだと思います。
なお、Web系エンジニアの年収事情については「Webエンジニアの平均年収の実態【売り手市場がもたらす年収増】」で詳しく解説しています。こちらも参考にしてみてください。
2. 手に職が身につき、仕事に困らなくなるから
またプログラミングを学んでエンジニアになれば、仕事に困ることもなくなります。
なぜなら、プログラミングスキルはどんな産業からも求められる「ニーズの高い手に職」だからです。
プログラミングの良いところは、企業からの需要がとにかく高いことです。しかも、IT/Web業界だけでなく、金融や不動産、メーカーやアパレル、物流など、あらゆる業界がエンジニアを求めています。
そのため、プログラミングを学んでエンジニアになれば、IT業界やWeb業界はもちろん、世の中にある様々な業界の中から、働く場所を選べるようになります。
3. 販売スタッフや接客よりも将来性が高いから
加えて、エンジニアは将来性が圧倒的に高いです。
なぜなら、少なくとも向こう10年間は、エンジニア需要は拡大すると予想されているからです。
以下は「IT人材の不足規模の関する予測」の統計データです。
これを見ると、2018年時点で約22万人の不足数だったIT人材は、2030年には約49万人の不足数まで拡大することが予想されています。
- 2018年:約22万人の不足(実績)
- 2030年:約49万人の不足(予測)
このように、IT人材(エンジニアやプログラマー)の不足数は収まるどころか、今後さらに拍車をかけて深刻化していく状態なんですよね。
エンジニアにとってはチャンスの10年間
これは裏を返せば、エンジニアにとってはチャンスの10年間です。
企業や個人から求められ、待遇も年を追うごとに良くなっていく。そういう未来がすぐそこに来ているからです。
販売員や接客の将来性は高くない
これが販売スタッフや接客業となると、正直に申し上げると、将来性は高くありません。
例えば販売職の場合、最近は「EC」が流行っていますよね。僕の観測範囲でも、最近は採用計画を縮小するアパレル企業が増えています。人が必要じゃなくなってきているからです。
また、別の視点でいえば、最近は外国人労働者も増えてきています。例えば東京にある飲食店の接客スタッフは、すでに多くの外国人で埋め尽くされていますよね。
つまり、販売員や接客業の仕事は、今後「インターネット」や「外国人」に奪われていく可能性が高いということです。そうなると、当然ながら求人の数は減り、失業者も増えます。
このように、エンジニアと販売・接客では、将来性が大きく異なります。将来性観点で言えば、圧倒的にエンジニアの方が高いんですよね。
ですからこのタイミングでエンジニアになっておけば、日を追うごとに良くなる未来を手に入れることができます。
逆に販売員や接客業だと、よほどバリュー(価値)を発揮して仕事をしていないと、日を追うごとに良くなるどころか、日を追うごとに悪くなっていく可能性も十分考えられます。厳しい現実ですが、世の中全体の動きには逆らえないんですよね。
4. その上、働きやすさも自由度が高いから
さらに言えば、エンジニアは働きやすさも抜群に良いです。
エンジニアの働き方の事例
例えばエンジニアの場合、以下のような働き方もできます。
- 在宅勤務で通勤とは無縁の生活を送る
- 週3勤務で年収500万円稼ぎ、家族や趣味の時間を謳歌する
- 海外や国内をリモートワークで転々としながら生きる
控えめに言っても良いですよね。
在宅勤務やリモートワークは、対面を必須とする販売員や接客業では実現が難しいです。その点エンジニアはPC1台で自由に仕事ができます。なので、場所にしばられず、自宅で仕事をしたり、好きなカフェで仕事をすることも選べます。
またエンジニアの場合、前述通り収入が良いです。そのため、フリーランスエンジニアになれば週3勤務で年収500万円を得ることも可能です。
こんな感じで、働き方は圧倒的に自由、その上一定以上の収入も得ることも、エンジニアになれば実現できます。
以上の4つが、販売員や接客業からエンジニアにキャリアチェンジするメリットです。
これらのメリットを考えれば、行動しない理由は見つからないですよね。
販売員や接客業からエンジニア・プログラマーを目指す最短ルート
結論、「プログラミングスクールで勉強して転職すること」が、最も最短でエンジニアにキャリアチェンジする方法です。
なぜなら、販売や接客業からエンジニアを目指す場合、プログラミングスキルを事前に学んでおく必要があり、かつスキルを最短で学べる場所がプログラミングスクールだからです。
プログラミングスキルがなくても採用してくれる企業はあるにはありますが、、数としては少ないことが実態です。
その点プログラミングスクールで1ヶ月〜3ヶ月だけでも勉強しておけば、それだけでもエンジニア転職することは可能です。
転職サポートが付いたプログラミングスクールの利用がおすすめ
また、販売員や接客スタッフからエンジニアを目指す場合は、プログラミングスクールの中でも「転職支援がセットになったスクール」を使うことがおすすめです。
なぜなら、転職サポートがセットになったスクールであれば、「プログラミング学習」と「転職サポート」を一貫して受けることができるからです。
こういったスクールを利用すれば、1〜3ヶ月でプログラミングを学び、その後すぐにエンジニア転職まで実現できます。そのため「最短ルート」でエンジニアにキャリアチェンジすることができます。
だからこそ、「一刻も早くプログラミングスキルを身につけ、エンジニアになりたい」と思うなら、ます最初に転職サポートがセットになったプログラミングスクールの利用を検討しましょう。
この方法が、最も最短かつ現実的なキャリアチェンジのルートだからです。
販売員や接客業に強いプログラミングスクール
さて、転職サポートがセットになったスクールの中でも、良質なところもあれば、残念ながら質の良くないスクールもあります。
なので参考までに、特に転職実績がある良質なプログラミングスクールを3つ、厳選して紹介しておきます。
- TechAcademy
:とにかく安く、プログラミングを学んでみたい人向け【1週間の無料体験あり】
- テックキャンプ エンジニア転職
:TechAcademyより値段は高いが、とにかく質重視の方向け【国内最高峰の学習環境+転職保証付き】
- DMM WEBCAMP COMMIT
:TechAcademyより高く、テックキャンプより学習環境は劣るがコスパが良い【最大56万円キャッシュバックでお得に受講できる】
結論、上記の3つがおすすめです。迷ったらこの中から選べば間違いありません。
上記3社の詳しい特徴を比較したい方は、「現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール5社【徹底比較】」をチェックしてみてください。こちらの記事では、上記3社含む、おすすめのプログラミングスクール5社を体験談や取材付きで解説をしています。
無料カウンセリングを通じ、どんな働き方ができそうか聞いてみよう
なお、上記3つのプログラミングスクールは全て「無料カウンセリング」を実施しています。
無料カウンセリングでは、あなたの経歴を見た上で、どのような会社に、どのような待遇で入社できそうか、具体的なアドバイスをしてくれます。
相談はもちろん無料で、公式サイトから60秒で予約できます。強引な勧誘もないですから、選択肢を把握するためにも、気軽に相談してみましょう。いずれも自宅からオンラインで相談できます。
公式サイトはこちら(無料で自宅からキャリア相談可能)👇
- TechAcademy
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販売スタッフ・接客スタッフからエンジニア・プログラマーになることは可能
最後に、販売員や接客業の仕事は先が見えづらい仕事です。特にアパレル販売員の仕事は、ECの台頭もあり、多くの企業で人員計画を縮小している状況です。
また、他の販売員や接客業においても、インターネットで物・サービスを購入する時代が来ています。そのため多くの企業において、日本人の雇用をせず「インターネットの仕組み」を活用したり、賃金の低い「外国人労働者」を利用する動きが加速しています。
厳しいようですが、今はまだ大丈夫だったとしても、1年後、3年後、5年後、10年後は正直僕もわかりません。少なくとも、賃金は下がっていくことが濃厚だと思います。
一方のエンジニアの場合、これから10年間はまさにチャンスのタイミングです。多くの産業がオンライン化を加速させていく中、エンジニアの需要は常にあり続けるからです。
その点、今回紹介したようなプログラミングスクールを利用すれば、販売員や接客業からでも確実にスキルを身につけ、数ヶ月でエンジニアになることができます。
また、エンジニアとして実務経験を2年ほど積めばフリーランスエンジニアになれます。フリーランスエンジニアになれば、20代で年収1,000万円やリモートワーク、週3勤務で年収500万円などの働き方もできます。
それもこれも、エンジニアの仕事が特別スキルが高いわけではありません。需要と供給のバランスが崩れているだけです。
だからこそ、行動さえ起こせば、上記のような未来は、実は手の届くところにあるんですよね。
「あの時行動しておけばよかった」と後悔しても辛いだけです。だからこそ、僕含め、時には「未来へ向けた勇気ある決断」をすることも必要だと思いますよ。
良い未来が掴めるよう、応援しています!
今回紹介したプログラミングスクール
- TechAcademy
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- DMM WEBCAMP COMMIT
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人気記事現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール5社【徹底比較】