「IT業界は給料が安い」は”幻想”です【お金の集まる環境に身をおくべき】

  • IT業界に入ってスキルを身に付けたいな。でも、IT業界は給料が安いって聞くし…。実際のところ、IT業界の給料や年収事情ってどうなんだろう?

 

今回はこういった疑問に答えていきます。

 

結論から言いますと、「IT業界は給料が安い」は”幻想”です。

 

本記事の内容

  • IT業界の給料は安くない。むしろ高め
  • IT業界で給料が安いのは企業の問題
  • お金の集まるところに身をおくべき

 

これを書いている僕は現在エンジニアとして働きながら、転職エージェントやWebメディア事業をしています。IT業界にどっぷり浸かっている立場ですので、IT業界の給料の実態についてはかなり詳しい部類です。

 

今回の記事を読むことで、IT業界でどうすれば給料が上がるか、収入が増えるかがわかります。5分ほどで読めますので続きをどうぞ。

 

IT業界の給料は安くない。むしろ高め

IT業界の給料は安くない。むしろ高め

 

IT業界は給料が安いと言われますが、間違いでして、むしろ給与は高めです。

 

IT業界の平均年収

以下のデータをご覧ください。こちらはdodaエージェントサービスに登録した29万人のデータを元に、正社員の20歳〜59歳の業種別平均年収を表した調査結果です。

 

IT業界 平均年収

出典:業界別平均年収ランキング【最新版(2019年)】doda

 

これを見ると、IT・通信業界の年収は466万円でして、最も高い総合商社についで2位となっています。

 

インターネット/広告/メディアは413万円となっていますが、これは以下の通り、放送/新聞/出版や広告業界が平均年収を下げています。ネット広告やWebマーケティングだけで見ると、年収435万円と高めになっています。

 

IT業界 年収

出典:業界別平均年収ランキング【最新版(2019年)】doda

 

上記の通り、IT業界は他の業種と比較しても給料は高めです。

 

IT業界で給料が安いのは企業の問題

IT業界で給料が安いのは企業の問題

 

IT業界にいて「給料が安い」と言っている人は、それは単に、その人がいる企業の問題であることがほとんどです。

 

IT業界自体は平均収入は他の業種と比べて高めですし、実際稼いでいる人はゴロゴロいます。

 

実際、表に出ていないだけで、エンジニアで年収1,000万円を稼いでいる人はたくさんいますからね。それも、20代の若者で、です。

 

僕の周囲には稼いでいるIT業界の方がたくさんいますが、彼らを見ていると、「IT=稼げない」というのは幻想だと感じます。

 

どんな業界だって、給料の良い企業があれば、給料の良くない企業もあります。ビジネスですから、同じ土俵で戦えば、利益が出る企業と出ない企業に分かれますから。これはある意味仕方のないことです。

 

結論:お金の集まるところに身をおくべき

結論:お金の集まるところに身をおくべき

 

だからこそ、収入を上げたいなら、お金の集まるところに身をおくべきです。

 

IT業界は特にその構造上、上流階級に行けば行くほどお金は集まります。つまり、元請けの企業ほど一番お金は集まりますし、一方、二次請け、三次請けと下がって行くほど、給料は下がっていきます。

 

「IT業界=給料安い」のではなく、IT業界の中にも給料が高い企業と安い企業があって、給料が安い企業が嫌なら、自分からそこを出ていかないと、一生給料は安いままです。

 

IT業界でお金の集まるところはどこ?

IT業界でお金の集まるところはどこ?

 

結論は以下の2つです。

 

  1. 元請け企業、Web企業などに転職する
  2. フリーランスエンジニアとして独立する

 

1. 元請け企業、Web企業などに転職する

元請けは当然ながら給料が高いです。一般的なSIerの元請け企業、二次請け企業、三次請け企業の年収は以下の通りです。

IT業界 業界構造

 

このように、上流工程に行けばいくほど、年収は上がります。元請け企業はIBMや富士通が代表的ですね。

 

こういった元請け企業にいれば、年収は30歳でも推定600万円は超えます。

 

一方、二次請け、三次請け企業は年収が100万円単位で下がります。二次請け企業は年収400万円、500万円台、三次請け企業は年収300万円台が多いです。

 

だからこそ、もしあなたがいま二次請け、三次請け企業にいるなら、上流にいる企業に転職することが、給料を上げるもっともシンプルな方法です。

 

Web業界もおすすめ

Web業界もおすすめしています。

 

Google、Facebook、Amazon。世界のトップ企業はWeb企業です。Web企業って利益率も高いですし、お金が集まりやすいんです。

 

Web業界は仕事の幅が広く、管理職などマネジメントポジションを狙うことで、収入アップも期待できます。Web業界のベンチャーなどは給料の差もつきやすく、かつ後述するフリーランスエンジニアとして独立もしやすいので、いろんな選択肢がある道ですのでおすすめです。

 

それに、Web企業の経営者なんてみんな金持ちですからね。僕もWeb事業をやっていますが、ほとんど経費をかけずに小規模でやってますが年商8ケタ、粗利率90%以上と、世の中の他の仕事と比較すると、Webの収益率には驚くことが本当に多いです。

 

Webエンジニアの平均年収の実態【売り手市場がもたらす年収増】でも述べていますが、Web系のエンジニア は収入多いですし、稼げます。

 

Webエンジニアの平均年収の実態【売り手市場がもたらす年収増】

 

2. フリーランスエンジニアとして独立する

エンジニアであれば、独立してフリーランスエンジニアになることが一番です。

 

極端な言い方かもしれませんが、ほとんどの会社員エンジニアは安く買い叩かれています。

 

以下のデータをご覧ください。これはフリーランスエンジニア向けの平均単価を表したデータです。

 

出典:~フリーランスエンジニア市場動向レポート~ レバレジーズ株式会社

 

これを見ると、97%以上の人が月収40万円以上(年収480万円以上)で、そのうち約60%の人は月収60万円以上(年収720万円以上)となっています。

 

これが事実です。上流の会社員ならまだしも、二次、三次請けの企業にいるなら、今すぐにでも環境を変える行動を起こすべきです。

 

一方、これからプログラミングを学ぼうとする初心者の方は、フリーランスエンジニアとして独立することを考慮して、プログラミングを学ぶことが良いですね。

 

最近はエンジニア不足が深刻化していますから、未経験でも一度IT企業に就職し、実務経験を2年ほど積めばフリーランスエンジニアとして独立が目指せます。

 

フリーランスエンジニアになれば前述通り、会社員エンジニアとは比較にならないほど収入が良いですから、人によってはすぐに年収1,000万円を超える人もいます。

 

 

上記のTweet通りで、会社員として10年、20年働き、やっとのことで実現した年収600万円を、プログラミングを学んだばかりの若者が一瞬で追い越していく。これが現実です。

 

その現実が嫌なら、プログラミングを学びましょう。年齢は関係ありますが、今なら誰でも、プログラミングを学べばエンジニアを目指せます。

 

転職して給料を上げたい人、フリーランスエンジニアになって収入を上げたい人は、以下の記事を読んでみてください。具体的な手順について書いています。

 

 

まとめ

IT 給料 安い

 

まとめます。

 

  • IT業界は給料は安くない。むしろ高め
  • IT業界で給料が安いのは企業の問題
  • お金の集まるところに身をおくべき
  • 収入を上げたいなら、上流の企業への転職、フリーランスエンジニアへの独立が必要

 

上記の通りです。

 

IT業界が給料が安いのは幻想です。名だたる世界トップ企業たちはIT企業ですし、IT業界は高い給料・収入を目指していける世界です。

 

エンジニアになれば年収1,000万円だって目指せますし、週3勤務で年収600万円といったゆるい働き方、物価の安いアジアなどの海外でリモートワークで働くこともできます。

 

IT業界は人手不足ですから、行動さえすれば、こういう未来は掴めます。期間もサラリーマンで10年、20年と働くことを考えれば、2年程度の下積みで済むなら十分早いですよね。

 

ということで、IT業界に入りたいなら、まずは行動を起こしましょう。すでにIT業界にいる人も、転職や独立を通じてより良い環境を目指していけるので、早めに行動するのが吉です。

 

「転職」で給料を上げたい人はこちら👇

 

「独立」して収入を上げたい人はこちら👇

 

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