“IT業界における今後の将来性”の真実について【時流を読み取ろう】

"IT業界の将来性"の真実について【時流を読み取ろう】

  • IT業界の将来性って今後は実際はどうなんだろう?IT業界の今後の見通しについて知りたいな

 

このような疑問に対して、本記事では答えていきます。

 

結論から言うと、IT業界の今後の未来は明るいです。その理由について、データも交えながら、わかりやすく解説をしていきます。

 

これを書いている僕は現在エンジニア兼、IT向けの転職エージェントとして活動中。Webメディアの運営事業もやっており、こちらの事業は年商8ケタを超えています。

 

IT業界にどっぷり浸かっている立場ですが、フラットな目線でIT業界の現在、そして将来について、本記事では述べていきます。

 

IT業界の今後の将来性が明るい理由

IT業界の将来性が明るい理由

 

理由は以下の通りです。

 

  1. 現時点で世界のトップ産業がIT業界だから
  2. IT需要は今後さらに伸びていくことが予想されているから

 

1. 現時点で世界のトップ産業がIT業界だから

以下をご覧ください。以下は世界中の企業における市場価値ランキングです。

 

IT業界 将来性

出典:statista

 

これを見ると、上位10社のうち、6社がIT・Web関連の企業となっています。

 

世界のトップ企業というのは、「時流」を生み出します。いま世界のトップ企業が世界中で生み出している時流は、まさに「IT」です。

 

僕はよく海外に行くのでわかりますが、世界では圧倒的なスピードでIT化が進んでいますよ。先進国はもちろん、後進国の東南アジア諸国やアフリカであっても最近はインターネットは普及していますし、一部地域を除き、ほぼ全世界でIT業界は躍進をしています。

 

ですから、IT業界の現状は、疑う余地がないほど順調です。世の中には衰退業界がたくさんありますが、ことIT業界に至っては、衰退する兆しがありません。

 

2. IT需要は今後さらに伸びていくことが予想されているから

加えて、ITの需要は今後さらに伸びていくことが予想されています。

 

今度は身近な日本のデータを見てみましょう。以下は2030年にかけたIT人材の需要について予測したデータです。

 

出典: – IT 人材需給に関する調査 – 経済産業省

 

これを見ると、

 

  • 2018年:約22万人のIT人材不足
  • 2030年:約49万人のIT人材不足

 

上記の通りとなっています。これが表すことは一つでして、IT需要に対する人材供給が追いついていないということです。

 

そもそもIT需要が減っていくなら、いくらIT人材の数が減ったとしても、もう少しなだらかな不足幅に落ち着きます。ですが、約15年の間に、IT人材の不足数は3倍まで広がります。

 

これが意味することは、それだけIT需要が高まっていくということです。昨今の動きを見れば、IT化が加速度を増して進んでいくことは明白ですし、疑いようがない事実ですね。

 

前述通り、世界の時流を生み出しているトップ企業たちはIT企業ですから、この時流がちょっとやそっとのことで変わることはありません。

 

ですから、IT業界の今後の将来性は明るいと断言します。

 

少し視点を変えて・・

IT業界 将来性

 

ちょっと視点を変えてみましょう。逆に、今後将来性が高い有望な業界ってどこがあると思いますか?

 

  • 自動車メーカー
  • アパレル
  • 医療
  • 介護
  • 建築
  • 物流
  • 観光
  • ・・・

 

細分化すれば山ほど分野はあります。

 

日本だけに限定すると、まず少子高齢化は避けられない問題ですし、そういう意味で医療や介護は将来性がある分野かと思います。観光についても、世界の移動コストが下がってきているので、日本に訪れる外国人環境客は増えるでしょうから有望です。

 

とはいえ、それでもIT業界より有望と断言できる業界はありますか?

 

ITってIT業界単独でも将来性が高いですが、ITが本当に凄いのは、上記のあらゆる業界と親和性がある点にあります。

 

  • 自動車メーカー x IT
  • アパレル x IT
  • 医療 x IT
  • 介護 x IT
  • 建築 x IT
  • 物流 x IT
  • 観光 x IT

 

「自動車メーカー x 建築」って組み合わせは難しいですよね。「建築 x 物流」も同様に難しいです。

 

でも、ITであれば、あらゆる業界と親和性があります。これがITが凄い点でして、ITスキルを身につければ、極論どんな業界であっても必要とされます。

 

だからこそ、ITを身につけることをおすすめします。ITは現代における最強のスキルです。

 

IT業界に入るならどの分野がおすすめか

IT業界に入るならどの分野がおすすめか

 

個人的にはWeb系の業界が、現時点ではおすすめです。理由は以下の通りです。

 

  1. Webエンジニアの需要が高まっているから
  2. Webエンジニアは個人で稼ぐ力もつきやすいから

 

1. Webエンジニアの需要が高まっているから

昨今、Webエンジニアの需要は日に日に高まっています。そのことを表す一つの指標が、Web系フリーランスエンジニアの待遇ですね。

 

最近は20代のWeb系フリーランスエンジニアでも、年収1,000万円を実現している人がゴロゴロ誕生しています。

 

世の中の給料や報酬は「需要と供給」の関係で決まります。このようなことが起きているのは、Web系の仕事が大量にあるにも関わらず(需要)、肝心のWebエンジニアの数が足りていないから(供給)です。

 

純粋に、いまWeb系エンジニアを目指すのはお得なんです。少ない労力で最大の待遇を実現できる仕事が、Webエンジニアです。

 

ということで、どの分野に進もうか悩んでいるなら、Web系が個人的にはおすすめですね。上記のように思い、僕自身もWebを最初に学びました。

 

2. Webエンジニアは個人で稼ぐ力もつきやすいから

待遇が良いことに加えて、Webエンジニアは個人で稼ぐ力も身につきやすいのでおすすめしています。

 

これからの時代、会社に頼っていたら終わりです。自分の社会人生活より会社の寿命の方が短い時代ですから、いつ会社から放り出されても大丈夫なスキルを身につける必要があります。

 

その点Webエンジニアであれば、個人で生きていけるスキルが身につきますから、その観点でも、Web業界に飛び込むことを、個人的にはおすすめしています。

 

なお、IT業界で求められるスキルについてはIT業界で必要なスキルとは【飛び込む前にこれは身につけておこう】でまとめていますのでこちらも参考にどうぞ。

 

まとめ

IT業界 将来性

 

IT業界の将来性について、各種データも使いながら解説していきました。

 

他の業界も引き合いに出しましたが、IT業界は将来性が高い業界です。他の業界とも親和性が高いのがITの特徴なので、何を学ぶか迷ったら、ITを学ぶことをおすすめします。

 

IT業界にエンジニアとして入り、実務経験を2年ほどでも積めば、フリーランスエンジニアとして独立もできます。Web系であれば仕事もたくさんありますし、待遇も良いです。年収1,000万円やリモートワークといった働き方もできます。

 

控えめにいっても、IT業界はおすすめです。スキルなし学歴なしの方でも大丈夫。とはいえ、IT業界に入るためにはサクッとでもいいのでプログラミング技術を習得しておくべきなので、まずはプログラミングを学ぶことをおすすめします。【3ヶ月でできる】プログラミング学習の始め方【完全ガイド】で書いてある通りにやれば、3ヶ月でスキルは身につきます。

 

参考までに、IT業界に転職を検討している人向けの記事へのリンクも以下に貼っておきます。こちらもご覧いただけば、よりIT業界について理解が深まると思います。

 

IT業界に入るメリット・デメリットについての記事👇

IT転職の真のメリットとデメリットとは【転職エージェント兼エンジニアが語る】

 

IT業界で必要なスキルについての記事👇

IT業界で必要なスキルとは【飛び込む前にこれは身につけておこう】

 

IT業界に入って本気で人生を変えたい方のみ、以下の記事もご覧ください👇

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