「IT業界に転職したいんだけど、IT転職のメリットとデメリットってなんなんだろう?転職で失敗したくないし、良い面も悪い面も含めて判断したいな」
今回はこういった疑問に答えていきます。
本記事の内容
- IT業界の立ち位置と他業界と比較した時の優位性
- IT業界に転職するメリット・デメリット
- 未経験からIT転職を実現する方法
本サイトを初めてご覧になる方向けですが、僕は社会人になってから、文系/未経験でプログラミングを学び、独立して、現在はフリーランスエンジニアとして活動しています。転職エージェントの経歴もありますので、IT業界における就職/転職についても精通していると自負しており、ユニークな視点を提供できるのではないかと思います。
ネットを見ているとそもそも転職経験がない人が転職について書いていたり、ほかの業界を知らない人がIT業界の良いところを羅列していることも見られますので、中立的な視点で、今回はIT転職のメリット・デメリットについて解説をしていきます。
5分ほどで読めますので、IT転職を検討している方はぜひご一読ください。
Contents
IT業界の立ち位置について。他業界と比較したときの優位性
- 世界で最も勢いがあり、将来性もある
シンプルに、IT業界の立ち位置はこんなイメージです。
世界のトップ企業は「IT企業」である
Google, Apple, Facebook, Amazon, Microsoft。世界のトップに君臨している企業ですが、全てIT企業です。世界の経済は、IT企業、IT業界が動かしていると言っても過言ではないほどです。
一例と挙げると、例えば以下はVariant Market Researchが出したIoTの市場のデータですが、IT分野でも注目されているIoTは、将来にかけて右肩上がりのきれいなグラフを描いています。
IoTはITでも注目の分野です。他にも、フィンテック、ブロックチェーン、AIなど、新しいITの分野がいま台頭してきていて、こういった技術が、今後さらにIT業界を牽引していくことは明白です。
ITが強いのは、ほかの業界と親和性があることですね。今は不動産、金融、物流など、あらゆる分野でIT化が進んでいるので、もはやどの業界もITとは切っても切れない関係です。
言ってみれば、21世紀の全ての産業の中心には「IT」があるということです。その何よりの証拠が、GoogleやApple、AmazonといったIT企業が世界のトップを取っていることですね。
このように、世界で最も勢いがあり、将来性がある。これがIT業界の立ち位置です。
IT業界に転職するメリット・デメリット
そんなIT業界に実際に転職する場合のメリット・デメリットを書くと下記のようになります。
IT業界に転職するメリット
- 成長市場である
- 収入が高い
- 専門スキルが身につく
- 独立しやすい
IT業界に転職するデメリット
- 実力主義である
- 変化が多い
- 継続的な勉強が必要
IT業界に転職するメリット
まずはメリットについて解説していきます。
成長市場である
当たり前のことですが、成長する市場で働いた方が、将来的に報われる可能性は高いです。
成長市場では自然と誰でも成果が出やすいです。言ってみれば波の流れに従って進んでいるようなイメージです。逆に、衰退する市場でどんなにがんばっても市場自体が縮小しているので、成果を出すのが困難です。こちらは言ってみれば、荒波に逆らって泳いでいくようなイメージです。
人生有利に生きるなら、成長市場に身を置きましょう。成長市場でないと、会社の業績は伸びませんし、業績が伸びなければ年収は上がりませんし、大きなことに挑戦するポストも狭き門となります。
収入が高い
市場が成長しているので、市場にはお金が集まってきます。そのため、IT業界は他の業界と比較して収入は高くなります。事例を挙げると、以下はアメリカの高年収ランキングの抜粋です。
出典:Equilar
このうち、赤になっているところは全て「IT企業」です。上位のほとんどを「IT企業」が占めていることが一目瞭然かと思います。
アメリカのFacebookやGoogle(Alphabet)を見てもわかるように、IT企業は収入が高いです。IT企業はメーカーなどと比較して原価がかかりづらく、利益率が良いビジネスなので、結果儲かります。ですから高い給料を払うことができます。
ちょっとしたTipsですが、年収アップの転職をするためには、同じ職種で給与水準が高い業界に転職することが秘訣です。IT業界は年収水準が高いので、職種を変えずにIT業界に転職することでも、年収アップは目指せます。そんな魅力も、IT業界にはあります。
専門スキルが身につく
世の中には、
- その会社でしか通用しないスキル
- 会社の外でも普遍的に通用するスキル
この2つがありまして、IT業界では外でも通用する専門スキルが身につきやすいです。プログラミング然り、ITの知識然り、前述通り市場が伸びていますから、こういったスキルを必要としている人や企業は多く存在します。市場価値が高まるので、IT業界はおすすめです。
独立もしやすい
IT業界は独立する人が多めです。なぜなら、独立しても食べていける力が付くからです。
例えば僕の周囲では、以下のようなルートに進んでいる知人が多いですね。
- プログラミングを習得する→フリーランスエンジニアになる
- Webマーケティングを習得する→フリーのWebマーケターになる
- ITのコンサルとして顧客課題を解決する→ITコンサルタントとして独立
こんな形で、独立する人が多いです。
メーカー等だと、なかなかこうはいかないです。メーカーはたくさんの人が仕事を分業してやっていますから、個人でも生きていけるスキルは正直身に付きづらいです。実際、メーカーなどから独立する人も少ないですね。
一方前述通り、IT業界は独立しやすいです。IT業界では個人で生きていく力がつくので、IT業界でスキルを磨くことは、自分の人生のリスクヘッジにもなります。
もう会社が一生面倒を見てくれる時代じゃないですし、年金ももらえるかわからないですからね。これからの時代、個人で稼ぐ力は必須です。
IT業界に転職するデメリット
一方、IT転職には少なからずデメリットもあるので、中立的に解説していきます。
実力主義である
IT業界は基本、実力主義です。年功序列ではないので、できる人は評価され、できない人は評価されません。
これまで年功序列の会社にいて、居心地が良かったのであれば、IT業界に入ると最初はギャップを感じて大変かもしれません。年功序列の会社のように、適当に仕事してても昇給、昇進するものではないので。
一方で、これまで仕事を頑張ってきたけど年功序列で全然評価されなかった人にとっては、やりがいのある環境です。働けば評価されますから、実力を発揮したい人は是非チャレンジしてみてほしいですね。
変化が多い
IT業界はとにかく変化が多いので、変化に適応できない人にとっては少しきついかなと思います。日本の伝統的な会社ほど現状維持を好みますが、そういう社風に慣れきった人だとギャップを感じるかもしれませんね。
でも逆に、どんどん変化を起こしていきたいような気持ちがある方なら、IT業界ほど働きやすい環境はないと思います。
そもそも変化を受け入れなければこれからは先細っていく時代なので、変化は受け入れざるをえない事実もあります。そういう意味で、IT業界に身をおくことは、変化に適応できる適応力を磨くことにも繋がると言えます。
継続的な勉強が必要
IT業界は技術も日々進歩しています。ですので、常に勉強を継続して自分をアップデートさせていく必要があります。
- AI
- ブロックチェーン
- IoT
こういった分野はまさに新しい分野でして、これから伸びていく分野です。
「大人になってから勉強なんてしたくない」という方は、IT業界はちょっときつい環境かなと思います。
逆に、こういう新しい技術に対して常にアンテナを張り、勉強していける人であれば、相当力が付くと思いますよ。
結論:IT業界への転職はおすすめ
ということで、IT業界への転職はかなりおすすめです。
IT転職にはデメリットもありますが、それを補って余るほどのメリットがIT転職にはあります。
時代の流れを考えれば、いずれにしてもIT転職で挙げたようなデメリットは克服できるようじゃないと、この先生きていけないことは明白ですし、自分をスキルアップさせる意味では、デメリットもメリットに変わります。
幸い、いまは人手不足も深刻化しているので、未経験でもIT業界に入りやすい絶好のタイミングです。だからこそ、将来性の高いIT業界に今のうちに飛び込みましょう。
未経験からIT転職する手順について
- 転職エージェントを利用する
- 無料の転職支援付きプログラミングスクールを使う
方法はこの2つです。
転職サイトや転職エージェントを利用する
未経験からIT転職するなら、転職サイトや転職エージェントを利用することが一つの方法です。
特に未経験から転職するなら、転職サイトよりは、転職エージェントでコンサルタントに相談しながら転職活動をした方がおすすめですね。
転職サイト経由だと自分で求人を判断して応募するので、下手すると何十社応募しても受からない可能性があります。
その点、転職エージェント経由であれば、受かりそうなところを厳選して紹介してくれますので、無駄がありません。
面接の日程調整や企業との交渉も転職サイト経由だと全部自分でやる必要がありますが、転職エージェント経由であれば全部エージェント側が代行してやってくれますので、負担を減らして転職成功させたいなら転職エージェント経由が良いですね。
おすすめの転職エージェントはdoda転職エージェントです。dodaは転職エージェントの中でも最大手の一社でして、IT系の求人も多数保有しています。まずはここで相談をしてみて、良い求人がなければリクルート系という流れでOKです。相談は無料でできるので、まずは目指せそうな企業がどこか聞いてみましょう。
転職支援付きプログラミングスクールを使う
プログラミングを身につけてエンジニア転職したい場合、転職支援付きプログラミングスクールを使うと、スキルアップした状態で転職ができるのでおすすめしています。
おすすめのスクールでいうと、社会人20代の方、かつ転職意思がある人であればGEEK JOBがおすすめです。このGEEK JOBには特徴がありまして、
- 無料で全サービスが利用可能
- 転職エージェントが運営しているので転職に強みがある
- 最短で1ヶ月でエンジニア転職できる
このように、圧倒的な転職サポート力に加え、全て無料で受けられることが特徴ですね。
無料である理由は、採用企業からお金をもらって運営できているからです。なので、無料だからといって質が低いことはないのでご安心ください。
もしエンジニア転職を検討しているなら、一度話を聞きに行くと良いです。転職エージェントも良いですが、プログラミングスクールだからこそ、より現場目線のアドバイスをもらえます。
GEEK JOBの公式サイトから無料体験や無料相談の予約ができます。僕自身、無料体験に参加したことがありますが、無理な勧誘もないので、気軽に行ってみてくださいね〜。
GEEK JOB無料体験の詳細はこちら
まずは相談してみたい人はこれをしておこう
一方、IT業界に入りたいけど技術系に進むか悩んでいる方は、プログラミングスクール侍エンジニアの無料体験でキャリア相談をしてみると良いですよ。
侍エンジニアでは無料体験を通じて、エンジニアやプログラマーのキャリアについてアドバイスをしてくれます。
DODAなどの総合型転職エージェントと異なり、侍エンジニアは技術を理解しているエンジニアの方が相談に乗ってくれますので、エンジニアの道を検討している方には特に参考になると思います。
しかも、無料体験を受ければAmazonギフトカード1,000円分をもらえますので、逆に普通にお得です(秘)オンライン相談ができるので、気軽に相談してみることをおすすめします〜。以下から相談可能です。
侍エンジニア塾無料体験の詳細はこちら
まとめ
- IT業界は勢い◎成長性も◎間違いない選択です
- IT転職はメリットが多い。
- IT転職するなら「転職エージェント」か「転職支援付きプログラミングスクール」経由が良い
以上です。
途中でも述べましたが、いまIT業界は人手不足ですので、入るなら絶好のタイミングです。IT転職を検討しているなら、この時期に必ず転職活動をしておきましょう。
IT業界は年齢層も若めなので、行動するなら早ければ早いほど有利です。IT転職は日を重ねるごとに不利になっていくので、そのことは明確に自覚しておく必要があります。
「不利になってから気づいてもう手遅れだった」というのは本当に後悔しますからね。残念ですが、こうやって後悔する人を一定数、僕は仕事で見てきました。
ですから、まずは行動を起こす必要があります。時間は恐ろしく早く過ぎていくものです。後悔しないように、まずは第一歩を踏み出しましょう。
- doda転職エージェント【圧倒的な求人数】
- GEEK JOB【無料かつ抜群の転職サポート】
- 侍エンジニア【無料体験あり】
人気記事:【IT転職】転職で本当に役立った転職サイトと転職エージェント【30社以上の中から厳選】
人気記事:現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール4社【徹底比較】