どうも。フリーランスエンジニア兼転職エージェントのYutoです。
さて、僕はエンジニアや、これからエンジニアを目指す方向けのキャリアメディア(当サイト:プログラミングライフ)や、転職エージェントとしてエンジニア転職のサポートをしていることもあり、多くの初心者からエンジニアになるためのキャリア相談を受けます。
エンジニアは大きく「プログラマー」と「インフラエンジニア 」の2つがありますが、人気なのは「プログラマー」です。いわゆるプログラミングコードをガリガリ書く方ですね。
ですが、全員がプログラミングが合うかというとそうではなく、中にはプログラミングに「苦手意識」が強い方もいるんです。
そういった方に特に根強い人気を誇るのが、「インフラエンジニア 」です。実はインフラエンジニア って、プログラミングの知識がなくてもなれるんです。
しかも、大抵の場合、プログラマーよりも求められるスキルレベルが低いため、未経験からでも比較的簡単に就職できます。
Contents
インフラエンジニアって何?
そもそも、インフラエンジニアとはなんでしょうか。
エンジニアにはかなり大きく分けるとフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの二つになります。
インフラエンジニアとは、バックエンド側のエンジニアになります。
具体的には、システムエンジニア的に言うとサーバーやネットワークの設計、構築を行う業務です。
厳密にいえば運用保守を行うのはシステムエンジニアなどがやるのが本来ですが、実情はインフラ担当がすべてやる場合が多いです。
サーバーサイドエンジニア
サーバーサイドの場合は、主にWebサーバーなどの設計、構築を行います。
例えばnginxを使ったり、Apacheを使ったりなどのサーバーアプリケーションを使って構築するのもそうですし、UbuntuやCentOSなどLinuxの知識も必要になります。
現在ではAmazon Web Services (“AWS”), Google Cloud Platform (“GCP”), Azureなどのクラウドサービスが主流となってきたので、そちらの知識が主に必要となりますが、中身はLinuxです。
また、アクセスに対しての処理なども行います。今では当たり前になってきたビッグデータの扱いなんかも設計に組み込んだりする時代です。ですのでデータベースの設計なども含まれます。
そういったサーバー側の処理を基本的に受け持つエンジニアになります。
次項で説明するネットワークエンジニアがやるような業務も一括してやる場合が最近は多い気がします。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは主にルーターやファイアウォールの設定、分散処理のロードバランサーなどネットワーク関連の設計、構築、保守、運用を主に行うエンジニアです。
社内ネットワークやサービスのためのネットワークなどを構築し、保守運用を行うのですが、基本的に構築した後は監視と運用がほとんどです。
Webやネットワークに関する知識が必要となります。
例えばLANやWAN、TCP/IPやDNS、WWWなどの知識がないとファイアウォールやネットワーク構築ができません。
一応資格も存在し、ネットワークスペシャリストやシスコ技術者認定のCCNP, CCIEなどがあります。取得しておくと有利になるかもしれません。
サーバーサイドエンジニアとネットワークエンジニアどっちがおススメ?
はっきり言ってどっちも変わらないと思ってます。
サーバーサイドもネットワークも今やどちらも一括してやる場合が多く、それでインフラエンジニアとしてキャリアを形成することがいいと思います。
正直どちらの知識も必要になり、部門が分かれていたとしても分業するだけになるので、必ずどちらの知識も必要になると個人的には思っています。
例えばたまに耳にすると思うサーバー攻撃の主な手段であるDDOS対策などです。
サーバーサイドの方でもDDOSの対策を行うのですが、そこにはネットワークの知識も必要になりますし、ネットワーク側でもDDOSの対策をとる必要があるので、どちらにせよって感じです。
など、どちらかのみの知識というよりかどちらの知識も持っているとベターというのが結論でしょうかね。
なので総括してインフラエンジニアとして本記事では扱います。
インフラエンジニアのメリットとは?
他のエンジニアとは少し違うようなインフラエンジニアですが、良いメリットもたくさんあります。
その中でも特にメリットと感じれることを紹介します。
安定した需要
インフラエンジニアのメリットは何といってもまず需要がないことがありません。
そもそもエンジニア市場が需要が圧倒的に高い現状の中、インフラエンジニアはどの時代でも必ず必要になります。
普段の生活でも水道や電気、道路整備などのインフラがないと生活できませんよね?
それと同じで、IT業界でのインフラエンジニアは云わばライフラインにといえます。
なので安定して仕事があるのと、安定した収入が得られるメリットがあります。
資格を取得することでその額はさらに安定し、
- LPIC:450万~650万円
- CCIE:550万~750万円
- Oracle Master:500万~600万円
- AWS認定:550万~650万円
と、なかなかの高収入を得られる場合が多いです。
意外に自分の時間があることも多い
さらに、先ほど説明した通り、設計構築が終わったら基本的には保守運用の業務がほとんどになります。
何事もなければワークライフバランスが実は比較的充実しています。
今ではサーバーやネットワークの状態の監視は基本的にはリモートで行いますので、ほかのことをできる時間もなかなか多かったりします。
ただし24時間対応できるように基本的にはしておかなければならないので、そこは自分のライフスタイルとの相談にもなります。
現場がかなりの大手の場合もある
これは業態にもよりますが、もしいろんな現場を行き来するような業態であれば大手のインフラ業務に携わることもあります。
全くの未経験から急に大手のインフラ業務ってのも実際なくはない話です。
そこでコネクションを得てしまえば安定してそのままその現場に居続けたり、就職なんてこともできます。
まあ、あくまでこれは業態別の話なのであまりメリットかどうかといわれると微妙ですが…
インフラエンジニアのデメリットとは?
逆にインフラエンジニアといえばこれが大変という内容を紹介します。
まぁ、どこのエンジニアも同じような感じなのでインフラエンジニアに限った話ではないんですけどね。
24時間対応が純粋にキツい
メリットにも書きましたが、障害がなければ基本的にとても平和です。監視するといってもグリーンであれば特になにもすることはありません。
しかし、一旦なにか障害が起こったときは24時間365日すぐに対応しなければなりません。ライフラインですから当然です。
なのでその復旧作業は深夜3時や4時もざらにあります。
そういった障害対応がキツいってのが一番多いのではないでしょうか。
障害対応の作業が長時間になることがある
障害がもし起こってしまったときは最優先で対処しなければなりません。
したがってその時に終わるまで作業しなければならないのですが、サーバーやネットワークのご機嫌取りに時間が相当かかることも多々あります。
そうなるとメリットで説明したワークライフバランスなんて何の話ですかってくらい残業をすることになります。
インフラの規模が大きくなれば大きくなるほどご機嫌取りに時間がかかって帰れないということも。
やることはほとんど同じ
これは人によってはメリットにもなるし、人によってはデメリットになることですが、基本的にやることは同じです。
なのでエンジニアの中ではクリエイティビティではないでしょう。
ただ逆に言えばルーティンワークになるので、それがメリットと感じる方もいるでしょう。
結論:インフラエンジニアになる価値は十分にある
ここまでインフラエンジニアの大まかな話を説明してきましたが、総括してインフラエンジニアになる価値は大いにあります。
これからも更に需要が高まりますし、相対的に収入もあがると個人的には思っています。
正直言ってフロントエンドのエンジニアは腐るほど生まれます。
もちろんトレンドを追って常にクリエイティビティのある仕事はフロントエンドです。
ですが、バックエンドのトレンドを追って強靭なインフラを組む技術を持っていたら?
その現場においてインフラエンジニアとは本来立場は一番高いです。
インフラなくしては何もできませんからね。
そういった縁の下の力持ちとして働くのも悪くないのでは?
では、どうやってインフラエンジニアを目指せばいいのか、結論からいうと、未経験からインフラエンジニアを目指す場合、インフラが学べる「ITスクール」に通うことが最も近道です。
じゃあどこのITスクールがおすすめなのか、結論、下記6社で間違いないです。
インフラが学べるITスクール
- RaiseTech【AWSを学べる唯一のスクール】
- GEEK JOB【無料かつ圧倒的な学習/就職サポート】
- KENスクール【ネットワーク専門に学べるスクール】
- ネットビジョンアカデミー【無料で受講でき、CCNA取得可能】
- ウズウズカレッジ【1ヵ月でCCNAを取得】
上記3社です。どこも質が高く、インフラエンジニアに必要なスキルを学ぶことができます。
ということが結論ですが、本記事では上記スクールの特徴をわかりやすく紹介していきます。また各スクールのメリットだけでなく、デメリットについてもしっかり書いていきます。
公平な視点で書いているので、インフラスクールを検討しているなら、本記事を読めば、自分にぴったりなスクールが見つかりますよ。
【無料あり】インフラを学べるおすすめITスクール(インフラエンジニアコース)【徹底比較】
- RaiseTech【AWSを学べる唯一のスクール】
- GEEK JOB【無料かつ圧倒的な学習/就職サポート】
- KENスクール【ネットワーク専門に学べるスクール】
- ネットビジョンアカデミー【無料で受講でき、CCNA取得可能】
- ウズウズカレッジ【1ヵ月でCCNAを取得】
インフラを学べるおすすめITスクールは上記6つです。
無料スクールは「GEEK JOB」「エンジニアカレッジ」
この6つの中では、GEEK JOBとエンジニアカレッジは、なんと「無料」で利用することができます。
これは企業側からお金をもらう仕組みを取っているからなんですが、受講者の僕たちからすれば、無料でインフラの学習ができ、無料でインフラエンジニア への就職/転職サポートを一貫して受けることができます。
それぞれ特徴があるスクールなので、違いをわかりやすく紹介し、あなたにぴったりのスクールがわかるようにしていきますね。
1. RaiseTech:AWSコースがある唯一のスクール
コース | AWSフルコース(未経験者向け) |
料金 | 315,000円 |
期間 | 4ヶ月 |
受講スタイル | オンライン |
レッスン回数 | 全16回(週1回 / 1回120分) |
オンライン質問対応時間 | 10:00〜24:00(月曜〜日曜) |
就職・転職サポート | あり |
RaiseTechは唯一AWS専門コースのあるスクールです。
AWSとは今やインフラでは当たり前のクラウドサービスです。
また、AWS上で行う事はAWS以外のオンプレ環境でも同様の内容がほとんどなので、現場がAWSを使っていない場合でもインフラスキルとして活用できます。
最前線で使われているので、現場で活躍するために学習するのがベストな選択肢といえます。
2. GEEK JOB:圧倒的な学習/就職サポート
コース | スピード転職コース(インフラメイン) | プレミアム転職コース(プログラマーメイン) |
期間 | 1ヶ月〜3ヶ月 | 3ヶ月 |
価格 | 無料 | 298,000円 |
受講スタイル | オンライン or 教室型(東京) | オンライン |
受講対象 | GEEK JOBの審査に通った方のみ | 制限なし |
GEEK JOBは、インフラの知識が網羅的に学べる、国内でもトップクラスのインフラスクールです。正直、迷ったらGEEK JOBを選んでおけば間違いないです。
特筆点は、まずは学習カリキュラムの幅広さですね。サーバー、ネットワーク、クラウドと、インフラに必要な知識は全てGEEK JOBで学べます。
また、先日GEEK JOBの四谷校舎にお邪魔し、担当の方に色々とお話を伺ったのですが、個人的に良い印象を受けたのは「就職先」でした。
GEEK JOBでは、受講生が卒業後も安心して働けるよう、紹介先の企業を闇雲に増やすのではなく、しっかり精査をした上で選定していました。
また、就職先企業側からも「また紹介して欲しい」というリピートも、GEEK JOBはかなり多いようです。就職後、すぐに卒業生が退職しているなら、このようなオーダーはないです。つまり、受講生が卒業後、就職先の現場でしっかり活躍していることの裏返しです。
僕が四谷校舎に行った時の教室風景です。
インフラ周りの基本を身につけ、早期に優良企業の就職・転職したいなら、間違いなくGEEK JOBがNo.1だと確信しています。
コースはスピード転職コースとプレミアム転職コースがありますが、インフラが学べ、かつ無料なのはスピード転職コースです。
なお、GEEK JOBは「半日のプログラミング無料体験会」「無料カウンセリング」「無料説明会」などを毎週開催しているので、まずはここに足を運んでみることがファーストステップです。
強引な勧誘も一切なし、キャリア相談にも乗ってくれますから、気軽に足を運んでみましょう。予約はカンタン30秒で公式サイトからできます。
詳細はこちら👇
[blogcard url=”https://andmedia.co.jp/programming/geek-job/”]3. KENスクール:ネットワーク専門コースが存在
期間 | コースによって様々(数週間〜数ヶ月まで) |
価格 | 数万円台〜50万円台以上まで様々 |
受講スタイル | オフライン型(通学スタイル)場所:全国各地(東京、横浜、大阪、名古屋、札幌、福岡など) |
備考 | コースによって就職支援あり |
KENスクールは、ネットワークやプログラミング、デザインなど、自分の興味にあったコースを選んで受講できるスクールです。
特筆点は、コースの豊富さですね。公式サイトをご覧いただくとわかりますが、様々な分野の特化型コースが存在しています。
なお、インフラ系のコースとしては、「ネットワークコース」となります。ネットワーク・サーバー構築など、必要なスキルをピンポイントで学ぶことができます。
就職支援についてはGEEK JOBやエンジニア カレッジに劣るものの、CCNAなど、初心者がネットワークエンジニアを目指す上での登竜門的な資格取得専門コースもあるので、ネットワークエンジニアになりたいなら特に検討したいスクールです。
4. ネットビジョンアカデミー:資格取得率90%以上
期間 | 160時間 |
価格 | 無料 |
受講スタイル | オンライン、来校 |
備考 | 上京支援あり、CCNA合格率95%以上、就職率98% |
ネットビジョンは、無料で受講が出来るインフラに特化したスクールです。
シスコ認定のCCNAの合格率が95%以上、就職率は98%ととても高い水準でありながら、紹介料で収益を得ているので受講が完全無料というありがたいこと制度のスクールです。
ここまでの内容で無料のスクールはないのでこちらもおススメとなっています。
5. ウズウズカレッジ CCNAコース:1ヶ月で取得目指す
期間 | 1か月 |
価格 | 220,000円 ※3ヶ月分 |
受講スタイル | オンライン |
備考 | 特になし |
こちらのスクールでは、1ヵ月でシスコ認定のCCNA資格を取るコースがあります。
未経験向けのインフラ求人を豊富に取り揃えているので、未経験からでも資格を取ってそのまま就職することができます。
迷ったときにおすすめな、ITインフラスクールの選び方
もしこの紹介した中でどこを受講するか迷ったら、真っ先に検討すべきはRaiseTechです。
前述通り、RaiseTechはインフラエンジニアになるために必要なスキルを全て学べ、かつAWSという最前線の知識を得れ、就職・転職サポートまで一貫したサポートを受けることができます。
いち早く最前線のインフラ知識を習得し、実務経験を積みたいなら、に勝るスクールは他にはないです。なので、まずRaiseTechを検討してみましょう。
その上で、GEEK JOBとエンジニアカレッジ、KENスクールの無料相談にも足を運んでみることで、ネット上ではわからない雰囲気含め、本当に自分に合っているスクールがどこかわかりますよ。
特に就職先に関しては、実際に相談しつつ聞くことが、自分に可能性のある就職先を知る上で必要不可欠です。
ですから、面倒くさがらずに「複数のスクールの無料相談に参加すること」が、失敗しないキャリア選択のために必要なステップですね。
まとめ:ITスクールを使えば最短でインフラエンジニアになれる
最後に、いまエンジニアは本当に人手不足が深刻化しています。インフラエンジニアもまさにそうで、様々な企業から需要が高くなっているんですよね。
そのため、インフラエンジニアとして技術を磨いていけば、20代のみならず、30代、40代になっても仕事に困らない人生を送ることができます。
これからの時代、会社に依存するのではなく、自分自身が「手に職」を持ち、明確に「自分にできること」を作ることが必要不可欠です。その際、ITインフラを支える「インフラのスキル」は役立ちますよ。
IT業界は全体的に年齢層も若いです。だからこそ、まずは何より「早く」、ITの世界に飛び込むことが必要ですね。
今回紹介したITインフラが学べるスクール
- RaiseTech【AWSを学べる唯一のスクール】
- GEEK JOB【無料かつ圧倒的な学習/就職サポート】
- KENスクール【ネットワーク専門に学べるスクール】
- ネットビジョンアカデミー【無料で受講でき、CCNA取得可能】
- ウズウズカレッジ【1ヵ月でCCNAを取得】