どうも。フリーランスエンジニアのYutoです。
最近以下の問い合わせをいただきました。
プログラミング初心者です。これから「Ruby」を学ぼうかと考えていますが、Rubyでできることや作れるものはどんなものでしょうか?Rubyを学ぶと実現できる生活も知りたいです。
ご質問ありがとうございます。
結論、Rubyはできることも多く、何より働き方含めた「人生の質」が圧倒的に向上するので、個人的にはとてもおすすめしています。
そこで本記事では、「Rubyでできることや作れるものをはじめ、Rubyを学ぶと実現できる人生」について、現役フリーランスエンジニアの僕が、経験をもとに紹介します。
簡単に。僕の経歴
現在フリーランスエンジニアとして働きながら、転職エージェントや、メディア事業をやっています。
僕自身、プログラミングは「Ruby」から初めており、僕の中でも「Ruby」は、特に思い入れのあるプログラミング言語です。
そんな背景を持つ僕が、経験をもとに、Rubyでできることや実現できる生活についてご紹介します。
Contents
Rubyでできることや作れるもの【何ができる?】
- Webアプリの開発
- ポータルサイトやSNSの開発
結論、Rubyでできることや作れるものの代表例は、上記の通りです。
Webアプリの開発
Rubyと言ったらWebアプリケーション開発ですね。
そもそもWebアプリケーションにはどんなものがあるか、事例を出しますね。
例えば「クックパッド」
これはもう有名ですが、料理サイトのクックパッドはRubyで作られたアプリケーションです。
Rubyを使うと、例えば会員登録機能を作ったり、検索機能を作ったりすることができます。
このような機能を自分で作れると、自分でサイトを作り、そこで様々な機能を搭載しながら、マネタイズをして稼ぐこともできます。
アイデア次第で、可能性は無限大ですね。
ポータルサイトやSNSサイトの開発
ポータルサイトやSNS開発も、Rubyを習得するとできるようになります。
こちらも事例を出しますね。
例えば「Airbnb」
物件を貸したい人と借りたい人を繋げるSNSサイト「Airbnb」もRubyで作ることができます。
自分でSNSサイトを作って、それが多くの人に利用されるようになれば、楽しいですよね。
また、このようなサイトを作ってスケールしていけば、起業としても十分成り立ちます。
Rubyを学ぶと、このようなものが作れたり、できるようになります。
Rubyでできないことや作れないもの
一方、Rubyでできないことや作れないものもあります。
例えば、以下のことは、Rubyだとできません。
- 機械学習
- スマホアプリ開発
機械学習
できないことはないですが、Pythonなどの機械学習に向いている言語と比較すると、Rubyはおすすめではありません。
ですから、もし機械学習をやりたいなら、以下でまとめているようなプログラミングスクールで「Python」を学ぶことが良いですね。
https://andmedia.co.jp/programming/programming-school-python/
スマホアプリ開発
スマホアプリ開発もできないことはないですが、Rubyはそこまで向いていません。別の開発ツールを用意しないといけなかったり、何かと面倒です。
スマホアプリ開発をするなら、
- Androidアプリ: Java
- iOSアプリ: Swift
上記2つがメジャーな言語です。例えばJavaであれば、「Javaが学べるプログラミングスクールTop 5【現役エンジニア厳選】」でまとめているようなスクールを使えば、3ヶ月ほどみっちりやれば習得可能です。
このように、Rubyには向き・不向きもあります。ですから、自分が作りたいものから逆算してみると良いですね。
Rubyを習得すると実現できる生活や働き方
ちょっと視点を変えて、Rubyを習得すると実現できる「生活」や「働き方」も、経験から紹介しますね。
Rubyができると実現できる生活や働き方
- 年収1,000万円
- 在宅勤務
- 週2〜3日勤務
- 海外リモートワーク
こういったことが、Rubyを習得すると実現できますね。
それぞれ解説します。
年収1,000万円
Rubyエンジニア含め、Web系のエンジニアって本当に稼げるんですよね。
上記の通り、Rubyエンジニアであれば、年収1,000万円を稼いでいる人も、割と多く存在します。
なんでこんなに稼げるの?
一言で言うなら、Rubyエンジニアの需要が高いにも関わらず、Rubyエンジニアの数が足りていないからです。
これは本質的な話なのですが、どんな仕事であれ、「収入が高い=スキルが高い」と言うわけではないんですよね。
じゃあ何が高収入を決定づけるかと言うと、「需要と供給のバランス」です。
需要のある分野で、それを供給する人の数が少なければ、それを供給できる人の価値は上がります。これが、高収入の本質です。
つまり、Rubyエンジニアとして稼ぐためには、ものすごく高いスキルや経験は一切不要なんですよね。需要があり、それでいて供給が足りていないので、Rubyエンジニアという「ポジション」さえ取ってしまえば、相応の待遇は目指せます。
Webエンジニアの年収の実態については、「Webエンジニアの平均年収の実態【売り手市場がもたらす年収増】」で解説しているので、こちらも参考にすると、リアルな実態が見えてくるかなと思います。
在宅勤務
最近はオフィスに通うことなく、自宅や好きなカフェから仕事ができる「在宅勤務」という働き方が増えてきました。
特に、Rubyエンジニアを欲している「Web系企業」でそういった働き方を導入しているところが多いです。ですから、Rubyを学ぶと、在宅案件も見つけやすいです。
僕自身、在宅勤務で仕事をしていますが、控えめに言っても最高ですよ。僕は東京近郊に住んでいますが、満員電車に乗ることは、生活を通じて本当になくなりました。
僕は早起きですが、朝が苦手な人は、朝もゆっくり寝ていられる自由があります。繰り返しますが、控えめに言っても在宅勤務は生活の質を向上させますね。
週2〜3勤務
週5日働かないといけないって、個人的にはもはや「幻想」だと思っています。Rubyエンジニアの場合、週2〜3日勤務の案件も多いんですよね。
僕の場合、最近はエンジニアとして週2日程度働き、あとは別の仕事をやったりしていますが、Rubyエンジニアの場合は収入が良いので、週3日働くだけでも、普通に生活できるんですよね。
空いた時間で趣味に興じるなり、家族と過ごすなりすれば、人生の質は圧倒的に向上すると思います。
海外リモートワーク
最近は「海外リモート」として、日本ではなく、アジアやヨーロッパ、アメリカに拠点を移して生活する人も増えてきました。
Rubyエンジニアの場合、リモートでできる仕事も多いので、こんな働き方もできるんですよね。
僕は家族がいるので簡単にはできないですが、独身の方であれば、気軽にフラッと海外に行っても、Rubyエンジニアなら何とかなる事実がありますね。
以上の通り、Rubyエンジニアになると、人生の質は圧倒的に向上します。
Rubyを最短最速で身につける方法
結論、以下の方法がおすすめです。
Rubyを最短で習得する方法
- ステップ1:プログラミング学習サイトを使って基礎勉強(期間:1〜2週間)
- ステップ2:プログラミングスクールで本格的に勉強(期間:1〜3ヶ月間)
上記の通りです。
ステップ1:プログラミング学習サイトを使って基礎勉強(期間:1〜2週間)
HTMLやCSSなどの基礎学習は、プログラミング学習サイトを使ってでもできます。1〜2週間ほど時間を取り、自分でやってみると良いですね。
おすすめの学習サイトは「現役エンジニアが「プログラミング学習(練習)サイト」を5つ厳選してみた【ほぼ無料】」でまとめています。
ステップ2:プログラミングスクールで本格的に勉強(期間:1〜3ヶ月間)
基礎を1週間弱で学んだら、ここからは本格的に「プログラミングスクール」が良いです。
独学だと挫折することが多い
僕は独学とスクールの両方を経験しましたが、独学で全部身につけようとすると、ハードルはかなり高いです。なぜなら、独学だとエラーの対処にも時間がかかったり、そもそも自分がやっていることが正しいかもわからないことが多いからです。
例えるなら、出口の見えない暗闇のトンネルを、一人で彷徨っているような感覚です。この道を進んでいけば、本当に光があるのか…そういうものに似た不安を、プログラミング独学をしているときは感じました。
プログラミングスクールの講師は、進むべき道を照らしてくれる
その点で、プログラミングスクールの講師は、自分が進むべき道を示してくれます。ですから、暗い道であっても、正しい方向に進んでいける実感があるんですよね。
もちろん、自分の足で歩いていく必要はあります。ですから、プログラミングスクールをただ受けたからと言って、Rubyができるようにはなりません。ちゃんと自分で時間を取って勉強していく必要があります。
ですが、真剣にプログラミングと向き合うなら、プログラミングスクールを利用すれば、誰でもRubyは習得可能です。
独学とプログラミングスクールで迷っている方はこちら
独学とプログラミングスクール。この2つで迷う方は「プログラミングスクールと独学。初心者が本当に選ぶべきはどっち?【結論です】」が参考になるかなと思います。前述通り、僕は「プログラミングスクール」と「独学」の両方やりましたが、そこで感じた感想と結果を、上記記事でまとめました。
ということで、個人的には「プログラミングスクール」がおすすめなので、その方向で話を進めますね。
Ruby習得に最適なプログラミングスクールとは
これについては書くと長くなるので「現役エンジニアが「Rubyが学べるプログラミングスクール5社」を厳選してみた」の記事をどうぞ。
こちらの記事で、僕が実際に使ってよかったRuby学習に最適なプログラミングスクールをご紹介しています。
この中から選べば間違いないという5社です。最短でRuby習得できますよ。
結論:Rubyはプログラミング初心者におすすめ
最後に、Rubyは数あるプログラミング言語の中でも、難易度的には「易しめ」の言語です。そのため、初心者でも無理なく、習得することが可能です。
とはいえ前述通り、独学で一人で習得することは難しいことも事実です。最短最速でRubyを習得するためには、プロの力を頼るなどしていくことが良いと僕は思います。
前述通り、Rubyを学ぶと年収1,000万円や在宅勤務、週3勤務など、自由な働き方を実現できます。人生の質が圧倒的に高まります。
ということで、本記事は以上です。とはいえ、本記事を読んでもRubyはできるようにはならないですし、人生が変わることもありません。
だからこそ、まずは「小さな一歩」でも良いので、今日から行動に移すことが必要ですね。
人気記事現役エンジニアが「Rubyが学べるプログラミングスクール5社」を厳選してみた