20代後半からでもプログラミングを始めてエンジニアになれます【手順も解説】

  • もう20代後半。エンジニアへのキャリアチェンジに興味があるんだけど、20代後半だともう無謀かなぁ?20代後半の未経験からエンジニア就職できるのか知りたい

 

今回はこういった疑問に答えていきます。

 

結論から言うと、20代後半からでもプログラミングを学び始めてエンジニアになれるので心配ありません。ただし、適当に転職活動してなれるものでもないので、正しい手順を知ることが必要です。

 

  • 20代後半からプログラミングを始めてエンジニアになれる理由
  • 20代後半未経験からエンジニアになる現実的な手順

 

本記事を通じてこれらのことがわかるようになります。

 

これを書いている僕は20代後半からプログラミングを学び始めてエンジニアになりました。

 

僕の場合は就職はせず、知人の会社の仕事を請けるところからスタートし、今はフリーでいろんな仕事をこなしながら、IT向け転職エージェントとしても活動しています。

 

エンジニアのキャリアについては裏側まで知り尽くしていますので、今回の記事は参考になるかなと思います。

 

20代後半からプログラミングを始めてエンジニアになれる理由

  1. 20代後半からプログラミングを始める人がたくさんいるから
  2. 実際に20代後半の未経験からエンジニアになっている人もたくさんいるから
  3. マーケットにエンジニアが不足しているから

 

理由はこの3つですね。それぞれ解説していきます。

 

1. 20代後半からプログラミングを始める人がたくさんいるから

まず、20代後半からプログラミングを始める人がたくさんいるからです。

 

冒頭の通り、僕も20代後半で初めてプログラミングをスタートしました。僕の場合、多少知識があったということも一切なく、それまではHTMLやCSSですら何のことかわからないほどでした。つまり、完全素人ですね。

 

そんな僕でも、20代後半の時に思い立ち、勉強をした結果、今ではエンジニアとして活動することができています。

 

また僕以外でも、20代後半からプログラミングを学び始める人はたくさんいますよ。例えばプログラミングスクール大手のTechAcademyでは、以下の通り年齢層は20代〜30代で約6割を占め、40代の受講者もいるようです。

 

それから2年、現在TechAcademyには全国に約1万人の受講生がいるという。受講生は社会人が8割、学生が2割で、年齢層は20~30代が6割を占めている。また、受講生の居住地域は6割が東京以外のエリアだという。5%ほど海外からのアクセスがあり、米国の大学に通いながら受講している人もいるそうだ。特に人気の高いコースは「Webアプリケーション」だという。

引用:社会人にもプログラミング教育の機会を–“現役エンジニア”から学べる「TechAcademy」 | CNET JAPAN

 

プログラミングスクールなど学習環境が整ったこともあり、今では20代後半どころか、30代以上の方も、プログラミングを始める人は今はたくさんいます。

 

ですので、20代後半からプログラミングを始めるのは遅くないです。プログラミングスクール の公式サイトを見ると、20代後半以上でプログラミングを始めた人の体験談がたくさん書いてあるので読んでみると良いですよ。

 

2. 実際に20代後半の未経験からエンジニアになっている人もたくさんいるから

二つ目は、実際に20代後半でプログラミングを学んでエンジニアになっている人がたくさんいるからです。

 

このソースは僕や友人ですね。僕の場合少し特殊ですが、冒頭の通りエンジニアになれました。僕の友人はもともと営業でしたが、プログラミングを学んでエンジニアへキャリアチェンジに成功しました。こういう人は今ものすごく増えていますよ。

 

就職については僕の専門分野でもあるので、後ほどエンジニア就職・転職事情については解説します。

 

3. マーケットにエンジニアが不足しているから

最後三つ目は、マーケットにエンジニアが不足しているからです。

 

今、エンジニアは空前の人手不足です。IT化があらゆるところで進んでいるのでエンジニアの需要はうなぎ登りですが、肝心のエンジニアの数が需要に対して足りていないんですね。

 

実データは以下です。以下は2015年時点のIT人材の不足数と、2030年のIT人材の予想不足数をシミュレーションしたデータです。

 

出典: – IT 人材需給に関する調査 – 経済産業省

 

これを見ると、2018年時点でエンジニアで約22万人が不足しており、その数は減るどころか、2030年にはその約3倍、約49万人の不足まで膨れ上がる見通です。

 

  • 2018年→約22万人のエンジニア不足
  • 2030年→約49万人のエンジニア不足

 

このような人手不足の状況ですから、最近は年齢が多少高くても、採用されるケースは多いです。なぜならマーケットに人がいないんですから。

 

人がたくさんいれば敢えて年齢が高い人をとる必要はないですが、最近は少子高齢化で若い人の数も減っていますから、20代後半にもチャンスが出てきているということです。

 

20代後半のエンジニア就職・転職事情

20代後半のエンジニア就職・転職事情についてもう少し深掘っていきましょう。前述通り、世の中的にエンジニア不足が深刻化していることはわかったかと思います。

 

とはいえ、「でも本当に完全未経験からエンジニアになれるの?」と思うかもしれません。それに対してお答えすると、「20代後半からエンジニアにはなりやすくなったけど、適当に転職活動してなれるものではない」というのが正しいです。

 

確かに、エンジニア不足は20代後半からエンジニア就職することを味方していますし、以前と比較すると断然転職しやすくなっています。

 

それでも、完全未経験の方が、例えばリクナビNEXTやエン転職等の転職サイトのエンジニア求人に応募すれば、楽々受かるなんてことはありません。むしろ、大半は落ちると思います。

 

じゃあどうするか、プログラミング未経験の20代後半がエンジニア転職するには、取るべき方法が一つだけあります。その方法は次の通りです。

 

20代後半プログラミング未経験からエンジニア就職する現実的な手順

  • 就職支援付きのプログラミングスクールに通うこと

 

これが、プログラミング未経験の20代後半から、エンジニア就職するための極めて現実的な方法です。

 

就職支援付きのプログラミングスクールとは、プログラミング学習と就職サポートがセットになって、1ヶ月〜3ヶ月程度の期間で未経験からエンジニア就職を目指すスクールです。

 

就職先はスクール運営会社が提携している企業への就職が多いです。開発に携わり、スキルアップしていける優良企業も多いです。

 

さて、就職支援付きスクールを勧める理由は以下です。

 

  • 社会人の転職は「実務経験」が何より評価される世界
  • とはいえ、全ての企業がそうではなく、完全未経験でも良しとする企業は意外と存在する
  • でも、転職サイトの求人の場合、そういった求人は少なめ(表向きは未経験求人と書いてあっても、それは結局”経験者求人”であることが多い=業界の裏側です。経験者求人にすると応募数が集まらなすぎるので、人材会社の営業担当が未経験者求人にして応募数を集めましょうと、企業に勧めているからです)
  • 一方、就職支援付きスクールの場合、エンジニアの卵である未経験者を最初から採用ターゲットにしているケースがほとんど。つまり、確実に就職しやすい

 

ということです。

 

つまり、転職サイト等を通じた転職は分が悪く、一方、就職支援付きスクール経由なら確実にエンジニア就職を目指せるということです。

 

ですので、20代後半からプログラミングを始めてエンジニアを目指す場合、就職支援付きスクールを利用することが必要です。

 

20代後半からエンジニア転職できるスクール

とはいえ、スクールと一言で言ってもいろんなスクールがあります。その中には良いスクールもあれば良くないスクールもあるので、良いスクールを選びたいところですね。参考までに、僕がおすすめするプログラミングスクールは以下です。

 

 

この3つから選んでおけばOKかなと。どちらも実際にサービスを利用した経験がありまして、個人的におすすめできるスクールです。

 

中でもDMM WEBCAMP COMMITは20代転職に強いです。エンジニア転職はもちろん、DMMグループのネットワークを活かし、自分の希望通りの転職がしやすいことが特徴です。

 

家賃手当がある会社や、自由度の高い会社など、担当者から就職先を聞きましたが、良いところが多かったです。

 

DMM WEBCAMP COMMIT含め、他スクールも、具体的な求人の情報はスクールの「無料相談」で聞いてみると良いですよ。どんな企業に入れそうか、どれくらいの待遇を目指せそうか、そういったことを教えてくれますので。

 

体験談も以下の記事でまとめているので、スクール選びの参考にしてみてください。

 

 

まだエンジニア就職は考えておらず、まずは学習だけしたいという方は・・

  • 就職支援がついていないタイプのプログラミングスクールを使う

 

これがおすすめですね。独学という選択肢もありますが、個人的にはおすすめしていません。理由はシンプルで、時間も労力もかかる上に、ほとんどの人が最終的に挫折するからです。

 

独学でプログラミングを学ぶと、スクールに通う何倍も時間と労力がかかる上に、独学した人の約90%は最終的に挫折していると言われています。つまり、無駄に時間を消費しかねない、ということです。

 

それなら、プログラミングスクールを使って1〜2ヶ月で短期集中で学んだほうが、よほど時間も労力も節約でき、なおかつ挫折しません。費用はかかりますが、投資だと思って活用して欲しいですね。

 

こちらのおすすめのスクールはTechAcademy [テックアカデミー]です。TechAcademyは数あるプログラミングスクールの中でも大手の定番スクールでして、前述したTechAcademyProの学習のみコースですね。

 

オンライン完結で1ヶ月から受講できるので、忙しい社会人でも自宅やカフェから好きなときに受講できます。

 

ちなみに、僕が一番はじめに受けたスクールがここで、言ってみれば僕の原点です。講師の方は本当に優秀で、いろいろお世話になったので感謝してもしきれません。

 

TechAcademyは7日間の無料体験もできるので、これからプログラミングをやってみたいけどまだ動けていない人にはぴったりかなと思います。こちらもPCとネット環境さえあればお試しできるので、まずは気軽に使ってみると良いですよ〜。

>>TechAcademy無料体験

 

 

まとめ

述べてきた通り、20代後半からでもプログラミングは始められますし、エンジニアにもなれます。ただ、だからと言って転職サイトに応募して簡単に受かるものではないので、今回ご紹介した確実な手順に沿ってやることがおすすめですね。

 

今回話した通り、今は本当にどんな人でもエンジニアになれます。エンジニア就職して1〜2年ほど実務経験を磨けば、フリーランスとして独立することも現実的です。

 

フリーランスエンジニアになれば20代後半でも年収1,000万円を実現している人はたくさんいますし、週3勤務やリモートワークといった働き方を選ぶ人もいます。

 

あらゆる職種の中でも、今はエンジニアが一番コスパが良いので、本当に早くこちらの世界に足を踏み入れて欲しいなと思います。

 

20代後半なら、まだ間に合います。30代に突入すると一気に門扉は狭くなりますから、エンジニア転職を検討しているなら、今すぐに行動を起こしましょう。