「Web系のエンジニアに転職を考えているんだけど、どんなスキルが必要なんだろう?Web系エンジニアに必要なスキルや、Webエンジニアへ転身する方法を知りたい」
今回はこういった疑問に答えていきます。
本記事の内容
- Web系エンジニアに必要なスキルや言語
- Web系エンジニアのキャリアパス
- 未経験からWeb系エンジニアに転身する方法
簡単に僕のことをご紹介すると、もともとはプログラミング未経験のサラリーマンでしたが、未経験からプログラミングスクールを使ってエンジニアに転身。現在はフリーのWeb系エンジニアとして案件をこなしながら、転職エージェントやメディア事業などを並行してやってます。
さて、近年Web系エンジニアの需要は非常に高くなっています。僕の周囲でもフリーのWeb系エンジニアで20代で年収1,000万円を超えている人もたくさんいますし、今目指すなら最もホットな職種の一つかなと思います。
そんなWeb系エンジニアになるために必要なスキルや方法について、未経験からWeb系エンジニアに転身した僕が、初心者向けにわかりやすく解説していきます。
Contents
Web系エンジニアの2つの種類と必要なスキル
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
Web系エンジニアには上記2つの種類があります。それぞれの仕事内容と必要なスキルを解説していきますね。
1. フロントエンドエンジニア
一言で言うと、ユーザー側から見える表側の部分を構築していくエンジニアのことです。だからフロント(前)なんです。
例えばECサイトのページ構成やレイアウト、入力フォームなどを、フロントエンジニアは作成します。ですのでフロントエンジニアの場合、ページ構成やレイアウトなど表側の部分を作るスキルが必要となります。
またページ構成などを作る際は、システム開発だけでなく、デザインも関わってきますので、デザインまで把握しているエンジニアは重宝されやすいです。とはいえ、デザイナーと一緒に協同してやるパターンが多いので、デザイン知識がなくても問題はありません。
2. バックエンドエンジニア
一方こちらは、ユーザー側から見えない裏側の部分を構築していくエンジニアです。サーバーやOS、データベースなどですね。普段僕たちが目にすることはないけど、アプリケーションが正常に作動するためには必要不可欠なシステムを開発するのがバックエンドエンジニアです。
例えば、フロントエンジニアがECサイトの入力フォームなどを構築すると前述しましたが、それを作っただけでは顧客の注文は管理されません。送信された情報を管理するための管理システムを開発するのが、バックエンドエンジニアの役割です。管理システムを通じて、誰がどんな商品をいつどのような決済方式で購入したか、それを管理することができます。ですのでバックエンドエンジニアの場合、こういったシステムを開発するためのスキルが必要になります。
Web系エンジニアが使うプログラミング言語
Web系エンジニアが使うプログラミング言語は、フロントエンジニア、バックエンドエンジニアでは次の通りです。
フロントエンドエンジニアの場合
- HTML、CSS、JavaScript、JQueryなど
フロントエンジニアの場合、この辺りのプログラミング言語を用います。正確に言うと、HTMLとCSSはプログラミング言語ではなくマークアップ言語と呼ばれています。プログラミングを最初に学ぶときはだいたいこのHTMLとCSSから学ぶので、まず最初に勉強することになるかなと思います。あなたが普段見ているWebページも、このHTMLとCSSによって構成やレイアウトが作られています。
バックエンドエンジニアの場合
- PHP、Ruby、Python、Ruby on Rails、MySQL、Laravelなど
バックエンドエンジニアの場合、これらのプログラミング言語を用います。
PHPやRubyあたりが特にメジャーですね。特にPHPとRubyは世の中的にも案件が豊富、かつ初心者向きの言語なので、個人的にはWeb系エンジニアを目指す方にはこの2つのどちらかからスタートすることをおすすめしています。
ちなみに僕はRubyからプログラミングデビューしました。Rubyは日本で開発された言語でして、情報も日本語ソースのものが多かったりと、なにかと学びやすい言語です。
フロントエンド、バックエンドともに、これらの言語を実践で書きながら覚えていきます。僕も最初はとにかくコードをたくさん書いて慣れていくようにしましたので、まずはどんどん実践を積んでいくことが大事だと思います。
フロントエンジニアとバックエンドエンジニアのどちらがおすすめ?
- 両方やってみて、そのあとで好きな方を選べばOKです。
どちらがおすすめとかは特にないですね。どちらも需要はありますので。
とはいえ、フロントエンドもバックエンドも両方やるような案件もたくさんあるので、一番良いのはどちらも勉強してできるようにしておくことですね。当然ながらできることやスキルが増えれば増えるほど、仕事も請けやすくなります。ですので両方まずはやってみて、そこから好きな方を追求する、という感じで良いかなと思います。
Web系エンジニアのキャリアパスについて
- Webエンジニアのスペシャリストを目指す
- Webディレクターを目指す
- 独立や起業する
ざっくり言うとこの3つかなと思います。それぞれ解説していきますね。
1. Webエンジニアのスペシャリストを目指す
まずはWebエンジニアとしてスキルを追求していく道です。前述したように、Web系エンジニアにはフロントエンドとバックエンドがありますが、この療法を高いレベルでこなせるよう、自分をスキルアップさせていく道です。
当然ながら両方を高いレベルでこなせる人は重宝されます。一つのことを徹底的に極めたいという職人思考の方は、この道が合っているんじゃないかなと思います。エンジニアの方にはこのような思考の方が多いように感じます。
2. Webディレクターを目指す
Webディレクターを目指すことも一つの道です。Webディレクターとは、一言でいえばWebの制作案件の進行全体を管理する立場の人です。手を動かす、と言うよりは、人を動かす立場になります。クライアントとエンジニアの間に入って中継役を担います。仕事内容としては以下のようなイメージですね。
- クライアント側への対応:進捗管理や報告、ミーティング実施など
- エンジニア側への対応:仕事の割り振り、進捗管理など
Webディレクターはクライアント視点とエンジニア視点を両方理解している必要があります。Webディレクターを目指す理想の順番としては
- まずはWeb系エンジニアとしてスキルアップする(エンジニア視点を学ぶ)
- →Webディレクターに転身する
- →Webディレクターとしてスキルアップする(クライアント視点を学ぶ)
このステップが一番スムーズで良いかなと思います。いきなりWebディレクターを目指す人も中にはいますが、技術を知っているディレクターの方が信頼度も高い傾向があるので、Webディレクターになるなら上記ステップがおすすめです。
3. 独立や起業する
フリーランスとして独立したり、起業をする方法です。Web系は非常に独立・起業しやすいので、働く選択肢が広がるという意味でも、個人的にはおすすめしています。
Web系の場合、一案件やれば月30万円以上は稼げてしまいます。それだけでも普通に生活できますし、月3件ほど請ければ月100万円も超えます。会社員だと、ここまで稼ぐことはできません。スキルや経験にもよりますが、会社員のWebエンジニアの平均年収はだいたい400万円台くらいです。会社員と独立では、収入は全然違うということです。
あまり知られていない事実ですが、実はフリーランスのWeb系エンジニアは稼いでいる人がかなり多いです。僕は複数の仕事をやっているのでエンジニア単体としては上記ほどは稼いでいませんが、フリーのWebエンジニアだけで食べている人は、それだけで月100万円稼いでいる人はたくさんいます。
こんなに報酬が高いのは、Webエンジニアの仕事が大変だからという訳ではなく、単に需要と供給のバランスが崩れているだけです。Webエンジニア需要が高いにも関わらずWebエンジニアの数が足りていないので、結果今Webエンジニアの人にお金が集中しているということです。
エンジニア不足は今後も広がると言われていますから、頭の良い人はすでにWebエンジニアを目指していますし、これから目指していく人も増えていくと思います。
未経験からWebエンジニアに転職する方法
- 独学して転職する
- プログラミングスクールに通って転職する
- 就職支援付きのスクールに通って転職する
この3つが方法となります。
個人的なおすすめは上記の2か3です。1の独学は挫折する人が多いので、個人的にはおすすめしていません。
Webエンジニアを目指す上で独学はあまりおすすめでない理由
自分の本気度を試すためにまずは独学、という意見もネットを見ているとありますが、独学だといつでも簡単に辞めることができてしまうので、あまりおすすめできないかなと。
諦めることは簡単ですが、諦めるごとに、選べる生き方や働き方も減っていきます。独学で時間を使った挙句に挫折すると、その分年齢も重ねることになります。ITの世界は平均年齢も若いので、無駄に時間は消費することは自分の首を絞めることに繋がります。
Webエンジニアは前述通り需要が高くて収入も良いので、最初からWebエンジニアになる前提で取り組んだ方が、最終的に良い結果になるのかなと思います。実際僕の周囲でWebエンジニアになった人は、みんな最初からプログラミングスクールを使ってプロから学んでいましたし、その選択を取った彼らが今全員幸せそうなので、余計にそう感じるのかもしれません。
とはいえ、独学でも毎日継続して学習してWebエンジニアになった方もいるので、一概に独学が良くないとはいえません。でもそういった方の場合、プログラミングスクールを使えばその何倍も早くスキル習得できたでしょうから、やっぱり独学よりはスクールの方が良いかなと個人的には思います。
まずはWeb系プログラミングスクールを試してみるのがおすすめ
ということで、個人的にはWebエンジニアになりたい人は、Web系のプログラミングスクールを使うことがおすすめです。
一応おすすめスクールも紹介しておくと、僕はTechAcademyというプログラミングスクールを受講してRubyを習得しましたが、非常に良いスクールだったので、未経験からWebエンジニアになりたい方にはおすすめしています。
TechAcademyは初心者向けの定番スクールという位置付けで、未経験でも無理なくスキルアップできます。オンライン型なので、地方在住者や働きながら勉強したい社会人にもぴったりです。
受講費用は1ヶ月で13万円前後こそかかりますが、前述通りWeb系エンジニアとして個人で案件を受注すれば一案件で30万円程度は入りますから、元は一瞬で取れます。
TechAcademyの場合、7日間の無料体験も受けられるので、まずは7日間試して見て本受講を決めるという流れでも良いと思います。以下から自宅PCでお試し可能です。無料説明会動画も観れるので、合わせてチェックすると良いです。
20代なら「就職支援付き無料スクール経由」での転職が成功しやすい
一方、20代限定とはなりますが、GEEK JOBを使えば、「プログラミング学習+就職サポート」を無料で受けることができます。
このような就職支援付のスクールを使うことが、Webエンジニアへの転職成功確率は一番高いと思います。
GEEK JOBでは、PHPやHTML、CSSを中心としたWeb系知識を短期集中で学べ、その上就職サポートまでしてくれます。しかもこれ全てが無料なので、お金の捻出がどうしても無理な方は、この選択肢が良いかなと思います。
一般の転職サイトや転職エージェント経由だと、未経験だとなかなか書類選考が取らないことが多いですが、GEEK JOBなどの就職サポートを使えば、未経験でも転職成功しやすいです。20代の方は選択肢の一つとして検討してみると良いですよ。
なお、タダより怖いものはないという言葉があるとおり、無料だとどうしても不安に感じる方もいるようです。もし無料スクールに不安を感じるなら、【嘘】無料プログラミングスクールで就職すると必ずブラック企業に入る説についての記事を読んでみてください。結論からいうと、不安は解消するかなと思います。
まとめ
まとめます。
- 未経験からWebエンジニアになることは可能
- Web系エンジニアにはフロントエンドとバックエンドがあり、どちらを目指しても良い(両方できることが一番良い)
- Web系エンジニアにはキャリアパスが複数ある
- プログラミングスクールを使った方がWebエンジニアになりやすい
上記の通りです。前述通り、今Webエンジニアは世の中的に不足しています。20代でも年収1,000万円を実現できる数少ない世界ですから、早くこちらの世界に来ましょう。
今でこそWebエンジニアへの門扉は誰にでも拓かれていますが、もし景気の風向きが変わってしまえばそうではなくなると思います。景気が悪い間に年齢を重ねるともうチャンスは訪れないでしょうし、20代の人がWebエンジニアを目指すとしても今が最後のチャンスになるかなと思います。
ですから、まずは行動を起こしましょう。やる後悔よりはやらない後悔。起こすべき行動は、今回ご紹介した通りです。
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