どうも。フリーランスエンジニア兼、転職エージェントのYutoです。
さて、最近はIT業界が売り手市場ということもあり、未経験からWebプログラマーになる人が本当に増えています。そんな状況なものですから、最近は未経験から「独学」で、Webプログラマーを目指す方も一定数存在します。
ですがここで疑問なのは、果たして未経験から独学で勉強し、Webプログラマーにはなれるのか?ということ。実際どうなんでしょうか。
これに対する結論を言うと、独学でWebプログラマーになることは、残念ながら「かなり難しい」です。
実際、プログラミングを独学している人の、約90%は挫折していると言われています。この数字が精緻かはわかりませんが、僕自身の体感値では10人に1人くらい、あるいはそれ以下なので、概ね外れてないと思います。
後述しますが、未経験からWebプログラマーになるなら、プログラミングスクールを使うことがおすすめです。
なぜなら、現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール4社【徹底比較】の記事で挙げているようなスクールを使えば、学歴や経歴関係なしに、しかも無料で、たった数ヶ月であっても、Webプログラマーになることはできるからです。
とはいえ、それでも独学を捨てきれない方もいると思いますので、本記事では独学でWebプログラマーになることが難しい理由を解説していきます。
僕の経歴
冒頭でも書きましたが、フリーランスでエンジニアの仕事をメインでやりながら、転職エージェントやWebメディア運営の事業をやってます。Webプログラマーの転職も多く手伝っている立場でして、近年のWebプログラマーの転職事情は把握しています。
そんな背景を持つ僕が、Webプログラマーの就職/転職事情について、話をしていきます。
Contents
独学でのWebプログラマー就職が難しい理由
冒頭の通り、独学でWebプログラマー就職は難しいです。理由は以下の3つです。
1. 独学は時間がかかり過ぎるから
まずは、独学だと時間がかかり過ぎるからです。
僕は、プログラミングスクールと独学の両方を経験したからわかるのですが、正直、独学はかなり時間かかります。
独学とプログラミングスクールを比較してみる
独学とプログラミングスクールを比較してみます。仮に未経験から独学とプログラミングスクールを受講した場合、就職できるレベルになるには、だいたい以下の時間がかかります。
- 独学: 半年以上
- プログラミングスクール: 1〜2ヶ月
これくらいの学習時間の差は出てきますね。というのも、独学だと、わからないことを聞く相手がいないからです。
プログラミング学習は、とにかくわからないことやエラーがたくさん出てきます。プロのエンジニアであれば数十秒でわかるようなエラーも、初心者だと30分、1時間かけてもわからないことは普通に起こるんですよね。僕も独学をしましたが、相当時間を取られましたね。
エラーの解決に30分かけても、大した成長はありません。なぜなら、プログラミングは手を動かしながら習得していくものだからです。
なので、わからないことはサクッとプロに聞きながら進められるプログラミングスクールの方が、必然的に成長は早くなる、ということです。
2. 独学は挫折しやすいから
独学は時間がかかるだけでなく、挫折もしやすいです。
独学だと、就職レベルになるまで半年以上はかかると言いましたが、実際は半年経つ前に大半の人は挫折しています。冒頭の通り、独学だと90%近くは挫折する世界ですからね。
僕もあのまま独学を続けていたらと思うと・・いまの自分はまずなかったでしょうから。独学に固執せずにプログラミングスクールを選んで良かったと思っています。
3. そもそも独学だけでの就職はハードだから
加えて、独学→就職だと、基本的に就職難易度は上がります。なぜなら独学の場合、企業に対してスキルを証明することが難しいからです。
「プログラミングを独学しました」という候補者と、「◯◯のプログラミングスクールで、プロから基礎や実践を学びました」という候補者がいたとします。この場合、後者の方が、スキルレベルはイメージしやすいですよね。独学は、就職や転職の世界ではアピールになりにくいです。
スクールは企業とコネクションを持っているので就職・転職に強い
もう一つ、プログラミングスクールの利点は、未経験者を採用したいIT企業と、強いコネクションを持っていることです。
これは意識している人が少ないかもしれませんが、例え自分に経験がなかったとしても、プログラミングスクールを使うだけでも、すでにスクール経由で未経験就職を果たした人の「実績」を利用することができるんですよね。
企業としては、過去に実績さえあれば、「次の人も大丈夫だろう」と考えます。実際僕がお手伝いをしていたIT企業も、同じプログラミングスクール経由で、数人の未経験者を採用していましたよ。
転職サイトや転職エージェントは未経験だと難易度高め
特に社会人の転職の場合、普通に転職サイトや転職エージェントで応募しても、書類選考で落ちることがほとんどです。なぜなら、転職サイトや転職エージェントは、エンジニア経験者も普通に利用するからです。つまり、未経験だと分が悪いんですね。
だからこそ、未経験者しか競争相手がいない、プログラミングスクール経由の転職は理に叶っています。Webプログラマーになりたいなら、すでに多くの未経験者をWebプログラマーとして送り出している、プログラミングスクールを活用しましょう。そうした方が、Webプログラマーになれる可能性は格段に高いですよ。
余談: Webプログラマーの働き方
これからWebプログラマーを目指すにあたり、「Webプログラマーの働き方」をイメージしておくことは重要です。
僕はWeb系エンジニアでありプログラマーですが、Webプログラマーの働き方を少しご紹介したいと思います。
Webプログラマーは自由に働きやすい
- 週2〜3勤務
- 在宅勤務
- 海外リモートワーク
エンジニアやプログラマーをイメージすると、こういった働き方が浮かんでくるかと思いますが、エンジニアやプログラマーの中でも、特にWeb系であれば、こういった自由な働き方は実現しやすいです。
僕もフリーランスとして週3勤務やリモートワークをやっていますが、控えめにいっても最高ですよ。
満員電車で会社に行く必要もなし。朝はゆっくり起きて、好きなカフェにいって仕事もできますし、夕方は早く帰ってきて、家族とごはんを食べることもできています。
Webプログラマーは稼げる
その上、ここだけの話ですが、いまWeb系のプログラマーやエンジニアの待遇はかなり良いです。
僕の周囲でも、20代Web系フリーランスで年収1,000万円を超えている人は多くいますし、週3勤務で年収500〜600万円という方も多くいます。
もちろん、簡単にフリーランスになれるわけではないです。ですが、1度Webプログラマーとして就職/転職し、実務経験を1〜2年ほど積めば、フリーランスとして独立するには十分です。
最近はIT人材がとにかく不足していますから、独立しても仕事は余っている状態です。【フリーランスエンジニア厳選】本当におすすめのエージェント4選で紹介しているようなフリーランス専門エージェントを使えば、自ら営業することなく、月収60万円以上の仕事を請けることも普通に可能です。
本当にエンジニアやプログラマーに優しい世界になりましたね。
ということで、Webプログラマーは控えめにいっても最高の仕事です。
もちろん、簡単なことばかりではないですが、それでも世の中にある多くの仕事より稼ぎやすく、自由で、将来性もある。そんな仕事です。
まとめ
まとめます。
- 未経験からWebプログラマーに独学でなるのは難しい
- 未経験からWebプログラマーになるならプログラミングスクールが最適
上記の通りです。
前述通り、WebプログラマーはWebプログラマーは「収入良し、働き方良し、将来性良し」の仕事です。未経験から目指す価値は十分あると思いますよ。
とはいえ、独学で適当にやっても難しいので、今回提案した通り、「プログラミングスクール」を有効活用するようにしましょう。
今日から行動すれば、最短数ヶ月後にはWebプログラマーとして就職/転職し、1〜2年後にはフリーランス独立も狙えます。
IT業界は年齢層も若いです。行動遅れはそのまま自分の首を締めることになる世界です。
「あの時行動しておけばよかった」と、将来後悔しないように、Webプログラマーになることを検討しているなら、まずは行動を起こしましょう。
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