どうも。フリーランスでエンジニアをしながら、転職エージェントとしても仕事をしているYutoです。
さて、最近以下のような問い合わせをいただきました。
Yutoさん。こんにちは。私は現在22歳で、工場勤務をしています。学歴は高卒で、大学には行かずに就職をしました。工場の仕事はルーティンが多く楽ではあるのですが、給料が低く、かつスキルも身につかないことが悩みです。手に職が付き、かつ高い年収を目指せるプログラマーになりたいと考えています。ですが、自分は高卒ですし、学歴に自信がありません。
そこで質問は、「プログラマーになるために、学歴は必要でしょうか?」
ご質問ありがとうございます。
早速結論ですが、プログラマーになるために、学歴は必要ないです。大卒理系である必要は一切なく、大卒文系はもちろん、高卒やフリーターでも、プログラマーになることはできます。
とはいえ、そのことに気づいていない方が、あまりに多いんですよね。僕自身多くの方の転職を支援してきましたが、「学歴がない自分には、プログラマーは難しいに決まってる」と決めつけて、自分の可能性を、自ら潰してしまっている人はたくさんいます。
そんな方に、「可能性は全然あるんだよ」ということを、知っていただきたいです。
本記事では、プログラマーに学歴が不要である理由を、実際のプログラマー求人の事例もお出ししながら、「本当に学歴って必要ないんだ」ということを、深く腑に落ちるまで理解してもらえればと思います。
Contents
プログラマーになるために学歴は必要ない理由【学歴不要】
- プログラマーは学歴ではなく、スキルや実績こそが重視されるから
これが理由です。これまでIT転職市場を間近で見てきましたが、これは断言できます。
「学歴がある=プログラマーとして優秀」ではない
上記の通りで、「学歴がある=プログラマーとして優秀」ではないです。学歴とプログラマーとしての実力って、特に相関性がないんですよね。
もちろん、東大卒で頭の回転が早ければ、物事のキャッチアップの速度は早いと思います。そういう意味で、学歴があった方が、「吸収力は早いだろう」という判断で、未経験からでもプログラマーやエンジニアとして採用されることは、僕が転職支援をしていた中でも実際にありました。
ですがプログラマーの場合、最もコアなものは、学歴ではなく、「スキル」や「実績」です。「◯◯大学を出た」というより、「プログラマーとしてどんなことができるか」が何より大事なので、優先度でいえば、学歴<<<<スキルや実績なんですよね。
【朗報】学歴不問のプログラマー求人はかなり多い
転職市場の求人を見たことはありますか?上記の通りで、学歴不問の求人って、実はものすごく多いんですよね。
実際に転職サイトを見ていただくとイメージがつくと思いますが、「学歴不問」の求人が多く見つかると思います。
一方、学歴不問とは書いてあるけど、「1年以上の開発経験」「3年以上のIT業界での就業経験をお持ちの方」「プログラミングでの実務経験(3ヶ月以上)」など、いわゆる「スキル」や「実績」については、どの求人も共通して書いてあります。
・・はい、これが答えです。プログラマーになるために本当に必要なのは、学歴ではありません。スキルや実績(経験)です。
参考までに、転職サイトの求人情報は、それはそのまま、今回どんな人を採用したいかという「企業側の本音」が反映されています。
そもそも転職サイトに求人を出稿するときは、だいたい4週間で20〜180万円くらいの費用がかかります。それだけの費用をかけているにも関わらず、適当な応募資格を設けることはないですからね。上記の応募資格は、企業の本音です。
大卒や高卒、出身大学など、学校や学歴が関係するIT企業も一部ある【とはいえ、気にする必要なし】
とはいえ、全ての企業が学歴が全く関係ないかというと、そうでもないことは事実です。実際に一部の企業では、学歴を気にするところも多いです。「大卒以上」「理系限定」「早慶上智以上」「MARCH以上」といった感じですね。
とはいえ、こういった企業は全体からみれば少数派です。なので個人的には、こういった企業は、そもそも「例外」として認識し、自らのプログラマー就職先として、検討しなくて良いかなと。
それよりは、スキルや実績を評価してくれる、残り大多数の企業の方を見て、一歩ずつ行動していけば良いと思います。その方が相思相愛でマッチングもしやすく、就職や転職まで実現しやすいです。
学歴による年収差もほぼない【特に転職市場】
また、僕がこれまで見てきた中では、「学歴による年収差」もほとんどありませんでした。
特に転職市場の場合は、ほぼないと思って大丈夫です。前述通り、「スキル」や「実績」がものをいう世界ですから、学歴がいくら高くても、それが年収に反映されることは少なかったですね。
一方大学生の就活の場合、学歴フィルターをかけている一部の大手企業に入れた場合は、生涯年収が上がることはあります。
ただこれについても前述通り、自分にとっての「例外」として認識し、自分の就職先としては捉えなくて良いかなと。開発経験を通じてスキルアップできる良い企業は他にもたくさんあるので、そちらの中から検討すれば大丈夫です。
すごく大事なことなので繰り返します
プログラマーになるために必要なものは学歴なんかじゃなく、スキルや実績です。「学歴<<<<スキルや実績」です。
だからこそ、これからプログラマーを目指すなら、活躍するプログラマーになるためのスキルや実績をどうやったら得られるか、これにフォーカスすることが大事です。
ということで、学歴なしの初心者が取るべき方法を、ここからご紹介しますね。
学歴なしの人が、プログラマーになるための「プログラミングスキル」や「実績」を得る現実的な方法
- プログラミングスクールに通い、スキルや制作実績を作る
結論上記が、プログラマーになるための「スキル」や「実績」を得られる、現実的かつ確実性の高い方法です。
この方法を使えば、学歴のない未経験からでも、プログラマーになり、自由な生活を手に入れることは十分可能です。
方法:プログラミングスクールに通う
スキルや制作実績を作るためには、まず「プログラミングを学ぶ」必要があります。本来、その方法としては、大きく2つの方法があります。
- 「独学」で学ぶ
- 「プログラミングスクール」で学ぶ
独学は「制作実績」を積むことには不向き
この内、独学で学ぶことは、「制作実績」を積むことには不向きです。
独学の場合、無料で使えるプログラミング学習サイトなどを利用することが多いです。ですがこの方法だと、基本スキルくらいは得られるのですが、、実際にサービス開発をしたりするためには、残念ながらちょっと遠いです。
実績を積むなら、独学より”もう一歩”踏み込んで、本格的に学習する必要があるんですよね。
踏み込んで学ぶなら、スクールが最適
その点で、プログラミングスクールであれば、本格的なスキルを得たり、制作実績を積むことが可能です。
例えばスクールの場合、実践で使えるスキルをプロから学べます。そのため、実践で必要なスキルを、無駄なく効率的に学ぶことができるんですよね。独学だと、どうしても無駄なことも手を出してしまい、時間は何倍もかかってしまいます。
またスクールによっては、カリキュラム内でオリジナルサービス開発の制作をするところもあります。こういったスクールを利用すれば、「スキル」と「制作実績」の両方が手に入るんですよね。
ですから、独学ではなくスクールをおすすめします。
プログラミングスクールにもデメリットはあるが【それを上回る大きなメリットあり】
唯一スクールのデメリットとしては、費用がかかることですね。一般的なスクールは、1ヶ月で10万円台、2ヶ月で20万円台くらいします。ですから、お金がない人にとっては、この点はデメリットかと思います。
ですが、スクール費用なんて、実は一瞬で回収できるんですよね。ここだけの話、最近のプログラマーやエンジニアは収入事情が非常に良いです。特に「Ruby」などのWeb系言語を学んだWeb系のエンジニアやプログラマーは、Webエンジニアの平均年収の実態【売り手市場がもたらす年収増】でも述べている通り、年収1,000万円クラスの方も増えています。
[blogcard url=”https://andmedia.co.jp/programming/web-engineer-salary/”]
一度身につけたプログラミングスキルは一生モノ
プログラミングスクールは費用がかかることで躊躇う人も一定数いるんですが、お金は一瞬で回収できるのに対して、身につけたスキルは一生モノです。
ちなみに僕自身も、未経験からエンジニアになった際はプログラミングスクールを使いましたが、当時学んだことが、フリーランスエンジニアになった今も確実に活きています。
そもそも、プログラミングスクールに通っていなければスキル習得できていませんでしたから、そういう意味で、あの時支払った数十万円は、物凄く大きくなって返ってきたと感じています。
プログラミングスクールにも「質に良し悪し」あり
そんなプログラミングスクールですが、スクールと一言で言っても「良し悪し」があります。なので、本当に質が高いスクールを探して利用することが必要なんですよね。
とはいえ、初心者だとどこが良いスクールか、見分けはなかなかつかないはず。なので、個人的なおすすめのスクールを3つ紹介しておきますね。
おすすめのプログラミングスクール
- TechAcademy【オンラインでプログラミング学習ならここ】
- テックキャンプエンジニア転職【本格的な転職支援付きスクール/30代も利用可能!】
- DMM WEBCAMP COMMIT【転職に強いスクール/特に20代に強い】
結論、迷ったらこの3つから選ぶことがおすすめです。
TechAcademyは完全オンライン型のスクールです。オンラインで安く、質の高い学習をするならここがおすすめです。
一方のテックキャンプエンジニア転職は通学型がメインのスクールで、30代以上からのプログラマー転職にも強いです。DMM WEBCAMP COMMITは特に20代の転職に強く、学歴や経歴に自信がない方も転職できているスクールです。
上記3社はそれぞれ特徴も違い、それでいて優良スクールなので、この3社をまずは見ることで、効率的にスクール選びができます。
なお、いずれも、無料体験や無料カウンセリングがあります。まずは小さな一歩、それらを試してみることが必要なステップですね。無料ですし、トライしてみることが吉です。
まとめ:プログラマーになるために学歴は必要ない
まとめます。
- プログラマーになるために学歴は必要ない
- 学歴よりも、「スキルや実績」が何倍も大切
- スキルや実績をつけるなら「スクール」が一番手っ取り早く確実
上記の通りです。
就職や転職の世界って、まだまだ学歴を重視する企業は多いです。ここだけの話、例えば大学生の就活で説明会を申し込む際、一定のランク以下の大学だと、説明会の申し込みが満席表示になっていて、スタートラインにさえ進むことができないことも実際はあったりします。一定ランク以上の大学生がみると、がら空きだったりするんですけどね。。
そんな世界がまだまだある中、プログラマーは本当に学歴関係なしに、良い待遇や環境を目指していける、数少ない仕事です。自分の努力次第で、人生逆転できる稀有な仕事ですから。
僕自身、社会人になってしばらく経ってからプログラミングを学習し、エンジニア・プログラマーの世界に入りましたが、あの時決断して本当によかったです。今では年収1,000万円以上稼げるようになりましたし、キャリアチェンジをしていなければ、いまのように、割とお金も時間も困らない生活は、きっと実現できていなかったです。
だからこそ、もしあなたも「プログラマー」という仕事の魅力に気づいてしまったのなら、早くこちらの世界に来ましょう。
学歴関係なく、自分の頑張り次第でチャンスが掴める、良い世界ですよ。2年くらいがっつりやれば、月収50〜60万円以上くらいは普通に目指せる世界なので、コスパも非常に良いです。
ということで、本記事は以上です。今から行動すれば、最短数ヶ月以内にプログラマー就職や転職はできます。まずは小さな一歩で大丈夫。今日から「小さなトライ」を始めましょう。
今回ご紹介したプログラミングスクール【公式サイトへ飛びます】
- TechAcademy【オンラインでプログラミング学習ならここ】
- テックキャンプエンジニア転職【本格的な転職支援付きスクール/30代も利用可能!】
- DMM WEBCAMP COMMIT【転職に強いスクール/特に20代に強い】
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