- いまの仕事を辞めてエンジニアにキャリアチェンジがしたいな。学歴なし、経歴、スキルなしの自分だけど、エンジニアにキャリアチェンジすることはできるのかな?
今回はこのような疑問に答えていきます。
結論から言うと、スキルなし学籍なしの未経験者でもエンジニアにキャリアチェンジは可能です。ただし、文中でも述べますが簡単ではないので、正しいキャリアチェンジの方法を知ることが必要です。
本記事では未経験からでもエンジニアに転職できる理由と、実際にエンジニアとしてキャリアチェンジをするための方法について解説をしていきます。ダメな転職方法についても書きますので、反面教師として参考にしてみてください。
これを書いている僕の経歴
もともとはプログラミング未経験でしたが、プログラミングスクールに通ってスキルを習得しました。スキル習得後は知人の仕事を請けてステップアップし、いまに至ります。
一方、僕はIT向けの転職エージェントとしても活動しておりまして、エンジニア転職については実態を把握しています。その両方の知見をもとに、本記事ではエンジニアのキャリアチェンジについて書いていきます。
Contents
エンジニアにキャリアチェンジしやすい理由
- エンジニアの需要が高いから
- 一方、エンジニアの供給が追いついていないから
エンジニアにキャリアチェンジしやすい理由はシンプルで、上記の通りです。
1. エンジニアの需要が高いから
まず、いま世の中全体でエンジニアの需要はかなり高くなっています。このことが、未経験からエンジニアを目指すハードルを下げてます。
想像すればイメージがつくと思いますが、今はどんな産業であっても、今はIT化は進んでいますよね。IT業界はもちろん、メーカー、不動産、物流など、あらゆるところで技術を知っているエンジニアの需要は生まれています。
一番需要が高い業界は、当然ながらIT業界です。IT業界の案件は日々増加しており、案件が増加すれば、それをこなすエンジニアは当然必要です。そのスピードが日に日に増しているのが現状でして、エンジニアとして働くポストも日々多く生まれているので、未経験でもエンジニアになるハードルは低くなっているということです。
2. 一方、エンジニアの供給が追いついていないから
需要がある一方で問題なのは、エンジニアの数がとにかく足りていないことです。特に経験者のエンジニアの数が足りていないですね。
IT企業はいま、経験者エンジニアを採用することにかなり苦戦をしています。冒頭の通り、僕は転職エージェントとしても仕事をしており、IT企業の採用を手伝っているのですが、とにかく経験者エンジニアの確保が、どこのIT企業もうまくいっていません。企業によっては月に100万円以上の採用コストをかけているにもかかわらず、経験者エンジニアが取れていない企業もあるほどです。
そんな厳しい状況ですから、企業も方針を変更し、最近は未経験者を採用して、自社で育てる方針に切り替えている企業もたくさん出てきています。そういう企業にこそ、未経験者は入社のチャンスがあります。
このように、エンジニアの需要があり、でもエンジニアの数が足りていない。だからこそ、いまは未経験の人でも、エンジニアとしてキャリアチェンジすることができるようになったんですね。
でも簡単ではない
ここまで話すと、「じゃあ自分もエンジニアになれるはずだから、サクッと転職サイト経由で面接受けてエンジニアになろう!」と思うかもしれませんが、それは少し誤りです。
エンジニアへキャリアチェンジしやすいからと言って、誰でも簡単にエンジニアになれるできるわけではありません。適当に転職サイトに登録してうまく行くほど、甘い話ではありません。
成功確率が高い方法で転職しよう
未経験からエンジニアにキャリアチェンジするためには、成功確率が高い方法があります。未経験からエンジニアになりたいなら、正しい方法を知り、その方法でキャリアチェンジを目指すことが必要です。
一応補足しておくと、適当に転職サイト経由に登録し、転職できる人も中にはいますよ。でも、それは条件がありまして、それは年齢が若い方です。
年齢が20代前半など若い方であれば、転職サイトでIT企業の求人に応募して選考に進むだけでも、採用企業の事情によっては採用までいけます。ですがそれ以外の方は、結構厳しいと思います。一つの内定を得るまでいくつも企業を受けないと厳しいでしょうし、非効率的です。
だからこそ、エンジニアへキャリアチェンジしたいなら、成功確率が高い方法で転職することが必要です。その方法を今日はご紹介します。
スキルなし未経験からエンジニアにキャリアチェンジする方法
スキルなしの未経験からエンジニアにキャリアチェンジする方法には、大きく以下の3つの方法があります。
- 転職サイト経由で転職する=転職成功確率 低
- 転職エージェント経由で転職する=転職成功確率 中
- 転職支援付きプログラミングスクール経由で転職する=転職成功確率 高
大きくこの3つがあります。結論から言うと、1が一番成功確率が低く、3にいくほど成功確率は高くなります。
1. 転職サイト経由で転職する
一つ目は転職サイト経由で転職する方法です。一番一般的な方法ではありますが、個人的にはあまりおすすめしていません。というのも、転職サイト経由の場合、選考に落ちる可能性が高いからです。
そもそも、IT転職サイトの「未経験歓迎」の本当の意味とは【意図を読み取ろう】でも書いていますが、転職サイトの未経験求人は実は未経験者募集じゃないケースが結構あります。「未経験募集だから自分でも大丈夫そう!」と応募したら全部書類選考落ちということは普通に起こり得ることです。
行動しても空振りで終わることが多いのがこの方法ですので、未経験からエンジニアを目指す場合、個人的にはあまりおすすめはできない方法ですね。
転職サイトのおすすめの活用方法
結論、情報収集のために活用することがおすすめです。
もちろん前述通り、転職サイト経由でも転職できる場合もあります。ですが確率的には低めです。
それなら転職サイトは情報収集として割り切り、どんな求人が世の中にいま存在しているか、それを知るために活用することがおすすめです。
【IT転職】転職で本当に役立った転職サイトと転職エージェント【30社以上の中から厳選】でも書いていますが、転職サイトで見つかった求人に、転職エージェント経由で応募する方法はおすすめです。これは、転職成功確率が高くなる方法です。その詳しい理由については上記記事に書いてあるので、知りたい方は参考にをどうぞ。
2. 転職エージェント経由で転職する
2つ目は、転職エージェントを使うことです。転職サイト経由よりもおすすめです。なぜかというと、転職エージェントを使ったほうが、選考の通過率は高くなるからです。
その理由についても、【IT転職】転職で本当に役立った転職サイトと転職エージェント【30社以上の中から厳選】で書いていますので参考にどうぞ。
IT転職に強いおすすめの転職エージェント
一応、僕自身が使ってよかったおすすめの転職エージェントをご紹介します。
- doda:業界最大手の一社。まず始めに登録しておくべきエージェント
- レバテックキャリア:IT/Web業界に特化した転職エージェント。エンジニア転職なら登録必須
- パソナキャリア:DODAと同じく総合型エージェント。丁寧な対応が売り。
上記の通りです。転職エージェントの利用は無料でして、登録しておくだけでも目指せる求人が手元に届くようになります。
そもそも自分が未経験からどんなIT企業に入れそうか、いまの状態だとわからないと思いますが、上記のエージェントを使えば具体的に教えてくれるので、まずは活用してみることがおすすめです。
一般的に転職エージェントの利用者は、まだ転職を考えていない人の利用が半数以上ですので、まだ転職する気がなくても話は聞いてみると良いですよ。
人気記事【IT転職】転職で本当に役立った転職サイトと転職エージェント【30社以上の中から厳選】
3. 転職支援付きプログラミングスクール経由で転職する
3つ目は、転職支援付きのプログラミングスクールを使うことです。前述通り、この方法が一番おすすめです。
この方法が一番良いのは、転職成功確率がとにかく高いことですね。転職支援付きスクールの中には、完全未経験からの転職決定率95%以上のスクールも存在するほどです。それほど、転職支援付きスクール経由の転職率は高くなっています。
じゃあなんで転職決定率が高くなっているかというと、一つ明確なのは、転職時にエンジニア経験者のライバルがいないからです。
転職支援付きスクール経由の転職の場合、スクールが提携しているIT企業の中から就職先を選ぶことが一般的です。このIT企業はなんでわざわざスクールと提携しているかというと、未経験のエンジニアの卵が欲しいからです。
転職サイトや転職エージェントで求人を出しているIT企業には、経験者エンジニアを採用したい企業がたくさんいますし、そもそも転職サイトや転職エージェントに登録している経験者エンジニアもたくさんいます。
でも、転職支援付きスクール経由で応募するエンジニア経験者は、僕の知っている限りでも、ほとんどいません。全員エンジニア未経験の人がライバルで、しかも企業がそういった未経験者を採用したいと思っている、そんなフィールドが転職支援付きスクールです。
だからこそ、未経験からエンジニアにキャリアチェンジしたい方は、転職支援付きプログラミングスクールを使うことがおすすめです。
転職支援付きスクールだと就職先がブラック企業だったりしない?
結論、その考え方は誤りです。この点はすごく誤解されがちですし、僕自身も過去は誤解していたんですが、転職支援つきプログラミングスクール経由で就職できる企業にも良い企業はたくさんありますよ。
このあたりは、【嘘】無料プログラミングスクールで就職すると必ずブラック企業に入る説についてで書いていますので、気になる方はこちらをどうぞ。
おすすめの転職支援付きプログラミングスクールはどこ?
結論、以下のスクールがおすすめです。
- GEEK JOB【無料かつ抜群の転職サポート】
- TechAcademy 【1週間無料体験あり】
- TechAcademyキャリア【転職に特化したTechAcademyの特別コース】
上記の通りです。
いずれのスクールも僕自身が利用したことがあるスクールで、どこも質が高く、間違いないスクールです。
キャリアチェンジは一人だとなかなか決断できないと思います。上記スクールには無料体験や無料相談もあるので、まずはキャリアチェンジできそうか、相談だけでも行ってみることをおすすめします。
人気記事就職・転職に強いプログラミングスクール5選【現役エンジニアが徹底比較】
まとめ
途中でも述べましたが、いまエンジニアの需要は高い一方で、エンジニアの数は不足しています。だからこそ、今は未経験の人でも、エンジニアとしてキャリアチェンジをすることができます。
今回ご紹介した転職支援付きスクール経由で就職し、実務経験を1-2年ほど積めば、フリーランスエンジニアも現実的です。フリーランスエンジニアとして独立すれば、20代で年収1,000万円、海外の好きなところでリモートワーク、週3勤務で月収50万円などの生活を実現することも十分可能です。
控えめに言っても、エンジニアという仕事は素晴らしいです。早くこちらの世界に来ましょう。IT業界は平均年齢も若めなので、早ければ早いほど、自分の可能性はたくさんあります。一方、行動が遅くなればなるほど、自分の首を絞めることになります。
人生はあっという間です。「あの時行動しておけばよかった」と後悔だけはしないよう、まずは行動できると良いですね。今回は以上です。
今回ご紹介したプログラミングスクール
- GEEK JOB【無料かつ抜群の転職サポート】
- TechAcademy 【1週間無料体験あり】
- TechAcademyキャリア【転職に特化したTechAcademyの特別コース】
人気記事【IT転職】転職で本当に役立った転職サイトと転職エージェント【30社以上の中から厳選】
人気記事現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール4社【徹底比較】