「プログラミングを独学で学び始めたんだけど挫折しそう・・・。自分にはやっぱり無理なのかな・・。」
今回はこういった悩みに答えていきます。
本記事の内容
- プログラミングで挫折→エンジニアになった僕の体験談
- プログラミングで挫折する人、しない人の特徴
- プログラミングで挫折を回避するための方法
これを書いている僕は現在フリーのエンジニアです。エンジニアとして仕事を請けながら、転職エージェントの仕事をしたり、こういったメディアを書いたり、いろいろやってます。
とはいえ、実は僕はもともとエンジニアだったわけではなく、社会人途中からプログラミングを学んでエンジニアになりました。本記事で書いていきますが、その過程では独学で挫折を味わいながらエンジニアになっていますので、本記事はプログラミングで挫折しそうな人には特に参考になるかなと思います。
残念ながら、プログラミングで挫折する人はものすごく多いです。そういった方の力に少しでもなればと思い、本記事を書いていきます。
Contents
プログラミングで独学したら挫折しました【体験談】
冒頭の通り僕は今でこそエンジニアとして仕事ができていますが、もともとはプログラミング初心者でした。
そんな僕が、エンジニアになるまでの過程は以下の通りです。
- プログラミングを学ぼうと思い立つ
- →独学で本やネットを使ってプログラミング学習
- →挫折する
- →再起動、プログラミングスクールに通ってスキル習得
- →友人の会社の簡単な案件を請けたりして実践を積む
- →フリーとして仕事を請けるようになる
こんな時系列ですね。注目ポイントは3の「挫折」ですね。独学で勉強を始めた後のタイミングで、僕は一度挫折を経験しています。一度は挫折を経験しながらも、なんとか持ち直して勉強し、今に至るという形です。
「挫折→持ち直し→エンジニアへ」と、そんな経験をしてきたので、挫折するときの原因や、挫折を乗り越える方法も含めて理解できました。また、自身がプログラミングを学習する過程では、挫折してドロップアウトしていく人や、一方で挫折することなくエンジニアになれた人も同時にたくさん見てきました。
その経験から、挫折する人と挫折しない人の特徴が見えてきたので、それをご紹介します。
プログラミング学習で挫折する人、しない人の特徴
まずはプログラミング学習で挫折する人の特徴から。
挫折する人
- 頼れる相手(エンジニア)がいない人
これが僕が見てきた中で、挫折する人に見られた共通の特徴です。
プログラミング学習の過程では、わからないことや迷いがたくさん出てきます。例えば以下のようなものです。
- これを続けると本当にサービスが作れるようになるのか?
- この学習を続けて本当に役に立つのか?
- エンジニアになると本当に理想の生活が手に入るのか?
- そもそも自分は本当にエンジニアになれるのか?
全部プログラミング学習者が抱えがちな悩みです。プログラミングの独学は、時間も労力も精神的も消耗します。そういう状態が何日も続いたときに、ふと上記のようなことが頭の中に浮かんでくると、「これを続けて本当に報われるのかな・・?」と、多くの人は考えてしまうものです。
そんな時、「今のやり方を続ければ大丈夫だよ」「この方法じゃ厳しいからこうした方が良いよ」と、そうやって道を示してくれるエンジニアの方がいればいいんですが、残念ながら独学で勉強している人の周囲にはいません。ですから信じることができずに、途中で諦めて挫折して行きます。
僕が独学で挫折したときも、まさにそうでした。迷った時に周囲にエンジニアの頼れる友人がいなかったので、「今やっていることが本当に身になるのか」「そもそも自分にエンジニアなんて無理なんじゃないか」と、毎日一人で不安になりました。僕の場合も見えない未来を信じることができず、結果挫折しました。
挫折しない人
- 頼れる相手がいる人
一方挫折しない人は、頼れる相手がいる場合が多いです。
頼れるエンジニアの友人が一人でもいれば、自分が着実に前進していること、あるいは自分が違う道にそれかかっていること、こういうことを指摘してもらえます。自分がいまやっていることが未来に着実に繋がっているとわかれば、頑張る力も湧いてくるものです。
僕が一度挫折しながらも挽回できたのは、まさにこの頼れる人の存在でした。挫折する前は一人で悩んでは作業をしての繰り返しでした。それでもその後は頼れる相手を作ったことで、自分がやっていることに対して「あ、これで良いんだ」と思えるようになったんですね。これが、個人的には一番大きかったと思います。
終わりのないマラソンほど辛いものはありません。一人で学習する独学って、まさに終わりのないマラソンだと当時の僕は感じていました。「いつになったらわかるようになるんだろう。」と不安に感じていました。
一方、プロが道を示してくれてからは、どれだけ頑張れば報われるか、それはいつくらいなのか、そういうことがわかるようになりました。ゴールの位置や距離が見えるようになったので、結果として挫折せずにエンジニアになれました。
このように、挫折しない人は、聞く相手を近くに作っていることが多いです。僕も相談できる相手を作ってから一気に成長できましたから、それが正しいことは実体験を通じて確信しています。
挫折者が多いことはメリットでもある
実は挫折が多いことって、学習者にとってはメリットでもあります。なぜかと言うと、挫折する人が多いほど、エンジニアになるための参入障壁が上がるからです。
- エンジニアになるための参入障壁が上がる
- →エンジニアになる人の数が少なくなる
- →エンジニアの希少性が上がる
こういう仕組みです。
このように、世の中のエンジニア需要に対して、エンジニアの供給が追いついていないので、結果としてエンジニアの待遇はかつてないほど上がっています。実際、最近は人手不足が深刻化していて、エンジニアには年収1000万円の人もたくさん出てきています。つまり、入口は参入障壁は高いので大変だけど、一度エンジニアの世界に足を踏み入れることができれば、かなり美味しい思いができるということです。
エンジニアの方ならわかるかなと思いますが、プログラミングでは一度慣れてしまえば、そこからは難しくありません。むしろ、一番大変なのは慣れていない学習の初期段階だったりします。学習を始めた最初の頃のハードルが高いので、入口で挫折することは実はすごく勿体無いです。なぜなら、その壁を乗り越えさえすれば、エンジニアとして生きることができるからです。
ですので、挫折者が多い=ダメと言うわけではないんです。むしろ挫折する人が多いほど参入障壁が上がるので、エンジニアになってしまえば逆にメリットは大きいです。
プログラミング学習で挫折を回避する方法
ということで、まずは挫折せずにプログラミングを習得することが必要です。じゃあどうすれば挫折しないでスキル習得できるかと言いますと、具体的な方法としては以下の2つかなと。
- 頼れるエンジニアの友人や知り合いを探す
- プログラミングスクールに通う
1. 頼れるエンジニアの友人や知り合いを探す
前述通り、まずは頼れるエンジニアの友人や知人を探しましょう。エンジニアとして活躍していて、親身になって相談に乗ってくれる知人がいないか、思い浮かべてみてください。
とはいえ、仮にエンジニアの知人が見つけられたとしても、いつでも気軽に相談できるエンジニアとなると、なかなか簡単に見つけることはできないかと思います。そこで登場するのが次の方法です。
2. プログラミングスクールに通う
プログラミングスクールに通うこと、こちらの方法であれば、どんな人でも簡単に頼れるエンジニアとつながりを持つことができます。
プログラミングスクールの講師はプロのエンジニアです。僕も前述通り、スクールを使って最終的にエンジニアになれましたが、やっぱり一番大きかったのは頼れるプロのエンジニアの存在でした。
彼らはいま自分がやっていることが未来にどう繋がっていくかを、実体験をもとに教えてくれます。確実に前進していることを実感できるので、独学で常に抱えていた迷いは、スクールを使ったことで無くなりました。その結果、スクールを使ってからは一切挫折することなく、スキルアップできました。
僕だけでなく、「独学で挫折→スクールに通って勉強し直す」というステップを踏んでエンジニアになった人は僕の周囲でもたくさんいます。彼らの話を聞いていても、わからないことを聞けるエンジニアの存在は大きかったと話しています。
ですから、いまは独学で伸び悩んでいる人や挫折しそうになっている人は、プログラミングスクールを活用してほしいなと思います。壁を乗り越えればエンジニアの世界は素晴らしいですから、挫折して諦めてしまうのは勿体無いです。
プログラミングスクールにもたくさんありますが、おすすめは現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール4社【徹底比較】の記事でまとめています。個人的にはTechAcademy [テックアカデミー]がおすすめです。僕自身TechAcademyを受講してエンジニアになったので、自信を持っておすすめできるスクールですね。オンライン完結なので自宅からでも受講できます。TechAcademyは7日間の無料体験もやっているのですぐに試したい方はやってみましょう。
まとめ
まとめます。
- プログラミングで挫折するのは「頼れる人がいない」から
- →まずはスクールなどを活用して頼れる人を作りましょう
ということです。プログラミングは挫折しやすいですが、前述通り、最初の壁を越えていけばあとは楽になってきます。
前述通り、今はエンジニアの数が不足していることもあり、エンジニアの待遇はかつてないほど良くなっています。プログラミングスキルを身につければ年収1000万円を20代で稼ぐ人もざらにいますし、リモートワークなどの働き方もしやすいのがエンジニアです。
ですので、もし今挫折しそうだとしても、一踏ん張りしてほしいなと思います。良い具合でエンジニアには参入障壁がありますから、早くそこを乗り越えてこちらの世界に来ましょう。思うより壁は高くないですよ。最初の壁を乗り越えさえすれば、エンジニアの世界には入れますよ。