高卒でもエンジニアになれる本当の理由【イチバン確率が高い就職方法も紹介】

どうも。フリーランスエンジニアのYutoです。

 

最近以下の質問をいただきました。

 

こんにちは。僕は高卒で、現在メーカーの営業職をやっている23歳の男性です。これからITエンジニアになりたいと考えていますが、高卒でもエンジニアになれるものでしょうか?やはり大卒以上でないと厳しいものなんでしょうか?

 

ご質問ありがとうございます。これは特に「高卒」の方がよく悩まれる点ですね。

 

結論から言うと、高卒でもエンジニアになることは可能です。

 

本記事ではその理由について、経験をもとに述べていきます。

 

僕の経歴

現在フリーランスエンジニアとして働きながら、転職エージェントとしても活動しています。

 

エンジニアの立場としてだけでなく、企業側の目線も日々見ていることから、より実態に即した就職・転職事情について語ることができます。

 

本記事を読んで、「高卒の自分だとエンジニアにはなれないんじゃないか・・」と不安に感じる心とは、もうオサラバしましょう。

 

高卒でもエンジニア就職できる理由

結論、大半の企業は学歴を気にしないからです。

 

なので、高卒でもエンジニアになることができます。

 

学歴を気にする企業、気にしない企業の特徴

これまでエンジニア転職の実態を見てきた経験からいうと、「学歴を気にする企業」「気にしない企業」の特徴は以下です。

 

  • 一部の大企業(全体の10%以下)→学歴を気にする
  • 大半のベンチャーや中小企業(全体の90%以上)→学歴を気にしない

 

上記の通りです。それぞれ解説しますね。

 

1. 一部の大企業や人気企業(全体の10%以下)→学歴を気にする

まず、一部の大企業や人気企業に関しては「大卒」「高卒」など学歴を気にしています。

 

なぜなら大企業や人気企業の場合、応募者が殺到するため、「学歴」等で足切りをする必要があるからです。

 

大企業の人事はとにかく時間がない

応募者が100人、200人と来る大企業の人事担当は、とにかく時間がないことが多いです。

 

そのため、応募が来た人のレジュメを「全員分」見ている時間はないんですよね。

 

ですから多くの企業は、ある程度「足切り基準」を決めて、書類選考をしていることが多いです。

 

大企業が良く利用する採用方法

具体的に説明をしておくと、そこで利用されている手法が「デジタルジャッジ」というものです。

 

デジタルジャッジとは、「学歴」や「職歴」「経験社数」や「就業状況」など、”誰が見ても同じ判断がつく部分”で、書類選考をする方法です。

 

デジタルジャッジの例

例えば、Webエンジニア求人の場合、

 

  • 学歴⇨「大卒以上」
  • 職歴⇨「Webサービス開発の実務経験」
  • 経験社数⇨2社以内
  • 就業状況⇨ブランクOK(半年以上はNG)

 

このような基準を設けて、基準を満たしている人だけ通過させる、これがデジタルジャッジです。

 

見ればわかるかなと思いますが、上記の項目は、書類上で全部判別がつきますよね。

 

このように、「このポイントだけ見ておけばOK」という感じで足切り基準を統一し、複数の人事担当で書類選考を分配していることが、特に大企業では多いです。

 

大卒以上=「地頭」で足切りしている

デジタルジャッジで「大卒以上」など学歴指定をする企業は、言い換えれば「地頭」の良さで足切りしていると言えます。

 

なぜなら一般的に、高卒より大卒の方が、地頭が良いと判断する人が多いからです。

 

もちろん、これは誤りで、大卒でも地頭が良くない方はいますし、高卒でも地面が良い方はたくさんいます。

 

が、前述通り、そこまで履歴書チェックに工数をかけられないので、「大卒以上=地頭が一定良い」とみなし、線引きしていることが多いんですよね。

 

このような企業の場合、高卒出身だと、一気に就職難易度が上がります。他の部分でアピールする前に、足きりされてしまうからです。

 

このように、特に大企業や人気企業の場合、応募者が多く、全員分ジャッジしきれないという理由から、「高卒NG」になることが往々にしてあります。

 

ですから、大企業や人気企業の場合、高卒だと分が悪くなることが多いことは事実です。まあこれは仕方ないので、受け入れる他なしです。

 

2. 大半のベンチャーや中小企業(全体の90%以上)→学歴を気にしない

一方、大半のベンチャーや中小企業は、高卒や大卒といった学歴を気にしないケースが多いです。

 

なぜなら、こちらは大企業とは異なり、そもそも応募者が殺到するようなことにはならないからですね。

 

ベンチャーや中小企業は「まず会ってみよう」のスタンスが多い

書類選考自体もガチガチに基準を設けているところは少なく、「まずは会ってみよう」というスタンスの企業が多いです。

 

そのため、高卒であっても書類選考は普通に通ります。

 

中小企業は「経営者」や「人事責任者」の一存で採用が決まることも多い

また中小企業やベンチャーの場合、経営者や人事責任者の一存で採用が決まることも多いです。

 

要は「面接」の場で気に入ってもらいさえすれば、高卒なんて関係なく、就職できるということですね。

 

例えば、「大卒が良い」と当初言っていた企業も、「実際に会ってみたら良かった」という理由で高卒を採用することも、僕は数えきれないほど見てきました。

 

このように、ベンチャーや中小企業の場合、高卒でもエンジニアになることは可能ですし、実際に多くの人がなっています。

 

ですから、これからエンジニアを目指すなら、ベンチャーや中小企業の方が、高卒の方にとっては分が良いですね。

 

【朗報】IT/Web系ベンチャーは働きやすい会社も多い

IT/Webベンチャーは働きやすい会社も多いので、個人的にはおすすめです。

 

例えば、IT/Web系のベンチャーは社長とも距離が近く、成長機会も多いです。また、技術もしっかり身につく上、働き方(在宅勤務やフレックス勤務)にも柔軟な企業は多くあります。

 

もちろん、大企業と比較すると、収入面や福利厚生で劣ることは事実です。

 

ですが、そもそも完全未経験から大企業エンジニアになることは難しいので、いずれにしてもベンチャーや中小企業で経験を積むことが第一歩です。

 

エンジニアは「手に職」があるので、経験を1〜2年積んだ後は、転職なり独立でも、好きな道を選んでいけばOKかなと思います。

 

高卒からエンジニアになるならプログラミングを習得しよう

高卒からエンジニアになることは可能ですが、高卒からエンジニアになる場合は「プログラミング」を学んでおきましょう。

 

なぜなら、プログラミングを事前に学習しておくと、就職確率が高まるからです。

 

プログラミングを習得しておけば、企業の教育コストが下がる

企業側からすると、未経験者を採用する一番のネックは「教育コスト」です。

 

エンジニアの場合、教育で時間がかかるのはプログラミングなので、事前にプログラミングを習得しておけば、その分企業は採用の意思決定をしやすくなります。

 

ですから、高卒からエンジニアを目指す場合は、プログラミングを事前に学習しておくことが必要です。

 

でも、どうやってプログラミングを勉強し、エンジニアを目指せばいいの?

高卒からエンジニアになれるとはいえ、「どうやって勉強していけばなれるのか」がわからないかなと。

 

なので、高卒からシンプルかつ最短でエンジニアになる方法を紹介しますね。

 

高卒からプログラミング習得し、エンジニアになる現実的な方法

  • 就職・転職支援付きプログラミングスクール経由で転職する

 

結論、上記の方法が最もシンプルで、かつエンジニアになりやすい方法です。

 

なぜこの方法がエンジニアになりやすいかというと、プログラミング学習から就職サポートまで、一貫してサポートしてくれるからです。

 

学習から就職まで、一貫サポートしてくれる

未経験からエンジニアを目指す場合、スキルもなければコネもないですよね。

 

実際のところ、スキルなしコネなしでも、年齢が若ければ「ポテンシャル」として採用されることはあります。例えば、就職Shopのような就職サービスを使えば、高卒出身のニートの方であっても、エンジニアになることは可能です。

 

ですが前述通り、企業側からすれば、プログラミングスキルがない人を採用すると「教育コスト」がかかります。ですから、スキルなし状態で就職サービスを使っても、就職確率は当然ながら落ちるんですよね。

 

その点、エンジニアになるために必要なプログラミング学習を、過不足なく、手間なく実現できる方法が、就職支援のついたプログラミングスクールを受講することです。

 

ですから、高卒からエンジニアを目指す場合は、就職支援付きスクールでプログラミング学習をした上で、スクールの就職サポートでエンジニアになることが、最も近道であり、最も確実で、最も楽なルートです。

 

プログラミングスクールを使えば就職・転職できるのか?【実例付きで解説】

 

高卒でもエンジニア就職できるプログラミングスクール

じゃあどこのプログラミングスクールを利用すればいいか。

 

参考までに、僕自身も使ってよかったスクール含み、エンジニア目線でおすすめのプログラミングスクールを紹介しておきます。

 

  1. TechAcademy:「費用重視」の方はこちら(4週間10万円台から/転職決まれば10万円キャッシュバック)
  2. テックキャンプエンジニア転職:「転職力重視」の方はこちら(転職決定率99%。高卒にも特に強い)
  3. DMM WEBCAMP COMMIT:「バランス重視」の方はこちら(転職決定率98%。転職できなければ全額返金保証あり)

 

結論、この3つがおすすめです。この3つであれば、どれを使っても短期間でエンジニア転職が可能です。

 

高卒出身のエンジニアを多く輩出しているスクールでもあるので、必ず力になってくれますよ。

 

エンジニアになれば受講費用は一瞬で元が取れる

「プログラミングスクールだとお金が・・」と思うかもしれませんが、結論、エンジニアになればお金は稼げるので、数十万円のスクールの受講費用くらいはすぐに元が取れます。

 

実務経験を数年積んでフリーランスエンジニアになれば、月収60万円以上は普通に実現できますからね。

 

上記3社はいずれも間違いない実力派人気スクールですが、失敗確率を減らすためにも、まずは各社がやっている「無料カウンセリング」を予約し、自分で足を運んでみることが吉ですね。

 

なお、上記3社の詳細は以下の記事でまとめているので、興味あればどうぞ。

 

詳細はこちら👇

【2022年度版】おすすめプログラミングスクール18選。180件の口コミを徹底比較した結果はコレ!

 

結論:高卒でもエンジニア就職・転職は行動さえすれば実現できる

記事の内容をまとめます。

 

  • 高卒でもエンジニアになることは可能
  • 高卒を気にする企業は少数派。大半の企業は気にしていない
  • 高卒からエンジニアを目指すならプログラミングスクールが最短の道

 

上記の通りです。

 

エンジニアの需要は少なくとも向こう10年間は伸び続けると言われています。そのため、今のうちにエンジニアになっておけば、少なくとも10年間は仕事に困ることはないかと思います。

 

facebookの元役員は「プログラミングを学べば生涯仕事に困ることはないだろう」と言ってますし、10年どころか、10年後以降も困ることはないんじゃないかなと思います。

 

加えて、エンジニアの待遇は上昇中です。フリーランスエンジニアになれば20代で年収1,000万円だって稼げますからね。10年間で資産も相当貯まるでしょう。

 

フリーランスエンジニアになるのも、今回紹介したスクールで3ヶ月くらい勉強してエンジニア就職し、そこで実務経験を2年くらい積めばなることができます。

 

僕は仕事柄、様々な職種や業種を見ていますが、エンジニアほど短期間で報われる可能性が高い仕事を、僕は他に知りません。

 

「人生逆転」したいなら、エンジニアは最適だと思いますよ。手に職も身につくので仕事に困らず、お金も稼げます。加えて、リモートワークや週3勤務など、自由な働き方もしやすいので。

 

ということで、本記事を読んでこのままページを閉じても、人生は変わりません。

 

高卒という学歴があっても、行動さえすれば人生変わりますから。早速次のステップに移りましょう。応援しています!

 

今回紹介したプログラミングスクール

  1. TechAcademy:「費用重視」の方はこちら(4週間10万円台から/転職決まれば10万円キャッシュバック)
  2. テックキャンプエンジニア転職:「転職力重視」の方はこちら(転職決定率99%。高卒にも特に強い)
  3. DMM WEBCAMP COMMIT:「バランス重視」の方はこちら(転職決定率98%。転職できなければ全額返金保証あり)

 

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