【実際どうなの?】インフラエンジニアの将来性について【将来が不安ならコレを学ぼう】

どうも。フリーランスエンジニアのYutoです。

 

以下の質問をいただきました。

 

初めまして。私は現在インフラエンジニアとして働いていますが、これから先もインフラエンジニアとして食べていけるか、将来が不安です。

 

 

 

IT業界に精通しているYutoさんから見て、インフラエンジニアの将来性はどうなのでしょうか?

 

ご質問ありがとうございます。

 

早速結論からいうと、インフラエンジニアとして将来も食いっぱぐれないためには、需要の高いスキルを身につけることが必要です。例えば、需要が高まり続けている「クラウド」のような知識ですね。

 

本記事では、

 

  1. インフラエンジニアを取り巻く環境の「これまで」と「将来」
  2. インフラエンジニアの将来性
  3. インフラエンジニアとして生き残り続けるために必要なスキル

 

これらをご紹介します。

 

僕の経歴

現在フリーランスエンジニアとして働きつつ、IT/Web業界を中心とした転職エージェントとしても活動しています。

 

IT業界にどっぷり浸かっている立場のため、インフラエンジニアの需要や将来性については、現場感含めて理解している立場です。

 

インフラエンジニアを取り巻く環境の「これまで」と「将来」

インフラエンジニアを取り巻く環境の「これまで」と「将来」

 

まずは、インフラエンジニアを取り巻く環境の「これまで〜将来」への変遷について、簡単に動きを整理します。

 

これまで:オンプレミスが主流

大きなトピックとしては、これまでのインフラエンジニアは「オンプレミス」の構築が主流でした。

 

オンプレミスとは、一言で言えば、自社の中で情報システムを保有し、自社内の設備によって運用することを指します。

 

例えば、サーバーなどを、自社の保有物件やデータセンターに置いて運用する方法です。所属している会社で、データセンターなどあったりしませんか?あれです。

 

オンプレミスは自社で全て管理できる分、自由にカスタマイズをすることができるなどメリットがあります。

 

一方、自社内で構築、運用をすることから、サーバー調達までに時間やコストがかかるデメリットや、インフラの管理・維持コストもかかります。

 

メリットがある一方、デメリットも少なからず存在しているということです。

 

将来:クラウドが主流の時代へ

一方、時代はどんどん「クラウド化」が主流となりつつあります。

 

クラウドとは、一言で言えば、自社内で設備を保有することなく、インターネットを通じて外部設備を利用することを指します。

 

例えば、あなたも使ったことがあるかもしれないoffice365。office365はエクセルやワード、パワポを利用できるサービスですが、従来はエクセルやワードを利用するためには、PC内にソフトウェアをダウンロードしないといけませんでした。

 

ところが、クラウド型のoffice365を利用すれば、自分のPCにエクセルやワードをダウンロードせずとも、インターネットを介してエクセルやワードを利用できるんですよね。この仕組みが、クラウドです。

 

クラウドのメリットは、なんといってもコストです。自社内でサーバーなどを用意する必要がないため、導入や維持コストを大幅に削減することができます。

 

また、インフラの調達までの期間も短いため、すぐに利用できる部分もクラウドのメリットです。

 

一方クラウドにもデメリットはあり、オンプレミスと逆で自由にカスタマイズができないなどがあります。

 

クラウド市場は成長市場

オンプレミスとクラウド、どちらも一長一短ではありますが、いまはクラウド市場が成長しているため、将来はさらにクラウド需要が高くなることが想定されます。

 

以上が、インフラエンジニアを取り巻く過去から未来への変遷です。オンプレミス⇨クラウドという流れですね。

 

インフラエンジニアの将来性はどうなの?【変化に適応すること】

インフラエンジニアの将来性はどうなの?

 

上記を踏まえて、インフラエンジニアの将来性はどうなのかというと、インフラエンジニア自体の将来性は問題ないです。なぜなら、インフラエンジニアはあらゆるサービスの土台を支える仕事のため、需要は常に存在するからです。

 

ところが、インフラエンジニアとして活躍し続けるためには、自分をアップデートする必要もあります。

 

例えば今回の例で挙げたように、オンプレミスからクラウドが主流になりつつあるため、オンプレミス環境でしか価値を発揮できなかったインフラエンジニアの需要は次第に下がるでしょう。

 

一方、クラウドインフラを構築できるインフラエンジニアになることは、今もそうですが、今後はさらに求められます。

 

ですからインフラエンジニアの将来性は、「時代変化に適応し続けること」、これに尽きます。

 

変化に対応できない=衰退の始まり

これはどんな仕事もそうですが、変化についていけなければ衰退しますからね。インフラエンジニアもまさにそうで、時代変化についていく必要があります。

 

それでも、世の中に存在する他の多くの仕事と比較すると、間違いなく需要は高い仕事ですし、個人的にはおすすめの仕事てす。

 

だからこそ、時代の変化を捉え、自分をアップデートさせましょう。

 

インフラエンジニアとして将来も生き残り続けるために必要なスキル

インフラエンジニアとして将来も生き残り続けるために必要なスキル

 

より具体的に、インフラエンジニアとして将来も生き残り、活躍し続けるために必要なスキルをいくつか挙げておきます。

 

1. クラウドの知識

まずはクラウドの知識です。クラウド化が進む現代においては、クラウドを理解しているインフラエンジニアの需要が高くなっているからです。

 

一番良いのは、クラウドインフラを構築するスキルを身につけてしまうことですね。

 

クラウドインフラのスキルを身につけてしまえば、例えば従来データセンターまで出向いて物理的作業をしていたことを、インターネット上からオンラインで作業できます。そのため、時間的・場所的制約が減ります。

 

また、クラウドは需要が高いため、収入も上がりやすいです。仕事に困らないだけでなく、良い収入も目指せます。

 

インフラエンジニアとして働き続けたいなら、クラウドを学んでおきましょう。

 

クラウドを最短で学ぶならどうすればいい?

結論、クラウドが学べるITスクールを利用することですね。

 

クラウドは独学だとハードルが高いため、ちゃんとした講師の元、正しく学ぶことが必要です。

 

スクールは費用こそかかりますが、中長期的に満足いく人生を送るためには、必要な投資だと思って活用することが吉ですね。

 

クラウドが学べるおすすめのITスクールは「【無料あり】インフラを学べるおすすめITスクール3つ【現役エンジニア比較】」でまとめています。よければ参考にどうぞ。

 

【無料あり】インフラを学べるおすすめITスクール6つ【現役エンジニアが比較/解説】

 

2. プログラミングの知識

もう一つ、「プログラミングの知識」も、インフラエンジニアは身につけておくべきです。

 

なぜなら、インフラがわかり、コードも書けるエンジニアはまだまだ数が少なく、需要が高いからです。

 

プログラミングは最初こそ難しく感じるものの、数ヶ月短期集中で学べば、基本的なスキルは十分身につきます。

 

数ヶ月頑張って、それだけでこの先数年、数十年単位で人生変わるなら、個人的には絶対に学んでおいたほうが良いと思います。

 

インフラエンジニアはどのプログラミング言語を学べばいい?

インフラエンジニアが学ぶべきプログラミング言語については「インフラエンジニアが学ぶべきプログラミング言語2つ【現役エンジニアが解説】」の記事で紹介しています。詳しくはこちらをどうぞ。

 

インフラエンジニアが学ぶべきプログラミング言語2つ【現役エンジニアが解説】

 

結論:インフラエンジニアはクラウドを学んで将来に備えよう

結論:インフラエンジニアはクラウドを学んで将来に備えよう

 

インフラエンジニア含め、エンジニアは人手不足が深刻化していますから、需要が高く、高収入も実現できる仕事です。それでも、変化が早い業界であることは紛れもない事実ですから、常に自分をアップデートさせていく必要もあります。

 

その観点で言うと、インフラエンジニアは特にオンプレミス→クラウドへの時代変化を捉え、「クラウドインフラ」の知識を身につけておくべき、という結論でした。

 

加えてプログラミングも理解し、自分の領域をどんどん広げることができれば、いつの時代も求められ続けるエンジニアにもなれますから。

 

だからこそ、僕も含めてですが、日々学習していくことが必要ですね。

 

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