文系からプログラマー就職は無理じゃない【就職・転職するための方法とは】

「文系からプログラマー就職したいな。でも、文系出身だとプログラマーに就職・転職することは無理なのかな?」

 

今回はこういった疑問に答えていきます。

 

結論から言うと、文系からプログラマー就職・転職することは無理じゃなく、可能です。

 

今回の記事を読むと、文系からプログラマーになることが無理じゃない理由を始め、文系からプログラマー就職・転職を目指す現実的な方法が、手に取るようにわかるようになります。

 

これを書いている僕は、現在は現役エンジニアであり、転職エージェントも兼務しています。ちょっと特殊な経歴ですが、エンジニアとしての立場、企業としての立場の両方を理解しているので、確実性の高い情報をお届けできると思います。

 

3分ほどで読めますので、文系からプログラマーを目指す方は、続きをどうぞ。

 

文系からプログラマー就職・転職が無理じゃない3つの理由

  1. 文系でもプログラマー就職/転職している人が実際にたくさんいるから
  2. 理系知識はそこまで必要じゃないから
  3. 文系だからこそ活かせることがあるから

 

理由はこの3つですね。それぞれ解説していきますね!

 

1. 文系でもプログラマー就職/転職している人が実際にたくさんいるから

まず一つ目の理由は、文系からでもプログラマー就職/転職している人がたくさんいるからです。これは新卒、中途問わずですね。

 

以前経済産業省が出していたレポートには、理系が約63%、文系が約27%と記載がありました(現在は消えてしまっているようです。)

 

文系、結構多いですよね。僕自身の実感値としてもだいたい1/3くらいの人が文系出身だと思います。最近は特に文系出身のエンジニアやプログラマーが増えているように感じます。

 

このように、文系出身のプログラマーやエンジニアは世の中にたくさんいます。それは上記の客観的な数字からもわかるかなと思います。

 

2. 理系知識はそこまで必要じゃないから

二つ目は、プログラマーに理系知識はそこまで必要じゃないからです。

 

エンジニアの立場から言うと、理系出身だからと言って、歴然とした大きな差が開いていることははっきり言ってないです。実際文系でも活躍しているプログラマーはたくさんいますし、理系だからと言って有利になることも、僕自身はそこまで感じないですね。

 

結局、エンジニアやプログラマーとして仕事をしていく過程の中で、差は開いていきます。入口がどんな経歴だからって、実際そこまで関係ないと言うのが僕の結論です。

 

3. 文系だからこそ活かせることがあるから

そして三つ目は、文系だからこそ活かせることがあるからです。

 

基本的には文系の人の方が、理系の人よりもコミュニケーションといった「言語的なスキル」があると言われています。プログラマーの方には控え目な方が多く、誤解を恐れず言うなら、あまりコミュニケーションが得意なタイプの方は少ないです(笑)

 

その点文系出身の方は、言語的な能力が高いことが一般的な傾向としては多いです。実際僕の周囲でも、文系出身でコミュニケーションに長けている人は、チームをまとめるプロジェクトリーダー(PL)やプロジェクトマネージャー(PM)として活躍している人が多いです。

 

プログラマーは個人で黙々とプログラミングをしているイメージがあるかもしれませんが、チームでやるときは、連携も非常に大事です。文系出身なら、チームを率いるプロジェクトリーダー(PL)やプロジェクトマネージャー(PM)として活躍も十分目指していけますよ。文系ならではの強みを活かしましょう。

 

未経験の文系からプログラミングを学び、プログラマー就職・転職を目指す手順

  • 方法①:独学する→受講後に自分で就職・転職活動する
  • 方法②:学習のみのプログラミングスクールに通う→受講後に自分で就職・転職活動する
  • 方法③:就職支援付きのプログラミングスクールに通う

 

文系からプログラマーを目指す手順はこの3つですね。

 

方法①:独学する→受講後に自分で就職・転職活動する

一つ目の方法は「独学する→受講後に自分で就職・転職活動する方法」です。個人的にはこの方法はおすすめしていません。理由はシンプルで、この方法はハードルが高いからです。時間や労力を消費した上に、結果が出ない可能性が高いです。

 

独学って本当に挫折しやすいんですよね。僕も社会人途中からプログラミングを学んで身につけましたが、独学では挫折しました。実際、プログラミングを独学している人の約90%は挫折しているとまで言われています。

 

この辺りの詳しいことは、プログラミング独学は無理ではないがおすすめしない【現役エンジニアが解説】プログラミングを独学して就職ってできるもの?【現役転職エージェントが解説】で書いていますので気になる方は覗いてみてください。「プログラミングの独学→自分で就職活動」はおすすめしていません。

 

方法②:学習のみのプログラミングスクールに通う→受講後に自分で就職活動・転職活動する

二つ目は、「学習のみのプログラミングスクールに通う→受講後に自分で就職・転職活動する」です。こちらの方法はアリかと思います。

 

ただし、文系学生に限るです。社会人にはおすすめしていません。理由を解説しますね。

 

文系学生の新卒就職ならこの方法でOK

文系学生で新卒プログラマーを考えているのであれば、この方法で十分いけます。なぜなら、新卒学生に対して「実務経験」は求められないからです。

 

新卒学生は、そもそも実務経験がない人がほとんどです。ですから、「プログラミングをやったことがある」「こんなものが作れる」とだけでも、大きなアドバンテージになります。ですから、プログラミングスクールを使ってスキル習得しておくと、有利になることは確かにあります。ですので、文系学生であれば、まずはプログラミングスクールを受けて勉強してみることは良い選択だと思います。今はプログラミングスクール がたくさんあるので、気に入ったところを受けてみましょう。

 

ちなみに僕が実際に使ってよかったプログラミング学習スクールはTechAcademy [テックアカデミー]です。TechAcademyは初心者向けの定番スクールです。オンライン完結で、場所を選ばずどこでもできます。学割もあるのでその点でもおすすめです。まずはTechAcademyで勉強して、就職活動すればOKです。

 

TechAcademyは7日間のプログラミング体験もオンラインでできますから、まずはサクッと試してみると良いです。以下からリンクからすぐにタダでお試し可能です。公式サイトには「無料説明会動画」もあるので、併せてチェックしておくことがおすすめです。

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一方、社会人にはおすすめしない

一方、すでに社会人でプログラマーにキャリアチェンジをしたい人にとっては、個人的にはベストな選択ではないですね。なぜなら、社会人の転職の場合、実務経験が求められることが多いからです。

 

社会人の転職の場合、残念ながらプログラミングスクールを卒業しただけの人は「実務未経験」として、その他未経験者と一括りにされて選考されることが多いです。ですからハードルは高めです。

 

プログラマーやエンジニアが人手不足になっているとはいえ、残念ながらまだ多くのIT企業は、実務経験がないプログラミングスクール卒業生を戦力としてみなしていません。普通に自分で転職活動をしたところで、その他大勢の未経験者と、同じ扱いを受ける可能性が高いということです。

 

ですので、特に文系出身の社会人で、プログラマー転職を考えているなら、必然的に次の方法を取る必要があります。

 

方法③:就職支援付きのプログラミングスクールに通う

それこそが、就職支援付きのプログラミングスクールを使うことです。文系出身の社会人がプログラマー転職する場合、この方法がいちばん現実的です。

 

就職支援付きのプログラミングスクールとは、「プログラミング学習+エンジニア就職サポート」がセットになったスクールのことです。こういったスクールを使うと、プログラミング学習と就職サポートを一貫して受けることができます。

 

学習部分は普通のプログラミングスクールと変わらず、違うのは就職部分ですね。就職支援つきスクールの場合、学習終了後に、スクール運営会社がキャリアサポートをしてくれます。そこでは就職先の紹介から、面接対策や待遇交渉など、就職・転職に必要なことを全部サポートしてくれます。

 

しかも多くの就職支援付きスクールは「無料」で受けられます。つまり、お金がない人でも、学習と就職サポートを一貫して受け、プログラマー就職/転職ができるということですね。

 

もう一つの特筆点は、就職支援付きスクールから紹介されるIT企業は、どこもスクール卒業生を採用したい企業ばかりということです。つまり、先ほどの方法①②の問題点だった「スクール卒業生は選考対象外」というハードルがそもそもないんですね。

 

IT企業の中にも、「経験者が取れないから、未経験者を積極採用し、自社で教育する方針の企業」と、「経験者が取れないので、今は採用活動を控えて静観している企業」の大きく2つがあります。就職支援付きスクールから入れる企業は基本前者です。

 

僕は採用に携わって長いので、「伸びる企業」「伸びない企業」を多く見てきていますが、人に投資できなくなった企業に未来はありません。そういう意味で、難しい環境下の中でも、人の教育に力を入れたり、採用に力を入れている企業は未来があると思っています。そういう意味でも、就職支援付きスクールは良い仕組みだなと思います。

 

というわけで、文系からプログラマー就職したいなら、就職支援付きのスクールを利用することがベストです。おすすめの就職支援付きのおすすめプログラミングスクールは現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール4社【無料あり】でご紹介していますので参考にどうぞ!

 

まとめ

述べてきた通り、文系からプログラマーは無理じゃないです。ご紹介した通り、文系からプログラマーになっている人はたくさんいますし、文系だからこそ活かせることもあります。

 

 

まとめるとこんな感じです。

 

最後に、今プログラマーは人手不足ですが、この状態はいつまで続くかわかりません。景気の風向きが一度変われば、追い風だって一瞬で向かい風に変わります。もしそうなったとき、企業は採用を控えることになりますが、真っ先に採用が止められるのは「未経験者」です。

 

だからこそ、もし今の現状に不満があり、プログラミングスキルがそれを解消するなら、今すぐに行動を起こす必要があります。残念ながら、時間はあなたの都合の良いように待ってはくれません。「あの時行動しておけばよかった。」と後悔する前に、まずは一歩を踏み出しましょう。

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