Web系フリーランスエンジニアのYutoです。
最近はWebエンジニア/プログラマーの自由な働き方が世間的認知されつつあるためか、特に20-30代で、エンジニアを志す方が増えています。
最近のフリーランスWebエンジニア/プログラマーは年収1,000万円以上の方が増加しており、注目を浴びることは自然の流れと言えましょう。
実際、完全未経験からWebプログラマーになることを実現した人も増えています。
最近はIT業界やWeb業界が売り手市場ということもあり、現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール25選【徹底比較】で紹介しているようなプログラミングスクールを利用すれば、学歴関係なく、Web系エンジニアになれるのです。
さて、そこで1つ気になることといえば、「Webエンジニア/プログラマーになるなら、どのプログラミング言語を学べばいいのか?」ということ。
そこで今回は、Webエンジニア・Webプログラマーになるためのおすすめ言語について、現役フリーランスエンジニアの僕が解説していきます。
僕の経歴
社会人になってから、初心者としてプログラミングを学び、現在はフリーランスエンジニアとして仕事をしながら、転職エージェントやWeb関連の事業をやっています。IT業界、特にWeb業界には長くいるので、業界についてそれなりに精通していると自負しております。
Webエンジニアや業界のリアルな実態も知っていますから、Webエンジニアのおすすめ言語含め、就職や転職事情についても、実体験も交えながら解説していきます!
Contents
Web系プログラミングで使われる言語【Webエンジニアの言語】
まずはWebプログラミングで用いられる言語にどのようなものがあるのか見ていきましょう。
Web系のプログラミングでは、以下の言語がメジャーなものです。
- Ruby
- PHP
- Python
- Java
それぞれ初心者でもわかるように簡単に特徴や作れるWebアプリを解説していきますね。
Ruby
Rubyは日本生まれのプログラミング言語です。オブジェクト志向型のスクリプト言語という部類です。
Rubyの特徴は、何と言っても「初心者でも始めやすい言語」であること。Rubyには「Ruby On Rails」というフレームワークがあるので、初心者でも素早く、プログラミングをすることができるのが、Rubyの特徴です。
Rubyはスピード感を持ってサービス開発ができる言語なので、急速に成長するWebサービスを展開するスタートアップ企業などで好んで使われています。もちろん、大手企業も使っており、今最も勢いがある言語の1つです。
- Rubyで作られている代表的なWebアプリ:「クックパッド」「食べログ」「Twitter」など
PHP
PHPはWeb開発案件の中でもトップクラスに需要が高く、Webサービスの定番言語の1つですね。
PHPもRuby同様、初心者でも始めやすい言語です。また、こちらも短期間でWebサービス開発ができる言語のため、多くのWeb企業がこぞって利用しています。
- PHPで作られている代表的なWebアプリ:「Facebook」「Wikipedia」など
Python
Pythonは人工知能や情報分析といった高度な技術に使うことができる、将来性の高い言語です。
特徴としては、Pythonを使えるエンジニア数がまだまだ日本で少ないことです。にも関わらず需要は高い言語なので、習得すれば、仕事には困らなくなります。
- Pythonで作られている代表的なWebアプリ:「YouTube」「Instagram」「Pinterest」など
Java
Javaは、数あるプログラミング言語の中でも、案件数が圧倒的に多いプログラミング言語です。
Javaの特徴は、大規模なシステム開発によく用いられる言語で、この点はPHPと対称的です。PHPは小回りが利きやすいので、小規模のWebサービスでも多く使われます。
Javaは正社員求人も多いです。大規模なプロジェクトに関わりたい、大手に正社員として入社したい、そういう方におすすめです。
- Javaで作られている代表的なWebアプリ:「Twitter」「Evernote」など
WebエンジニアやWebプログラマーになるなら「Ruby」と「PHP」がおすすめ
上記の通りで、未経験からWebエンジニア、Webプログラマーを目指すなら「Ruby」と「PHP」がおすすめです。
理由を解説していきますね。
RubyとPHPがおすすめな理由
一言で言えば、「初心者でも学びやすく、かつ需要が高い言語だから」です。
RubyとPHPは初心者向きの言語
前述通り、RubyとPHPはプログラミング言語の中でも比較的やさしく、初心者向きの言語だからです。
プログラミングは途中で挫折する人が多いです。ですから、最初は挫折しないように、まずは習得しやすい言語でプログラミングに慣れることが、習得のコツなんです。
その点RubyやPHPは、他の言語と比較すると難しくありません。なので、初心者でも無理なく、習得を目指していけます。
RubyとPHPは需要も右肩上がり中
加えて、PHPとRubyは需要が高く、しかもその需要は増加傾向だからです。「百聞は一見にしかず」ということで、実際に世の中にどれくらいの案件数があるか見てみましょう。
フリーランスエンジニア向け求人サイトレバテックフリーランスの案件数を調べてみたところ(2020年1月時点)、各言語の案件数は下記の通りでした。
# | 言語 | 案件件数(全1,216件) | シェア |
1 | Java | 230 | 18.9% |
2 | PHP | 160 | 13.2% |
3 | Ruby | 89 | 7.3% |
4 | Python | 72 | 5.9% |
JavaとPHPがトップで、その後にRubyが続いている状態です。
JavaとPHPは需要の高い言語のツートップとして有名です。この2言語と比較すると、Rubyはまだ案件数としては少ないですね。
ただ、Rubyは近年急速に需要も伸ばしてきており、今後需要はさらに拡大していくことが予想されています。なので、Rubyも需要が底堅い言語といえますね。
案件数の多いJavaはどうなの?
これだけ見ると、「Javaも良いんじゃない?」と思うかもしれませんが、もちろんJavaもおすすめです。
ただ、Web系としてはやはりRubyやPHPの方が適しています。
そもそもJava案件だと、在宅案件(リモートワーク)ができる仕事が少ないので、自由なフリーランスエンジニアを目指すなら、ベストな選択にはなりません。この辺りの説明は、【結論】自由なフリーランスエンジニアになるためのおすすめ言語で書いています。
僕は「Ruby」を選んだ
参考までに、僕は「Ruby」を最初の言語として選びました。
この選択は、僕にとって正解でした。実際、初心者だった僕でも短期間でスキルを習得し、エンジニアとして食べていけるようになりました。今は在宅でリモートワークをしたり、週3勤務をしたり、その上収入も以前と比較して倍増しています。
個人的には迷ったら「Ruby」で良いと思っています。
さらに、プログラミングはどれか1つの言語を習得すれば、次の言語を学ぶ際は、最初より時間はかからないのです。
Rubyをやってみて、次にPHPをやってみる。あるいはPHPから始めて、次にRubyをやってみる。どちらでもOKです。
WebエンジニアやWebプログラマーになるなら「プログラミングスクール」がおすすめ
結論 RubyやPHPを学ぶなら、プログラミングスクールを利用しましょう。
独学でWebエンジニアになるのは難しい
というのも上記の通りで、独学でWebエンジニアになることはかなり難しいからです。
独学は挫折する人が多く、実際、独学している人の約9割は挫折しているという話も耳にします。
そもそも未経験から何の後ろ盾もない状態で、Webプログラマーとして就職・転職・独立することは難しいのです。
プログラミングスクールは、就職や転職、独立のノウハウはもちろん、IT企業とのコネクションも持っています。ですから、就職や転職、独立は、圧倒的にプログラミングスクール経由の方が実現しやすいのです。
そんなわけで、Webエンジニアになるならプログラミングスクールを利用することがおすすめです。
なお、独学と就職の関係については、Webプログラマーに独学で就職することは現実的に可能なのか?【プロが解説】の記事で書いているので、もし迷うなら、こちらも参考にしながら、スクール受講を決めましょう。
RubyとPHPが学べるプログラミングスクール
一応、RubyとPHPそれぞれが学べるおすすめプログラミングスクールは以下でまとめています。
Rubyが学べるプログラミングスクール↓
PHPが学べるプログラミングスクール↓
上記の通りです。
プログラミングスクールは当たり外れがあるので、しっかり吟味したいところですね。上記はいずれもエンジニア目線で本当におすすめできるところに絞っているので、上記記事を参考にすれば、スクール選びの手間はかなり省けます。
最終的には、上記の中から2-3社無料相談や無料体験をやってみて、自分に合うスクールを選ぶことが大切です。
こういったプログラミングスクールを使えば、未経験からでも数ヶ月でWebエンジニアになることは十分現実的です。そこで実務経験を1-2年ほど積めば、Web系のフリーランスエンジニアとして独立も現実的です。
Web系フリーランスエンジニアなら年収1,000万円やリモートワーク、週3勤務で年収500万円といった生活を実現することもできます。
まとめ
- Webエンジニア・プログラマーになるなら「Ruby」「PHP」がおすすめ
- Webエンジニア・プログラマーになるならプログラミングスクールを活用しよう
まとめると、上記の通りです。
前述通り、プログラミングスクールを利用すれば、完全未経験でも、数ヶ月でWebエンジニアになることは可能です。さらに、そこで実務経験を1-2年ほど積めば、Web系のフリーランスエンジニアとして独立することができます。
Web系フリーランスエンジニアであれば、稼ぎたいときに月次で単価80万円以上の案件を請けることもできますし、ゆっくり過ごしたいときは、リモートワークや週3勤務で年収500万円といった仕事を請けることもできます。
いやープログラミングができる人にとっては非常に良い時代になりましたw
そんな未来もまずはプログラミングを学ばないと始まりません。
Web業界は平均年齢は低く、特に20代は優遇されます。
ですから、Webエンジニアになることを真剣に考えているなら、まずは行動を起こすことが重要ですね。
Rubyが学べるプログラミングスクール
PHPが学べるプログラミングスクール
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