どうも。フリーランスエンジニアのYutoです。
さて、最近はフリーランスエンジニアを目指す人が、IT業界経験者、未経験者問わず増えていますね。
それもそのはず、フリーランスエンジニアは実務経験数年の20代でもなることができ、年収1000万円やリモートワーク、週3勤務など、お金も時間も自由なライフスタイルを実現することができるからです。
ちなみに僕も未経験からフリーランスエンジニアになりましたが、いまは年収は倍増し、一方働く時間は減りました。控えめに言っても、フリーランスになって良かったと思います。
そんな魅力あるフリーランスエンジニアにも、実は住んでいる地域によって、「フリーランスエンジニアになりやすい地域」と「なりにくい地域」があります。
結論、フリーランスエンジニアに一番なりやすい地域は「東京」です。なぜなら、東京に最も案件が集中しているからです。
そして、その次点でなりやすいのが、今回紹介する「大阪」なんですよね。
そこで本記事では、
- 大阪でフリーランスエンジニアを目指す上で知っておくべき事情
- 大阪でフリーランスエンジニアになる最短ルート
上記をご紹介します。
本記事を読めば、大阪でフリーランスエンジニアになるために知っておくべきことがわかりますよ。
簡単に、僕の経歴
現在フリーランスエンジニアとして活動しつつ、転職エージェントとしても働いています。
大阪のエンジニア転職についても、これまで多く支援をしてきており、その過程では多くのIT企業の経営者と話をしてきました。そのため、大阪のエンジニア事情については深く理解しています。
そのような背景を持つ立場から、大阪のフリーランスエンジニア事情について解説しますね。
Contents
大阪のフリーランスエンジニア事情【案件数・特徴・単価】
まずは大阪のフリーランスエンジニア事情について解説しますね。
- 大阪の求人数
- 大阪の案件の特徴
- 大阪の単価
押さえておくべきは上記「3つ」の観点です。
それぞれ解説しますね。
1. 大阪の求人数
まずは「大阪の求人数」から。
求人数については、結論、東京の10分の1くらいです。なので、東京と比較してしまうと、正直見劣りしますね。
一方、東京以外の都市で考えると、大阪の案件数は東京の次点で多いですね。なので、フリーランスとして独立し、仕事をしていく環境自体は大阪は十分整っています。
加えて朗報としては、最近は大阪の案件数が増えていることです。なので、時間が経つにつれて、案件数はさらに増えていくでしょうね。
そういう意味で、大阪でフリーランスエンジニアを目指す環境はどんどん整っていると言えます。
2. 大阪案件の特徴
大阪案件の特徴としては、メーカーや銀行などの大企業や、自治体向けの大規模開発の案件が多いですね。
主な言語・スキルとしては「Java」「VB.NET」などが多いです。
基本的に、Web系企業やAI、IoTなど華やかな仕事は、まだまだ「東京」に密集していることが実情です。なので、こういった案件に参画したいのであれば、東京に上京した方が参画しやすいです。
とはいえ、最近は大阪でも、Webアプリ開発やスマホアプリ開発など、ECサイト開発などの案件も増えてきています。例えば「PHP案件」などです。なので、Web系の仕事を大阪で実行することも実現可能ですね。
大阪に住みながら東京の案件をこなす「リモートワーク案件」はまだ数は少ないですが、こちらも最近は増えてきています。なので、これからはもっと増えてくるんじゃないでしょうか。
3. 大阪案件の単価
結論、だいたい東京の80%くらいが大阪の単価相場ですね。つまり、東京で月単価80万円の案件は、大阪だと月60〜65万円くらいが相場です。
こういった案件をこなすと、年収720〜780万円くらいとなります。案件自体は年齢関係なくできるので、20〜30代でも実現できる収入です。収入水準としては十分じゃないでしょうか。
その収入はこれから先も続くの・・?
「独立すると不安定だし、そんな高収入が続くの・・?」と心配も感じるかもしれません。
が、エンジニアは人手不足、かつ需要が高いので、仕事に困ることは圧倒的に少ないんですよね。
加えて、後述する「フリーランスエージェント」を使えば、彼らがあなたの代わりにIT/Web企業に対して営業し、仕事を取ってきてくれます。
こういったプラットフォームは、エンジニアならではです。営業や経理、事務職の人がフリーランスを希望しても、プラットフォームが存在しないですからね。
ですからエンジニアの場合、独立すると年収が上がるだけでなく、仕事に困りづらいメリットがあります。
しかも、エンジニアの人手不足は2030年にかけて向こう10年間は続く調査結果も出ています。そのため、いまの仕事に困らない状況は終わるどころか、今後はさらに拡大していくと予想されてるんですよね。
実際にIT企業と日々接する身としても、エンジニア不足は収まる気配がないです。ほぼ間違いなく今後も需要は続くでしょうね。
なのでエンジニアは、どんどんフリーランスになれば良いと僕は思いますね。なぜならその方が稼げるし、リスクも少ないからです。
もし仮に仕事がなくなっても、技術があるエンジニアであれば再就職はしやすいですからね。エンジニアの場合、独立リスクはそこまで大きくないことがリアルな実情ですよ。
大阪でフリーランスエンジニアになる最短ルートは「エージェント利用」
結論、「フリーランスエージェント」を利用することが最も近道であり、確実な方法ですね。
フリーランスの仕事の探し方
基本的に独立する場合、仕事の探し方は以下の方法があります。
- 自分で営業する
- 友人・知人から紹介してもらう
- 運営しているブログやサイト経由で受注する
- エージェントに登録し、紹介してもらう
こういった方法です。簡単に解説しますね。
1. 自分で営業する方法
まず、自分で営業する方法。これはハードル高いです。
僕が見てきた中では、エンジニアはそもそも営業に苦手意識が強い方が多いです。
なので、自分で企業に営業し、自分で仕事を取ってくることは非現実的かなと。
2. 友人・知人からの紹介
友人・知人からの紹介は、ツテがあるならおすすめの方法です。
が、みんながみんな、ツテがあるわけではないですよね。
IT業界にゆかりのある友人・知人が多く、紹介を受けられそうなら、試す価値は大きい方法です。
ちなみに僕も最初は知人紹介で仕事をうけて実績を積みました。
3. ブログやサイトからの受注
ブログやサイト経由の受注は、いわゆるインバウンドですね。これも初心者にはハードルが高いです。
僕は個人で複数のメディアを運営しており、そのメディア経由でお仕事の依頼が入ることも多いのですが、そもそもメディアに人が来てもらうためには、SEOやSNSの知識が必要です。初心者から学ぼうとすると、時間もかかりますし、効果も出にくい領域です。
すでにSEOの知識がある方や、SNSで一定のフォロワーを獲得している方なら、こちらも試す価値は高い方法です。ですがそうでないなら、すぐの効果は期待できないですね。
4. エージェント利用=おすすめ!
となると、1番良い方法は、やはり「エージェント」を利用することなんですよね。
エージェントにはすでにエンジニアを待つ求人が存在します。登録、利用は思い立てば「数分」でできますし、案件紹介も「数日」で受けることができます。
なので、他の方法とは全く異なり、仕事紹介までのハードルが圧倒的に低いんですよね。
加えて、登録、利用ともに「無料」でできることも、手軽に試せるポイントです。
基本的にエージェントは、案件に参画した際、10〜15%程度の手数料をもらうビジネスモデルです。
そのため、相談段階ではお金を払う必要がなく、あなたが案件に参画して初めて、お金が発生するんですよね。なのでリスクがないです。
ちなみに、10〜15%の手数料が引かれた後の単価が、前述した月60〜65万円の単価です。なので、手数料が引かれることを考慮しても、収入水準としては十分すぎますよね。
フリーランスエージェントの場合、完全な初心者だと案件を請けられないデメリットはあります。が、実務経験が1年でもあれば、十分紹介いただける水準です。
ということで、大阪でフリーランスエンジニアになるなら、エージェント利用が最短ルートとなります。
より詳しいフリーランスエンジニアの仕事探し方法は「フリーランスエンジニアの仕事の探し方【モテるエンジニアの秘訣とは】」で解説しています。
大阪でおすすめなフリーランスエージェント
フリーランスエージェントと一言で言っても、質の高いエージェントもあれば、残念ながらそうでもないエージェントもあります。加えて、特定の地域に強い、弱いエージェントもあります。
だからこそ、大阪でフリーランスエンジニアを目指すなら、「大阪の優良案件に強いエージェント」を選んで利用することが、1番重要なんですよね。
じゃあどこが大阪に強いエージェントか、結論、大阪の優良案件に強いエージェントは以下となります。
- PE-BANK【地方都市案件の求人が豊富。歴史あるエージェント】
- レバテックフリーランス【大阪のフリーランス案件に強い】
上記2つです。
PE-BANKは、地方都市に強いエージェントとして有名です。設立30年近く経つ歴史あるエージェントで、大阪でも多くの案件を保有しています。フィットネスクラブの費用負担など、様々な福利厚生も充実しており、安心した保障が魅力なエージェントです。迷ったらまずはPE-BANKに登録すればOKです。
レバテックフリーランスは、エンジニア向けエージェントとしては最大手の一社です。関東圏に特に強いですが、最近は大阪含めた関西でも積極的に商圏を広げています。
どちらも大阪案件に特に強いエージェントです。まずは相談してみると、自分が参画できそうな案件を紹介してもらえます。
登録・相談ともに無料ででき、独立後の案件や収入診断もしてくれます。強引な勧誘も一切ですし、相談は電話でもできるので、安心して無料相談してみましょう。
未経験から大阪でフリーランスエンジニアを目指す場合
一方「未経験」からフリーランスエンジニアを目指す場合は、いきなりフリーランスエンジニア専門エージェントで仕事紹介を受けることは難しいです。
なので、まずプログラミングを習得することがファーストステップです。
プログラミング習得方法は「2つ」
方法は大きく「独学」「プログラミングスクール」の2つがあります。
大半の初心者は、「プログラミングスクール」経由でスキルを習得しているので、基本は「プログラミングスクール」に通うことが良いです。
中には独学でスキル習得するツワモノもいるのですが、独学はハードルが高く、僕の見てきた中では、10人に9人は挫折していますね・・。
なので、独学でも習得は可能ですが、ハードルが高いので、プログラミングスクール利用が無難ということが結論です。
なお、大阪でエンジニアになれるプログラミングスクールは「【体験談あり】大阪で本当に選ぶべきプログラミングスクール4つ【ニーズ別で厳選】」の記事でまとめています。
まとめ:大阪のエンジニアは「フリーランスエンジニア独立」を検討すべき
最後に、本記事で述べた通り、「大阪」でフリーランスエンジニアになる環境はかなり整ってきました。
「案件数」や「案件の種類」も増えていますし、自分に合った働き方が選べる状態にどんどん近づいています。エンジニア不足も追い風なので、フリーランスを目指すなら今は非常に良いタイミングだと思います。
大阪で独立も目指せますが、もっと安定した環境で独立したいなら、もう一つの選択肢は「東京」に上京することですね。
文中でも述べましたが、案件数や種類が多いのは東京なので、東京でフリーランスになった方が、さらに仕事に困ることはなくなります。
いずれにしても、まずは大阪で拠点を持つエージェントに相談し、今後のキャリアの選択肢を把握することをおすすめします。
今回紹介したPE-BANKはレバテックフリーランスはどちらも「東京」にも「大阪」に拠点を持っています。なので、どちらの条件のアドバイスもしてくれますよ。
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