どうも。フリーランスエンジニアのYutoです。
さて最近は、未経験から「派遣プログラマー」を目指す人が急増していますね。
かのホリエモンも「正社員なんてなるな。派遣の方がよっぽど良いよ」と言っていることは有名ですが、それもそのはず、派遣社員は正社員と比較してワークライブバランスが整っていたり、責任も少ない傾向があるからです。
これはプログラマーに関しても同様で、派遣プログラマーは正社員より責任や残業が少なく、無用なストレスを抱えず働くことを実現しやすいんですよね。
とはいえそれでも
- 「未経験からプログラマーになることはできるのかな..?」
- 「派遣プログラマーって実際どうなんだろう?」
このような疑問もあるかと思います。
そこで本記事では、プログラミング完全未経験の状態から派遣プログラマーを目指す上で知っておくべき全知識を、本記事で解説します。
僕の経歴
フリーランスエンジニアとして仕事をつつ、転職エージェントとしても活動をしています。
転職エージェントとして200を超えるIT/Web企業の採用を支援してきたことから、今回の記事の信頼性は高いと自負しています。
Contents
そもそもプログラマーは未経験でも就職できるの?【結論可能】
結論、プログラマーは未経験でもなることは十分可能です。
ではなぜ未経験でもなれるのかというと、一言で言えば、プログラマーの需要が高い一方、肝心の人手が圧倒的に足りていないからです。
上記はこのブログで何度も出している統計です。
いまの時点でさえ数十万人規模で不足しているIT人材の数は、2030年にかけて更に不足数が拡大していくことが公的にも予想されています。
加えて、プログラミングはそこまで難しくない
「プログラミングってなんだか難しそう…」
未経験の場合はプログラミングに対して上記のようなイメージを持ちがちですが、実はプログラミングってそこまで難しくないです。
なんならたったの数ヶ月でも、プログラマーとして就職や転職するレベルになることは可能なんですよね。
プログラミングを習得し、就職するまではだいたい数カ月で達成可能
例えば、未経験からプログラミングを学ぶためにはプログラミングスクールを使うことが多いですが、一般的なプログラミングスクール受講者は、だいたい1〜3ヶ月で就職するためにスキルを習得し、実際に就職や転職に成功しています。
加えて、優良プログラミングスクールの就職決定率は90%を超えます。ですから、ほぼ全ての人が、プログラミングを学んで就職まで実現していることがわかるかと思います。
そのため、未経験の方であっても、プログラマーになることが可能なんですよね。
中でも「派遣プログラマー」は就職難易度が低い
加えて「派遣プログラマー」の場合、正社員プログラマーより就職難易度は低いです。
実務経験がなくても大丈夫なところも割合として多いですし、学歴や経歴に自信がなくても大丈夫。
だからこそ、ちゃんと準備して臨めば、あなたも派遣プログラマーにはなれますよ。
敢えて派遣プログラマーを選ぶと良い人とは?【ステップアップ目的がオススメ】
「でも派遣社員って実際どうなんだろう?不安定じゃないのかな…」
正社員ではなく敢えて派遣社員を選ぶ場合ことって、実際アリなのでしょうか。
結論、派遣を「ステップアップの機会」として利用したい方は、派遣プログラマーという選択はアリだと個人的には結論付けてきます。
ステップアップの機会とは?例えば「2年後のフリーランス独立」
ステップアップの機会とは、例えば、「実務経験2年積み、その後にフリーランスエンジニアを目指したい」ような場合ですね。
前述通り、今はIT人材が世の中的に不足していますが、この事情はフリーランスも変わりません。そのため、最近は実務経験数年でフリーランスになるプログラマーも多く存在するんですよね。
派遣社員の場合、正社員より残業や責任が少ない上に、自分が参画する仕事を調整しやすいメリットがあります。そのため、自分が身に付けたい分野のスキルを集中して学ぶ環境が作りやすいです。
そのため、自分がスキルを伸ばしたい分野、独立したい分野を集中的に学ぶことも、派遣プログラマーなら目指せやすいです。
もちろん派遣社員のため、正社員よりは雇用の安定性は劣ることは事実。それでも独立を見据えて経験を積むなら、そもそも雇用の安定性は必要ないですよね。
プログラマーの場合、雇用形態よりも「スキル」や「経験」こそが最も財産であり、安定に繋がるものです。
ですから、真の安定を見据えた上で、ステップアップの中継地点として「派遣の道」を選ぶことは、個人的には合理的な選択だと思いますよ。
なお、正社員と派遣社員のどちらを目指すかについては「「正社員 vs 派遣社員」エンジニアのキャリア選択はどっちがおすすめか結論」でもわかりやすく比較解説しています。まだ迷っている方は、上記記事も参考にどうぞ。
ということで、ここからは「派遣プログラマーを目指す前提」で、話を続けていきますね。
未経験から派遣プログラマーになる最短かつ確実な手順
- 派遣エージェントに登録し、自身に足りないスキルを把握する
- 並行して、プログラミング学習する
結論、上記の2つを行えば、未経験から派遣プログラマーになることは十分可能です。
それぞれ詳細を解説しますね!
1. 派遣エージェントに登録し、自身に足りないスキルを把握する
まずは派遣エージェントに登録すること。これが第一歩です。
登録の目的としては、仕事を紹介してもらうことはもちろんですが、それ以上に「自分に足りないスキルを明確化すること」です。
派遣エージェントはたくさんの求職者や企業と日々接点を持っていいます。そのため、どのような経験やスキルを持った方ならプログラマーとして働けるか、そのリアルを粒度高く把握しているんですよね。
ですから、派遣エージェントに相談をすれば、自分が参画できそうな仕事はどれか。また今は参画できないけど、この経験やスキルを持っていれば参画できる仕事なども正確に把握することができます。
だからこそ、エージェントにまず相談することが必要です。
そこで自分に足りないスキルを確認しつつ、そのスキルを日々の学習で補っていくことが効率的ですね。
どこの派遣エージェントがおすすめ?
なお、派遣エージェントにもたくさん企業がありますが、プログラマーや業界内でも評判が高く、個人的にもおすすめなエージェントはパーソルテクノロジースタッフです。
パーソルテクノロジースタッフは派遣領域では名実ともに高かった「インテリジェンスの派遣」と「テンプスタッフ・テクノロジー」が統合したサービスです。
派遣プログラマー領域では業界トップクラスのエージェントであり、未経験からでもチャレンジできる仕事も多く存在します。安心して利用したいなら、パーソルテクノロジースタッフが最適ですね。
なお、利用のためにはマイページを開設する必要がありますが、手間を惜しまず開設さえしておけば、日々出てくる新規優良求人を優先的に紹介してもらうことが可能です。
優良求人は日々誕生しており、逃さず自分の手元に届くようにしておくことが、良い環境で働くためには必要不可欠です。良い準備をした人が、良い環境で働くことを実現しやすくなるからです。
だからこそ、面倒くさがらずに、まずは登録だけでも済ませておきましょう。そうすれば、3ヶ月後、半年後に笑っていられますから。
なお、その他のエージェントは、現役エンジニアおすすめITエンジニア専門派遣会社TOP4【徹底比較】で紹介しています。パーソル含めて比較紹介しているので、利用の参考にどうぞ。
2. 並行して、プログラミング学習する
エージェントの相談と並行して、プログラミング学習を進めておきましょう。
プログラミング学習はプログラマーになるなら遅かれ早かれ必要です。実際に就職してから学ぶこともできますが、一定のスキルは事前に身につけておいた方が、立ち上がりが圧倒的にスムーズになります。
だからこそ、今のタイミングから学んでおきましょう。
プログラミングのおすすめな勉強法2つ
プログラミングのオススメな勉強方法としては、以下の2つの混合が良いですね。
- ステップ1:Progateで基本をサクッと学ぶ(期間:1週間程度)
- ステップ2:プログラミングスクールで本格的に学ぶ(期間:1〜3ヶ月程度)
この2つです。
まずプログラミングの基本はProgateでOKです。
Progateはプログラミング学習サイトで無料で使える範囲と、有料で使える範囲が分かれていますが、無料の範囲で基礎は十分学べます。なので、まずはProgateを1週間くらい短期集中で学んでみることが良いです。
並行して、本格的にプログラミングスクールに通うこと、これが初心者にとって間違いない方法です。
例えば僕がエンジニアになった際は「独学」と「プログラミングスクール」の両方を試しましたが、スクールの方が圧倒的に効率的に学べましたね。
独学とスクールの比較【実体験より】
参考までに、僕自身が独学とスクールを行った経験から両者を比較すると、
- 独学・・・出口の見えない暗闇をさまよっている感覚。かなりきつかったし、実際に挫折してしまった。独学の挫折率は90%を超えるくらいで、多くの人も同じような状況
- スクール・・・出口の明かりが見えている状態で、信頼できるメンターが付き添ってくれる感覚。僕は独学で挫折後、スクールを利用してスキルを習得できました。自信がない方こそ、プログラミングスクールで学習することが圧倒的な近道
上記の通りです。
やはり独学はハードル高めですね。もちろん独学でスキル習得している方もいますが、全体から見れば圧倒的に少数派です。
ですから僕のような凡人は、プログラミングスクールで学習しておくことが無難かと思います。
僕が実際に使ってよかったプログラミングスクール
なお、僕が実際に使ってよかったプログラミングスクールは「現役エンジニアおすすめプログラミングスクール5社【徹底比較】」でまとめています。
上記記事では僕が実際に使ったスクールを中心に、体験談つきで紹介しています。
ネットの記事をみると、スクールを受講したことがない方が書いている記事が散見されるため、実際に利用してレビューしている上記記事は参考になると思います。
オススメのプログラミング言語は「Ruby」「PHP」
なお、プログラミング言語にはたくさん種類があり、初めてだとどの言語を学ぶか悩むと思います。
その場合のオススメの言語は「Ruby」「PHP」が良いですね。どちらもWeb系言語であり、収入がよく、リモートワークや週3勤務などの働き方も実現しやすいです。
僕は「Ruby」を最初に勉強しましたが、結論良かったですよ。今ではリモートワークしつつ週3で働くこともできるようになりました。控えめに言っても学んでよかったですね。
より詳しい言語の比較は「【2019年最新】需要がとにかく高い人気プログラミング言語4つ【現役エンジニアが解説】」で解説しています。
結論:未経験でも派遣プログラマーになることは可能【行動しよう】
繰り返しになりますが、現在はプログラマーの数が圧倒的に不足しています。そのため学歴や経歴関係なしに、驚くべきことにどんな方であっても、プログラマーを目指すことが可能です。
正社員や派遣社員としていずれかの企業で働き、実務経験を数年積んでいけば、フリーランスエンジニアとして独立することができます。フリーランスエンジニアになれば年収1,000万円やリモートワーク、週3勤務で年収500万円など、自由な働き方を実現することもできます。
「自分には関係ない」と思っていたそういう未来は、行動”さえ”起こせば、実は手に届くところにあるんですよね。
この事実に気づいた方は、既に行動を起こしています。当然ながら年齢を重ねるほど未経験転職は難しくなるため、特に「20〜30代」の方は急ぎましょう。
人気記事現役エンジニアおすすめプログラミングスクール5社【徹底比較】
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