社内SEへの転職は難しいが十分目指せる【リアルな難易度と正しい転職手順】

どうも。フリーランスエンジニア兼転職エージェントのYutoです。さて、最近以下の質問をいただきました。

 

Yutoさん。初めまして。私は現在システムエンジニアとしてSierで勤務をしている26歳です。現在、社内SEへの転職を検討して調べていたのですが、社内SEへの転職は難しいとの情報をよく目にします。実際のところ、社内SEへの転職は難易度が高いのでしょうか?

 

ご質問ありがとうございます。社内SEへの転職についてですね。

 

早速結論ですが、社内SEへの転職は、一般的に難易度は高めです。なぜなら、人気の仕事だからです。

 

とはいえ、社内SEへの転職が無理かというとそうではなく、ちゃんと行動していけば、社内SEへ転職することは十分可能です。なので、悲観的になる必要は一切ありません。

 

そこで本記事では、社内SEへの転職難易度をはじめ、どのように行動していけば社内SEになれるのかを解説します。

 

なお、「エンジニア経験がある方」と「エンジニア経験がない方」、どちらにとっても、社内SE転職を実現するためのステップを紹介します。なので、現時点の経験有無問わず、参考にしてもらえたらと思います。

 

なお、社内SEの仕事内容については、【社内SEになるには】失敗せずに転職する方法や必要スキルを全てまとめた【未経験OK】の記事で紹介していますので、こちらも合わせてどうぞ。

 

社内SEの転職が難しい理由【難易度】

冒頭の通り、社内SEへの転職は一般的に難易度は高めです。

 

なぜなら、社内SEの仕事は人気ゆえ、競争倍率が高いからです。

 

社内SEの競争倍率

社内SEの転職倍率は公表されていませんが、個人的な体感値としては、一般的なSEよりも倍率は低めです。

 

求人倍率は「一人当たりの求人件数」を表しますから、倍率が低いほど、競争が激しいことを意味します。

 

なので社内SEは、倍率が低いということは、一般のSEよりも競争が激しいということになりますね。

 

SEの求人倍率を見てみる

以下は、転職求人倍率の実際のデータです。

 

出典:doda 求人倍率レポート

 

「技術系(IT・通信)」がエンジニアとなりますが、倍率は「4.92倍」ですね。

 

これは一人当たり4.92件の求人があるということです。他の仕事と比較すると、明らかに倍率が高いことがわかりますね。

 

これが「エンジニアは人手不足」と言われる根拠です。需要に対し、とにかくエンジニアの数が足りていないんですよね。。。

 

少し話が逸れましたが、、社内SEの場合、上記に倍率記載はありませんが、この倍率よりももっと低くなります。

 

なので、一般的なSEより、転職難易度は高いんですよね。

 

社内SEが人気な理由

じゃあなんで社内SEはここまで人気なのかというと、一言でいえば、社内SEは働きやすい仕事だからです。

 

社内SEが働きやすいポイントは、以下の通りです。

 

社内SEの働きやすさポイント

  • 納期が厳しい案件が少ないため、プライベートの時間を確保しやすい

 

上記の通り。

 

社内SEはクライアントワークではなく、自社のシステムやインフラの運用を行ったり、社員からのITに関する問い合わせを受けたりします。ですから、一般的なSEよりも、納期が厳しい案件が少ないんですよね。

 

プライベートを充実させながら、お金をもらって経験も積める。そんな仕事が、社内SEの特徴とも言えますね。

 

もちろんデメリットもある

一方、社内SEにもデメリットもあります。

 

例えば、業務時間外に急なトラブル対応が舞い込んでくることもあったりします。

 

また中には、社内のIT問い合わせばかりに対応していて、それがつまらなくて辞めてしまうエンジニアの方も、僕は過去に見てきました。

 

全部が100%満足できる仕事があれば良いで。ですすが、往々にして、そのような仕事は存在しないことが現実ですよね。

 

とはいえ、総じて働きやすい仕事であることは間違いない

とはいえ上記の通り、総じて働きやすく、満足度が高い仕事であることは間違いありません。

 

だからこそ、社内SEは人気の職種となっており、多くのエンジニアや未経験者が志願しているんですよね。

 

じゃあどうやって行動すれば、社内SEに転職できるのか、その方法に移りますね。

 

社内SEへ転職を成功させるには【後悔しないための方法】

結論、あなたが「エンジニア経験者」か「未経験者」かによって、方法は分かれます。

 

まずは「経験者」の場合の方法から紹介しますね。

 

経験者の場合

  1. 転職エージェントに相談する
  2. (経験が足りていれば) 面接に進んで転職する
  3. (経験が足りていなければ)現職もしくは転職して、経験を積む

 

必要なステップは上記の通りです。

 

エンジニア経験者の場合は話が早く、転職エージェント経由で転職活動をすればOKです。

 

転職エージェントとは?

転職エージェントは専任のプロのコンサルタントがあなたに付き、求人紹介から転職サポートまで、すべて一貫してサポートしてくれるサービスです。

 

転職エージェントでは、プロのコンサルタントがあなたの経歴を見た上で、受かりそうな社内SEの求人を一つずつ紹介してくれます。そのため、自分が本当に目指せる仕事がスムーズに見つかることが、転職エージェントの良さですね。

 

一方、経験が足りていないと判断されれば、逆にどんな経験をこれから積んでいけば良いか、そのアドバイスをくれることも、転職エージェントの役割の一つです。

 

ゴールがわかれば、あとは逆算して行動するだけですよね。

 

転職エージェントに相談すれば、自分に足りているもの、足りないものが可視化されます。なので、あとはそのギャップを埋めていけば、転職できるようになります。

 

だからこそ、まずはコンサルタントに相談することが第一歩ですね。実際に自分を可視化してみて、その後の行動を考えていけばOKです。

 

なお、僕自身も過去に使ってよかった転職エージェントは以下の記事でまとめています。興味あればどうぞ。

 

社内SE転職に強いおすすめの転職エージェント👇

【2022】ITエンジニア転職で本当に役立った転職サイトと転職エージェント

 

未経験者の場合

  1. プログラミングスキルを身につける
  2. エンジニアやプログラマーとして就職/転職する
  3. 実務経験を1〜2年積み、その後社内SEに転職する

 

未経験から社内SEを目指す場合、ステップは上記の通りです。

 

未経験からいきなり社内SEは難しい

未経験の場合、残念ながら、最初から転職エージェント経由で社内SEになることは、かなりハードルが高いのでおすすめしません。

 

なので、まずは「プログラミングスクール」でスキルを身につけ、エンジニアやプログラマーとして転職し、実務経験を積むことからスタートです。

 

どうやってプログラミングを学び、転職すればいい?

現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール5社【徹底比較】」の記事で紹介しているようなスクールを使えば、3ヶ月以内にエンジニアとして転職し、その後転職を実現することが可能です。

 

【2022年度版】おすすめプログラミングスクール18選。180件の口コミを徹底比較した結果はコレ!

 

一般的には「3年前後の実務経験」が、社内SEの転職では求められがちです。ですが、1〜2年くらいで転職した方も僕は知っているので安心してください。

 

このように、階段を一歩ずつ進んでいけば、未経験からでも社内SE転職は可能です。

 

その他、社内SE転職で気になりそうなことは、【社内SEになるには】失敗せずに転職する方法や必要スキルを全てまとめた【未経験OK】でまとめて紹介しています。興味あれば、こちらも参考にどうぞ。

 

【社内SEになるには】失敗せずに転職する方法や必要スキルを全てまとめた【未経験OK】

 

まとめ

記事の内容をまとめます。

 

  • 社内SEへの転職は人気ゆえ、他の職種より難しい
  • 経験問わず、正しく行動すれば、社内SEは十分目指せる

 

上記の通りです。

 

社内SEへの転職は難しいことは事実です。ですが、実際に多くの人が転職を成功させていることもまた事実です。

 

経験が浅い方でも転職している事例は多くあります。だからこそ、まずは行動することが何より重要ですね。

 

この人手不足のご時世、転職エージェントに相談してみたら、自分では予想していなかったような優良企業を紹介してもらえたなんてことは、そこら中に今この瞬間でも起きていることです。

 

つまり、今までは目指せなかったような1ランク、2ランク上の企業へ転職することも叶ってしまうのが、今のタイミングなんですよね。

 

ですが、この状況はいつまで続くかは誰にもわかりません。特に転職市場は「景気」と連動していますから、一度景気の風向きが変わると、状況は一変することになります。

 

景気が悪くなった時、企業は真っ先に「広告費」や「人件費」を削りますからね。そうなってしまったら、当然ながら社内SEの転職枠は減りますから、転職難易度は今より遥かに高くなります。

 

だからこそ、社内SEへの転職を少しでも検討しているなら、まずは行動してみることが吉ですね。

 

行動しながら考え、決断をしていく。これが変化の激しい今の時代の動き方だと思いますよ。実際に転職で失敗を回避している人ほど、転職エージェントで情報収集したりと、ちゃんと準備してますからね。

 

ということで、本記事は以上です。

 

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