- 「プログラミングをこれから勉強しようと思っているけど、何をどうすればいいかわからない。初めてのプログラミングではどういう言語がおすすめで、どういうツールや勉強法をしていけばいいか、わかりやすくまとめているサイトはないかな?」
僕がまだプログラミング初心者で、「これからプログラミングを始めよう!」と思ったときは、上記のような疑問を持っていました。そんな疑問に、本記事では答えていきます。
僕の経歴
フリーランスエンジニアとして働きながら、プログラミング学習法やエンジニアのキャリアについて当ブログを通じて発信しています。
今回は、「はじめてのプログラミングにおすすめのものシリーズ」として、おすすめの言語や学習ツール、勉強方法などを一覧にしてまとめてみました!これからプログラミングを学ぼうと思っている方は参考にしてみてください。
【入門】初めてのプログラミングにおすすめのリスト
今回ご紹介するのは以下の項目です。
- おすすめの言語
- おすすめの学習ツール
- おすすめの勉強法
この3つで、プログラミング初心者におすすめのものをご紹介していきます。
おすすめの言語
- Ruby or PHP(Web系言語)
結論、上記の2言語がおすすめです。本来は「Webサービスを作りたい」「アプリを作りたい」「ゲームを作りたい」などの「作りたいもの」に応じて言語は変わってきますが、ここでは作りたいものが自分でわからない場合を想定して書いていきます。
明確に作りたいものがわからない場合、RubyとPHPをおすすめする理由は3点で、以下の通りです。
- 需要が高い
- 収入が多い
- 自由度が高い
需要が高い
まずは上記のデータをご覧ください。上記は言語ごとに、フリーランスエンジニアの案件がどれくらい世の中にあるか、統計を取ったデータです。
まずはPHPについて。PHPは全体の19.3%と、29%のJavaについで2位となっています。PHPとJavaだけで全体の約半分くらいを占めているので、いかに需要が高いかは見て取れるかなと思います。
一方、これを見るとRubyは4.4%で、一見数が少ないように見えますが、Rubyは最近案件数が増えてきており、将来性が高い言語なのでおすすめしています。クックパッドやTwitterなどはRubyで作られていますし、Web系ベンチャーを中心にRubyを扱っている企業が今はとても多くなっています。
プログラミング言語を選ぶ場合、この「需要」という観点はとても大切です。おそらくあなたはプログラミングを学んで仕事をしたいと思っているかなと思いますが、需要がない言語は、当然ながら仕事の数も少ないです。
せっかく苦労してプログラミングを身につけて、仕事がなかったら悲しいですよね。だからこそ、これからプログラミングを始める初心者の方は、需要のある言語を選んでおくことが無難です。
そうすれば仕事をこなしながら別の言語は後からいくらでも習得できますから。この「需要」というのは、プログラミング言語を選ぶ上で非常に重要なので、上記のデータを見ながら、言語を決めると良いと思います。
収入が多い
RubyやPHPはWeb系の言語ですが、Web系の言語は最近特に収入が良いです。
具体的に金額を言ってしまうと、フリーランスのWebエンジニアであれば、20代で月50万円くらいは普通に稼げますし、1,000万円以上稼いでいる20代も割といるほどです。
信じられないかもしれませんが、都内のスタバでMacbookを開いてカタカタ作業している若者が、実は大手企業の課長クラスの年収をもらっているのが、いまのWebエンジニアの年収事情です。
参考Webエンジニアの平均年収の実態【売り手市場がもたらす年収増】
自由度が高い
もしあなたが在宅勤務や週3勤務といった自由な働き方を目指したいなら、Web系の言語がおすすめです。
需要が高く、収入の大きい言語でいえば、前述したJavaも当てはまります。むしろ、Javaの方がRubyやPHPより案件も多いので、そういう意味では魅力的な言語です。
ですが、Javaのような業務系の言語の場合、在宅勤務や週3勤務といった自由度の高い働き方ができる案件が少ないんですよね。
ですから、もしあなたがリモートワークなど自由な働き方がしたくてエンジニアを目指すなら、RubyやPHPがおすすめです。これは以下のように、他のエンジニアも同意見のようですね↓
いろんなエージェントの担当者やスクールの運営者と話すけど、みんなリモートワークしたいなら、RubyかPHPにしとけって言ってるよ
Javaをオススメする人なんていない
「エンジニア = 自由な働き方」ってのは違うから、働き方を重視するならどういうエンジニアになるか考えないといけない
— とだこうき@東フリCTO (@cohki0305) September 21, 2018
おすすめの学習ツール
基本的にはインターネット上で使える学習ツールがおすすめです。Progateやドットインストールあたりが有名です。
参考現役エンジニアが「プログラミング学習サイト」を5つ厳選してみた【ほぼ無料】
なお、プログラミングを勉強しようとして「本」を買って勉強しようとする初心者も多いですが、個人的にはあまりおすすめしていないです。
プログラミングの、特に学習初期段階は、できるだけ手を動かしながら実践形式で学んだほうが、成長速度は早くなります。ほんの問題は、どうしてもインプット重視になってしまい、手を動かす時間が奪われてしまうからですね。
上記のようなインターネット上の学習ツールであれば、基本手を動かしながら実践形式でできるものばかりです。ですからこれからプログラミングを始めるなら、上記のような学習ツールをメインに基礎を2週間ほどで叩き込んで、次のステップに移ると良いですよ。
おすすめの勉強法
- 最短でプログラミングを習得したいなら→プログラミングスクールを利用する
- 時間をかけても安く済ませたいなら→独学する
プログラミングのおすすめの勉強法は、上記の通りです。
最短でプログラミングを習得したいなら→プログラミングスクールを利用する
「使える時間もそんなにたくさんないし、勉強するなら効率的に習得したい」スピードや効率性重視なら、プログラミングスクールを利用することがおすすめです。
初心者がプログラミングスクールを使うメリットは、何と言ってもわからないことを聞く相手ができることですね。多くのプログラミングスクールの講師は現役のエンジニアなので、聞けばなんでも答えてくれます。
プログラミング学習の場合、この「わからないことを聞く相手の存在」が凄く大事です。なぜなら、プログラミング学習の初期は、とにかくわからないことが頻出するからです。
プログラミングの場合、どんどん手を動かしながら勉強することが良いと先述しましたが、わからないことで1時間も2時間も時間を消費するより、わからないことは現役エンジニアに聞いて1分、2分で解決していったほうが、早くプログラミングは習得できます。
参考現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール4社【徹底比較】
時間をかけても安く済ませたいなら→独学する
もう一つの方法は独学です。先述した学習ツールなどを使い、一人で勉強する方法ですね。
独学のメリットは費用が安いことです。有料の学習サイトを使っても、プログラミングスクールのように、月に10万円以上することはほぼありません。
ただし、プログラミングスクールと違い、わからないことを聞く相手がいない分、やはり時間はかかります。プログラミングスクールなら1〜3ヶ月くらいで十分ですが、独学の場合、半年以上は見ておいたほうが良いですね。
ただ、最近は費用が安いプログラミングスクールも多く出ていますので、独学のメリットはだいぶ薄れてきたかなと感じます。これからプログラミングを勉強する人であれば、プログラミングスクール一択で良いと思いますよ。独学だと90%近くの人が挫折するという定説もありますが、プログラミングスクールなら挫折も少ないですし。
参考プログラミングスクールと独学。初心者が本当に選ぶべきはどっち?【結論です】
プログラミングは初めてでも数ヶ月あれば習得できる
初心者には朗報ですが、プログラミングは初めてでも、数ヶ月あれば習得できます。
プログラミングって難しい印象があると思いますが、実はそこまで難しくないです。前述通り、独学だと数ヶ月は厳しいですが、プログラミングスクールを利用すれば、1ヶ月、2ヶ月でも基本は習得できてしまうんですよね。
だからこそ、「プログラミングって難しそうだな…」「自分にできるか不安…」と、このように悩んでいる時間があったら、とりあえずトライしてみれば良いと思います。迷っている間にスキル習得できますから、まず行動することが何より大切だと思いますよ!
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