「プログラミングを学ぼうと思っているんだけど、短期集中でやりたいな。できれば1ヶ月で習得したい。でも、1ヶ月の短期集中でプログラミングを習得するためには何をどうやって勉強すればいいんだろう?」
今回はこういった疑問に答えていきます。
本記事の内容
- プログラミングを1ヶ月で習得した体験談(実例)
- プログラミングを1ヶ月やって到達できるレベル
- プログラミングを1ヶ月で習得するための手順
これを書いている僕は現在エンジニア。ただ、もともと新卒でエンジニアになった訳ではなく、社会人途中からプログラミングを学んでエンジニアになりました。独学を少しやりましたが挫折し、その後にプログラミングスクールに1ヶ月通ってRubyを習得しました。独学の期間にはほとんど成果は出なかったので、実質1ヶ月でスキル習得をした感じかなと思います。
Contents
プログラミングを1ヶ月で習得しました
冒頭の通り、僕はプログラミングを1ヶ月短期集中で学びました。言語は冒頭の通り、Rubyです。
- プログラミングを学ぼうと思い立つ
- →独学で本やネットを使ってプログラミング学習
- →挫折する
- →再起動、プログラミングスクールに1ヶ月通ってスキル習得
- →友人の会社の簡単な案件を請けたりして実践を積む
- →フリーとして仕事を請けるようになる
こんな感じです。独学期間を挟んだとはいえ、ネットや本を買って勉強してもほとんど頭に入ってこなかったので、実質その後のプログラミングスクール の1ヶ月でスキル習得したようなところです。
実際に1ヶ月短期集中で勉強した感想としては、プログラミングは1ヶ月でもスキル習得できるということです。僕の周囲でもプログラミングを1ヶ月で習得した人はたくさんいますし、これは実体験を通じて感じたことですね。
1ヶ月で到達できるプログラミングのレベルとは?
じゃあ1ヶ月で到達できるレベルは具体的にどれくらいかというと、
- エンジニア就職や転職ができるレベル
このレベルには、1ヶ月の勉強でも到達できるかなと思います。実際、1ヶ月でエンジニア就職・転職を実現している人はたくさんいます。もちろん、1ヶ月でどんなサービスでも自由に開発できるレベルにはなりませんが、就職・転職できるレベルまでは到達できるかなと思います。
じゃあ就職できるレベルはどれくらいかというと、
- エンジニア就職できるレベル=基本学習を終えた段階で十分
実はこのレベルで十分です。より詳細をいえばエンジニア就職・転職を目指すルートによって変わりますが、最低限基本スキルをやっておけば、エンジニア就職・転職できる道はあるので安心してください。その辺りについてはプログラミングで就職できるレベルってどれくらい?【プログラマーになる手順付き】に書いてるので詳しくはこちらをどうぞ。
プログラミングを1ヶ月で習得するための手順
- 大前提は、プログラミングスクールを活用すること
上記の通りです。具体的なスケジュールとしては
- 1週間 :基本知識の習得
- 2-4週間:サービス開発の実践
こんなイメージです。ちなみに僕が受講したTechAcademy [テックアカデミー]は、以下のようなカリキュラムでした。
- HTML/CSS:12時間
- Bootstrap:6時間
- Git:5時間
- ポートフォリオ:5時間
- Ruby:10時間
- メッセージボード:20時間
- Twitterクローン:30時間
- モノリスト:30時間
- オリジナルサービス開発:40時間
僕が実際に使った実際のカリキュラムです
TechAcademyもだいたい基本は1週間くらいで終わるようになっていて、後は実際にサービスを作ったりする実践でした。僕はこのカリキュラムに沿って1ヶ月集中して勉強したことで、簡単なWebサービス開発ができるくらいにスキルアップすることができました。
早く習得するコツは、「実践しながら学ぶこと」
物事を早く習得するコツは、実践しながら学ぶことだと思います。プログラミングもまさにそうで、ネットや本の情報をただ眺めているだけではできるようにはならず、実践するからこそできるようになっていきます。
ですから、これからプログラミングを学ぶなら、とにかく手を動かすこと、これが大切だと思います。悩んでいるくらいなら手を動かす、どんどんコードを書く。そうしていくうちにプログラミングにも慣れていきますし、結果1ヶ月という短期間でもスキル習得できると思います。
天敵は「エラー」
1ヶ月という短期間でプログラミングを習得する場合、一番の天敵は「エラー」だと思います。プログラミング学習にはエラーがつきものでして、このエラーに対処するのに時間がかかります。特にプログラミングを始めたばかりの初心者だと、一つのエラーに対処するのに1時間や2時間という時間を消費することもザラにあります。僕は独学の時そのことに気づいてしまったので、挫折してやめてしまったんですね。
繰り返しますが、プログラミング学習の天敵はエラーです。このエラーで立ち止まる時間や回数をいかに減らすかが、1ヶ月でスキル習得するためには必要なことだと思います。
時間を優先するならスクール一択
そんなエラーで立ち止まる時間や回数を減らす方法が、プロのエンジニアにどんどん質問をすることです。プログラミングスクールを使えばプロのエンジニアが常にサポートしてくれるので、立ち止まる時間をなくすことができます。
独学だと半年〜1年くらいかかりますし、1ヶ月という短期間でプログラミングを勉強するなら、迷わずスクールを活用する必要があります。時間を優先するならプログラミングスクール一択ですね。
おすすめのスクール
おすすめのスクールもご紹介しておきます。まずは僕も受けたTechAcademy [テックアカデミー]ですね。TechAcademyはオンライン受講なので、遠方にお住まいの方でも受けられます。初心者向けの定番スクールという立ち位置なので、どんな方でも安心して受けられる代表的なスクールの一つかなと思います。
受講費用はコースにもよりますが、定番のWebアプリケーションコースだと1ヶ月で129,000円(税抜)です。TechAcademyは7日間の無料体験もやっているので、すぐに試したい方はまずはトライしてみると良いと思います。
一方、エンジニア・プログラマー就職を見据えているなら、就職支援付きスクールを活用することがおすすめです。なぜなら就職支援付きスクールの場合、無料で受けられるスクールがあるからです。
上記のTechAcademyは学習のみでして、就職や転職を考えているなら、学習だけじゃない、就職サポートがセットになったスクール選んだ方がお得です。スクールの費用対効果は物凄く高いですが、1ヶ月で10万円以上かかるのは事実ですからね。就職支援付きスクールにも数がありますが、自信を持っておすすめできるスクールは現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール4社【徹底比較】の記事でまとめていますので参考に選んでみてください。
言語はどれを選んで勉強すればいい?
- Java
- PHP
- Ruby
もし特定の学びたい分野がないなら、この3つのどれかを選べばOKです。なぜならこの3つの言語は需要があり、潰しも効きやすいからです。C#などもよく名前が上がりますが、個人的には最初の言語としてはおすすめしていません。なぜなら上記の言語より需要が少ないからです。
もちろん、目的があればその目的に沿った言語を最初から選ぶべきです。機械学習を学びたいならPython、iOSアプリを作りたいならSwiftとかですね。でも、特にこだわりがなく、まずはプログラミングを学んでみたいという感じであれば、需要のあるJava、PHP、Rubyあたりが良いんじゃないかなと。僕はその観点でRubyを最初に選びました。
というのが僕の見解です。プログラミング言語選びに正解はないですが、納得いく言語を選べると良いですね。まぁ一つの言語を学べば次の言語は習得しやすくなりますから、そこまで神経質にならなくても良いと思います。初心者の言語選びについてはプログラミングで最初に学ぶべき言語→迷うならこの3つから選びましょう【エンジニアが解説】の記事で詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
1ヶ月でもプログラミングは習得できる
まとめます。
- 1ヶ月でもエンジニア就職・転職するレベルのプログラミングは習得できる
- とはいえ、1ヶ月は短期なので効率的にやらないと厳しい(独学× スクール○)
こんなイメージです。プログラミングは1ヶ月でも習得できるんですから。1週間も2週間も悩んでいる時間自体がもったいないです。ですので、迷っている方は、まずは今日からTechAcademyの1週間の無料体験にトライしてみると良いですね。1週間やってみて、そこで本受講するか決めると良いと思います。
1ヶ月は短いです。あっという間に過ぎていきます。迷っている時間があるなら、まずは行動を起こしましょう!